shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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カテゴリ:感想( 57 )


2005年 09月 12日

PHASE-47 ミーア

・まあ、今週は言わずもがなの回でした。個人的にはこんな風に引っ張らず、静かに眠らせてあげてほしかったです。

・で、議長が「DESTINYPLAN」の発動を宣言しましたね。予告や提供時の映像を見る限りでは市民から各自の生体サンプルを採取し、それを解析することでその役割を決定するというもののようです。
 ま、来週の「新世界へ」ではっきりするでしょうから。全てはそれ次第ですね。

・今日は内容が内容ですから、あんまり書くことはありません。気が向いたら、追記するかもしれませんが・・・まあ、次回以降の盛り上がりに期待しましょう。

追記(9/14)
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by shunichiro0083 | 2005-09-12 00:34 | 感想
2005年 09月 04日

PHASE-46 真実の歌

・アバンタイトルから察するに、議長はテロリスト呼ばわりしていましたが大西洋連邦大統領がアルザッヘル基地にいたということは、本来かなりやばい戦闘だった可能性が高いですね、月での攻防は。
 まあ、月基地に逃げ込んでいた大統領が実は罷免されているか、若しくはそれがほぼ決定していて肩書きに(前)とつくのが確定だったから、事実上のテロリストだったとかいう風に言い逃れるのか。
 それとも、どっかの中東の大統領みたいに、ならず者国家と認定されてしまっているから、そいつはテロリストだ、という大国の論理なのか-「種運」が現代社会を色濃く反映しているという制作サイドの談話を信用するなら、後者ということになるのでしょうね。

・ルナマリアはいよいよレイに対する不信感を隠し切れなくなってしまっているような、そんな感じ。だからその腰巾着状態に成り下がってしまっているシンにも、親愛の情を抱きつつも慎重にならざるを得ないのかな、と。

・ミネルバもここに来て疲労困憊の様子。タリア艦長も着替えもせず、軍服のまま椅子でお休みです。
 けど、アーサーは頑張って艦橋に。艦長を楽にさせてあげたいという、副長としての意地と思いやりなのでしょうね。

・さて、偽ラクスことミーアですが、結局は非業の死を遂げてしまいました。ただ、それでも単なる駒として利用しつくされ、そうして捨てられて、という転落人生でなかったことは良かったと思いたいです。
 あれでアスランのように使われるだけ使われて、言うこと聞かなくなったから用済みと謀殺されるのではあんまりでしたから。
 ミーアはアスランと違い、自らの意志でそれでもいい、と議長の駒として生きる決心をした人です。ある意味、アスランのように議長から裏切られなかった分だけ、彼女の決断は間違っていなかったと言えるでしょう-それが幸せだったかどうかはまた別問題ですが。
 けど、ミーアをここで死なす理由はどこにあったのかな、とか思います。どうやら、あの策略もサラとかいう女の独断専行みたいですし-シリーズ構成上の問題だったのですかね、やっぱり。
 ただ、ミーアがラクスを庇って死んだ、というのは単なるお約束を超えた、それなりの意味があったと思います。
 もし、あそこでミーアがラクスが狙われてるのを知りつつも無視し、サラの銃弾に撃たれるに任せていれば、ミーアは偽者から本物になれていたかもしれません。それこそ、今ここでラクスに死なれたり入院とかされては困る反議長陣営から、ラクスの影武者として生きることを強いられた可能性もあります。
 どちらに付くにせよ、あの時何もしなければミーアは自分が望んだ「ラクス・クラインである」ことを手に入れられていた可能性が高いのです。
 しかし、彼女はそれをしなかった。自分の今の地位が脅かされるのを恐れると同時に、大好きだったラクスが殺されるのも嫌だった彼女は自分しかラクスを助けられないと思った瞬間、銃弾の前にその身を投げ出したのです。
 これはこの時、ミーアは議長の駒であることを拒否し、己の意志で生きたことを意味します。その結果が死であったことは非常に残念ですが、彼女の死は「種運」の物語の中でこの上なく意味のあるものであったと思います。

・マリューとネオはすっかり出来上がってますな。いいことです。

・しっかし、ここ数回のミネルバ内の描写は甘いですねえ。先週は月面の重力下で抱き合ってクルクル回ったと思ったら、今度は月軌道辺りにいると思しいのに廊下をドタドタと歩いているし。
 まあ、タンホイザーを撃つと月面に埃が舞って、ガンマ線レーザーが軍事基地に直撃すればキノコ雲が上がる世界なのだから、そういう細かいことは抜きなのかもしれませんな。
 いや、ねえ、アニメ的表現なのは分かっているつもりなんですけどね。それでも、一定の線引きは必要なんではないかと。ダイダロス基地に向かうミネルバの中と、今回の月面都市での描写がかけ離れてしまっているから混乱も大きくなってしまうのじゃないかな、とか思ったり。

・しかしあのサラっていう人も、あんまり上等な作戦を立てていなかったような気がします。ラクスらがまんまとおびき出された所をMSのビームライフルかCIWSを一斉射しれば、それでもうミッションコンプリートだったような気がするのですが。
 キラの連絡一本でアークエンジェルからアカツキが発進してこれるのですから、それこそプラント側も出来るのではないかと思うのですがね。
 どうやらコペルニクスは中立で、何処の艦船でも入れるようですし。いくら月軌道でロゴスとの最終決戦をやっていると言っても、ミーアもいるんだからMSを積んだ軍艦の一隻や二隻いても別段おかしくないと思うのですがねえ。

・そう言えば、クサナギと思しき艦がアークエンジェルの隣にいましたね。イズモ、ってことはまずないでしょうから、やっぱりクサナギでしょう。
 だとすると、何故アークエンジェルを同じ時期に、同じ場所に偵察任務に派遣するのかが判らないですね。国を焼かれて、そんなに国力に余裕のある時期ではないでしょうに、二隻の艦を同じ場所に派遣するのは無駄なような気がします。
 アークエンジェルが月に行くなら、それこそクサナギはプラントに救援物資でも積んで行くべきではなかったんですかね。そうすれば、プラントの様子が多少なりとも判ったと思うのですが。

・シンのことについてキラとアスランが話していましたが、まあ、確かに議長の言葉というのは正しいし、(画面の外でちゃんと証拠を提示していると仮定するなら)間違っていない訳です。そうした議長の言動を信じるなら、レイの言葉も多少過激ではあるけれどやはり間違ってはいない。
 問題はキラやアスラン、ラクスらが疑問に思っているのは議長のそうした部分ではなく、それ以外の所にあることなのでしょう。そして、彼らは今の所一冊の古びたノート以外はきちんとした物証がないように見えます。
 逆に言うと、シンは議長やレイの言葉に正しさと真実があると思うからこそつき従っているのであって、それが欺瞞であったことが判明してしまえば離反するのは結構容易いのかな、とも思います。
 けどそうだとすると、それはシンがザフトという軍事組織の一員になりきれていない、ということの裏返しでもあるのですが。普通に軍人していれば、内心、不満や疑問を持つことはあっても上からの命令には絶対服従ですからね。あんな風な心理操作は不要なんですよ。それが一兵卒というものなんじゃないんですかね。
 そうして考えると、フィクションとは言え議長が考える「DESTINY PLAN」というものの実行が如何に難しいかが分かるような、そんな気がして来るから不思議です。っていうか、実行される前にそれを証明してしまうのはどうかと。

・来週は「ミーア」ですか・・・次回予告を見る限りでは総集編にしか思えないのですが。新規作画、殆どなかったし。
 いや、あれで素材となる映像は使い回しでも、全編ミーアのモノローグで知られざることが暴露される、とかいうのならそれならそれでいいと思うのですが-どうなりますか。

・個人的には整形前のミーアは好きですね。彼女はむしろ、プラントではなくてオーブとかの方が幸せに暮らせたのではないか-そんなこともふと思いました。

 満足度=☆☆☆/2★★(二個半)
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by shunichiro0083 | 2005-09-04 08:40 | 感想
2005年 08月 28日

PHASE-45 変革の序曲

・ブリーフィング中のレイはルナマリアに冷淡な感じにも見えますが、それは勝気な彼女の性格を熟知していて、優しい言葉はシンが掛けるだろうから自分は敢えて、厳しい態度で臨んだ、ということなのか。
 それとも、本心からの態度なのかな?

