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2007年 08月 27日

機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYSのこと

・と、いう訳で正式に発表になった「ASTRAY」の新シリーズですが、繰り返しになりますが残念なのは「A」ではなくて電ホでの連載だということ。まあ、「OG」の漫画も載ってるし、両方買ってもいいんですけどねえ…踊らされてるなあ。
 そう言えば、今度創刊される児童向け雑誌「ケロケロエース」でも「00」が連載されるというし。こっちは「リーンの翼」のコミカライズをなさった大森先生なので、何気に期待も大きいです-って、意外とこれ知られていないような。
 今、ケロケロエースのおためし号が出ているので、ひょっとしたら大きな書店ではまだ配っているかもしれませんから、気になる方は探してみるのもいいかもしれませんね。
 
・現時点ではまだストーリー自体に関する記述はなく、細かな部分についてが発表されるに留まってます。従って、本編や外伝シリーズの中の何処に位置づけられるのかも不明です。
 ただ、「種運ASTRAY」よりも前、ということはないのではないかな、とも思います。個人的には「Δ」と並行して進んで行くのではないかとも思っていますが。主役が劾らしいので、「Δ」では構想はあっても結局描かれなかった、ということを考えるならそうななるのではないかな、と。
 そしてこれが劇場版への布石となるのなら、当然「X」のようにお話とお話の間を補完する、ミッシングリングとしての機能も果たすのではないかと期待しております。

・メカに関してはブルーフレームがサードになったり、第四のアストレイが登場したりと、色々仕掛けは用意されているようです。戦後活躍したらしい種運後半の頃に活躍したと思われるワイルドダガーなんかも出番があるのかもしれませんね。
 ちなみに、濃いファンの間では周知の事実だったらしいですが、小説版ASTRAY2巻5話が発表された段階でヘリオポリスでロールアウトしたASTRAYシリーズは3機から5機に増えています。なので、最新の資料では『現在確認されている3機(データコレクション19:75頁)』のような曖昧な書き方になっているのでしょう。
 余談ですが、このP04及び05は予備パーツ状態だったらしいので、こういう状態のものは厳密に言うとロールアウトとは言わないようです。あくまでも、「完成機」に対してのみ使われる用語なんですね。
 まあ、フィクションと言うのは伏線とまでは行かなくても、後々使えるかもしれないという曖昧なものは入れておくものですから。ここまで書いておいて言うのもなんですが、上手く使ってくれるならASTRAYが何機あってもいいんじゃないですかね。

・個人的にはサードへの改修を誰が行うのか、が気になっています。新キャラを出す、ということでなければロウかユンって所なんでしょうけど。
 どちらにせよ、ビームシールドは必須だと思いますね。機体の軽量化を最優先課題にする劾にはぴったりの装備でしょうから。
 あと、緊急加速用にVLをつけるのもロウならやりかねないだろうなあ。まあ、幾らなんでもハイパーデュートリオンは装備しないと思いますけど。
 まあ、何はともあれ次号が楽しみですね。

※某氏よりご指摘を受け、ワイルドダガーに関する記述を訂正しました。
 下の補足を読んで頂ければお分かりになると思いますが、解説原文には戦後を示すどころか、具体的な活動時期は一切書かれておりません。
 「戦後」というのは当方の思い込みと勘違いでした。ここに記事を修正するとともに、今後はきちんと資料に当たるという行為を徹底して行くつもりです。本当に申し訳ありませんでした。

GAT-X399/Q ワイルドダガーに関する補足
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by shunichiro0083 | 2007-08-27 09:36 | アストレイ
2007年 08月 26日

「00」スタッフ&キャスト公開のこと

・さて、コミケット前後ということで更新が滞っていた当ブログですが、当たり前ですがその間も世の中は動いていて、表題の通り「00」も主要スタッフとキャストが発表になりましたね。
 また、下のコメント欄でブラックさんが投稿されている通り、「ASTRAY」の新作も概要が発表されました。今度はときた先生の漫画版も「A」ではなく電ホに掲載されるとのこと-定期購読、「A」止めて電ホにしようかなあ。
 取り敢えず、未だ公開時期もはっきり決まらない「劇場版」の側面支援がある、ということは良いことでしょう。過度の機体は禁物ですが、何はともあれ電ホの来月号を心待ちにしたいと思います。

