shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2004年 11月 16日

空間認識能力のこと

・で、お題の“空間認識能力”というのは「種」世界ではガンバレルやドラグーンを操作するのに必要不可欠なものであり、一説にはナチュラルをコーディネイターと言い張らせてしまうことすら出来る、それはそれは便利なものとされています。
 で、HJ誌の「SEED MSV戦記」によりますと、この能力を持つ数少ない一人であるモーガン・シュバリエの記述には「探査機器に拠らず味方機の布陣や敵機の位置を言い当てた」という趣旨の文章があり、これがモーガンの“空間認識能力”の発現である、としています。要するに、視覚等五感に頼らない生体レーダーとも言うべき能力こそ“空間認識能力”の第一なのでしょう。
 しかしそれだけだと、ミサイルやらビームの雨霰をひょひょいと避ける「種」のエースパイロットの皆さんは全員コレの持ち主になってしまうので、ここでは「MSV戦記」の「布陣を言い当てた」という所に注目したいと思います。つまり、生体レーダーで捉えた敵味方の位置を脳内で三次元的に、かつ瞬時に再構成し、把握することが出来て初めて高速で移動し、射撃するガンバレルやドラグーンを精確に制御出来るのではないか、ということ。
 この二つがあってこその“空間認識能力”なのでしょう、多分。持っているとは言えムウやクルーゼはこの能力が多分に限定的で、互いの存在だけに反応する第一の能力が突出している様子(まあ、負の感情によるものなのでしょうが)。普段の戦闘ではあまり、第二のものも発揮されている様子はありませんでした。けど、ひょっとしたら、クルーゼがサイクロプスの発動を察知したのはこの能力による、ということになるのかもしれません。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-16 23:39 | 設定
2004年 11月 16日

「真贋不明な未来の噂」のこと

・さて、第4話の感想を上げる前にとある筋から仕入れたこの先の展開に関する話を書いてみましょうか。
 当たり前ですが、この噂話の出先と信憑性は問わないで下さい。コメントされてもお答え出来ません‐というか、これ以上のことは僕も知らないのです。

・カガリ姫結婚。
 相手はアレックス・ディノことアスラン・・・ではなく、オーブ本国のいいとこのお坊ちゃんらしい。キャラクター的には新顔だが、設定的には幼なじみで顔見知り。ひょっとしたら、「ちえりーうえぶ」で紹介されている「ユウナ>カガリと親しくアスラン嫉妬」という人物がコレなのかもしれない。

・アスランもてもて
 では、その結婚式の時、アスランは何処にいるのかと言うとプラント。招かれたのか、押しかけたのかは分からないけれど、兎に角親善大使としてデュランダルの所にいるらしい。そこではもう、モテモテの引く手数多。まあ、前戦争終結の立役者の一人であり、元エースパイロットのエリートで美男子。おまけに王室恋愛の渦中の人、とくればモテない訳がないのだろう。
 ルナマリアは当然として、その中にはネットで話題騒然の偽ラクスもいるらしい、となると話しがややこしくなる。OPの一コマはこういうことなのだろうか。

・略奪された一人の花嫁
 そんなこんなで、アスラン不在の内に強行されると思しきカガリの結婚式に乱入するのはセイバーガンダムの大推力に物を言わせて大慌てで帰還したアスラン・・・ではなく、フリーダムに乗ったキラ・ヤマトであった?!
 まあ、双子の片割れだからねえ。加えて、浅からぬ因縁もある娘さんが不幸になるのを見捨ててはおけない、ってなところでしょうか。

 私が聞いたのはまあ、こんな感じ。あとは、やっぱりデュランダルが今回のボスで、ユニウスセブンの落下もこいつが裏で糸を引いていた、とも。
 さあ、どこまで当たっていることやら。ま、一番楽しみにしているのは僕自身なのですが(苦笑)。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-16 14:41
2004年 11月 15日

余話~一年戦争秘録のこと ※ネタバレアリ! 注意!!

