shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2005年 08月 28日

PHASE-45 変革の序曲

・ブリーフィング中のレイはルナマリアに冷淡な感じにも見えますが、それは勝気な彼女の性格を熟知していて、優しい言葉はシンが掛けるだろうから自分は敢えて、厳しい態度で臨んだ、ということなのか。
 それとも、本心からの態度なのかな?

・で、今回の作戦なのですが、ミネルバが見方の支援もなしに単艦で突っ込むのはスーパーロボットものの面目躍如として。ルナマリアが迷いもせず、一路レクイエムのコントロールにまで辿り着けたのは、事前に基地のデータが判明していたからでしょうか。
 内部図もばっちり映し出されていたようですし。おそらく、レイは今回の作戦を説明する時にも使っているでしょうが、はたしてどうやって手に入れたのか。まあ、レクイエムのデータを議長が手に入れていたとするなら、ダイダロス基地の詳細を知っていてもおかしくはないのでしょうが。
 もし、そうでないとしたら、どうやってレイは敵基地の最新データを入手したのでしょうね。前回のゲシュマイディッヒパンツァー程度ならフォローもききますが、今回のはちょっと勇み足のような気がします。

・タリア艦長が一瞬回想したのは自分の子どもでしょうか。その割には旦那がいなかったような・・・。

・ザムザザーにゲルズゲ-、再登場です。当初は量産されないワンオフの機体、という設定だったらしいですが。
 ま、好きな機体なのでユークリッドに出番を奪われたままにならなくて本当に良かったです。

・デストロイは3機。まあ、強いと印象付けたのはザフトの量産型MS部隊をなぎ払ったからでしたが、結局の所ガンダムタイプには敵わないようです。ちょっと寂しいですね。
 で、物語がこのままで行くと、今回本編に登場した連合製のガンダムはデストロイ一種類で終わってしまいそうな気配。

・陽電子リフレクター装備の戦艦が登場したのはいい感じ。やっぱ、ああいう最先端のデバイスははじめは大きくかさばって、その内に小型化される、という流れの方が自然な気がします。特務部隊Xの母艦にも付いてたら良かったのに。
 陽電子リフレクターにビームスパイクが効かないのは、電ホ版「Dアストレイ」でやってましたしね。グフのスレイヤーウィップが有効なのは、超高出力で帯電帯磁しているから、ってな感じで一つ。
追記:グフの鞭は高周波で振動するもののようですね。ちなみに、ザムザザーの爪も同種の兵器です(8/31)。

・ガーティ・ルーも久々の登場だったのですが、あっという間にレジェンドのビームスパイクの餌食になってしまいました。残念。
 ミラージュコロイド使えよ! というツッコミに対しては、レイの索敵と攻撃がジブリールの予想の斜め上を行っていた、ということにしてやって下さい・・・。
 そう言えば、イアン・リーは艦長席にはいませんでしたね。それとも、喋らない&似ていないだけであればイアン・リーだったのかな。
追記:確かに、ガーティ・ルーはミラコロを展開可能な艦ですが、地下ドックの偽装ハッチを開いて堂々と出港していたのではあんまり意味のないことでしょう。
 脱出艦としてあれを使用するつもりだったら、エターナルのように物理的に偽装して月面に繋留しておき、そしていざという時は偽装を剥がし、ミラコロを起動させて隠密裏に脱出する、とするべきではなかったのですかね。
 もし、仮にあの時ミラコロを展開していたとしても、それまで閉められていたハッチが突然大きく開いたのを発見したら、そりゃあレイでなくても不審に思うでしょう。
 もし、最期の最期でジブリールが慢心してしまうように、これまで三度もジブリールの脱出を見逃していたとするなら、本当に議長は諸葛孔明並みの軍師ということになるのでしょうが-って、冗談ですよ。念の為(8/30)。

・そう言えば、これもよく言われてますがグフには宇宙用高機動パックがないのか。さもなくば、地上用と外観がまったく同じになっているようですね。
 まあ、そうしないとバンクが使えないのでしょうけど。

・議長があのタイミングでジブリール死亡を知ったのは、レジェンドと極秘の通信回線でも繋がっていたからなのですかね。

・驚いたり、意味ありげにタリアを見つめているアーサーにスポットライトが当たる日は来るのでしょうか。
 そう言えば、人目も憚らず抱き合っているシンとルナマリアを見てヴィーノが驚いてましたね。
 あれは「こいつら、俺に内緒で?!」ということなのか。それとも「あーあ、こんな所で見せつけやがって、ケッ!」というものだったんでしょうかね。

・少し気になったのですが、プラント市民って何処に避難してるんでしょうね。それとも、あのシーンは破壊されたコロニーの中で生き残った人々がパニックと言われつつも、当局の指示に従って避難している、ということなのでしょうか。
 後者ならまだ納得行きますが、もし前者だとするならプラントは先の核攻撃以降に市民が退避出来る施設を建造したことになりますね。何せ、あの時議長は「逃げ場なし!」と断言していましたから。

・ジブリールはようやく退場です。いやあ、長かった。最初はブルーコスモスの盟主だった人が、最後はテロリストにまで落ちぶれてしまいました。
 けど、アルザッヘルに行ってナニをどうするつもりだったんでしょう、あの人。