・で、今回の作戦なのですが、ミネルバが見方の支援もなしに単艦で突っ込むのはスーパーロボットものの面目躍如として。ルナマリアが迷いもせず、一路レクイエムのコントロールにまで辿り着けたのは、事前に基地のデータが判明していたからでしょうか。
 内部図もばっちり映し出されていたようですし。おそらく、レイは今回の作戦を説明する時にも使っているでしょうが、はたしてどうやって手に入れたのか。まあ、レクイエムのデータを議長が手に入れていたとするなら、ダイダロス基地の詳細を知っていてもおかしくはないのでしょうが。
 もし、そうでないとしたら、どうやってレイは敵基地の最新データを入手したのでしょうね。前回のゲシュマイディッヒパンツァー程度ならフォローもききますが、今回のはちょっと勇み足のような気がします。

・タリア艦長が一瞬回想したのは自分の子どもでしょうか。その割には旦那がいなかったような・・・。

・ザムザザーにゲルズゲ-、再登場です。当初は量産されないワンオフの機体、という設定だったらしいですが。
 ま、好きな機体なのでユークリッドに出番を奪われたままにならなくて本当に良かったです。

・デストロイは3機。まあ、強いと印象付けたのはザフトの量産型MS部隊をなぎ払ったからでしたが、結局の所ガンダムタイプには敵わないようです。ちょっと寂しいですね。
 で、物語がこのままで行くと、今回本編に登場した連合製のガンダムはデストロイ一種類で終わってしまいそうな気配。

・陽電子リフレクター装備の戦艦が登場したのはいい感じ。やっぱ、ああいう最先端のデバイスははじめは大きくかさばって、その内に小型化される、という流れの方が自然な気がします。特務部隊Xの母艦にも付いてたら良かったのに。
 陽電子リフレクターにビームスパイクが効かないのは、電ホ版「Dアストレイ」でやってましたしね。グフのスレイヤーウィップが有効なのは、超高出力で帯電帯磁しているから、ってな感じで一つ。
追記:グフの鞭は高周波で振動するもののようですね。ちなみに、ザムザザーの爪も同種の兵器です(8/31)。

・ガーティ・ルーも久々の登場だったのですが、あっという間にレジェンドのビームスパイクの餌食になってしまいました。残念。
 ミラージュコロイド使えよ! というツッコミに対しては、レイの索敵と攻撃がジブリールの予想の斜め上を行っていた、ということにしてやって下さい・・・。
 そう言えば、イアン・リーは艦長席にはいませんでしたね。それとも、喋らない&似ていないだけであればイアン・リーだったのかな。
追記:確かに、ガーティ・ルーはミラコロを展開可能な艦ですが、地下ドックの偽装ハッチを開いて堂々と出港していたのではあんまり意味のないことでしょう。
 脱出艦としてあれを使用するつもりだったら、エターナルのように物理的に偽装して月面に繋留しておき、そしていざという時は偽装を剥がし、ミラコロを起動させて隠密裏に脱出する、とするべきではなかったのですかね。
 もし、仮にあの時ミラコロを展開していたとしても、それまで閉められていたハッチが突然大きく開いたのを発見したら、そりゃあレイでなくても不審に思うでしょう。
 もし、最期の最期でジブリールが慢心してしまうように、これまで三度もジブリールの脱出を見逃していたとするなら、本当に議長は諸葛孔明並みの軍師ということになるのでしょうが-って、冗談ですよ。念の為(8/30)。

・そう言えば、これもよく言われてますがグフには宇宙用高機動パックがないのか。さもなくば、地上用と外観がまったく同じになっているようですね。
 まあ、そうしないとバンクが使えないのでしょうけど。

・議長があのタイミングでジブリール死亡を知ったのは、レジェンドと極秘の通信回線でも繋がっていたからなのですかね。

・驚いたり、意味ありげにタリアを見つめているアーサーにスポットライトが当たる日は来るのでしょうか。
 そう言えば、人目も憚らず抱き合っているシンとルナマリアを見てヴィーノが驚いてましたね。
 あれは「こいつら、俺に内緒で?!」ということなのか。それとも「あーあ、こんな所で見せつけやがって、ケッ!」というものだったんでしょうかね。

・少し気になったのですが、プラント市民って何処に避難してるんでしょうね。それとも、あのシーンは破壊されたコロニーの中で生き残った人々がパニックと言われつつも、当局の指示に従って避難している、ということなのでしょうか。
 後者ならまだ納得行きますが、もし前者だとするならプラントは先の核攻撃以降に市民が退避出来る施設を建造したことになりますね。何せ、あの時議長は「逃げ場なし!」と断言していましたから。

・ジブリールはようやく退場です。いやあ、長かった。最初はブルーコスモスの盟主だった人が、最後はテロリストにまで落ちぶれてしまいました。
 けど、アルザッヘルに行ってナニをどうするつもりだったんでしょう、あの人。

・キラとアスランの会話・・・よく分かりません。さっさと議長の口から「DESTINY PLAN」の詳細を教えて貰わないと、そもそもどちらが正しいのか間違っているのか判断付きませんね。
 まあ、人類総獣化兵計画と違って、あからさまに虚偽だ、とも言えないのですが。
 しかしながら、この議長の企みが単なる政治目標であるなら話は別です。それを有権者が受けいれればいいのですから。だとすれば、ラクスはとんでもない誤解をしていることになってしまいますな。

・結局、有耶無耶のうちにネオはアークエンジェルの上級士官となったようですね。まあ、戦時中のどさくさに紛れて、ということなのでしょうが。
 で、めでたくドラグーン付きアカツキを譲渡され、ニタ稲妻(例のピキーン! のこと)を光らせてオールレンジ攻撃を仕掛けるのでしょうね。

・カガリ、とうとう指輪を外してしまいました。この辺り、単に二人の心は固く結び付いている、だけだったのはちょっと不満。どうせなら、アスキラの会話だけではなく、カガリとアスランの二人っきりなシーンもあれば「夢は同じ」という言葉に重みが出たのではないかと思います。

・しかしまあ、なんのかんのと言っても戦闘シーンが多い回は面白いですね。珍しくデスティニーが悪役してなかったし。
 
 満足度=☆☆★★★(二個)

名無しクンへの最初で最後の返答※心当たりのない方は読まない方が無難です!※
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by shunichiro0083 | 2005-08-28 14:11 | 感想
2005年 08月 22日