・今日はちょっと目先を変えて、この週末に見た「Ms igLoo一年戦争秘録」の1話から3話について、ちょっと書いてみたい。また、ネタバレもあるので、それが嫌な方や興味のない方は読み飛ばして欲しい。

・で、まあ、この話は一年戦争当時の様々な歴史の影に埋もれて行った‐俗に言う「駄っ作機」の顛末をとある技術仕官の視点から描いたものなのだが・・・なんというか、この作品の舞台となる第603技術試験隊は死神部隊である、実は。この部隊で試験する兵器に関わる人間は、その殆どが戦死すると言う始末である。その癖、隊そのものの隊員は誰一人として殉職しないのだから困ったものである。正直、3話全てがそのフォーマットで進められるのは勘弁して欲しかった。
 確かにまあ、この隊で試験される機の全てが既に評価を終え、不採用となった(と思われる)ものであるから歴史の本流から外れているのは仕方のないことなのだろう。しかしだからと言って、みんな敵に一矢報いてからパイロット(砲撃手)が死亡、というワンパターンはどうかと思わざるを得ない。
 この中の一つくらい、敵を撃退し、機体は大破したものの何とかパイロットは無事、というのがあっても良かったろうに。判で押したように皆「不正規機が敵に遭遇し、交戦」でも、少しは各話ごとのひねりがあって然るべきではないだろうか。
 また、ここで紹介される「知られざる兵器‐当たり前だが」が全て、その後の兵器と無関係というのもどうかと思う。モビルタンク・ヒルドルブはザメルやライノサラスという後継機を生み出した、とか。艦隊決戦砲・ヨルムンガンドが残したデータは、後に公国軍が建造するソーラ・レイに基礎データを提供していた、とか。細切れではない、「歴史」を感じさせて欲しかったと思う。
 まあ、ヅダはしょうがないかもしれないけれど。この、ヅダというのも何とEMSナンバーである。僕が知る限り、EMSナンバーを持つ公国軍のMSはEMS‐05・アッグしかない(木星帝国のMSの制式番号もEMSだが、ここでは直接の関係はない)。試作機ならば、YMSナンバーの筈なんだけど・・・何故かヅダはEMSナンバーを持つ最初の機体として設定されたのであった。
 まあ、メカ設定に関する話はこれで切り上げるとして、あとは本編の映像の話である。まあ、全編CGであるが、人物の動きについてはそれなりだったと思う。「SDガンダムフォース」のあの人の動きに酔った身からすると、これは有り難かった。
 しかし、手放しで褒められるのはここまでで、メカ描写については首をかしげるところが多々あった。これはむしろ演出の部類に入るのかもしれないが、唐突に視点が切り替わるのである。味方パイロットの視点だったり、敵パイロットの視点だったりならばいいのだが、その内監視モニターのような映像が差し入れられるのだ。多分、主人公である技術仕官が見ているモニターなのだろうけれど、主人公の映像も入らずに、何事もなかったかのようにまた戦闘シーンに戻るのはやめて欲しかった。
 あと、目立ったのはバンクである。かなり、映像が使い回されていたと感じた。ならばデジタルなのだから、ディテールを変えるとかの工夫が欲しかったと思う。
 総じてオリジナル映像としての従来にない映像と言うのも多かったけれど、なんだが奇抜なだけで終わっていると感じられなくもない。まあ、この辺は賛否両論あるのではないかと思う。確かにミリタリー色の強いシリーズではあるが、それだけに「機動戦士ガンダム」と同じ時間軸であるとは想像しにくいのは確かではなかろうか。個人的には「08小隊」と同レベルの戸惑いを禁じ得なかった。
 そうそう。人物の動きはいいのだけれど、その分オーバーアクションになってしまっていたと思う。やたら身振り手振りが激しかったり、表情の変化が作り物めいてしまっていたり。まあ、これは表現の手法として新しく、ノウハウが蓄積されていないからだと信じたい。ただ、そういう所での戸惑いは仕方のないことだと思う。