・キラとアスランの会話・・・よく分かりません。さっさと議長の口から「DESTINY PLAN」の詳細を教えて貰わないと、そもそもどちらが正しいのか間違っているのか判断付きませんね。
 まあ、人類総獣化兵計画と違って、あからさまに虚偽だ、とも言えないのですが。
 しかしながら、この議長の企みが単なる政治目標であるなら話は別です。それを有権者が受けいれればいいのですから。だとすれば、ラクスはとんでもない誤解をしていることになってしまいますな。

・結局、有耶無耶のうちにネオはアークエンジェルの上級士官となったようですね。まあ、戦時中のどさくさに紛れて、ということなのでしょうが。
 で、めでたくドラグーン付きアカツキを譲渡され、ニタ稲妻(例のピキーン! のこと)を光らせてオールレンジ攻撃を仕掛けるのでしょうね。

・カガリ、とうとう指輪を外してしまいました。この辺り、単に二人の心は固く結び付いている、だけだったのはちょっと不満。どうせなら、アスキラの会話だけではなく、カガリとアスランの二人っきりなシーンもあれば「夢は同じ」という言葉に重みが出たのではないかと思います。

・しかしまあ、なんのかんのと言っても戦闘シーンが多い回は面白いですね。珍しくデスティニーが悪役してなかったし。
 
 満足度=☆☆★★★(二個)

名無しクンへの最初で最後の返答※心当たりのない方は読まない方が無難です!※
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by shunichiro0083 | 2005-08-28 14:11 | 感想
2005年 08月 26日

「8」のこと及び再度テスタメントのこと

・さて、C.E.では量子コンピューターが主流なのですが、そんな中でも「ASTRAY」シリーズを通じて主人公のサポート役に徹しているモバイルPCこと「8」ほど謎な存在はないでしょう。
 漂流していた宇宙船からロウが回収したということ以外の出自は不明で、内部が完全にブラックボックス化されていることから内部構造の詳細も不明。分かっているのは量子式ではない、ということくらい。
 しかしながら量子コンピューターと同等か、それ以上のスペックを持っていることは間違いありません。あまり表には出ていない設定ですが、レッドフレームをナチュラルのロウが動かせていたのは「8」のサポートがあるからです-もう、棄てられているかもしれませんが。
 それに現在展開中の「Dアストレイ」ではナチュラル用OSが普及している、という設定ですからジェスがアウトフレームを乗りこなしているのは不思議ではないですね。まあ、戦闘に巻き込まれる等、危機的状況に陥った時は「8」がサポートしているのかもしれませんが。

・今月のガンダムA-05年10月号の「Dアストレイ」でも、「8」はアウトフレーム本体のコンピューターがダウンした状態でも機体を制御していました。また、対ゲルフィニート戦(電撃ホビーマガジン04年2月号)でも量子コンピューターに干渉するウィルスに対抗する策として、「8」がレッドフレームのコントロールを行っています。
 これらのことからも、「8」が量子コンピューターではない、別の形式による高性能コンピューターであることが分かります。
 余談ですが、MS戦闘に関しては素人のルキーニが操っていたMS・ゲルフィニートは「8」のコントロールでも反撃は容易でしたが、正体不明で凄腕のパイロットが駆るガンダムタイプのテスタメントには逃げるのが精一杯だったようです。

・また、「8」はコンピューターとしては限りなく、人間臭いように出来ています。実際、新しいアウトフレームの装備-Gフライトやマルチパックを考案・設計している所を見ると、自律思考が可能であるようです。
 こうしたことから、「8」の正体を現在のジョージ・グレン同様生体ユニットである、と考えることは可能ではないかと思います。その場合、生体部分の栄養補給などをどうしているのか、という疑問も湧いてきますが。
 殊によると脳全体を用いているのではなく、単なる生体コンピューターのパーツとして脳の一部分が用いられているだけなのかもしれない。が、それはあまりに非人道的に過ぎるだろう。
 だとすれば、「8」を造り上げたのはブルーコスモスの研究陣なのかもしれない。生体CPUやエクステンデッドのように、ナチュラルが、ナチュラルのままコーディネイターに対抗する為の一手段として。もしそうだとするなら、運命は皮肉である。創造者たるブルーコスモスに結果的にとは言え反旗を翻し、打倒する手助けとなったのだから。

・閑話休題。テスタメントの仕掛はどうやらこちらの読み通りだったようです。ただ、あそこまで広範囲に影響を及ぼすとは思っても見ませんでしたが。
 残るはあの、テスタメントのパイロットが誰なのか、ということでしょうね。これでネオの正体がムウのクローンだったのなら、同様に作られた内の一体、という推測も成り立ったのですが。どうやらあれはムウ本人みたいですし。
 まあ、謎の少女たちの件もあるし「Dアストレイ」はまだ暫くは終わりそうもないですね。これで来年秋まで繫ぐのかな。

・最後に。どうやってジェスはテスタメントの装甲をPS装甲ではなく、VPS装甲と見抜いたんでしょうね。それとも、ただ単にVPS装甲しか知らなかっただけなのかな?
 けど、VPS装甲はザフトの重要機密の一つだろうに、どうして連合側のテスタメントに搭載されているのだろう。それとも、これが噂のZGMF-12なのだろうか。だとすれば何時、連合軍に鹵獲されたのだろう。
 いやいや、やっぱりZGMF-12はアウトフレームで、テスタメントはアクタイオン社から技術供与を受けた大西洋連邦が完成させた12番目の機体なのだろうか-謎は深まるばかりでございます。