PHASE-44 二人のラクス

・いや、ラクスのメッセージは正しいですよ。けど、今更言ってどうするのか、という気がします。その言葉はもっと早く、議長のロゴス糾弾会見の時にこそ訴えられていなければならなかったのではないですかね。
 そうすれば、必要以上にロゴスの皆様を追い詰めたりはしなかったのではないかと思います。思えば、同じように感情的になったプラント市民を議長はミーアを使って沈静化させました。そういう優れた政治的手腕があったからこそ、議長はコーディネイターのみならずナチュラルからの支持をも得るに至った筈なのですが。
 それはさて置き。どう贔屓目に見ても、ラクスのあの談話は遅きに逸したと判断せざるを得ないでしょう。なんだか、戦いの連鎖は今の私達には止められる術はありません、とかラクスは言っていましたがそこまで世界を後戻り出来なくさせてしまった責任の一端は感じるべきでしょうね、彼女は。
 何故なら、自分の発言で世界が変えられるという自負があるのなら、それはもっと早い段階で行われて然るべきだったろう、ということです。
 もし、議長の全世界に向けたロゴス糾弾の時に呼応するようにラクスがその声を挙げていたなら、市民の蜂起によるロゴス組織の急激な崩壊もなく、ジブリールがオーブに逃げ込んだ結果オーブが焼かれることも。更には、月面基地へと逃げ込んでレクイエムを発動させ、プラント市民の尊い人命が無駄に失われることもなかったでしょうから。
 -と、断言するのもナニですが、少なくともああいった武力行使ではなく、もっと緩やかな経済的政治的手法によってロゴスとその私兵、並びに癒着した連合軍を解体することも可能ではなかったかとも思うのです。

・軌道間全方位戦略砲・レクイエムですか。今更「ゲシュマイディッヒパンツァー」なんて単語を聞かされるとは、夢にも思いませんでした。まあ、あのビーム偏向は磁気ではなく、ミラージュコロイドで「光」そのものをねじ曲げるものですから、レクイエムの正体がΓ線レーザーだろうがなんだろうが光学兵器ならでもOK、なんですがね。
 ただ、あんだけでかい廃棄コロニーを輪切りにしたようなものが必要となると、最初の一撃は兎も角あんまり使い勝手の良い兵器ではないような気がします。ジブリールが初撃に拘ったのもむべなるかな。
 今回の攻撃でも三基の反射装置が必要だった訳ですし、それでいてバーニアに被弾しただけで目標が狂うとなると、取り敢えず精密射撃には不向きな兵器なのは画面で実証されましたね。まあ、数万キロの射撃ですから、アプリリウスは外れたものの、その他のプラントに壊滅的な打撃を与えたという点では満足すべきなのかもしれませんね、ジリブールは。

・で、今回もこのレクイエムの攻撃によって大量破壊と市民の殲滅が行われてしまいました。この辺りの描写の是非については人それぞれなのでしょうが、少なくとも僕個人としては胸糞が悪くなりました。飯時に見ていなくて、本当に良かったと思いました。

・で、なんでこういう時に限って議長はアプリリウス市には戻らず、メサイアとかいう宇宙要塞に入ったんでしょうね。議長はその名の通り、行政の責任者なのですから、軍司令部に行くのではなく行政府があるであろうアプリリウスに戻るのが筋ではないかと思います。
 なんか、反射装置を巡るドンパチがはじまった、という報告を受けて唇を歪めてみたり。レクイエムの攻撃に報告を受けた時もわざと一拍遅れて激昂してみたり。それも、芝居がかっているし。
 以前から言っている通り、議長を悪として認定させる手段としてそうした状況証拠にすらならない、細かな演出が多すぎると思います。まして、例の「DESTINY PLAN」もきちんとしたものではなく、キラとラクスの口から語られてお仕舞ですし。
 ミーアもアスランの末路を思い出してか、なんか議長の笑みに対してビビリっ放しでしたね。実際には一度や二度の失態では議長は「駒」を切り捨てたりはしないので、あと一回くらいは偽ラクスとしての出番があるとは思いますが-まさか、自分の手でミーアを公衆の面前で暗殺させ、その罪をラクス側に着せる、とかいうベタな陰謀を巡らしたりはしないだろうけど。

・そう言えば、議長はデストロイのデータを見ているシーンが前にあったのですが(PHASE-27)、そのデストロイの図面の端っこに何やらコロニーレーザーくさい画像がありました。ひょっとしたら、あれがレクイエムだったのかもしれません。

・しかしながら、遺伝子を操作するコーディネイターの究極、という旨の台詞がキラから出たのはいいと思いました。
 議長が遺伝子解析の第一人者である、ということはさりげなく言われていますし。そうして考えると、議長はやはりシンの遺伝子を解析してその中からMSパイロットになる運命を見出した、ということなのでしょうかね。
 しかしながら、それは個人の遺伝子の中に遠い未来までを決定するなんらかの要因が存在する、ということを前提としている訳で。あるとすればそれは単に空間的な広がりだけではなく、時間的な何かとも密接に結び付いている、と考えられる訳で。
 端的に言うなら、遺伝子を調べれば単なる適性なのではなく、もっと具体的な進むべき道が分かる、という域に議長の持つ技術は達していると考えるべきなのでは、と。
 まあ、そこまで行っているのかどうかまでは分かりませんが、ここに来てなお議長の思惑がその口から語られない、というのはどうしたもんなんですかね。それとも、本当に議長は単なる黒に限りなく近い灰色で、悪いのはロゴスなんでしょうか。

・レイはレイで、なんか一人憤って、怒っていましたね。子犬のように追いすがる、シンを気遣う余裕もないくらいに。
 確かに、レイの言う通り、本物と偽者にどこまで違いがあるのかは分かりません。それの区別に、どんな意味があるのかも。ただ、それはケースバイケースで、こんな戦争をするかしないか、とか、戦争の正当性を主張せねばならない時にはやはり意味があると言わざるを得ないでしょう。
 ま、レイの本音はもう一つ、議長が正しい、ということなのでしょうが。議長の正しさを信じているのなら、こんなことで迷うことはあり得ない、ということなのでしょうね。けど、それでは視野狭窄に陥っているだけなのではないか、と思います。

・アスラン生存を知ったルナマリアは、レイと議長に疑惑を持ちはじめた様子。まあ、キラとアスランの会話を盗聴していたのですから、当たり前と言えば当たり前ですが。
 死亡フラグでないことを祈ります。

・ミネルバはホント、こき使われています。ジブラルタルからオーブに回されたと思ったら、今度はすぐさま月の裏側です。ブースター付けて飛びだっていきました。
 取り敢えず、この世界では重力下での浮遊技術というのはあんまり発達していないようですね。けど、例の“ポジトロニック・インターファライアンス”を使わねばならない程、ミネルバは先を急いではいなかったようです。

・タリア艦長、お疲れです。アーサーは驚くを通り越して、現在のこの異常事態に不安感を抱いている様子。まあ、ラクスが二人もいれば「なんじゃこりゃあ?!」ということになるでしょうね、普通。

・イザークとディアッカ、久し振りの台詞でしたね。っていうか、台詞のある回になるとシホの出番がなくなるのはなんとかして欲しいと思います。切に。
 ハイネ隊はイザークの指揮下に置かれたようです。そう言えば、ザフト軍事ステーションって、何処に行ってしまったんでしょう?

