shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2005年 06月 27日

PHASE-36 アスラン脱走

・やはり、レジェンドの動力源は新型のものだったようです(OS起動画面参照のこと)。どうやら新型の動力源というのは、デュートリオン送電システムからスピンオフしたものではないかと推測します(レジェンドのOS・G.U.N.D.A.M.の頭文字の内「D」はDeutrion)。
 この辺りについての解説はHJ誌の今月号の「MSV」にさわりが載っていますので、興味のある方には、ご一読をお薦めします-僕はチンプンカンプンでしたが。

・さて、今までチラホラと出ていた議長の黒い面がそろそろ所構わずに現れるようになって来ました。
 どうやら議長の主義主張は単なる選民主義ではなく、議長が定めた役割を個々人に押し付ける、一種の統制社会であるようです。まあ、確かにそれなら戦争もなくなるでしょうが、それの代償に人間の大部分は自由意志を奪われてしまうことになるのではないですかね。少なくとも、職業決定の自由がなくなるのは確定です。
 で、それに逆らう者は叛乱分子と認定され、容赦なく処分されるという-前回のアークエンジェル御一行や、今回のアスランのように。

・ただ、アークエンジェルが議長にああいう風に言われるのは仕方のないことではないかとも思います。
 実際、アークエンジェルは政治的活動を蔑ろにして勝手気ままに戦闘へと介入して来ていたのですから。敵とも味方とも分からぬ、それでいて端倪すべかざる戦闘力を持っている以上、大国の論理では排除の方向に行っても仕方のないことでしょう。
 まあ、確かにアークエンジェルの言い分も分からないではないのですが、主張はともかくその方法は間違っていたと言わざるを得ない所です。

・で、当のアスランもミーアが気を使ってくれなかったら、MPに拘束、粛清されていたのは間違いのない所です。まあ、上手く立ち回って逃げ出すのに成功する、という目も充分にあり得ますが。
 それよりも今回のこのミーアのアスランへの忠告は、それによってアスランが危地を脱する、というよりも「議長とレイが何やら陰謀を企てているが、アスランは上手くのって来なかったので処分する」という部分を見せる為にあったのでしょうね。
 あと、個人的にはミーアのような考え方もあり、だとは思います。無論、使えなくなったら切り捨てられ、処分される、ということを覚悟の上、ならですが。
 そういう覚悟を決めていたキャラクターには「るろ剣・志々尾編」の由美が相当するのではないかと思います。ただ、ミーアにはあそこまでの悲壮な決意があるようには見えませんけど。そうした観点から語られるべきなのは、むしろレイなのかもしれません。

・と、まあ、そんなこんなで議長の思惑を知ったアスランは脱走を企てるのですが、何故メイリンがあそこまで献身的になるのかが、今一つピンと来ません。勿論、理由はそれまでの描写の積み重ねが足らない所為ですが。
 せめて、これまでのルナマリア並の描写がなければ、単純に本編を見ている人間はご都合主義とか、唐突だ、とか思うでしょうね。前にアスランのパーソナルデータを呼び出して、こっそり見ている、とかだけでは免罪符にはならないのではないでしょうか。
 それとも、懐に窮鳥が入った猟師の心境だったのでしょうか、メイリンは。いやはや、ナンとも。

・しかし、メイリンのハッキング能力は半端ではないようですね。いくら自軍のものとは言え、メインコンピューターに不正アクセスして、警報システムを誤作動させるのですから。
 その上、緊急発進が可能で、かつ、滑走路にも近い機体の置き場所まで特定してしまうんですからね。彼女、つい最近までこの基地の知識なんて碌すっぽ持ち合わせていなかったにも関わらずですよ。いやあ、凄い。

・アスランはレイにとどめを刺せた筈なのに、躊躇いました。ライフルを落とされた後のあのタイミングなら、間違いなく撃てた筈なんですけどね。まあ、そういう甘い所がアスラン・ザラなのですが。