追記:今回のときた版ではっきりと「8」が自分は量子コンピューターではないと言ってましたね(8/28)。
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by shunichiro0083 | 2005-08-26 13:01 | アストレイ
2005年 08月 22日

PHASE-44 二人のラクス

・いや、ラクスのメッセージは正しいですよ。けど、今更言ってどうするのか、という気がします。その言葉はもっと早く、議長のロゴス糾弾会見の時にこそ訴えられていなければならなかったのではないですかね。
 そうすれば、必要以上にロゴスの皆様を追い詰めたりはしなかったのではないかと思います。思えば、同じように感情的になったプラント市民を議長はミーアを使って沈静化させました。そういう優れた政治的手腕があったからこそ、議長はコーディネイターのみならずナチュラルからの支持をも得るに至った筈なのですが。
 それはさて置き。どう贔屓目に見ても、ラクスのあの談話は遅きに逸したと判断せざるを得ないでしょう。なんだか、戦いの連鎖は今の私達には止められる術はありません、とかラクスは言っていましたがそこまで世界を後戻り出来なくさせてしまった責任の一端は感じるべきでしょうね、彼女は。
 何故なら、自分の発言で世界が変えられるという自負があるのなら、それはもっと早い段階で行われて然るべきだったろう、ということです。
 もし、議長の全世界に向けたロゴス糾弾の時に呼応するようにラクスがその声を挙げていたなら、市民の蜂起によるロゴス組織の急激な崩壊もなく、ジブリールがオーブに逃げ込んだ結果オーブが焼かれることも。更には、月面基地へと逃げ込んでレクイエムを発動させ、プラント市民の尊い人命が無駄に失われることもなかったでしょうから。
 -と、断言するのもナニですが、少なくともああいった武力行使ではなく、もっと緩やかな経済的政治的手法によってロゴスとその私兵、並びに癒着した連合軍を解体することも可能ではなかったかとも思うのです。

・軌道間全方位戦略砲・レクイエムですか。今更「ゲシュマイディッヒパンツァー」なんて単語を聞かされるとは、夢にも思いませんでした。まあ、あのビーム偏向は磁気ではなく、ミラージュコロイドで「光」そのものをねじ曲げるものですから、レクイエムの正体がΓ線レーザーだろうがなんだろうが光学兵器ならでもOK、なんですがね。
 ただ、あんだけでかい廃棄コロニーを輪切りにしたようなものが必要となると、最初の一撃は兎も角あんまり使い勝手の良い兵器ではないような気がします。ジブリールが初撃に拘ったのもむべなるかな。
 今回の攻撃でも三基の反射装置が必要だった訳ですし、それでいてバーニアに被弾しただけで目標が狂うとなると、取り敢えず精密射撃には不向きな兵器なのは画面で実証されましたね。まあ、数万キロの射撃ですから、アプリリウスは外れたものの、その他のプラントに壊滅的な打撃を与えたという点では満足すべきなのかもしれませんね、ジリブールは。

・で、今回もこのレクイエムの攻撃によって大量破壊と市民の殲滅が行われてしまいました。この辺りの描写の是非については人それぞれなのでしょうが、少なくとも僕個人としては胸糞が悪くなりました。飯時に見ていなくて、本当に良かったと思いました。

・で、なんでこういう時に限って議長はアプリリウス市には戻らず、メサイアとかいう宇宙要塞に入ったんでしょうね。議長はその名の通り、行政の責任者なのですから、軍司令部に行くのではなく行政府があるであろうアプリリウスに戻るのが筋ではないかと思います。
 なんか、反射装置を巡るドンパチがはじまった、という報告を受けて唇を歪めてみたり。レクイエムの攻撃に報告を受けた時もわざと一拍遅れて激昂してみたり。それも、芝居がかっているし。
 以前から言っている通り、議長を悪として認定させる手段としてそうした状況証拠にすらならない、細かな演出が多すぎると思います。まして、例の「DESTINY PLAN」もきちんとしたものではなく、キラとラクスの口から語られてお仕舞ですし。
 ミーアもアスランの末路を思い出してか、なんか議長の笑みに対してビビリっ放しでしたね。実際には一度や二度の失態では議長は「駒」を切り捨てたりはしないので、あと一回くらいは偽ラクスとしての出番があるとは思いますが-まさか、自分の手でミーアを公衆の面前で暗殺させ、その罪をラクス側に着せる、とかいうベタな陰謀を巡らしたりはしないだろうけど。

・そう言えば、議長はデストロイのデータを見ているシーンが前にあったのですが(PHASE-27)、そのデストロイの図面の端っこに何やらコロニーレーザーくさい画像がありました。ひょっとしたら、あれがレクイエムだったのかもしれません。

・しかしながら、遺伝子を操作するコーディネイターの究極、という旨の台詞がキラから出たのはいいと思いました。
 議長が遺伝子解析の第一人者である、ということはさりげなく言われていますし。そうして考えると、議長はやはりシンの遺伝子を解析してその中からMSパイロットになる運命を見出した、ということなのでしょうかね。
 しかしながら、それは個人の遺伝子の中に遠い未来までを決定するなんらかの要因が存在する、ということを前提としている訳で。あるとすればそれは単に空間的な広がりだけではなく、時間的な何かとも密接に結び付いている、と考えられる訳で。
 端的に言うなら、遺伝子を調べれば単なる適性なのではなく、もっと具体的な進むべき道が分かる、という域に議長の持つ技術は達していると考えるべきなのでは、と。
 まあ、そこまで行っているのかどうかまでは分かりませんが、ここに来てなお議長の思惑がその口から語られない、というのはどうしたもんなんですかね。それとも、本当に議長は単なる黒に限りなく近い灰色で、悪いのはロゴスなんでしょうか。