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)
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by shunichiro0083 | 2005-08-22 12:44 | 感想
2005年 08月 16日

PAHSE-43 反撃の声

・取り敢えず、最初に地味に散ってしまったユウナの冥福をお祈りしたいと思います。ジブリールの脱出時の描写を見ると、やはりセイラン一家は皆死亡してしまったと考えるべきなんでしょうね。
 流石にあの人たちが顔に傷つくって、名前を変えて再登場ということはないと信じたい。尺もないし。
 合掌。

・まあ、今回は語るべきを最後の情報戦に集中。その他はあまり語るべき所もないし。
 それにしても、今回の最後で展開したオーブとプラントの情報合戦はあまりに稚拙に過ぎるのではないかと。正確に言うなら、それまで巧みに行われてきた議長の情報戦略がここに来てガクンと格が落ちた、ということになるのではないかと。
 カガリの演説に途中で割り込みをかけ、偽ラクスことミーアのお涙頂戴な演説を流すなど、これまでの議長の策略からは考えられぬものがあります。
 確かにブルーコスモスによるプラントへの核攻撃直後にミーアはデビューした訳ですが、あそこは民衆に過激な感情論が蔓延ろうとした時だったので、ミーアによる情実に訴える演説が功を奏した訳で。
 然るに、今回のカガリの演説は極めて理性的に行われるものであるのだから、これを電波ジャックしてしまうのは言論封殺でしかないのではないかと。
 別にカガリの演説が終了した後でミーアに演説されるのなら何も問題はないと思うのだけれど、あれでは力のごり押しでプラントに都合の悪いカガリの声明を妨害している、と取られても仕方がないのではないだろうか。
 そしてそれは、これまでスマートな政略を用いて来た議長のやり方とは真逆なのではないかと思うのである。

・前に「議長の有能さを表現する為に、それ以外のキャラクターは無能に貶められた」と書きましたが、ここに来て今度は議長がラクスの「神の如き聡明さ」を描く為に貶められようとしています。
 大体、どうしてあそこでラクスが出て来ることを驚くのか。流石に、オーブにいることを驚いているのであって、生きていることそのものに対する驚愕ではないと思いたいですが。しかしながら、ラクスが生きていたならその介入も想定していたであろう訳で。やっぱり何で驚いているのかさっぱりピンと来ません。
 前線のタリアの撤退の判断を非難がましい口調であったとは言え、あからさまに非難しようとはせず支持した姿が、議長の見せる最後の理知的態度にならないことを強く希望したいものです。

以下、箇条書き。

・レジェンドも結構強いですね。特にあのドラグーンを用いた後光攻撃は、プロヴィデンスにすらなかったもの。だから、バックパックが円形ではなく、半円型が二つ、という形状なんでしょう。

・それに引きかえ、デスティニー弱すぎ。4機の新ガンダムの中で最弱なんではないでしょうか。
 それとも、種こそ割れたもの、やっぱり内心はアスランの言葉に動揺しているんでしょうか。なら、まだ救いはあるのですがね。

・タリア艦長は冷静です。まあ、ジブリールの逃走を許したなら大義名分がなくなってしまいますからね。普通の将官なら、かえって自分の失態を糊塗すべくオーブ侵攻を続けていたかもしれませんし。
 そう言えば、ミネルバが参戦した時モニターに出たおっちゃんが指揮官かと思っていたのですが、ボスゴロフ級セントヘレンの艦長が指揮官だったんですね。ちょっと意外。旗艦セントヘレンはセントヘレナ島の英語読みと思われます。

・しかし、ラクスと虎のシャトル強奪の時も感じていたのですが、制宙権を持っているらしい割にはザフトの防空体制は笊も同然ですな。今回もジブリールが月に入るのを許してしまうみたいだし。

・ミーアが泣いていたのはこれ以上、議長の操り人形になるのが嫌なのか。それとも、信じてもいない原稿を読まされることで、オーブ戦の正当化の片棒を担がされるのが嫌なのか。
 大穴で議長のお役に立てているという、嬉し涙か。

・ネオの話。やっぱり、何の伏線もなくやられても、単なるご都合主義展開にしか見えないなあ。確かに、どれだけ綿密にやっても総集編になった段階で改変している、という事実は消えないとは思う。
 しかしだからと言って、あからさまに努力の跡が見えないのもどうかと。正直、夕日の中の抱擁もさっぱり感動出来ませんでした。

・オーブの外交チャンネルで、「当てにある国など無い」みたいなガヤの声がありました。っていうことは、スカンジナビア王国もやっぱり駄目、ということなのでしょうね。
 それが出来れば、カガリも単独で声明を出したりはしないだろうし。っていうか、そんな国の後ろ盾で何が出来ると思ったのだろう、アークエンジェルの連中は。

・ドムの三人組はアークエンジェルと合流しないのかな?

・アークエンジェル強し! 水中ミサイルで水上艦艇4隻と、ボスゴロフ級3隻を撃破。特に後者の場合、敵3隻からの集中砲火をものともせず、ミサイル1発ずつで決めてましたから。
 こんなことなら、ミネルバの相手などせずに最初っから水中でちまちまとミサイルやゴットフリート撃っていればよかったのに、と思いました。

 満足度=☆★★★★(一個)
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by shunichiro0083 | 2005-08-16 00:59 | 感想
2005年 08月 07日

PHASE-42 自由と正義と

・今回はそれなりに見どころはちりばめられつつも、それだけに全体としては喰い足らない-そんな感じでした。ちりばめられたもの、がそれぞれ今ひとつだったりするのも原因の一つでしょう。
 では、箇条書きで。

・アカツキvsデスティニーはやっぱり、パイロットの差が出てしまったかな、という感じ。「種」でも種を割っているのだから、カガリもあそこで割っておくべきではなかったかな、と。自国民の生命がかかっているのだから、必死度は前作に優るとも劣らない筈。
 しかし、驚くべきはアカツキのスペルゲン反射鏡-もとい、対ビームコーティング。デスティニーの大型ビームランチャーをも跳ね返してました。

・と、そのアカツキを窮地を救ったのは天空から舞い降りた打撃自由。こちらの戦いは一進一退。しかしながら、戦闘の巧みさで言えばキラに軍配が上がる様子。パルマ フィオキーナも今イチ使いこなせていない感じで、やはり己が殺した筈の人間が現れたことに困惑しているのですかね。
 シンがレイに呼び戻されると、ザフトのMS侵攻部隊に矛先を変えて縦横無尽の暴れっぷり。ここでもスーパードラグーンは使用していないので、果たしてプラモの取説にあったという、地上での使用可も、ちょっと怪しくなって来ました。

・ドムトルーパーはファクトリーから直接射出されたようですが、最終調整も意外と簡単に済んだようです。まあ、強いこと強いこと。これをコンベンションで蹴ったザフト首脳部はアホと言うか、いい面の皮と言うべきか。
 いくらパイロットが歴戦の勇者だからと言っても、性能差がありすぎなんではないでしょうかね。プラモのインストを読む限りでは特段、ザクやグフ以上のスペックという訳でもないのも不思議な所。あそこまでの能力差を描くのなら、ラクス派の新機軸がふんだんに使われた超高性能機になっている、とかの方が良かったのではないでしょうか。

・逆に面白かったのは前回、地底に潜っていた地中用グーン-正式にはグーン地中機動試験評価タイプ-が、実は地下にある閣僚用シェルター等の重要施設に奇襲をかける為だった、というのが分かるシーン。
 何気にシェルターの天井が崩れ、非難していた女子どもの皆さんが瓦礫に押し潰されてしまっていましたが。
 重箱の隅を突つけば、例の地中用グーンをちゃんと運用する為には事前の地質調査や綿密な予備作業が必要とされ、臨機応変な使い方は無理、という設定。しかしながらオーブは連合軍に占領された関係で、そうした地質学的データも流出していた可能性が高く、今回連合軍と同盟を結んだザブトにはそうしたデータが届けられていて、地中用グーンもきちんと運用出来たのではないですかね。
8/8追記:見直したら、セイランの親父も瓦礫の山に埋まっているっぽかったですね。よくて重傷。悪ければ圧死でしょうか。

