shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2005年 06月 27日

PHASE-36 アスラン脱走

・やはり、レジェンドの動力源は新型のものだったようです(OS起動画面参照のこと)。どうやら新型の動力源というのは、デュートリオン送電システムからスピンオフしたものではないかと推測します(レジェンドのOS・G.U.N.D.A.M.の頭文字の内「D」はDeutrion)。
 この辺りについての解説はHJ誌の今月号の「MSV」にさわりが載っていますので、興味のある方には、ご一読をお薦めします-僕はチンプンカンプンでしたが。

・さて、今までチラホラと出ていた議長の黒い面がそろそろ所構わずに現れるようになって来ました。
 どうやら議長の主義主張は単なる選民主義ではなく、議長が定めた役割を個々人に押し付ける、一種の統制社会であるようです。まあ、確かにそれなら戦争もなくなるでしょうが、それの代償に人間の大部分は自由意志を奪われてしまうことになるのではないですかね。少なくとも、職業決定の自由がなくなるのは確定です。
 で、それに逆らう者は叛乱分子と認定され、容赦なく処分されるという-前回のアークエンジェル御一行や、今回のアスランのように。

・ただ、アークエンジェルが議長にああいう風に言われるのは仕方のないことではないかとも思います。
 実際、アークエンジェルは政治的活動を蔑ろにして勝手気ままに戦闘へと介入して来ていたのですから。敵とも味方とも分からぬ、それでいて端倪すべかざる戦闘力を持っている以上、大国の論理では排除の方向に行っても仕方のないことでしょう。
 まあ、確かにアークエンジェルの言い分も分からないではないのですが、主張はともかくその方法は間違っていたと言わざるを得ない所です。

・で、当のアスランもミーアが気を使ってくれなかったら、MPに拘束、粛清されていたのは間違いのない所です。まあ、上手く立ち回って逃げ出すのに成功する、という目も充分にあり得ますが。
 それよりも今回のこのミーアのアスランへの忠告は、それによってアスランが危地を脱する、というよりも「議長とレイが何やら陰謀を企てているが、アスランは上手くのって来なかったので処分する」という部分を見せる為にあったのでしょうね。
 あと、個人的にはミーアのような考え方もあり、だとは思います。無論、使えなくなったら切り捨てられ、処分される、ということを覚悟の上、ならですが。
 そういう覚悟を決めていたキャラクターには「るろ剣・志々尾編」の由美が相当するのではないかと思います。ただ、ミーアにはあそこまでの悲壮な決意があるようには見えませんけど。そうした観点から語られるべきなのは、むしろレイなのかもしれません。

・と、まあ、そんなこんなで議長の思惑を知ったアスランは脱走を企てるのですが、何故メイリンがあそこまで献身的になるのかが、今一つピンと来ません。勿論、理由はそれまでの描写の積み重ねが足らない所為ですが。
 せめて、これまでのルナマリア並の描写がなければ、単純に本編を見ている人間はご都合主義とか、唐突だ、とか思うでしょうね。前にアスランのパーソナルデータを呼び出して、こっそり見ている、とかだけでは免罪符にはならないのではないでしょうか。
 それとも、懐に窮鳥が入った猟師の心境だったのでしょうか、メイリンは。いやはや、ナンとも。

・しかし、メイリンのハッキング能力は半端ではないようですね。いくら自軍のものとは言え、メインコンピューターに不正アクセスして、警報システムを誤作動させるのですから。
 その上、緊急発進が可能で、かつ、滑走路にも近い機体の置き場所まで特定してしまうんですからね。彼女、つい最近までこの基地の知識なんて碌すっぽ持ち合わせていなかったにも関わらずですよ。いやあ、凄い。

・アスランはレイにとどめを刺せた筈なのに、躊躇いました。ライフルを落とされた後のあのタイミングなら、間違いなく撃てた筈なんですけどね。まあ、そういう甘い所がアスラン・ザラなのですが。

・レイの「キラは死んでいない」という台詞は、クルーゼもまた彼の心の中に生きている、ということなのですかね。

・キサカさん、東アジア共和国からジブラルタルへとやって来ました。でも、故郷でもなんでもない東アジアにいたんでしょうか。そんなとこにいるくらいなら、カガリの側近をやっていてやれば、あの最悪の事態は避けられたかもしれないのにねえ。