・レイはレイで、なんか一人憤って、怒っていましたね。子犬のように追いすがる、シンを気遣う余裕もないくらいに。
 確かに、レイの言う通り、本物と偽者にどこまで違いがあるのかは分かりません。それの区別に、どんな意味があるのかも。ただ、それはケースバイケースで、こんな戦争をするかしないか、とか、戦争の正当性を主張せねばならない時にはやはり意味があると言わざるを得ないでしょう。
 ま、レイの本音はもう一つ、議長が正しい、ということなのでしょうが。議長の正しさを信じているのなら、こんなことで迷うことはあり得ない、ということなのでしょうね。けど、それでは視野狭窄に陥っているだけなのではないか、と思います。

・アスラン生存を知ったルナマリアは、レイと議長に疑惑を持ちはじめた様子。まあ、キラとアスランの会話を盗聴していたのですから、当たり前と言えば当たり前ですが。
 死亡フラグでないことを祈ります。

・ミネルバはホント、こき使われています。ジブラルタルからオーブに回されたと思ったら、今度はすぐさま月の裏側です。ブースター付けて飛びだっていきました。
 取り敢えず、この世界では重力下での浮遊技術というのはあんまり発達していないようですね。けど、例の“ポジトロニック・インターファライアンス”を使わねばならない程、ミネルバは先を急いではいなかったようです。

・タリア艦長、お疲れです。アーサーは驚くを通り越して、現在のこの異常事態に不安感を抱いている様子。まあ、ラクスが二人もいれば「なんじゃこりゃあ?!」ということになるでしょうね、普通。

・イザークとディアッカ、久し振りの台詞でしたね。っていうか、台詞のある回になるとシホの出番がなくなるのはなんとかして欲しいと思います。切に。
 ハイネ隊はイザークの指揮下に置かれたようです。そう言えば、ザフト軍事ステーションって、何処に行ってしまったんでしょう?

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)
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by shunichiro0083 | 2005-08-22 12:44 | 感想
2005年 08月 19日

ギルバート・デュランダル議長のこと

・明日の放送でどう転ぶかは分かりませんが、内なる欲求に勝てなかったので議長のことをちょっと書いてみようかと思います。
 取り敢えず、議長について確定しているのは遺伝子解析の専門家で、過去メンデルコロニーで研究に携わっていたということ。
 そしてユニウス条約締結の責任を取って退陣したアイリーン・カナーバの後を受け、最高評議会議長の座に就いた、ということくらい。
 細かいことを言うと、現ミネルバ艦長であるタリア・グラディスと恋仲にあった(破局)とか。どうやら、ラウ・ル・クルーゼと面識があったらしい、とかいうやや未確定な情報も含まれるけれど。

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by shunichiro0083 | 2005-08-19 23:41
2005年 08月 16日

PAHSE-43 反撃の声

・取り敢えず、最初に地味に散ってしまったユウナの冥福をお祈りしたいと思います。ジブリールの脱出時の描写を見ると、やはりセイラン一家は皆死亡してしまったと考えるべきなんでしょうね。
 流石にあの人たちが顔に傷つくって、名前を変えて再登場ということはないと信じたい。尺もないし。
 合掌。

・まあ、今回は語るべきを最後の情報戦に集中。その他はあまり語るべき所もないし。
 それにしても、今回の最後で展開したオーブとプラントの情報合戦はあまりに稚拙に過ぎるのではないかと。正確に言うなら、それまで巧みに行われてきた議長の情報戦略がここに来てガクンと格が落ちた、ということになるのではないかと。
 カガリの演説に途中で割り込みをかけ、偽ラクスことミーアのお涙頂戴な演説を流すなど、これまでの議長の策略からは考えられぬものがあります。
 確かにブルーコスモスによるプラントへの核攻撃直後にミーアはデビューした訳ですが、あそこは民衆に過激な感情論が蔓延ろうとした時だったので、ミーアによる情実に訴える演説が功を奏した訳で。
 然るに、今回のカガリの演説は極めて理性的に行われるものであるのだから、これを電波ジャックしてしまうのは言論封殺でしかないのではないかと。
 別にカガリの演説が終了した後でミーアに演説されるのなら何も問題はないと思うのだけれど、あれでは力のごり押しでプラントに都合の悪いカガリの声明を妨害している、と取られても仕方がないのではないだろうか。
 そしてそれは、これまでスマートな政略を用いて来た議長のやり方とは真逆なのではないかと思うのである。

・前に「議長の有能さを表現する為に、それ以外のキャラクターは無能に貶められた」と書きましたが、ここに来て今度は議長がラクスの「神の如き聡明さ」を描く為に貶められようとしています。
 大体、どうしてあそこでラクスが出て来ることを驚くのか。流石に、オーブにいることを驚いているのであって、生きていることそのものに対する驚愕ではないと思いたいですが。しかしながら、ラクスが生きていたならその介入も想定していたであろう訳で。やっぱり何で驚いているのかさっぱりピンと来ません。
 前線のタリアの撤退の判断を非難がましい口調であったとは言え、あからさまに非難しようとはせず支持した姿が、議長の見せる最後の理知的態度にならないことを強く希望したいものです。