・一方、「ムウじゃないから」とかいう勝手な理屈でスカイグラスパーを与えられ、放免となったネオはこれまた「ミネルバ嫌い」という、至極身勝手な理由でアークエンジェルの直掩に。
 まあ、これで製作サイドとしてはネオ=ムウという図式にしたようですね。まあ、僕は前作に然程思い入れがないからこうして流せますが、「種」のあのシーンで涙を流したファンの方というのはどういう気持ちなんでしょう。

・そう言えば、ミネルバは至近距離からのゴットフリートの直撃を船体に受けても平然としていたので、どうやらラミネート装甲であるようです。
 そう言えば、自由&正義の対ビームシールドもローレシア級の外装技術を転用されて作られたラミネート装甲式らしいので、ラミネート装甲というのは連合ザフト問わず広く使われている技術のようであります。
 しかしながら、アークエンジェルやミネルバは高い耐久性を持っているのに、同じ技術が使われている筈の量産型艦船というのは実に脆いような気がします。そんなに熱交換率が低いんでしょうか。

・流石に今回はアーサー、驚いている暇はありませんでしたね。それどころか、ちゃんと戦闘指揮してました。アマギよりははまってます。

・ルナマリアの扱い、あんまりです。もう、邪魔者呼ばわり。シンの情緒が落ち着いて、精神安定剤がいらなくなった途端にお払い箱ですか。流石にちょっと同情してしまいました。
 結局、レイにとっては能力の差こそあれ、全ての人間は「駒」でしかないのでしょうね。

・ユウナはホント、憐れでした。あそこまで貶められたキャラクターも珍しいでしょう。カガリが皆まで台詞を言わせなかったのも、下手にあそこで喋られると、国内ではまだばれていない自分の所業が明らかになるのを恐れたからだったりして。
 まあ、確かにカガリに逃げられてからは失政の連続でしたが、それもこれも安保条約に加盟した所為な訳で。中立国の癖に、二股膏薬な政策を取ることの出来なかった視野狭窄が失脚の原因でしょう-直接の原因はジブリールを受け入れ、匿ったからなので庇いようがないのも事実ですが。
 ジブリールの居場所を知らなかった、ということは親父からも見捨てられていたのでしょう。尤も、そのハゲ親父もジブリールから見限られていたようですが(そうでなければ、ジブリールが一人勝手に逃げ出したりはしていない)。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

おまけを読む
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by shunichiro0083 | 2005-08-07 13:43 | 感想
2005年 08月 01日

PHASE-41 リフレイン

・-回想シーンに第三者の視点の映像が入っていることはもうとやかく言わないけれど、とりあえず今回の総集編で判ったことはアスランはカガリに相応しい男になる為に功を焦り、キラは愛しいラクスが襲われたために判断を誤った、ということであろうか。

・この先書く所があるかどうか判らないしいい機会なので今日書いてしまうけれど、「種運」という作品のキャラクターが皆頭が悪く思えるなら、それは皆デュランダル議長を引き立たせる為だろう、ということは考えられないだろうか。
 天才的な謀略家で、遠大な理想を持つ策士であるデュランダルの有能さを描くことこそ、今回の「種運」という作品の正否を左右する大事なポイントであったにも関わらず、それが上手く行かなかった為に苦肉の策としてカガリやアスラン、キラやラクス、マリューに虎、トダカ。果てはジブリールを始めとするロゴスのお歴々やセイラン親子まで、誰一人まっとうな能力を持たない人間として描かれざるを得なくなってしまったのである。
 現実問題として、僕は前作の「種」をアニメ作品としてはそれ程高く評価していないし、後半については殆ど視聴していない。だが、そんな僕でも今作における旧キャラクターの扱いが理不尽であると感じている。
 それは主に彼らの行動原理であり、また判断であろう。もしくは、彼らをそういう状況に追いやる為に世界がデュランダルに都合良く回っている、ということだろうか。

・無論、この辺りについては我々視聴者の間でも意見が分かれる所であろう。この意見に反対する人は、そんなことはない、というのかもしれない。ただ、ここで再三言って来ているように、カガリには何故かブレーンとなるべき人間がおらず、虎もマリューも、キサカもエリカも少女元首を陰からでも支えようとはしなかった。
 唯一、表向きにも私的にもカガリを支えようとしたのはアスランだったが、彼も当然ながら政治的基盤が弱く、カガリをサポートするとまではいかなかった。ユニウス条約を締結したカナーバがプラントの議長だったらアスランの後ろ盾にもなり得、状況も違ったかもしれないが、残念ながらC.E.73年の段階では政治の表舞台からは退いてしまった(かに見える)-今回も議長失脚の尻拭いの役を押し付けられないことを切に祈る。
 キラも何やらボーッと海や空を見ていただけだったし、ラクスはそんな彼氏の世話に夢中だったようだ。そんな彼らが転がり込んでいた先のマルキオ導師は、前作や「アストレイ」での三面六臂の活躍ぶりが嘘のように沈黙を貫き通していた。
 正直、これではやり手として(当時は)表現されていたセイラン親子にカガリが敵う訳がない。挙句の果てにラクスが襲われて逆上したキラとその一党は冷静な判断も出来ず、一方的に議長を敵と認識。
 更にはユウナとの政略結婚を受け入れたカガリを拉致監禁し、誘拐してしまうという暴挙に出た。これが平時なら連合各国やプラントからも元首級の人間がやって来ていて、言論を封殺することすら出来なかったろう。世界が戦時中であったからこそ、辛うじてオーブの面子は保たれた訳だ。
 また、トダカを筆頭にオーブ軍人はまっとうな判断が出来ぬ案山子揃いで、正直連合の各国や軍が同レベルだからカガリやキラの言動が問題にならずに済んでいるのである。だが、おそらくは世界で一番切れるであろう議長はその欺瞞を喝破し、いよいよアークエンジェルは叛乱分子として追われることとなったのだった。

・一方のロゴスもサトー一派のユニウスセブン落としに便乗してコーディネイターネガティブキャンペーンを行ったまでは良かったが、その後は失敗と失策の連続で、議長相手の情報戦に負けたのもむべなるかな。とてもではないが、長きに渡って世界の紛争をコントロールして暴利を貪って来た秘密結社とは思えない。
 このロゴスこそ、世界平和を妨げる存在と嘯く議長を容易く信じるシンらザフト軍人の頭のお目出度さも問題だが、それに輪をかけてまずいのが世界中の民衆-ナチュラル・コーディネイター問わず-の、見事なまでの衆愚っぷりであろう。
 あんな危険極まりない議長のロゴス排斥演説を、何の証拠の提示もなく唯々諾々と受け入れ、付和雷同する有り様は正直反吐が出そうである。確かに平和とは無縁な世界情勢ではあるにせよ、たった一人の演説で民衆の殆どが同じ方を向くという絵を見せ付けられるのはいい気持ちではない。
 あの議長の声明に対し、何の対抗手段も打たず、情報戦も仕掛けず、ただどこぞの基地に集結して決戦に持ち込むというのはクレバーな組織のやり方ではないだろう、多分。更に、そうした有効な手を何一つ打てずに後塵を排し続けたジブリールを、正規の連合軍将校に差し置いて対ザフト戦の最高指揮官に任命する辺り、既にロゴスの命運は尽きていた、と言えるのかもしれない。