・レイの「キラは死んでいない」という台詞は、クルーゼもまた彼の心の中に生きている、ということなのですかね。

・キサカさん、東アジア共和国からジブラルタルへとやって来ました。でも、故郷でもなんでもない東アジアにいたんでしょうか。そんなとこにいるくらいなら、カガリの側近をやっていてやれば、あの最悪の事態は避けられたかもしれないのにねえ。

・アーサー、今日は驚きこそしませんでしたが、あんまりなことを言ってブリッジを白けさせてしまいました。これが伏線なら、一挙に話を畳めるかもしれませんな。

・最後になりましたが、僕はアスランの今回の脱走は全肯定です。まあ、そもそもザフトに復隊したのが間違いだったんですから。
 レイはゴチャゴチャ言っていましたが、迷っていた人間が元の鞘に納まるだけですよ、ええ。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)



・議長とレイが密談をしていた際の写真は、やはりルナマリアがタリアに提出したものなのでしょうね。
 しかしながら、キラとアスランの会話を録音したテープを議長は聞いていないのではないかとも思います。何故なら、ああも簡単に自分に反抗するアスランを切り捨てた議長なら、あの場の会話を聞いていたらその時点でアスラン切り捨てを決定していたのではないかと思うので。
 そういう意味でも、アスランを庇うのはメイリンではなくルナマリアだったのではないかと思います。

・レイが議長にアスランを切り捨てるように進言した際、黒い嫉妬の炎が燃え上がっているように感じたのは僕の気のせいでしょうか。

・メイリンの部屋に乗り込んだMPはバスタオル一丁のウェーブに気を取られ、部屋の中のあちこちがひどく濡れていたことに気が付かなかったようです-土砂降りの中を逃げ回っていたアスランは濡れ鼠でしたからね。
 これが推理小説なら噴飯ものなのですが、「種運」なら笑って許して、ということになるのでしょうか。それとも、アスランのブーツの底は濡れても、汚れてもいなかったのかな。ドラえもんみたいに。

・アスランが「アークエンジェルを探す」と言い、「合流する」というニュアンスではなかった所を見ると、やはりアスランはアークエンジェルと連絡を取る手段は持っていないようですね。
 やはり、来週はデスティニーとレジェンドに撃墜された所をキサカに救われるのでしょうか。
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by shunichiro0083 | 2005-06-27 23:18 | 感想 | Comments(10)
Commented by ブタシッポ at 2005-06-28 00:01 x
>・レイが議長にアスランを切り捨てるように進言した際、黒い嫉妬の炎が燃え上がっているように感じたのは僕の気のせいでしょうか。

はじめまして!私も同じように感じました。議長は「しかし彼は(キラ)は死んだ。ならば」みたいな事言って、まだアスランに期待をかけているように感じました。なのにレイが、なんだかロマンチックな事(胸の中で生きてる云々)言って、議長にアスランのダメ押ししてましたよね。こ、こいつは~!と、思いました。
Commented by shunichiro0083 at 2005-06-28 00:23
>ブタシッポさん
どうも、はじめまして。

まあ、アスラン脱走がなければレジェンドのコクピットは自分のものにはならなかったでしょうからねえ-という冗談はさて置き。
真面目な話、レイは議長に近付く者全てを敵視しているのではないですかね。
だからシンも、この先駒としての価値を失った途端に処分するよう進言するのではないかと思っちゃいます。
Commented by 姫鷲 at 2005-06-28 00:48 x
こんにちは。姫鷲です。

>懐に窮鳥が入った猟師の心境だったのでしょうか、メイリンは

私はどちらかというと、コレに近い解釈をしています。少なくとも恋愛感情が入って助けたのではない、と。逆に、今後「あなたが好きだから助けました。愛してます。」みたいなことをやられると、怒りの記事が掲載されることになるでしょう(苦笑)

どちらにしてもこの作品は肝心な部分の描写が足りないのは事実。今回のミーアにしたって「役割を演ずることでしか心を充たせない可哀想な娘」と見るか「満ち足りた現状を守りたい欲深娘」と見るかも微妙なラインですし。
Commented by ☆Stellar☆ at 2005-06-28 09:37 x
> 単純に本編を見ている人間はご都合主義とか、唐突だ、とか思うでしょうね。