以下、箇条書き。

・レジェンドも結構強いですね。特にあのドラグーンを用いた後光攻撃は、プロヴィデンスにすらなかったもの。だから、バックパックが円形ではなく、半円型が二つ、という形状なんでしょう。

・それに引きかえ、デスティニー弱すぎ。4機の新ガンダムの中で最弱なんではないでしょうか。
 それとも、種こそ割れたもの、やっぱり内心はアスランの言葉に動揺しているんでしょうか。なら、まだ救いはあるのですがね。

・タリア艦長は冷静です。まあ、ジブリールの逃走を許したなら大義名分がなくなってしまいますからね。普通の将官なら、かえって自分の失態を糊塗すべくオーブ侵攻を続けていたかもしれませんし。
 そう言えば、ミネルバが参戦した時モニターに出たおっちゃんが指揮官かと思っていたのですが、ボスゴロフ級セントヘレンの艦長が指揮官だったんですね。ちょっと意外。旗艦セントヘレンはセントヘレナ島の英語読みと思われます。

・しかし、ラクスと虎のシャトル強奪の時も感じていたのですが、制宙権を持っているらしい割にはザフトの防空体制は笊も同然ですな。今回もジブリールが月に入るのを許してしまうみたいだし。

・ミーアが泣いていたのはこれ以上、議長の操り人形になるのが嫌なのか。それとも、信じてもいない原稿を読まされることで、オーブ戦の正当化の片棒を担がされるのが嫌なのか。
 大穴で議長のお役に立てているという、嬉し涙か。

・ネオの話。やっぱり、何の伏線もなくやられても、単なるご都合主義展開にしか見えないなあ。確かに、どれだけ綿密にやっても総集編になった段階で改変している、という事実は消えないとは思う。
 しかしだからと言って、あからさまに努力の跡が見えないのもどうかと。正直、夕日の中の抱擁もさっぱり感動出来ませんでした。

・オーブの外交チャンネルで、「当てにある国など無い」みたいなガヤの声がありました。っていうことは、スカンジナビア王国もやっぱり駄目、ということなのでしょうね。
 それが出来れば、カガリも単独で声明を出したりはしないだろうし。っていうか、そんな国の後ろ盾で何が出来ると思ったのだろう、アークエンジェルの連中は。

・ドムの三人組はアークエンジェルと合流しないのかな?

・アークエンジェル強し! 水中ミサイルで水上艦艇4隻と、ボスゴロフ級3隻を撃破。特に後者の場合、敵3隻からの集中砲火をものともせず、ミサイル1発ずつで決めてましたから。
 こんなことなら、ミネルバの相手などせずに最初っから水中でちまちまとミサイルやゴットフリート撃っていればよかったのに、と思いました。

 満足度=☆★★★★(一個)
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by shunichiro0083 | 2005-08-16 00:59 | 感想
2005年 08月 15日

ザフトにおける量子情報理論の軍事応用のこと

・以前、ザフトが実用化している「量子センサー」のことをパイロット波などを応用したものではないか、とか書いたことがあるのですが「MSV」の記述を見る限りではやっぱり、それに近いのではないかと思われる節があります。
 「TMF/TR-2 バクゥ戦術偵察タイプ」がそうなのですが、この機体は読んで字の如く偵察型のバクゥです。その特殊装備として、全機ではなく「一部の機体」と但し書きがあるものの「メタフェーズSQUIDセンサー」が搭載されていることになっています。このセンサーの特徴は「Nジャマー影響下でも確実に索敵がおこなえる」ということでしょう。
 加えて「双方向量子ビットストリーム通信機」も搭載されているとのことで、こちらは「量子の共時性効果を応用」しており、原理上では「レーザー通信の傍受も可能」なのだとか。

・こうしたセンサーや通信機に応用されているのが「量子通信理論」ですが、これも複数の原理や効果をまとめたもので、一つの理論ではありません。
 まずセンサーの方ですが、これは「SQUID:Superconducting QUantum Interference Device(超伝導量子干渉計)」を用いたセンサーであると断じて間違いはないでしょう。このセンサーは正確には量子情報理論を応用したものではなく、量子ビット(後述)検出する為に必要な極めて微弱な磁界を検出する為の装置です。
 おそらくは磁界を「波」として検出することは、Nジャマー散布下における電磁波妨害作用によって難しいものの、磁界を「粒」として検出出来るSQUIDを用いる事で遠距離の索敵が可能になった、というものなのでしょう。
 自動車が道路を走るだけで1ヘルツ以下の、超低周波の強い電磁雑音を発生させるといいますから、この「メタフェーズSQUIDセンサー」はそうしたものに反応する、いわばパッシブソナー的なものなのではないかと推測します。
 実際、この装置は量子論の研究だけではなく、医療用の検査機器としても最先端の分野では既に取り入れられています。