・こういうキャラクターに囲まれることによって、デュランダル議長は優秀な人間として多くの視聴者から認められるに至った。だから、もう一言演出にケチをつけるなら、序盤から議長の芝居で何やら邪悪な笑みを浮かべさせたり、意味不明の言動をさせたり、ということはすべきではなかったと思う。
 第4期のOPのラストを見る限り、結局「種運」というのはキラ・アスラン・シンによる複数主人公性の群像劇に落ち着いたようだけれど、その三人が揃って議長の引き立て役でしかなかった事は残念としか言いようがない-無論、これから巻き返すという可能性もない訳ではないけれど、その役を担うのは唯一貶められていないラクスの出番なのだろう。
 実際、ラクスは「種運」において出番が殆どなかったことから、その立ち位置が落とされていない、ぽぼ唯一のキャラクターであると言っても過言ではない。前々回で議長が残したとされるノートを手に入れたことからも、議長に対し論理面で抗するのはラクスに間違いないものと思われる。

・何かモノローグでは「力に力で対抗するのではなく、言葉で」とか言っていたキラであったが、やっていることは「力には力で対抗すること」である。これ程までにモノローグと実際の映像が乖離した総集編も珍しい。
 アスランのAパートも結局、議長を信じるに至った具体的論理的な話が聞ける訳ではなかったが、かと言って情緒的で抽象的な説明もあんまりなかったのではないだろうか。ならせめて、
 『俺は、一度は亡命し祖国を捨てた俺を信頼してくれた議長を信じる』
とか、
 『あのままオーブにいたのでは、カガリを助けることなど出来なかった。だから、俺は?!』
という感じの真情を吐露する台詞があっても良かったんではないかと思う。

・虎専用ガイアはPHASE-26「約束」でハイジャックしたシャトルに何故か積まれていた、に一票。カーゴペイが小さいような気もするけど、まあ、それは「伏せ」していたと言うことで。

 満足度=☆/2★★★★(半分)
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by shunichiro0083 | 2005-08-01 00:34 | 感想
2005年 07月 23日

PHASE-40 黄金の意志

・なんかヘナヘナな展開だったような気がするのですが・・・これは単なる「主観」なのか。それとも、識閾下の集合的無意識で不特定多数の人々と共有した「客観」だったのでしょうか?

・取り敢えず、これだけは言いたい。ユウナはあんなヘタレではなかった筈だ、と。無論、そういう風に感じていた人もいるのかもしれないが、少なくともカガリを行政府の中で孤立させていた頃の彼はこんな人間ではなかったのではなかろうか。
 前々から思っていたことではあるが、この「種運」という作品は凄い人間を表現する場合、純粋にその人間の凄い所、優れた部分を描写するのではなく、周囲を貶めることで相対的に描く、という手法を採り過ぎではないかと思う。
 今回で言えば、ユウナをあそこまで駄目な人間として表現することで、結果的にカガリの英明さを演出し、ユウナ失脚を不自然なく見せようとしている。
 しかしながら、これとほぼ逆の映像を視聴者は半年ほど前に見せられている。そう、PHASE-11 選びし道である。この時、カガリは軍司令部にてミネルバが連合軍とオーブ軍から事実上の挟撃を受けていることに動揺し、周囲の軍人達から不信の眼で見られている。
 今回のこのシーンはこれの焼き直しである訳だが、これとは大きく違う部分が一つだけある。と、言ってもそれはカガリのことではない。カガリというキャラクターが自分を取り戻していれば、成功するかどうかは兎も角あれくらいはやってのけると僕は思っている。
 問題はユウナである。初期のユウナは権謀術数を張り巡らし、オーブの権力を事実上掌握していた。あのシーンとは行政府とは別に、2年前の戦争で最前線に立ってともに戦ったカガリの軍におけるカリスマを剥ぎ取る為にセイラン親子が仕組んだあからさまな罠だった筈である。ユウナとは、そういう陰謀家である筈だったのだ。
 しかしながら、これまでの言動でカガリがきちんと浮上せず。さりとてこのままじっくりとカガリがオーブ本国にてその実権を取り戻す、という過程を描けないからか?! だからユウナをあんな道化にして、無理矢理決着を付けたのかな、なんて勘繰っちゃいますよ、ホント。

・で、そのカガリが乗るのが今は亡き養父・ウズミが何故か遺していたという金色の超高性能MS・アカツキ-けど、OSの起動はちゃっかりG.U.N.D.A.M.でした-未確認情報ですが、ストライクと同じもののようです。っていうことは、アストレイの開発とほぼ並行して製作が進められていた、ってことになるのかな。
 それにしても、些か品のない戦闘シーンでしたな。発射されるビームを反射するどころか、正確に跳ね返して敵機を撃墜してたし。百式だとか下馬評では言われていましたが、ありゃあむしろK.O.G.でしょう。どこぞの王家の方専用マシーンな所までそっくりですがな。デザインとしても百式というよりは、同じく某永野氏がデザインしたものの没になったZZガンダムに似ているんじゃないかな、とか。

・こういう描写を見ていると、一連の地下ドック-というか地下基地は単なるモルゲンレーテとかいうのではなく、やっぱりアスハ家がその存続の為に建造した秘密拠点、というくらい大掛かりなもんじゃないのかな、とか思えます。だから、王家の財政を使って作られたアカツキが秘匿されていたのでしょう。
 この辺りを突っ込み始めるともう、きりがなくなってしまいますが、ウズミが本当に連合のガンダム建造とその技術の流用を知らなかったかは大きな疑問となってしまうのではないかと思うのですが・・・どうなんでしょう?
 少なくとも、前回の対連合との本土決戦の時に出しておけば戦況はかなり違ったんではないかと思いたい。なにせ、アカツキに率いられた三個小隊かそこらのムラサメが出撃するだけで、ザフト有利の戦局がオーブ軍が体勢を立て直すまでになるのですからね。少なく見積もっても、デストロイ級の能力は持っていると思われます。
 ただ、そうなると超戦略級の性能を持ってしまっている-戦略級のデストロイを子ども扱いしているので、こういう表現になります-デスティニーや、それに匹敵するレジェンドの相手をするのはちょっと難しいかもしれませんね。やはり、打撃自由と無限正義の降臨待ちでしょうか。
 何でも、早売りの模型誌に載っていたという情報では、アカツキは絶対的な防御力を第一義に考えられたMSらしく、基本兵装はライフル、サーベル、サーベルと実にシンプルなもの。しかしながらバックパックにはストライカー宜しく種類があるらしく、現に今回でもビーム砲をぶっ放していた。
 あの金色は見れば分かる通り特殊コーティングで、ビームを拡散吸収するのではなく、かなりの確率で弾き返す攻防一体の装備であるようです。これが単なる外装若しくは塗料なのか。それともストライクのシールドの振動方式同様、何らかの機械式デバイスのものであるかまではまだ判りません-まあ、ゲシュマイディッヒ・パンツァーみたいなもの、と言われても驚きはしませんけどね。
※7/24追記
:「種サーチ」さんの掲示板にも書いたのですが、未完成のアカツキを娘への遺産にしたりはしないと思います。まして、当時のオーブの情勢では建造途中のものを作り続けられるとは思えませんし-現にエリカら技術者も宇宙に上がっている訳で。
 性能云々については、2年前に作られたフリーダムが現在でも圧倒的な強さを誇ったり。MS用ビームシールドが少数量産されている、という事実もあります(ハイペリオン)。こうしたことを考えるなら、一騎当千の性能を付与すべく設計開発されたワンオフの機体ならばあれだけの高性能であってもおかしくはないと思います。
 完成していたのが2年前、という傍証としてはコクピット周りが古い、ということが挙げられるのではないですかね。使用しているOSがストライクと同型だったり、狙撃用スコープを使用していたり-GAT-Xシリーズしか使っていない(「シャア専用ブログ」さんでの指摘)。
 戦後に細々と作り続けてきていたのなら、この辺りは最新のものにアップデートされていると思いますし-現にキラは打撃自由のOSを出撃前にアップデートしていました。そういうことからも、やっぱりアカツキは2年前に完成し、その後埃を被っていたのだと推測します。