まァそれが種クオリティだから、と単純に受け入れてしまった俺ガイル
Commented by shunichiro0083 at 2005-06-30 00:53
>姫鷲さん
どうも、レスが遅くなって済みませんでした。

いや、まあ、結構本筋は関係ないディテールには凝るのですが、肝心の本筋の描写が足らない、というのは「種運」の致命傷ですね。
今回のメイリンの役どころも、本来なら「いい話」になる筈なのだけれど、それに至るまでの話が皆無だからご都合主義になってしまうんですよ。

あと、個人的にはミーアは
>役割を演ずることでしか心が満たせない
というよりは、やっと与えられた自分の居場所に固執し、失うのを極端に恐れている、幸薄い娘、という風に感じられました。
・・・って、ここまで書いていて思ったのですが、ミーアってコーディネイターなんですかねえ?

>☆Stellar☆さん
ども、お久し振りッス。

>>単純に本編を見ている人間はご都合主義とか、唐突だ、とか思うでしょうね
>まァそれが種クオリティだから、と単純に受け入れてしまった俺ガイル
・・・反論出来まシェンッ?!(血涙)
Commented by cody at 2005-06-30 13:43 x
今回、当ブログのS-D36話記事の丁度300件目のTBありがとうございました。記念のコメントを残します。
Commented by shunichiro0083 at 2005-06-30 14:41
>codyさん
どうも、はじめまして。
300件のトラックバックですか・・・いやはや、凄いですね。
今後も頑張って下さいませ。
Commented by 小波 at 2005-06-30 21:02 x
こんばんわ。 いつもながら感想、非常に納得しつつ読ませていもらいました。

>確かにアークエンジェルの言い分も分からないではないのですが、主張はともかくその方法は間違っていたと言わざるを得ない所です。

というか、AAってちっとも「主張」していませんよね?
まあカガリがオーブ軍には呼びかけてますが、AAからミネルバに何かしら立場や主義を主張するとか、意志を表明することが大事だったんじゃないかと思うのですが…。
それに今はオーブ軍が同乗していますが、オーブ軍=AAと考えていいもんだろうか・・・と。
カガリとオーブは切り離せませんが、AAはオーブを守ることはしても、オーブの軍隊とは違うという線で行ってほしいなぁと思う私です。
あれこれ書ききれなかったもので、追記の駄文を本日更新しました。お時間があるときにでも覗いてやって下されば嬉しいです。
Commented by shunichiro0083 at 2005-06-30 23:36
>小波さん
どうも、こんばんわ。

>というか、AAってちっとも「主張」していませんよね?
そうですね。仰る通り。ここは「主義」としておくべきでしたね。言葉の使い方が上手くないですね、自分・・・。

あと、追記、読みました。
実質1クールを切った「種運」ですが、シンが議長という「闇」を払い、正道に立ち返ってくれるのを祈るしかないですよね。
無論、他のキャラクターや物語の決着も、ですが。
Commented by 戦闘勇者 at 2005-07-01 11:09 x
>・・・って、ここまで書いていて思ったのですが、ミーアってコーディネイターなんですかねえ?
当たり前の事ですが、コーディネーターにもピンキリってことでしょう。能力の適性だって様々でしょうし。
やたらできる人がいる一方で、イライジャやアーサーの様にそれ程でもない人が居る。エリカの様に両親に過剰な期待を持たれて生きてきた人も居れば、カイトや、恐らくはミーアの様に望まれず、捨てられてしまった人も居る。キラは「ナチュラルの中のコーディネーター」って事で、無意識の内にマイノリティ…被差別側として自分を抑えて、隠して生きてきた訳ですし(それが遂に爆発したのが砂漠編)。

実際の所リーアムや叢雲劾、ソキウスにジャン・キャリー等、「コーディネーターらしいコーディネーター」ってプラント以外にいる事が多いですよね。


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