 まあ、良いたいことはまだあるような気がするけれど、取り敢えずはこんなもんで。色々書いたが、野心作であることに変わりはない。お金と暇があるのなら、見に行くことを薦めるのはやぶさかではない。ただ、過度の期待はしない方が良い。この老婆心ながらの忠告を以って、結びの言葉と代えさせて頂く。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-15 01:20
2004年 11月 09日

TP‐トランスフェイズ‐装甲のこと、加えて3大ガンダムのこと

・TP装甲というのも中々に謎の多い代物である。
 無論、それはこれを紹介する書籍によってまちまちだから、なのは「ユニウス条約」と変わりがない。それでもまあ、内部の1次装甲材にPS装甲を用いている、というのは共通している。何故なら、これは本編中で色が変わらなかったからで、そもそも例の3大ガンダムのディアクティブモードの色設定を起こしている暇がなかったから、とまことしやかに囁かれているのも事実なのだが。
 このTP装甲の機構について一番詳しく説明しているのは「アストレイ」の小説だろう。ここではブルーフレームがジャンク屋のロウによって改修される際、コクピット周りにPS装甲材を用いているとされている。感圧センサーが作動すると、PS装甲が発動すると言うこのアイデアこそ、TP装甲そのものだと小説では解説されていたと記憶する。
 3大ガンダムの場合はコクピット周りに加え、動力部などバイタルパートと呼称される部分にのみ使用されているとする書籍は多い。が、おなじみデータコレクションにはこの記述がなく、全身に使用されているとも取れる。まあ、後付けくさいがそれが正解だろう。着弾時にのみ作動するのならば、敢えて局所装甲とする意味はないのだから。
 これによって3大ガンダムの2次装甲が対ビーム仕様になっていたなら、もう完璧だったろう。実体弾にも、ビーム兵器にも致命傷を喰らわない、最強の機動兵器の誕生も夢ではなかった。が、連合軍は不思議とこのアイデアは思いつかなかったようだ。

・で、3大ガンダム‐レイダー・フォビドゥン・カラミティだが、何故、アズラエルは二ヶ月の空白期間にNジャマーキャンセラーと核炉をこれらに取り付けなかったのだろう。そうすればフリーダムらザフトガンダム同様、無制限の絶対防御とビーム兵器展開能力を付与することが出来たのに。
 まあ、この3機は機体への各種補給の他にもパイロットである生体CPUへの定期的な薬物投与が必要だから、あまり意味がないと判断されたのかもしれない。
 しかしこの生体CPUというのも矛盾していて、(敢えて言うが)これがないと3大ガンダムはまともに性能を発揮出来ない割りに、予備のそれも用意されていない。なんでも、3大ガンダムは機構が複雑すぎて、ナチュラル用OS程度ではまともに運用できないらしい。そこで新たたに“パーツ”として開発されたのが、彼ら生体CPUだった、ということのようだ(データコレクションより)。
 これで何故、生体CPUが必要とされたかという疑問は解消されたが、そうなると、再び疑問が起こる。結局、MSという兵器体系はナチュラルの手には余る代物なのではないか、という疑問だ。ナチュラル用OSが開発され、元来コーディネイターでなければ操縦出来なかったMSはナチュラル側の兵器にもなった。量産され、連合軍主力兵器の座を労せず手に入れたMSも、それは実は数において優っていただけなのかもしれない。ザフトMSと連合軍MSの戦力比は1:2~3くらいはあるのかもしれないのだ。結局、その差を埋めたのは物量だった、ということになる。
 これはユニウス条約の内容にも絡んで来る重要なことだが、そうなると単純に両者のMS保有台数を同数にする、ということではないのだろう。お互いの領土が考慮されていて、連合側とザフトでは最大保有数も違うのだろうと推測する。だからこそ、ザフトはニューミレニアムシリーズの開発を急いだのだろうし、それの開発と配備が軌道に乗った所で新たなる「ガンダム」の開発に着手したのだろう。
 話がずれたが、要は単機であるが高性能な機体‐すなわち3大ガンダムというのは一般的なナチュラルのパイロットの手には負えない機体、ということになるのだろう。それが判明しているからこそ、ザフトは高価だが高性能な量産機を開発し、戦闘での優位性を確保しようとしているのだと思われる。数が確保出来る機体の性能が底上げされるのなら、そこには戦術が介入出来る余地も生まれる。彼我の物量差がありすぎては、そこには戦術が存在し得ないのだ。
 未だ、連合軍側のガンダムは登場しない。しかし、今後登場することは想像に難くない。ステラはミネルバに寝返るとして、後半はどんな新しいガンダムが登場し、誰が搭乗するのだろう‐個人的にはもう、楽しみはこんなことくらいだ。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-09 21:47 | 設定
2004年 11月 09日