・しかしそうなると、ダーダネルス海峡の戦闘での顛末の理由はストライクルージュが弱かったから。若しくは、割ってはいるだけの戦力-今回におけるムラサメ隊-が足らなかったから、という至極当たり前の原因しか導き出されませんな。
 結局、政治の世界では力が重要で、どんなに素晴らしい言葉も戦いの中では無力だという-あれ? これって「種運」当初にカガリが抱いていた理念~力が争いを呼ぶ~と180度違うんですけど。今回の話はカガリが自分の理想を捨て、非情な現実に目覚めるということなのでしょうか。
 そういう意味で今回は、カガリが持つ理想が、議長の語る現実の前に敗れ去った象徴なのかもしれません。あくまでも形而上でのことですが。

・ジブリールとウナトとの会話は意味不明。っていうか、連戦連敗のジブリールを何故、あそこま盲目的に信じるんでしょうか。ユニウスセブン落着直後の陰謀は兎も角、その後はやることなすこと全て上手く行っていないんですけど、ジブリール。
 繰り返しますが、セイラン親子がまともな政治家で陰謀家だったら、あそこはさっさとジブリールをふんじばって議長に渡すでしょう。少なくとも、セイラン親子はオーブの首脳陣を自らに抱え込める程には手腕を持っています。そういう過去と、今回の描写は相反するものだと思うのですがねえ。
 さもなくぱ、よっぽどの弱みをジブリールに掴まれているか、ですな。
 兎も角、今回のザフトに対するオーブ行政府の対応は最低の一言に付きます。国内への対応も含めて。あんな大っぴらにジブリールを入国させておいて、それで「いない」とは言語道断もいい所です。どうせなら、「もう出国した」なり、「罪状が確定していない以上、引き渡すことは出来ない」くらいの芸は見せて欲しいものです。
 あと、国民が何も知らされていない、っていうのも訳が判りません。オーブ近海にあんな大艦隊が近付いて来てたら、国がだんまりを決め込んでも、漁業なり、民間航空の人からなりから漏れるでしょうに。
 もう、民衆の描写をしろとは言いませんが『もう、国民の大多数が感付いています。情報統制も限界です』とか言わせて見るとか。やりようはあると思いますが。

・それに引きかえ、我らがデュランダル議長の怜悧さはなんでしょう。確かに議長の言う通り、ジブリールがオーブから国軍を提供され、アルザッヘル月面基地で再編されているであろう連合軍艦隊と合流したら、そりゃあプラント本国こそ再び本土決戦になり兼ねません。そういう意味で、議長の判断は正しいんです。
 キラやタリアもそうですが、彼らが議長に対して疑念を抱いているのはどちらかと言うと大局的な判断ではなく、個人的な感情からです。本来ならばそこでどうしてそんな感情を抱いたかをきちんと分析し、それの理非を判断しなくてはならないのですがね。
 しかし、ザフトにも属さない一介の工房が最強クラスのMSを建造し、それが如何なる国にも組織にも籍のない少年の手に渡るという現実。或いは、幾ら内部からの手引きが会ったとは言え、最重要機密兵器・フリーダムがいとも容易く盗み出されているという過去-これらを踏まえたなら、コーディネイターの特殊部隊が最新鋭のザフト製特殊戦支援MSを持ち出したからと言って、そんな簡単に議長を疑えはしないと思うのですが。

・シン、出番はありましたが、それはいよいよ議長の手駒として取り込まれているということ。少し嬉しかったのは、F.A.I.T.H.の徽章を見た時、アスランの顔を思い浮かべたこと。まあ、こちらは死者を悼んで、ということでアスランの回想とはやや異なるのですが。
 望みは薄そうですが、出来る事なら正道に立ち返って欲しいものです、シンには。自らの手で、罪のないオーブ国民を焼く前に。己の身に降りかかった悲劇を、他の誰かに強制する前に。

・発進したグーン、何故か岸壁らしき所に突っ込んでそのまま潜っていってしまいましたよね。ありゃあ、ごく少数量産しかされなかったという地中型グーンが正式採用されてたんでしょうか。
 そう言えば、先々週のヘブンズゲート戦でも何気にアッシュとかいましたっけね。特殊戦支援用のくせに、何故か前線で戦っていたけど。

・アーサー、オーバーアクションで驚いたと思ったら、タリア艦長に制止されてしまいました。可哀そうに。

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

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by shunichiro0083 | 2005-07-23 20:32 | 感想
2005年 07月 17日

PHASE-39 天空のキラ

・メンデルを家捜しするのはいいけれど、その動機や理由が明らかになっていなかったような気がするのは自分だけでしょうか?
 いくら以前アーサーが議長のことを遺伝子に関する権威とか何とか紹介していたからと言って、これはあまりに唐突ではなかったかと思います。
 どうやら、今回の話の展開によると議長はメンデルの出身らしいですが、なんだかそこいら辺を置いてけぼりにしてもいいんですかねえ。まあ、枝葉末節と言ってしまえばそれまでですが。

・そういう意味では何故、ザフトの追跡部隊がメンデルを張っていたかも謎なのではないかと。
 確かに「種」で三隻連合はメンデルに立ち寄っているようですが、それだけでは説明にならないのですよ。
 何故なら、ジンが見つけたのは正体不明のランチですし、それが逃げ込んだのも何だかよく分からない小惑星もどき。これだけでシャトル強奪犯と特定出来る筈はないと思うのですが。
 無論、議長から事前にシャトル強奪犯がメンデルに立ち寄る筈だから、後をつけて一網打尽にせよ、なんていう具体的な指示が出ていれば別ですけれどね。

・で、偶然見つかったノートに書いてあった「DESTINY PLAN」という言葉と、その詳細。
 この言葉を信用するなら、議長はどうやら遺伝子解析技術から個人の未来と運命までもを予想出来る-と彼が信じる-独自の理論を構築していたのではないかと思います。
 もっと推論を述べるなら、議長は膨大な遺伝子情報の中にその固体の能力と、未来-運命の全てを予め記録した、言うなればアカシック・レコードとも言うべきものを発見したと信じ。それを読み取ることで、世界を思うが侭に操ることが出来るのではないかと、そう断じたのではないでしょうか。
 キラやラクスをあそこまで敵視したのも、彼らの遺伝子データから二人こそが自分の野望を阻む運命にあると知ったからではないか、とか。

・アスランは漸く、自分の正直な心情を吐露しましたね。まあ、苦労はして来たとは言え、まだ若いアスランでしたから、悩みすぎて勇み足をしてしまった、という所でしょうか。
 言いたかないですが、マリューもキラばっかりに構ってないで、最後の最後だったとは言え自艦のMSパイロットとして戦ったアスランの悩みも聞いてやれよ、と。もしくは、同じ脱走兵の誼で虎が相談相手になってやるとか。ねえ。
 来週か再来週くらいには無限正義も来るでしょうから、その頃にはアスランの傷も癒えて張り切って活躍してくれるでしょう。
 これからのことをカガリと話す時、シンの顔を思い出してくれたのは嬉しかったです。まだ、希望はあるのでしょうか。