・アーサー、今日は驚きこそしませんでしたが、あんまりなことを言ってブリッジを白けさせてしまいました。これが伏線なら、一挙に話を畳めるかもしれませんな。

・最後になりましたが、僕はアスランの今回の脱走は全肯定です。まあ、そもそもザフトに復隊したのが間違いだったんですから。
 レイはゴチャゴチャ言っていましたが、迷っていた人間が元の鞘に納まるだけですよ、ええ。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

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by shunichiro0083 | 2005-06-27 23:18 | 感想
2005年 06月 22日

再びドラグーンのこと

・なんか「シャア専用ブログ」さんでも取り上げられていましたが、少なくともカオスに搭載されているドラグーンは、一般兵でも使用可能になった改良型です(それでも、それなりの技量は必要とされるようですが)。
 まあ、レジェンドに搭載されるものがこれと全く同じかどうかは判りませんが、少なくとも歴戦のエースであるアスランなら使いこなせた可能性は非常に高いと思います。

・そもそも、映像のCE世界でドラグーンを扱うことが出来たのはムウとクルーゼだけで、これに公式年表の既述を入れても月面で戦死した「メビウス・ゼロ部隊」のメンバーだけです。
 ここに「MSV」や「ATRAY」を考慮に入れるならコートニーやブレア等、また数は増えるのですが、仮にそうだとしても三桁には遠く及びません。と、言うことはやはりCEにおいても空間認識能力を持つ人間は圧倒的少数であることが結論付けられます。
 だからこそ、一般の人間でも扱えるドラグーンシステムというものの開発が進められたのでしょう。コストは高くなるとは言え、1機で複数の攻撃端末を制御出来るドラグーンは、特に少数精鋭を余儀なくされるザフトには魅力に映ったことでしょうから。

・ちなみに、カオスの設定で明記された新事実としては、ドラグーンシステムの内、本体と端末の連絡に使用される量子通信には少なからぬエネルギーが費やされる、ということがあります。
 その為、バッテリー駆動のカオスでは著しい使用制限がかかる、ということからあまりオクレ兄さんは機動兵装ポッドを使わなかったようです-尤も、カオスが1G下で飛行するには本体のスラスターだけでは推力が足らないので、背部にセットされた機動兵装ポッドのスラスターも用いねばならない、という裏事情もあったようですが。
 プロヴィデンスが核動力だったのも、おそらくこういう理由があったのではないかと思います。同様の理由で、レジェンドもバッテリー式ではなく、デスティニー同じく新型の動力源を使用しているのではないかと推測していますが・・・果たして。

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by shunichiro0083 | 2005-06-22 02:09 | 設定
2005年 06月 18日

PHASE-35 渾沌の先に

・アバンタイトルでは前回の種明かし-如何にしてアークエンジェルとフリーダムが窮地を脱したかが描かれました。
 それでも確たる証拠を得られずと、探索活動を行うあの老指揮官は大したもんだなあ、と。っていうか、EWACディンに水中探索用ソナーなんか付いてたんですね。

・フリーダムを落としたシンは皆の賞賛を受けますが、それに突っかかるアスランもまだまだお子ちゃまです。かってインド洋での戦いでシンの振る舞いを軍規に反すると叱責したアスランでしたが、今回は攻守が所を変えて再現されています。
 なので、シンを庇うレイの論理的な意見に対し、アスランは自分の感情を爆発させるしか出来ません。出来ないのですね。本来なら、あそこでは個人的感傷をグッと押し殺し、シンの挑発的な言い草にもじっと我慢の子でいなければならなかったのですがねえ。上官なら。
 けれど、昨今の部下の反抗的な態度に腹を立てていたアスランは、自分がそれでも彼らの上官であることをすっかり忘れてしまっていたようです。それとも、フリーダム大破がそんなにショックだったのでしょうか。
 まあ、確かにレイの言葉は正論です。ザフトという軍組織に身を投げた以上、その論理には従わなくてはならない。しかし、それにアスランが反した時にはしたり顔で指摘する癖に、アカデミーの同期で戦友な筈のシンがそれをしても黙って見過ごして来たレイがやっては説得力がないですなあ。
 こういう所にもレイの胡散臭さ、腹黒さを感じてしまいます。