・又、もう一つの「双方向量子ビットストリーム通信機」ですが、これは要するに「量子テレポーテーション」を応用したものであると考えられます。
 この「量子ビット」とは量子コンピュータの基礎素子であり、量子ビットでは、『0』であり『1』でもあるという「量子重ね合わせ状態」を実現したものです-ちなみに 古典情報通信における情報(古典情報)の基本単位である「ビット」は、必ず「0」か「1」を取ります。
 この「量子ビット」が対になった時、お互いに相関するという性質を獲得します。これを「量子もつれ合い」とか「相関性」とかいいますが、「共時性」とも言い換えることは可能です。具体的にはどう言うことかと言うと、「0」でも「1」でもある対の「量子ビット」の片方が「1」で確定すると、自動的かつ瞬時にもう一方が「0」に決定されると言う現象のことです。
 現在ではこれを行うには有線などの古典的通信経路によって結合されていることが不可欠なのですが、ザフトの技術陣はこれを完全な「量子テレポーテーション」によって機能させることで、Nジャマー散布下でも作動可能としたようです。
 どうして「レーザー通信の傍受」が可能になるのかはよく分かりませんが、敢えて想像するならコヒーレント光であるレーザーを観測・複製したデータを解析することで傍受する、ということでしょうか。

・と、まあ、こんな感じでザフトは量子情報理論を軍事的に応用しているようです。まあ、それでも「量子テレポーテーション」を用いた通信システムは上手く行かなかったようで、ドラグーンシステムには全く異なるシステムを採用しているのですが。


※今回、参考させて頂いたリンク

量子情報通信

コンパクトで高性能なSQUID-脳磁界計測装置を開発
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by shunichiro0083 | 2005-08-15 22:43 | 設定
2005年 08月 11日

ボンボン版種運・05年9月号を読んで ネタバレあり!

・いやあ、オリジナル展開ここに極まれり、という観のある高山先生版ですが本編の流れを変えずに、しかし大胆に構成を変えることで「渾沌の先に」まで行ってしまいました。
 けど、この方がシンらしさが出ていて僕は好きですね。

続きを読む
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by shunichiro0083 | 2005-08-11 19:04 | コミック
2005年 08月 09日

アカツキに対する思いつきのこと

・アカツキはそのあまりの高性能ぶりから、ウズミが2年前に遺したのはテープだけで、実際には戦後のどさくさに帰還したエリカらが建造し続けていたMSではないか、という意見が支持を受けているようであります。
 ですが、以前にも書いた通り2年前のMSだからと言って、それが最新鋭のMSに通用しない訳ではないというのは自由が証明している所です-無論、パイロットの技量に負う部分も大きいのでしょうが。
 アカツキの性能で特筆すべきはあの金色の対ビームコーティングですが、当時の連合でもビーム偏向装甲は実現しています(フォビドゥンのゲシュマイディッヒパンツァー)。それを考えるなら、当時(「アストレイ」とは言え)既にミラージュコロイドの技術を入手していたオーブ技術陣が改良し、独自の進化をさせていたとしても然程おかしくはないと思います。

・それ以外の性能としては実際、普通の量産型MSとは違わないのではないかと思います。ビームサーベルやライフルは単純にバッテリー駆動式のMSでも使っていますし、バックパックに付いているビームキャノンも自由のパラエーナのようにアグニ並の、2発打てばバッテリーが上がるまでの威力には見えません。
 そうなれば、IWSPに使用されたパワーパックの数を増やしていれば充分対応出来るのではないかとも思います。実際、IWSPでは連装式レールガンを作動させても問題ないだけの充電量を確保していた訳ですから。
 問題はアカツキの装甲にPS装甲は用いられているのかどうか、ということですが同じく連合の非核エンジンのフォビドゥンがあれだけの稼働時間を見せていたことから類推するに、アカツキもTP装甲でバッテリーの消耗を抑えることで解決したのではないかと思います-ひょっとしたら、連合式のTP装甲ではなく、ブルーフレームセカンドに使用されたバイタルパートのみのそれかもしれませんし。これならもっと、電力消費を少なくすることも出来るでしょう。
 こうした理由から、ウズミの言葉を額面通りに受け取っても、技術的にはあまり問題は生じないように思えます。

・まあ、そうなると問題は何故アカツキは二年前のオーブ侵攻時には使用されなかったのか、ということになるのでしょう-これについてはあんまり考えたくありませんが。
 敢えて好意的に解釈するなら、ウズミはあの時オーブが占領され、連合の属国になってしまった最悪の事態を想定して、アカツキを遺したのではないのか。カガリがレジスタンスを組織するかもしれないその時にこそ、役立つようにと遺したのかもしれません。
 まあ、あの時はウズミ様は自分の信念で自爆することを開戦当初から決めていたと思われる節もありますから、そんな負け戦に大事なMSは使えないと決意していたのでしょう、きっと。
 実際、カガリがアカツキに乗り込んだのは現政権に反旗を翻す為だったのですからね。まあ、事実上のレジスタンスと言っても過言ではないでしょう-セイラン政権に反対する、反体制派であったのは事実な訳ですから。
 と、まあ、そんな感じで死んだ後のこともカガリのことを考えて、アカツキを遺したのだ-ということで一つ。
 けどそうすると、やぱりウズミは自分の信念第一、カガリがその次で、国民については三番目だった、という結論になってしまうのが哀しい所ではあります。

おまけ
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by shunichiro0083 | 2005-08-09 22:02 | 設定
2005年 08月 08日

ハイパーデュートリオンのこと

・ハイパーデュートリオンとはご承知の通り、ディステニーに搭載された新型動力源の名称であります。
 現在分かっている情報ではデュートリオンと核動力のハイブリッドとされており、最初からユニウス条約を無視して開発が進められていたことくらいで、詳しい作動原理等は判明しておりません。
 また、レジェンドや打撃自由・無限正義にも同じく新型エンジンが搭載されている、というアナウンスはあるものの、それがこのハイパーデュートリオンかどうかは定かではありません。確定しているのはデスティニーだけです。

