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shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2007年 04月 30日

機動戦士ガンダムUC 第5話のこと

・他所でも書いたんですが、やっぱりちょっとゆっくり過ぎると言うか、盛り上がりに欠けているという感じがします、Sect.1。
 幾ら文芸という面はあるにせよ、元がロボット活劇なのだから、そこから派生するものにも自ずと同じものが求められるのではないか、と思うのですがね。映像のあるノベライズでないオリジナルであるのなら、尚更なのではないでしょうか。
 次回はクシャトリアとロンド・ベルのリゼル、ジェガン混成部隊との戦いが描かれるようですが、個人的にはそういうのはすっとばして早い所ユニコーンを出すべきではないのかな、とか思います。



・冒頭は主人公が、友人が主催する開放的なパーティに参加している場面から。正直、このシーンを呼んで想像したのは「限りなく透明に近いブルー※」でした。
※「限りなく透明に近いブルー」については、下記リンクを参照のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%90%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8F%E9%80%8F%E6%98%8E%E3%81%AB%E8%BF%91%E3%81%84%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC
 いや、まあ、あくまで印象だけですが。
 確かに従来のガンダムシリーズではなかった種類の場面ではありますが、これが果たしてどうやってユニコーンのコクピットにまで繋がっていくのかは未知数ですね。

・カーディアスとジンネマンの腹の探り合いが続いていましたが、結局は決裂。ネオ・ジオンは強硬手段に出ます-って、今回は姫さんの出番が殆どなかったですね。

・ギラ・ズールは旧式のアームレイカーを採用しているのは、従来型のOSを使い回す為。っと、いうことはリゼルはスティックタイプの操縦桿なんでしょうね。
 しかし、どこがネオ・ジオンというか『袖付き』のMSを製造しているんでしょう。アナハイムからサイコフレームの供給が受けられない、という話が本当ならアナハイムという線もないような気がするんですけどね。
 よもや、サナリィやブッホ・エアロダイナミクスってことはないと思うんですが。

・そのリゼルですが、どうやら『Zガンダムを洗練化した護衛機の指揮官』という意味の英単語の頭文字を取ったものですね<Re-fine Zeta-gundam Escort Leader>。
 地球連邦軍の量産型MSとしては、アッシマーに次ぐTMSではないかと思います-Zplusを入れれば三番目になるのでしょうか。
 全体の印象としてはZガンダムをベースに、メタスのデザインラインや意匠を組み込んだ、という感じです(バックパックや肩部、股間のでっぱり)。
 個人的にはS.F.S.として運用するなら、試験的に導入されたMAで良かったんじゃないのかな、とも思いますが(イメージとしては、「クロスボーン」で木星帝国軍が運用していたやつみたいなもの)。
 これなら、機体性能そのものは高く評価されたものの、MS信仰の根強い連邦軍上層部の受けが悪く、正式採用には至らなかった-みたいな逃げも出来ると思うんですけれどね。

・特殊部隊ECOASの虐殺っぷりは兎も角、対サイコミュ兵器戦術はちょっと拍子抜けでした。てっきり、機械的に再現した単純ではあるが強力な感応波を広範囲に放射することで、サイコミュの無線誘導機能を妨害する、とかやってくれるのかと思ったので。

・<インダストリアル7>の一部住民がコロニービルダー近くのブロックに逃げ込んでいるので、更にそこからコロニービルダー内部になだれ込むのではないかと思います。
 バナージはその混乱に乗じて進入し、オードリーと再会。そのまま、瀕死のカーディアスに『箱』とユニコーンを託され、脱出ってな流れになるんですかねえ。
 しかし、このままだと『袖付き』ことネオ・ジオンも敵ですし、ロンド・ベルを含む連邦軍も敵。となると、ビスト財団が密かに建造していたユニコーン専用運用艦があって(クルー込み)、それに収容される、くらいしか思いつきません。
 大穴で、そのまま地球に降りて「マフティー」の世話になるとか。

・で、そう言えば今作の主人公・バナージが感じている居心地の悪さや苛立ち、というのは歴代ガンダムの中でもひときわ異彩を放っているように思えます。
 これは青春ものに見られる思春期特有の症状であるのですが、不思議と過去のガンダム作品の主人公とは縁遠いものであったような気がします。少なくとも、市井の少年が“ガンダム”に乗り込む動機ではなかったと思うのです。
 このままではバナージは自分の感覚を肯定され、日常ではない何処かに居場所があると言う想像を実現させる形でユニコーンに乗り込んでしまうのでしょうか。だとするなら、それはあまりに危険なのではないかとも思うのです。
 が、これは先走った想像ですね。まだ、先は長い物語なのですから、もう少し腰を落ち着けてお付き合いせねばならないのでしょう。見切りを付けるのはそれからです。

by shunichiro0083 | 2007-04-30 23:30


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