・けど、このアスランの言動はアスランが本来の自分に立ち返りつつあることも示しています-いい意味での破天荒さを取り戻しつつあるのですね。これは次回への伏線と言ってもいいのではないでしょうか。
 次回のアスランの脱走とは、単に現状のザフト、ひいては議長への不振からではなく、ここに来て組織の論理よりも自己の感情を優先させるという、アスランらしさを取り戻す、ということでもあると思います。
 けど、まあ、本当はアスランがザフトに復隊しても本来の自分を見失わず(というか取り戻して)、「はみだし軍人」としての本質をシンに見せられていたらこんな事にはならなかったのではないかと思います-シンも、アスラン本人も。まあ、人付き合いが下手なのも、アスランらしさだから仕方のないことだったのかもしれませんが。

・一方、議長の声明によってロゴスと認定されたグローバルカンパニーの人々が襲撃を受けているようです。しかもその戦力比は圧倒的で、襲っている民間人の人々の方が優勢に事を進めて行きます。護衛の兵士はライフル一丁なのに、襲ってる民間人の人々は戦車とまではいかなくても、自走砲程度は装備しています-おかしな話です。
 どうして、ロゴスの皆さんを護衛している軍の装備があんなに貧弱なんでしょう。どう考えても、あの程度の暴徒ならMS1個小隊-3機もあれば楽に鎮圧出来るでしょうし、仮にMSがなかったとしても戦車くらいは出撃するでしょう。それとも、連合軍の歩兵は民間人の暴徒にも易々とやられる程、練度が低いのでしょうか。
 加えて、ブルーコスモスの盟主であるジブリールも、その居城が暴徒に襲撃を受けています。ロゴスの皆さんもそうですが、どうして、そんな場所が分かったんでしょうね。会社が襲撃を受けているなら納得出来るのですが、どうみても皆さんプライベートを襲われている様子。
 幾ら情報化社会と言っても、そう簡単には一企業のトップの方々のお家が分かる訳ではないでしょう。れっきとした軍事組織であるザフトが攻撃するのなら兎も角、民間人でしかない暴徒の皆さんにそこまでの情報収集能力があるとは到底思えません。
 と、言うことは先の声明と同時にロゴスのメンバーの居場所がリークされた、と考えるのが一番筋が通っているのではないかと思います-え、誰がやったかって? それは聞くだけ野暮ってもんでしょう。
 だからこそ、議長は何も知らない部下達に対し、あそこまで大仰に驚いて見せたのではないですかね。

・ミネルバ、漸くジブラルタル入りです。長かった・・・。ミネルバ入りを全軍挙げて歓迎している最中にも、今後予測されるであろう戦闘に備え数多くのMSが整備されています。バビ、ゲイツ改、そして量産型グフも。どうやら、完全にではないにせよ、ザフトはユニウス条約を有名無実のものとする覚悟が出来ているかに見えます。ザクがいないのがその証拠でしょう。
※済みません、ザクいました。見落としてました。けど、他の機体に比べると数は少ないようにも見えました。そういう意味では、ユニウス条約に対応した万能機ではなく、バビやグフと言った地上戦に対応した機体を量産しているという意味で、やはり条約は有名無実化しているのではないかと思います(6/20 追記)。
 こうした一連のシーンだけ考えるなら、デスティニーとレジェンドはジブイラルタルで開発されたようにも見えます。まあ、表向きはザフトが「地上に持つ二つきりの拠点ですから。MS開発施設があっても不思議ではないですし。
 けど、今回議長が使ったシャトルは結構大きいな感じもしたので、あれで宇宙からわざわざ持って来た説を唱えておきます。っていうか、ドラグーンは地上では使えないんじゃないかと思うのですが。

・タリア艦長、やっぱり今回のロゴス云々の議長の命令には内心疑いを持っているように見えます。何か意味ありげに、意味ありげな言葉を呟いてみたり-それに乗って来ないのがアーサーの、アーサーたる所以なのですが。
 そう言えば今日の放送では驚いていなかったなあ、アーサー。