・この設定が公表されて、2chの考証スレでは核エンジンによる電力の安定供給と、デュートリオンによる一時的な出力増強を組み合わせたハイブリッドではないのか、という意見が支配的でした。
 真っ当に考えるなら、これが妥当であると僕も思います。
 しかしながらPHASE-42でデスティニーはエネルギー不足に陥ったのではないか、と思わせる描写がありました。「POWER INDUCATOR-これはINDICATORの誤りと思われます-」のレベルがレッドゾーンに入り、ALERTが点灯していたのです。
 加えて、“PRIMARY”と“SECONDARY”の二つの「HYPER CAPACITOR」もかなり低位を示していました。こうしたことから考えるに、デスティニーは本当にあの時エネルギー切れになっていたのではないかと思われます。ちなみに“CAPACITOR”とはコンデンサー=蓄電器のことです。
 こうしたことからデスティニーはハイパーデュートリオンによる発電の他に、二つの大容量コンデンサーを保有していることが分かります。そしてそれら全てが-おそらくは-活動限界ぎりぎりの低位となってしまっていたのです。
 ハイパーデュートリオンよりも出力の低い核エンジンでさえ、自由や正義はほぼ無尽蔵の電力を得ていました。また、デスティニーと激しい戦闘を繰り広げた打撃自由はエネルギー切れを起こしているようには見えません。
 では、核エンジンよりも数倍の出力を持ちながら、燃料切れが著しく早いハイパーデュートリオンとはどういうシステムなのでしょうか?

・まず、ハイブリッドの一方である核動力がユニウス条約違反である以上、それはNJキャンセラーを用いた核エンジンであることはほぼ確定だと思われます。従来型デュートリオンも、ペタトロン反応を用いている、という意味で問題ないでしょう。
 ならば何故、核エンジンを用いていながらエネルギー切れを起こしてしまうのか。それはおそらく、デュートリオンビームが外部から供給されるのではなく、内部で生成しているが故に限られるのではないか、ということであります。
 第一の推測として、ペタトロン反応を起こすだけのデュートリオンビームを発生させるには膨大な電力が必要とされるのではないか、ということ。だからこそ、デュートリオンビームは専用の艦船からしか照射出来ないのではないか。ハイパーデュートリオンの核エンジンとは、これを発生させる為の動力源という側面も持つのではないだろうか。
 第二としては、ペタトロン反応による発電は瞬間的な電力量は核エンジンを上回るものの、デスティニーの持続的なエネルギー源としては不向きなのではないか、ということ。デスティニーの武装は高エネルギー砲やアロンダイトなど、高出力を必要とする武器が殆どである。その為、瞬間的な出力を確保する必要性から、単なる核エンジンではなくハイパーデュートリオンが必要となったのではないだろうか。
 無論、インパルス級のMSの動力源としてならデュートリオンでも充分問題はないのだろうが、デスティニーのように強化された兵装を何種類も同時に稼動させるとなると出力不足になるのはデスティニーシルエットの開発断念からも窺い知れる。
 つまり、核エンジンが単なる駆動用としてだけではなく、デュートリオンビーム発生器のバッテリーとしても使用されることで、自由のそれと比べて燃料消費量が格段に増量してしまったのではないか、ということです。
 デスティニーは個性的な武器のみならず、光の翼の展開やミラージュコロイドを応用した分身の投影という機能を持ちますが、それを作動させる為に電装系もインパルスや自由に比べてかなりの電力消費があることが予想されます。こうした二重の負荷がかかることで、デスティニーの核エンジンには従来からは考えられぬ程の発電を余儀なくされているのではないか。それ故に、燃料切れを起こしてしまったのではないか、という推測です。

・その一方、通常、核エンジンとは一度稼動すれば長期間燃料を無補給で稼動することが出来るものです。だから、この場合も核エンジンの燃料が切れたとは本来なら考えにくい。そうなると、デュートリオンの燃料とも言うべきペタトロンが先になくなったと考える方が自然な訳です。
 これは未確認情報ですが、デスティニーシルエットの運用試験では一回の模擬戦闘で三度のデュートリオンビーム照射が必要になったと言われています({MSV」より)。そこから類推するにアカツキ・ムラサメ混合部隊とやり合い、その直後に打撃自由と熾烈な戦いを行ったデスティニーが消費したペタトロンは想像以上の量だったのかもしれません。
 M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲を二回撃ち、アロンダイトでの切り結びもアカツキ、ムラサメ部隊、打撃自由に行っている。光の翼の展開に、ミラージュコロイドによる分身形成。おまけに、クスィフィアス3レールガンの直撃をPS装甲で受け止め、連結ビームライフルの一撃をビームシールドで防御しています。通常の戦闘では、ここまで熾烈なものを想定していなかった、という開発側の良い訳は通りそうなくらいです。
 本来、設計段階で出された戦術状況ならば、充分に対応出来るのだ、ということなのでしょう。だからデッドウエイトにもなりかねない、デュートリオンビームの受容器は取り付けられなかったのかもしれません。

・なので、今回のエネルギー切れはこれら二つの要因が重なったことによるものではないかと思われます。つまりデスティニーとは敢えて区分するなら、比較的活動時間の短い強襲用MSではないのか、ということにもなります。
 宇宙世紀のMSで言うなら、MSZ-010・ZZガンダムのようなものなのかもしれません。