・で、「00」の方ですが、キャストは自分が当世の声優事情にあまり詳しくないのであんまり詳しいことは書けません。特に女性声優は本当にさっぱりですよ。
 ただ、キャストが基本的に「コードギアス」のメンバーを排除している、という点については第二シーズンの放映が決定している、ということからも当然なのかな、と思いました(個人的には角川つながりで「ハルヒ」組が来るんじゃないかなあ、とか思ってもいたのですが)。
 それでも男性声優の方は「コードギアス」とはかぶるのを避けつつ、それなりにネームバリューのある方々が選ばれていると思います。主役の四人には若手の中でも実績のある方を集めていますし、脇もベテラン声優さんが固めるようですから。
 その一方で女性声優の方はもう、全然分かりません。お手上げです。特に昨今、アニメやゲームから遠ざかっていたので余計ですね。ただ、Wikiで調べる限りではそれなりに経験や実績のある方々が選ばれているということなので、演技については心配することがないというのは嬉しい限りですけれど。
 しかし、個人的にはこのキャスト、女性視聴者を強く意識しているように思えます。

・スタッフの方は既に主要な方々が公表されていたのですが、追加で出た分で僕個人としては更なる衝撃が走りました。
 『ええっ?「設定協力」が岡部いさくで、「SF考証」の一人が千葉智宏?!(敬称略。ちなみにもう一人のSF考証は寺岡賢司氏で、メカデザインと兼務)』
 いや、吃驚ですよ。これまでのシリーズで外部から軍事評論家をブレーンとして呼んだ、なんてことは(少なくとも公式には)なかったことですからねえ。果たしてこれが「戦争を武力で根絶する」というテーマを理論武装する為のものなのか。それとも、これが建前であり、実際はもっと別のことをする、という意思表示なのか-どっちなんでしょうね。
 と、いう感じで岡部氏の起用には驚いたのですが、それとは別の意味で吃驚したのが千葉氏の本編スタッフへの起用です。いやあ、驚いた。けど、出世しましたねえ。と、言うと御幣があるかもしれませんが、千葉氏は外伝を主にやっておられた、という印象が僕にはあるのでこういう思いを抱いてしまいます。
 「ASTRAY」の新作もあって色々大変かとは思いますが、頑張って二足の草鞋を最後まで履き続けて欲しいものです。

蛇足
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by shunichiro0083 | 2007-08-26 10:06
2007年 08月 08日

ストライクEから見るPS装甲素材のこと

・さて、次期ファントムペイン主力量産機とも目されているストライクEは当然ながらVPS装甲を使用している訳ですが、過去、量産型に関しては連合、ザフトを問わずPS及びVPS装甲は用いられていないことになっています。
 そういう観点からするとストライクEというのは、非常に珍しい機体であると言えるでしょう。この他導入されているシステムのことも含めて考えるなら、かなり高額或るいは少数量産しかされないのではないかとさえ思えます-若しくは両方。
 ちなみに、ストライクEのどこが従来型と強化されているのかを箇条書きにするなら、以下の通りになります。

#パワーエクテンダー技術の採用による、バッテリーの高容量化
#肩部バーニアスラスターの追加
#イーゲルシュテルンの改造及び強化型統合センサーシステムのレイアウト変更による、頭部構造の再設計
#腕部及び脚部へのアンカーランチャーの新設
#これによる腕部構造の設計変更(おそらくは脚部も)
#各部スラスターの出力強化
#固定兵装の一部変更(アーマーシュナイダーの撤去とビームライフルショーティーの新規搭載)

・さて、PS装甲ですがこれが量産型に採用されない理由としては、主に二つの事柄が挙げられて来ました。
 一つはコストです。大量生産する機体には価格の安さが求められる、という一見もっともな理由ですが、ここには大量生産すればするほど単価は安くなるという経済原則が通用しない、ということにもなります。
 で、もう一つの理由としてPS装甲素材の極端な生産性の悪さが挙げられることになります。前者はストライクダガーなど量産機のキャプションに用いられ、後者は高性能カスタム機のそれ-具体的にはノワールストライカー-で言及されています。
 ストライクEの場合、前者を採ればコスト高ということになり、後者を選べば量産型と言いながら限られた台数しか生産出来ない、ということになるのではないかと思います。
 最悪、この理由の両方が正しい-PS装甲素材の生産性が向上せず、量産効果が見込めない為に少数しか生産出来ない-のであれば、前述通り高くて数の揃えられない高級量産機という本末転倒なことにもなりかねません。
 連合やザフトの上層部が量産型にPS装甲を用いないのは、却って賢明な判断と言えるのではないかと思います。
 