・さて、議長の真の目的がロゴスを打ち倒し、戦争のない平和な世界を構築し、ナチュラルもコーディネイターもない、平等な社会を創設する-ことではないでしょう。
 そうでなければキラをあそこまで内心敵対視し、「白のクイーン」とか称してラクスをあそこまで危険視することもないでしょうから。ロゴスのみを標的とするなら、あのカップルをああまで目の敵にする筈がありません。
 今の所はまだ、議長の目的が何なのかは判らないのですが、昨今ネット上で囁かれ始めているように、クルーゼと同じ人類の滅亡、ということも言えるのかもしれません。だからこそ、あの二人を重要視しているのでしょう-クルーゼを斃したのはキラであり、キラにその力を与えたのは他でもないラクスその人ですから。
 では、人類の滅亡を望む議長が何故、人の業を体現しているかのようなロゴスを敵視するのか-それはロゴスが戦争をコントロールはしていても、最終戦争を起こさないからではないでしょうか。
 それは人類滅亡を望む議長からすれば、相容れることのない組織です。だからこそ、議長はまずロゴスを潰すべきだと考えたのではないですかね。
 しかしそうなると、何故議長の手にデストロイの詳細なデータが渡っていたのか、ということになります。実は議長もロゴスの一員だった、ということなら議長は裏切り者ということですね。具体的な台詞はありませんが、ジブリールがあそこまで執拗に議長の名を恨めしそうに叫んでいる理由は付きます。
 では、議長がロゴスではなかったとしたら、まあ、単純にロゴス内部にスパイが入り込んでいた、ということになるのでしょうね。
 しかし、もし仮に前者だとしたら、それがばれた時点でデュランダル政権は崩壊ですな。少なくともデストロイがどういう目的で建造されたかも知っていたでしょうし、ならばそれを承知の上でベルリン周辺の犠牲を出した、ということになります-自分自身の野望を成立させる為に。
 けど、そういう展開だと今はダークヒーローになってしまったシンも、デュランダルを見限る正当な理由になりますからね。後者だと、ドラマ的にちょっときついかもしれない。
 ただ、そうするにしても難点が一つ。どうして、ロゴスの皆さんは「デュランダルに裏切られた!」とは一言も言わないんでしょう、ということ。それとも、言ってはいるんだけどカットされているんでしょうか。

・さあ、次週はアスランが盗んだグフで走り出します。「19」ならぬ「18の夜」です。なんか、メイリンが手助けするようですが・・・どうなりますことやら。

 満足度=☆☆★★★(二個)

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by shunichiro0083 | 2005-06-18 19:58 | 感想
2005年 06月 12日

PHASE-34 悪夢

・誰もアレでキラが死んだとは思っていない。絶対。ストライクフリーダムとか公表されていたら、そう思われても仕方ないよねえ。

・シンはかなーり、壊れてしまっているようです。それより嫌なのは、インパルスとフリーダムの最後の大爆発の瞬間、それを見ていたレイの冷ややかな目線と表情ですね。シンの身を案じていないというのが丸分かりな訳で。
 ここでもう、レイが戦友としてシンの為に助力していたのではなく、議長からの命令で協力していただけということが分かってしまいました。
 ステラの脱走騒ぎの時はシンの為に力を貸した訳ではなく、ブーステッドマンとしての非情な宿命に翻弄されるステラに同情したのでしょうね。無論、自分が動いて助け出す程ではないにせよ、シンが動くなら力を貸してやるか、という程度だと思いますが。

・シンとキラの戦いは結局、種割れした者道士の戦いならば、遠慮も手加減もしない方が勝つという、それだけでしかなかったような気がしました。あれなら作戦も戦術もないような・・・そんな感じ。
 両者の明暗を分けたのはシンが対フリーダム戦のシミュレーションをばっちりやっていたことと、ステラを殺された恨みに身を焦がしていたからではないかと思います。
 まあ、実際の殺し合いではそんな風な雑念は邪魔なだけで、より自然体の方が勝つと言われていますが。実際、シンがキラに勝ったのはエンジェルダウン作戦が発動されていて、窮地に陥っているアークエンジェルに気を取られていたから、というのもあったからではないか、とも考えています。