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by shunichiro0083 | 2005-08-08 13:24 | 設定
2005年 08月 07日

PHASE-42 自由と正義と

・今回はそれなりに見どころはちりばめられつつも、それだけに全体としては喰い足らない-そんな感じでした。ちりばめられたもの、がそれぞれ今ひとつだったりするのも原因の一つでしょう。
 では、箇条書きで。

・アカツキvsデスティニーはやっぱり、パイロットの差が出てしまったかな、という感じ。「種」でも種を割っているのだから、カガリもあそこで割っておくべきではなかったかな、と。自国民の生命がかかっているのだから、必死度は前作に優るとも劣らない筈。
 しかし、驚くべきはアカツキのスペルゲン反射鏡-もとい、対ビームコーティング。デスティニーの大型ビームランチャーをも跳ね返してました。

・と、そのアカツキを窮地を救ったのは天空から舞い降りた打撃自由。こちらの戦いは一進一退。しかしながら、戦闘の巧みさで言えばキラに軍配が上がる様子。パルマ フィオキーナも今イチ使いこなせていない感じで、やはり己が殺した筈の人間が現れたことに困惑しているのですかね。
 シンがレイに呼び戻されると、ザフトのMS侵攻部隊に矛先を変えて縦横無尽の暴れっぷり。ここでもスーパードラグーンは使用していないので、果たしてプラモの取説にあったという、地上での使用可も、ちょっと怪しくなって来ました。

・ドムトルーパーはファクトリーから直接射出されたようですが、最終調整も意外と簡単に済んだようです。まあ、強いこと強いこと。これをコンベンションで蹴ったザフト首脳部はアホと言うか、いい面の皮と言うべきか。
 いくらパイロットが歴戦の勇者だからと言っても、性能差がありすぎなんではないでしょうかね。プラモのインストを読む限りでは特段、ザクやグフ以上のスペックという訳でもないのも不思議な所。あそこまでの能力差を描くのなら、ラクス派の新機軸がふんだんに使われた超高性能機になっている、とかの方が良かったのではないでしょうか。

・逆に面白かったのは前回、地底に潜っていた地中用グーン-正式にはグーン地中機動試験評価タイプ-が、実は地下にある閣僚用シェルター等の重要施設に奇襲をかける為だった、というのが分かるシーン。
 何気にシェルターの天井が崩れ、非難していた女子どもの皆さんが瓦礫に押し潰されてしまっていましたが。
 重箱の隅を突つけば、例の地中用グーンをちゃんと運用する為には事前の地質調査や綿密な予備作業が必要とされ、臨機応変な使い方は無理、という設定。しかしながらオーブは連合軍に占領された関係で、そうした地質学的データも流出していた可能性が高く、今回連合軍と同盟を結んだザブトにはそうしたデータが届けられていて、地中用グーンもきちんと運用出来たのではないですかね。
8/8追記:見直したら、セイランの親父も瓦礫の山に埋まっているっぽかったですね。よくて重傷。悪ければ圧死でしょうか。

・一方、「ムウじゃないから」とかいう勝手な理屈でスカイグラスパーを与えられ、放免となったネオはこれまた「ミネルバ嫌い」という、至極身勝手な理由でアークエンジェルの直掩に。
 まあ、これで製作サイドとしてはネオ=ムウという図式にしたようですね。まあ、僕は前作に然程思い入れがないからこうして流せますが、「種」のあのシーンで涙を流したファンの方というのはどういう気持ちなんでしょう。

・そう言えば、ミネルバは至近距離からのゴットフリートの直撃を船体に受けても平然としていたので、どうやらラミネート装甲であるようです。
 そう言えば、自由&正義の対ビームシールドもローレシア級の外装技術を転用されて作られたラミネート装甲式らしいので、ラミネート装甲というのは連合ザフト問わず広く使われている技術のようであります。
 しかしながら、アークエンジェルやミネルバは高い耐久性を持っているのに、同じ技術が使われている筈の量産型艦船というのは実に脆いような気がします。そんなに熱交換率が低いんでしょうか。

・流石に今回はアーサー、驚いている暇はありませんでしたね。それどころか、ちゃんと戦闘指揮してました。アマギよりははまってます。

・ルナマリアの扱い、あんまりです。もう、邪魔者呼ばわり。シンの情緒が落ち着いて、精神安定剤がいらなくなった途端にお払い箱ですか。流石にちょっと同情してしまいました。
 結局、レイにとっては能力の差こそあれ、全ての人間は「駒」でしかないのでしょうね。

・ユウナはホント、憐れでした。あそこまで貶められたキャラクターも珍しいでしょう。カガリが皆まで台詞を言わせなかったのも、下手にあそこで喋られると、国内ではまだばれていない自分の所業が明らかになるのを恐れたからだったりして。
 まあ、確かにカガリに逃げられてからは失政の連続でしたが、それもこれも安保条約に加盟した所為な訳で。中立国の癖に、二股膏薬な政策を取ることの出来なかった視野狭窄が失脚の原因でしょう-直接の原因はジブリールを受け入れ、匿ったからなので庇いようがないのも事実ですが。
 ジブリールの居場所を知らなかった、ということは親父からも見捨てられていたのでしょう。尤も、そのハゲ親父もジブリールから見限られていたようですが(そうでなければ、ジブリールが一人勝手に逃げ出したりはしていない)。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

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by shunichiro0083 | 2005-08-07 13:43 | 感想