・ただ、そうしたコストや生産性の問題を抜きにしても、ビーム兵器がここまで主力となったC.E.でいくら物理攻撃に絶対的な耐性を持つと同時に通常装甲よりも耐熱性能を持つとは言え、PS(VPS)装甲を装備することに意味があるのかは疑問です。
 そうではなく、耐ビーム防御こそ量産型に求められているものであるとするなら、量産可能な耐ビームシールドの技術をMSの装甲に応用すべきではないかと思います。
 実際、PS装甲ではあっても敵のビーム攻撃でやられたという例は枚挙に暇がない訳ですし、そうしたことを貴重な戦訓とするのなら、やはり今後の軍用兵器の装甲は耐ビーム性能にこそ主眼が置かれるべきではないでしょうか。
 こうした観点からも、ファントムペインのみならずC.E.におけるMS開発にはやっぱり疑問符が付くのではないかと思わざるを得ないのです。
 まあ、そういう意味では連合内部の深刻な政治対立と妥協の結果、アルミューレ・リュミエールが無視された挙句、ザフトへの技術流出を許したというのは本当に大問題なのでしょう-これについてはアクタイオン社からの流出だけではなく、連合の秘密兵器のデータが議長の所に届いている時点でビームシールドのデータも流れていたのかもしれませんが。

※追記(8/9)
:ビーム兵器と実体弾兵器についてですが、「スターゲイザー」によれば最初期の量産型MS・ジンでさえ、リニアガン・タンクの通常の砲撃ではダメージを与えられませんでした。
 これはMSがMS登場以前の実体弾兵器に対して大幅なアドバンテージを持っている、ということになります。だからこそ、連合も本格的にMS開発に乗り出したのでしょうけれど。
 逆に言うなら、ジンが持つ76ミリ重突撃機銃でさえその威力はリニアガン・タンクの主砲よりも大きい、ということになるのではないでしょうか-でなければ、GAT-XシリーズもPS装甲ではなく通常装甲でも充分な筈です(まあ、こっちには実験機という大義名分がありますが)。
 そういう意味において、PS装甲と言うのは実に中途半端なものになってしまったとも言えるでしょう-まあ、これは多分に演出の問題ではあるのですが。
 実際、105ダガーにラミネート装甲が採用された理由としては、コスト高と同時にザフトのビーム兵器普及によるPS装甲の優位性が失われた為、とする資料もあります(MG ストライクE+I.W.S.P.インスト)。
 その一方で、ジェネシスのPS装甲が陽電子砲を防いだり、イライジャ用ザクがハイペリオンのビームサブマシンガンをPS装甲で受け止めたりしていることから、PS装甲の強度とビームの熱量のバランスによっては防ぐことも可能になるのではないか、という推測も勿論可能です。
 なので、ビーム攻撃の直撃を喰らう瞬間にブーストをかけ、瞬間的にVPS装甲の強度を極限まで上げて防げない筈の攻撃を防ぐ(ただし、電力を食うのでそうそうは使えない)、なんて演出があればVPS装甲の格好良さを見せることも出来たのかもしれませんね。
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by shunichiro0083 | 2007-08-08 08:33 | 設定
2007年 08月 04日

電撃データコレクション SEED外伝

・今回、タイトルが「外伝」なのは「アストレイ」も「MSV」もいっしょくたになっているからなのですね。小さいし、薄いしで、その分それぞれの記事の分量も減らされてはいますが、その一方でC.E.のMSを横断的に見られるようになっているとも思います。
 値段も含め、総じて初心者用の書籍に仕上がっていますが、EB時代の無駄にマニアックな著述がないのは年寄りのファンとしてはかなり寂しいですね-いや、それ以前に初出の書籍にあったキャプションすら削られているので、そういう点でも物足りないのは事実です。
 その一方、メカの画稿については機体ごとにばらつきはあるものの、豊富に載っているのも確かです。特に「アストレイR」に登場した傭兵の機体の設定画は本邦初公開ではないかと思います。