ユニウス条約のこと

・表題のユニウス条約だが、これはれっきとした停戦条約である。なにしろ、その詳細は載っていない公式サイトでも、これだけははっきりと記述されているのだから。
 その内容も雑誌によってまちまちな上、未だ本編でも言及されていないものだから憶測や勘違いなども加わって、今や正確な内容を把握することが難しくなってしまっている感がある。
 取り敢えず、一般的に信じられているその内容はNジャマーキャンセラー及びミラージュコロイドの使用禁止とMS保有数の制限、ということになるだろう。ちなみに、これが地球連合とプラント間で締結されたことは、重大な意味を持つ。何故なら、地球連合側が主権国家に準ずる存在としてプラントを正式に認めた、ということだからである。
 この条約で結ばれた内容の中で、作品世界で一番重要なのはやはりNジャマーキャンセラーの使用禁止だろう。なので、ファンの間ではこれを”軍事利用の禁止”と、限定的な意味合いで受け止める人もいるようである。そうしないと地球上のエネルギー危機が解決しないからだ。
 しかしながら、「種」本編だけを見ているとそういう風には思えて来ないから不思議である。少なくともオーブでは電力統制は行われてはいなかった。また、アフリカ大陸の町でも、特段そういう描写はなかったと記憶している‐プラントにはエネルギーを加工輸送するだけの施設があるので、停戦が続いて安定供給されるのなら問題は無い、という意味で追加された条項なのかもしれない。
 実際、この条項があれば両陣営ともに核攻撃の恐怖からは逃れられる訳で、そういう意味では極めて重要であると言えるのだろう。
 確かに停戦条約とは一時的なものであり、正式に戦争を終結させるものではない。しかしながら、それを締結させる為の準備に半年以上を費やし、それが結ばれて1年半以上の間戦闘行為がないのならば、最早これは立派な終戦条約と言っても差し支えのないものではないだろうか。
 にも関わらず、条約を無視する謎の部隊によってガンダムは奪われ、新たなる戦が始まろうとしている。取り敢えず祈るのは、カウンターNジャマーキャンセラーなどという代物が出て来ないように、ということだろう。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-09 11:32 | 設定
2004年 11月 08日