・先週の終わりでカガリが急遽オーブに帰ると言い出したのは、議長が公開したロゴスさんリストの中にオーブの関係者がいたから、というのが真相だったようですね。
 セイラン親子にも何やら縁の深い人たちのようで、アバンタイトルで慌てふためいておりました。まあ、だからと言ってあの親子がロゴスと繋がっていた、というにも早計に過ぎるのでしょうし。
 まあ、ロゴスというのは「産軍複合体」ではなく、「軍需産業複合体」ですから。敢えて言うなら「黒い幽霊団」や「タロン」「トライデント」に近しい存在です(私兵を抱えてないこと以外は)。それなら、先進工業国であるオーブにもそのメンバーがいたとしてもおかしくはないでしょう。
 なら、何故二年前ロゴスが裏から糸を引いていたにも関わらず、オ-ブは侵攻を受けたのか、という疑問もあるかもしれません。
 が、繰り返しますが、ロゴスとか「軍需産業複合体」です。ということは私企業の集まりであり、その目的はあくまでも利益の追求です。一旦は焦土とされて工場などの設備や在庫等の財産を失っても、それが後できちんと補填されるなら構わない、という長期的な判断と意思統一がロゴス内にあったとしても然程おかしくはないと思います。

・しかし、今回アバンタイトルでも使われていた議長の演説で、今回漸く気が付いたのですが、議長って謀略組織としてのロゴスの名指しで非難していいるけれど、それを証明する具体的な証拠は一切ないんですよねえ。
 少なくとも、今回と前回の放送分で明らかになった映像ではロゴスが存在し、過去様々な謀略を行って来たという確かな証拠を何一つ、提示していない訳で。だったらそれは、単なる言いがかりに過ぎない。もしくは立派だけど、電波な演説という評価。
 そういう演説を地上で連合の圧政に苦しんでいる(とされる)人々が無批判に信じ込んじゃうのは百歩譲れるとしても、聡明で英邁なプラント最高評議会議員の皆さんが丸め込まれてしまうのはどうかと思います-やはり優れた知力と冷静な判断力、というのは別物なのだろうか。

・タリア艦長、アスランの言いがかりにも耐え、取り敢えず命令を実行しています。が、降伏を勧告したり、敢えてタンホイザー発射のタイミングを遅らせたりと色々手を尽くしているようではあります。
 本来ならアークエンジェルのバックを取った段階でタンホイザーを発射していれば、そこで終わりだった筈ですからね。それをわざわざ海岸線近くまで待つ辺り、口とは裏腹にタリアはアークエンジェルを友軍として意識しているようです。
 前回も書きましたが、ザフトがアークエンジェルを追討するということは、プラントには邪魔な存在である、ということです。それはつまり、ロゴスを討った後の世界には邪魔だということであり、プラントが世界秩序を牽引するという意志の裏返しなのでしょう。
 ならばタリアは、デュランダルのその意志に対し漠然とした不安を持っていて、それに抗い得るカードとしてアークエンジェルに価値を見出しているのかもしれませんね。

・タリア艦長の言葉に少なからぬ衝撃を受けていたアスランでしたが、それは変わっていないと思っていた自分が実は人から見れば、変節してしまっていたということを思い知らされたからなのでしょう。
 この辺り、前回の文章とダブりますが、アスラン本人とすれば信念も、主義主張も、何一つ変えていないにも関わらず、属する陣営を変えたことによって第三者から見れば変わってしまったとも見える、ということに気付いていなかったんでしょうね。
 事実、前回の戦争では最終的にナチュラルでもコーディネイターでもない第三陣営に属していたアスランが、再びザフトの旗の下で戦うのなら変節したと思われても仕方のないことで。そしてその中で連合と戦っている現実があり。ならそれは、少なくとも外見で判断すれば、完全に変わってしまったと思われてもしょうがないでしょう。
 アスランの脱走にはそうことも少なからず働くのではないか、とも考えています。
 この段階で結論を出すのは早計でしょうが、何はともあれアスランがザフトに再入隊したのは完全な過ちであったのではないかと思いますね。アスランがアスラン自身の考えに忠実でいるならオーブにいるべきだったし、或いは道義的な立場はどうあれアークエンジェルに参加すべきだったのではないかと思います。

・しかし、どうしてタリアはマリューがアークエンジェルの艦長だって予想出来ていたんだろう。そんな伏線はなかったような気がするのですが。
 シンも同様ですね-共振でもしたんでしょうか(ザッパーンッ)。

・アーサーは今回もよく、驚いてくれました。マリアの顔を憶えている辺り、中々侮れません。

・アマギ一尉はCICの席に収まっていましたね。まあ、妥当な所でしょう。事実上の副官席ですから。

・あのザフト地上部隊の老指揮官、一体何歳なのでしょう。「ジョージ・グレンの告白」後、即コーディネイターになっていたとしても60歳には微妙に届かないのですが。
 それとも、よっぽど老けて見える人なのかな。