・ただ、これを読んではじめて気が付いたのですが、ブルーフレーム セカンドG スナイパーパックって、ビームの曲射が出来るって設定だったんですね。いやあ、吃驚。
 慌てて他の本を引っ張り出してみれば、確かにそういう設定は以前からあったんですね。「B」の単行本の設定頁にもそう書かれてます。
 しかし、だとするとこれは完全な死に設定ですよ。いや、どうやってビームを曲射しているのか、なんてことは今更言いません。それも確かに謎ですが、どうにかして曲げてるんでしょう、ええ。
 ここで問題にしたいのは、このスナイパーパックが僕の知る限り唯一使われたであろう、対ハイペリオン戦ではこの曲射機能が全くもって活かされなかった、ということなのですよ。
 この戦いではブルーフレームの大出力ビームがハイペリオンのアルミューレ・リュミエールによって阻止されてしまい、結果として劾は苦戦を強いられる訳です。が、この装備の特徴であるビームの曲射が可能であったなら、それこそこの戦いはあっけなく劾の勝利で終わっていたのではないですかね。
 最近で言えば、「Δ」のエミリオとの戦いで、ビームを曲射させてガードシェルの守りをすり抜けてターンΔを直接攻撃していたのを覚えている方も少なくないでしょう。この要領です。
 しかしながら、劇中でもこの機能は一切使われていないし-少なくとも、そういう描写であることが僕には読み取れませんでした-、わざわざ入る(これってかなり珍しい)セカンドGの解説でも何も触れられていません。
 設定を後付をするのは別に構いませんが、ご自分でシナリオを書かれたものを全否定しかねないものはどうなのだろう、とか今更のように思ってしまいましたよ。

※追記(8/6)
:ただ、下のコメント欄でのブラックさんの指摘のように、この戦いはハイペリオン(とカナード)の強さを示す、という意味合いが強いことを考えれば意図的に使い辛い装備を、十二分に使いこなさずに終わっている、という解釈が妥当なのかもしれません。
 ちなみに、このスナイパーパックとハイペリオンのいいとこ取りをするなら、ビームの初撃を光波シールドで受け止められた劾がその後も数発真っ直ぐに撃ち、この敢えて行った単調な攻めに油断したカナードの隙を狙い、曲射の必殺の一撃を放つ。
 が、この必殺の一撃も咄嗟に展開された全方位アルミューレ・リュミエールによって阻まれる-という感じ。
 スナイパーパックのビームが曲射される、というのは某魁な塾の富樫と虎丸もとい、イライジャとカナードが解説してくれるでしょう。
 しかし、それにしても身体能力ではスーパーコーディネイターに劣っても、必ず勝てる状況を作り上げてから戦う=戦術に優れた総合力という意味においてC.E.最強である劾が、不確定要素の強いあの状況でスナイパーパックで出撃してしまう-というのがそもそもあんまり上手くなかったりするのですよ。
 上記の理由でタクティカル・アームが使い辛かったのであれば、せめてイライジャが前衛でカナードを引き付け、攪乱している所を劾が遠距離から射撃する。とかにしていれば、スナイパーパックももっと活きて来たんではなかったかと愚考します。

・と、まあ、これについてはこれくらいにして。今回のデーコレの著述に物足りない、という人はHJ誌のムックを手に入れるのが一番の早道かな、という感じです。MSVについては文章量が桁以外ですし。
 逆に言うと、過去の出版物を持っているという人には傭兵用MSの設定画稿くらいしか見るべきものはないのかもしれません。積極的に薦めはしませんが、止めることもない-そんな感じです。
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by shunichiro0083 | 2007-08-04 20:41 | 書籍
2007年 08月 03日

機動戦士ガンダムUC 第8話のこと

・幕間劇から戦闘への橋渡しとなる今回でしたが、フル・フロンタルの異名が<赤い彗星>とそのまんまだったのも驚きましたが、それよりも専用MSの名前が<シナンジュ>というのにも吃驚です。
 というのも、自分の知る限りこの「シナンジュ」という固有名詞は『レモ/第一の挑戦』という映画にのみ出てきた、北斗神拳もかくやという武術の名しか知らないので-幾らなんでも、まんまここから採って来たってことはないと思うのですが…。
 別に意味のない、語呂合わせでもいいんですが、それだと今度は<クシャトリア>が浮いてしまうかな、とかも思ったり。

・ちなみに、ネオ・ジオンの輸送船<ガランシェール>は17世紀のノストラダムス研究家であるテオフィリス・ガランシェールから採られている-のかもしれない。

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by shunichiro0083 | 2007-08-03 01:01