ミラージュコロイドについて

・さて、ミラージコロイドについてであるが、「種運」ではご存知の通りユニウス条約という停戦条約によってその軍事利用を禁止されている。
 とは言うものの、恐らくは禁止されているのは狭義のミラージュコロイド‐即ち、レーダー波はおろか赤外線さえも遮蔽すると言う、究極のステルスとしてのミラージュコロイドだろう。何故なら、ミラージュコロイドの応用技術はビームサーベルの制御技術にも使用されているからである。そして事実、「種運」ではビームサーベルが主兵装として採用されている。
 こうしたことから、広い意味でのミラージュコロイドの使用は禁止されてはいないと推測するのである。この辺りは宇宙世紀にて締結された「グラナダ条約」が多分に参考にされているのだろう‐この「グラナダ条約」はミノフスキー粒子の戦時使用を禁止したが、粒子の状態が異なることから、ミノフスキー粒子を用いたイヨネスコ式核融合炉の使用は禁止していない。
 確かにまあ、このミラージュコロイドという技術もよく判らない。ステルス性を発揮するには機体表面に粒子状ガスを定着させねばならないことからPS装甲との同時展開は不可能な他、水中での使用も不可能である。その一方で、水分子に作用して水圧を軽減するという驚異的な効能をも見せる。
 厳密にはこの耐圧場ともいうべきものはビーム兵器を湾曲させる“ゲシュマイディッヒ・パンツァー”の応用であり、これ自体はミラージュコロイドのステルス理論を発展させたものである。ミラージュコロイドは粒子を機体表面に定着させて用いているが、この湾曲場は粒子を機体周囲に散布することで効力を発揮する。これが水中でも効果を発揮する理由だろう。
 ものの本によってはゲシュマイディッヒ・パンツァーは機体表面に定着させる、ということになっているらしい。だが、フォビドゥンガンダムの主兵装の一つ・誘導プラズマ砲<フレスベルグ>の原理が、ゲシュマイディッヒ・パンツァーによって予めビームの通り道を作っておき、そこを通すことによって曲射が可能になると言うのを鑑みると、機体周辺の一定のフィールドに作用するものと考えるべきだと愚考する。

 まあ、ことほど左様に高性能かつ多機能なミラージュコロイドとその周辺技術であるが、「種運」ではガーディ・ルー以外使用されてはいない。しかも、水中戦をも視野に入れたアビスガンダムにも搭載されていないのだ。当然、ザフト側にも耐圧場を搭載したディープフォビドゥンの存在は知られている筈だし、その研究が行われていないと考える方が不自然である。また、アビスのあの変形では水圧にはとてもではないが耐え切れないだろう。
 ・・・謎は深まるばかりである。
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# by shunichiro0083 | 2004-11-08 03:05 | 設定
2004年 11月 07日

PHASE‐04 星屑の戦場

・そう言えば、ミネルバって何かに似ているなあ、と考えていたのですが、昨日仕事中にフッと思い付きました。ジェイアーク(byガオガイガー)です。しかしだからと言って、ミネルバがMS形態に変形して“ミネルバガンダム”とかになったら、逆に面白いと思うかもしれない。けど、やっぱり、それはそれでイヤだなあ。