・真っ当に考えるなら、フリーダムの核エンジンはエクスカリバーに貫かれてもあんな大爆発は起こしません。だからこそ、前作のラストでアスランはジャスティスを爆発させるのに然るべき手順を踏んだ訳で。
 っていうか、小型の核分裂炉の爆発よりも、対消滅反応による爆発の方が規模が大きくて然るべきなんでは、というのは素人考えでしょうか。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)
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by shunichiro0083 | 2005-06-12 12:47 | 感想
2005年 06月 06日

PHASE-33 示される世界

・取り敢えず、「種運」終盤の予想。

1.ロゴスには実は最高幹部会議・十二使徒がおり、それぞれが最高級のガンダムを保有し、ミネルバを苦しめる。
2.更にその上にはロゴス大首領<デウス>がおり、彼が駆るアポカリプスガンダムは打撃自由や無限正義、運命が束になっても敵わない程の戦闘力を持っている。
3.実は<デウス>はデュランダルの双子の兄であり、なんとこの戦争は壮大な痴話喧嘩であった。
4.シンやキラらを使って首尾良く兄たる<デウス>を斃したデュランダルの真の目的は、ロゴスなき世界の支配者となることであった。
 この野望を知ったシン達であったが、レイ率いるレジェンド部隊や、議長が駆るマイソロジーガンダムの破壊力の前に、あわや死亡寸前にまで追い込まれしまう。

・こんな冗談はさて置き。
 いや、シンが山深い湖にステラの遺体を沈める理由・・・ミネルバに持って帰るとプラント本国に送られ、モルモットにされるからですか。うーん、大したものです。
 これまで何度も繰り返してきましたが、本当にこういうディテールを描くのは上手ですよね、スタッフさん。
 それにしても、顔を上げたシンの形相はすっごく怖かった。夢に見そうだ。

・で、ここからフリーダムに復讐の炎を燃やすシンの物語がスタートしました。表向きは所属不明機に対する方策の検討とは言いながら、シンの瞳にはフリーダムを斃すことしか映っていない様子です。
 ここで問題なのはやはり、何故、レイがこうまでシンに肩入れするか、ですね。前回のシンの無断発進は個人の問題だとは思うのですが、今回のこれには議長の影を感じずにはいられません-これはひょっとして、議長がアスランを見限ってシンに乗り換えた、ということなのかな。
 実際、ミネルバにはフリーダムに対抗出来るだけの戦力はシンのインパルスしかないのですからね。あのレイの見事なまでの正論と弁護の前には、さしものアスランも言い返すことが出来ません。たとえ、どんなに馬鹿にされても。

・で、そのアスランはルナマリアの言葉に明らかな戸惑いを見せているように感じました。
 何の処罰も受けず、増長するシンに対し、ガツンと本来の実力を見せ付けてやるべきだ、というルナマリア(意訳)。そこで何故かアスランは「種運」1話から、議長よりセイバーを譲り受けるまでをフラッシュバックします。
 これは一体、何を暗示しているのでしょう。多分、力に対し力で対抗することの矛盾を感じていた自分。そしていつしか、それを忘れていた今の自分に気付き、自己嫌悪を抱き始めたのではないのかな、と想像します。
 だからこそ、ブルーコスモスを操るロゴスを真の悪であると糾弾し、それらに対する宣戦布告をした議長を見るアスランの表情は裏切られたようなものだったのではないでしょうか。力に力で対抗し、憎しみに憎しみを返す愚かさを知っていた筈の議長が下した決断は、かってアスランが議長がその愚を説いた状況そのままだったからです。
 まあ、あの時も議長はアスランに論破された訳ではなかったですから、アスランがああいう顔をするのはお門違いと言えばお門違いなんですがね。
 それとも、セイバーを失くし、議長に対する抑止力足り得ないことを今更ながらに悔やんでいるのでしょうか。

・ネオのデータはアークエンジェルのデータベースに残る、あの不死身の男と全く同じなようです。
 だからと言って、実はC.E.の世界では促成クローン作成技術が確立していた-なんて設定がここに来て急浮上する可能性も否定出来ませんのでね。そう言えば、「種」でも明確に否定されている訳ではありませんでしたし。
 個人的には単なる促成クローンではなく、それに加えてムウの身体データを元に調整された複製体に一票。
 泣き崩れるマリューさんの気持ちも分からないでもないですけどねえ。