 まあ、それはさて置き、4話です。今回の最大の見どころは咄嗟に操艦に口を出すアスランでもなければ、そういうことを暗に嗾けるデュランダルでもなく。勿論、デュランダルのことを「ギル」などと親しげに呼ぶレイでもありません。
 個人的には強奪部隊側のパイロットがあっさり、カオスガンダムのガンバレルを使いこなしていたことにあります。皆さんも知っての通り、ガンバレルを扱うには身体能力とは明らかに別種の能力‐空間認識能力が必要です。「種」世界では物語前史でお亡くなりになったメビウス・ゼロ隊の方々を除けば、ムウ・ラ・フラガ、ラウ・ル・クルーゼ、モーガン・シュバリエ、ブレア・レヴェリーの四人のみ。
 この内、クルーゼはムウの実父のクローンであるし、ブレア少年も個人名は特定出来ないがメビウス・ゼロ隊のメンバーのコピーであるとされています。またその一方で、コーディネイター側が遺伝子調整技術によってこの空間認識能力を持つパイロットを誕生させた、とする事実も現時点では不明です。
 こと、このようにわからないことだらけの“空間認識能力”ですが、取り敢えずはっきりしているのは「コーディネイター・ナチュラルを問わない」「ごく少数の人間のみが保有する」そして「遺伝子調整では生み出すことが出来ないが、クローンによる複製ではそれを先天的に持つ可能性が高い」ということ、でしょうか。
 まあ、最後の項目は僕の完全な推測ですが。まあ、この能力を持ったコーディネイターは厳密に言うといない訳です。クルーゼは? ということになるのでしょうが、ここではより高度な薬剤を用いて強化された肉体を保っていた‐たまにあった服用シーンはこれ‐ブーステッドマンであると判断します。
 ファンサイトの中にはあの薬を「老化抑制剤」としているものもありますが、それだとクルーゼはナチュラルということになり、コーディネイターと同水準の身体能力を持っているということの説明が付かなくなってしまいます。フラガ家の男子は皆、コーディネイター並の優れた能力を持っている、でもいいのですが、そうすると今度はムウがナチュラル用のOSを積む前のストライクに乗れなかった理由がなくなってしまうのですよ。
 実際、これはスーパーコーディネイターとして調整されたキラも、新しい主人公のシンも保有していない程稀有な能力な訳ですが、スティングはこれを持っていたのだから、僕が驚いた理由も分かって頂けるかと。
 いや、それはさておき。この「種運」程主人公の目立たないアニメも珍しいですな。シンが目立ってる所と言えば、物語冒頭の回想シーンと、出会い頭に女の子の胸を揉むシーン。それに逆上して、カガリに食ってかかる、これくらい。ここまでの4話の殆どが戦闘シーンだったというのに、肝心のこういう部分ではいいとこなし。
 逆に目立つのがレイのニュータイプじみた優秀さや、人よりも微妙に早いアスランの判断力や戦場経験に裏打ちされているのであろう判断力であり。また、デュランダル議長の狡猾さにも通じると思われる強かさであろう。
 今の所、シン・アスカという個性はこうしたキャラクターの中に埋もれてしまっているのが実情である。本来ならば、今回の話でダガーL2機を撃墜するべきはシンである。セオリーから行けば、この辺でそろそろインパルスガンダムは格好良い所を見せておかねばならないのだから。にも関わらず、今回もシンとインパルスは良い所を見せられずに終わってしまった。
 見せ方と言えば、ガーディ・ルーとミネルバの戦闘も分かり辛い。あれはどうやら、機関を停止したガーディ・ルーが打ち込んだワイヤーで小惑星を一回転して、ミネルバの後ろに回りこんだのだと思うのだが・・・今一つ自信がない。何故かと言うと、先週の最後で回り始めた時にはまだ、ミネルバはガーディ・ルーをロストしていないと思うからだ。さりとて、ダミーを射出したという描写もなかったと思う。
 この、視聴者に「自信がない」い言ってしまわせる演出というのはやはり失格ではないかと。本来ならば、あそこはガンダム同士の戦闘を削ってでもミネルバの艦橋内に模式図を映し、どういう戦術が行われたのかをデュランダルに問われたタリアに解説させるのが筋ではないだろうか。
 そうした位置関係の把握が不親切なので、その後の瓦礫に隠れてのタンホイザー発射による形勢逆転のシーンが生きて来ない。折角ブリッジという格好の舞台があるのだから、それを上手く生かして随所随所で俯瞰図を入れていけばいいと思うのだけれど。
 あと、気になっていたのが、先週の最後でどうしてブラストインパルスとザクウォーリアの2機しか出さなかったのだろうということ‐まあ、今回の冒頭でゲイツが一瞬で2機沈められていたので、実際には4機だったのだが。だったら出撃シーンを入れておけばいいのになあ、なんて思いました。

 さあ、これでガンダム強奪作戦も一段落で、次からはユニウスセブン落着阻止作戦編。懐かしい顔も幾つか出て来るようですが・・・はてさて。どうなることやら。

 満足度=☆☆/2★★★(1個半)
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# by shunichiro0083 | 2004-11-07 16:36 | 感想