・で、議長はデストロイの大量虐殺シーンという切り札を手に、全世界へと演説してロゴスの存在を白昼に曝け出します。っていうか、この地球はどれだけ情報操作されているのでしょう。あれだけのことをさせておきながら、ジブリールはデストロイのしでかした事が誰にもバレないと本気で信じ込んでいたみたいです-人の口に戸は立てられないのですが。
 ひょっとしたら、あの世界にインターネットは存在しないのでしょうか。民衆の草の根ネットワークも、NGOも-そういう世界設定なんだ、と言われればそれまでですが。だとすれば、ミリアリアはどこで自分の取材の成果を発表するつもりだったんでしょうね。ちょっと不思議です。
 そのロゴスはどうやって調べられたのか、顔写真にフルネーム付きで全世界に公表されてしまいました。随分と脇の甘い大会社のシャチョーさん達なようで、自分達の周囲を嗅ぎ回っている者がいれば気付いて然るべきなのではないか、とも思います。
 報道という面ではC.E.はどうも、公正公平を目指す公器としてのジャーナリズムがあまり育っていないような気もします。或いは、全てのジャーナリズムがロゴスなり国家の支配下に置かれている、ということなのでしょうか。翼賛体勢とかで。

・で、議長のこの世界中に向けて発信されたメッセージも、現実を知る者においてはやはり胡散臭く感じられるのも事実です。
 何故、デストロイを巡る一連の戦闘映像の中からフリーダムが排除されているのか。偽ラクスこと、ミーアがこの期に及んで演説をするのか。まあ、それもこれもひっくるめて政治であり、情報戦なのだ、ということであるなら仕方のないことなのかもしれません。
 しかしそれは裏返せば、議長の狙いが単に世界政治を影から牛耳ってきた闇の組織・ロゴスを潰すことで真の恒久平和をもたらす-ということのみならず、その後の混乱を極めるであろう世界情勢においてプラントが主導権を握る、という意志の現われでもあるのでしょう。
 だからこそ、あの破壊の権化たるデストロイを倒したのはザフトのMSでなければならず、前戦争終結に重大な役割を果たしたとされるラクスの偽者を用いてでも、自分がパトリックのような強硬派ではないことをアピールせねばならなかったのでしょうから。
 キラやラクスが揃って険しい貌をしていたのは、単に自分達が議長によっていいように使われているという嫌悪感だけではなく、そういう権謀術数の臭いを嗅ぎ取っているからなのではないかと思います-純粋に喜ぶシンや、微笑を浮かべるレイとは対照的ですね。

・それにしてもアーサー、議長の演説を聞いて単純に感動している場合じゃないだろ。タリアも元恋人の凛々しい姿に見惚れていた様子ですが。

・来週はいよいよミネルバに、アークエンジェル討伐の命が下るようです。ネオはこのままなし崩しに味方となり、余った虎用ムラサメとかに乗ってキラの窮地を救うのでしょうか。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

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by shunichiro0083 | 2005-06-06 12:56 | 感想
2005年 06月 05日

「桑島フォーエバー」御礼のこと

・どうも、ここ数日季節外れの風邪に罹り、重篤な状態に陥っていた管理人のshunichiro0083です。
 
・さて、本日は東京は秋葉原で開催されました種運女キャラオンリーイベント「GIRLSーPHASE」にて当サークルにお立ち寄り下さった皆様、本当に有り難うございました。
 ・・・と、言ってもここを覘かれていらっしゃる方々の大半にはお判りにならないことでしょうから、事情を簡単に説明いたしますと。種運の女キャラーカガリやラクス、タリアなどを扱った同人誌を中心とした、即売会があり、それにここの管理人が参加していた、ということです。
 名義は「桑島フォーエバー」というものになってはいたのですが、イベントの公式サイトをクリックするとここに飛ぶ仕様になっていたらしいです。

・本日のイベントは小規模ながら、スタッフ・サークル・一般参加者の皆が一体となって盛り上がった、近年にない和気藹々とした楽しいイベントであったと思います。
 次回は早くて来春ということでしたが、その時にはもっとちゃんと参加したいと思っております。
 参加された皆様、本当にお疲れ様でした。再会出来る日を楽しみにしております。

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by shunichiro0083 | 2005-06-05 23:41