・ジブリールはどうやってかザフトの包囲網を掻い潜り、一路空路でオーブ入りです。空港にはセイラン親子もお出迎え、です。
 しかし、どうやらあの親子は馬鹿正直にジブリールを迎え入れ、ザフトの引き渡し要求にも屈せずに再度の本土決戦を挑むようです-言ってることとやってることが全然ちぐはぐで、これではカガリを追い落とした方法論が自分達に降りかかって来るだけでしょう。
 所詮、ジブリール同様、二流の政治家として落ち着かざるを得なかったようです、あの親子は。

・エターナルはザフトの追撃部隊の猛攻の前に窮地に追いやられますが、そこへと颯爽と現れるのが我らがヒーロー・キラ。ストライクルージュにブースターをセットして、単機で大気圏脱出です。
 某巨大掲示板では話題になっていましたが、キラが乗るとストライクルージュがただのストライクになってしまっていましたね(カラーリング)。まあ、そちらでも言われている通り、ルージュはパワーエクステンダーによる余剰分をPS装甲の強度を上げるのに使っていたのに対し、キラは同じ余剰エネルギーを運動性・機動力・火力に振り分けた、という所でしょうねえ。
 何かその割りにすぐ、ピンチに陥っていたような気がしないでもないですが、ザフトのセカンドステージMSはGATシリーズと同等か、それ以上の性能を持つという設定がある以上、仕方のない所でしょう。
 やっぱり詰まる所、「種」や「種運」というのは「乗る機体が全て」なんですかねえ。

・満を持して登場した打撃自由のOSは、自由のものと同じでしたね。核動力という、厄介なものを扱う以上、それを動かすプログラムもそんなに簡単には組めないのでしょうか。けど、下で指摘されたように、「運命」と「伝説」のOSも違うみたいですし。
 ここはキラが新たに駆る打撃自由が、自由の系譜を組む機体である、ということをアピールする為だったのかもしれませんね。
 スーパードラグーンの戦闘シーンは予想の範囲内でしたが、格好良かったですね。ただ、あの一斉発射は自由を超える攻撃力なのでしょうが、果たして地上で使えるかどうかは疑問ですな-ま、だからこそ「スーパードラグーン」として、「伝説」の「ドラグーン」と区別しているのかもしれませんが。

・さあ、来週はオーブが本土に攻め込まれる様子。カガリがアカツキで出撃して、ウズミのメッセ-ジを放送して丸く収めるとかいう展開だけはなしにして欲しいです。
 っていうか、シンの出番をもうちょっと増やしてやって欲しいなあ、と。

 満足度=☆☆★★★(二個)

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by shunichiro0083 | 2005-07-17 12:55 | 感想
2005年 07月 09日

PHASE-38 新しき旗

・OP変わりましたね。っていうか、ミーティアってまだあったんですね。そうした辺りの描写を見ていると、やっぱり最終決戦の舞台は宇宙になるようです。
 キラとシンが対決するシーンはなくなり、アスランを加えた三人がそれぞれのガンダムで揃っての最終カット、となると結局「種運」とは群像劇のスタイルを採っていたのでしょうね。解りにくくはありましたが。
 その一方、レイとシンとの対決を暗示するかのようなカットもあり、フェイクでなければ遠からずこの二人は決別するようです。また、ルナマリアとシンが最終的にカップルに落ち着くよう。

・しかし、これまであまり気にせずにきましたが、「種運」の各話タイトルというのは一筋縄ではいかないものが多いです。
 今回の「新しき旗」もその一つ。ヘブンズ・ゲートが上げた白旗のこと、って訳ではないでしょうし。
 まあ、デュランダル議長が掲げる、ロゴスを倒し平和をもたらそうという正義の主張-御旗のことでないかとは思いますが。

・さて、本編ですが、あれだけ序盤優勢だった連合軍が負けるとは信じられません。何かの間違いではないか、と見ていて思いました。集中砲火による奇襲。対空掃討砲 ニーベルングで消滅するザフト降下部隊。5機のデストロイによる一斉放火は海をも揺るがすものでしたよ。一体何隻の軍艦が沈み、何機のMSが沈んだんでしょう。
 にも関わらず、デスティニー・レジェンド・インパルスの3機が出撃しただけで、一気に形勢は逆転。形勢不利と見たジブリールは素早く潜水艦で脱出し、残った連合軍高官とロゴスの皆さんは白旗を上げてしまいました。
 しかし、海中にもボズゴロフ級が何隻もいた筈なのに、どうやって警戒網をくぐり抜けたのでしょう、ジブリールが乗った潜水艦は。それとも特殊なステルス機能を有した、超高速艦だったんでしょうかね。

・アーサー、艦長席でも驚き役に代わりはありません。と、いうか、これまでより心なしかリアクションが大きく、派手になっているような気がします。

・シンとルナマリア、とうとうくっついちゃいましたね。まあ、先週抱き締めた時からそんな予感はしていたのですが。
 準備万端整ったレイがあのタイミング-二人が一通りの話を終え、キスをして、離れた-でブリーフィングルームに入って来た所を見ると、本気でレイは『シンの不安定な精神が落ち着くなら、ルナマリアとカップルになってしまえばいい』と思っているのではないかと思います。

・そのレイ、予想に反してドラグーンは使いませんでした。代わりに、という訳ではないのでしょうが、ソードインパルスのエクスカリバーを使ってましたね。
 っていうか、背中にあれだけビーム砲をくっつけているんですから、あれを使って攻撃すればいいんじゃないの、とも思いましたが。敵MS部隊の真っ只中でそうすれば、結構な数が撃墜出来たとも。

・ルナマリア、インパルスを得て頑張っているようです。ソードインパルスで、デストロイにとどめを刺してましたし。やはり、いくらパーソナルカラーだとは言え、一般兵用のザクでは機体が役不足だった、ということなのですかね。

・一方、前回キサカに拾われたアスランとメイリンは、そのままオーブ本国にあると思われる秘密地下施設に収容されたようです。
 同じ天光流不殺剣を受けた筈のキラとアスランで怪我の程度が違うのは、乗っていた機体の性能の差なのでしょうか-まあ、撃墜の最中原子炉を緊急停止させたキラと、咄嗟にメイリンを庇ったアスランですから。常人離れしていることには変わりないのですがね。
 結局、アスランは目覚めたものの意識の混濁は免れず、なんだかよく分からないことを口走るに留まりました。アスランの情報がアークエンジェル側にもたらされるのは来週に持ち越しのようです。
 そう言えば、アスランよりも軽傷の筈メイリンですが、結局目を覚ましはしませんでしたね。

・で、ヘブンズ・ゲートの攻防を肴に呑気に酒を喰らいながら見ていたセイラン親子でしたが、ロゴスの勝利を一切疑っていなかった様子。
 ユウナは自分達親子のことを自画自賛していたけれど、権謀術数を是とする世界に生きているのだったら、今回のような場面だったら少ないながらも議長の方にも部隊を派遣しておくべきだったのではないかと。
 やっぱり、まあ、言うほど大した陰謀家では、ということなのでしょうね。

・EDも今回から変更。うちは映りが悪いので何とも言えないのですが、背景には噂のアカツキを始め、気になるMSがちょこちょこいる感じです。
 あと、ラクスと同じポーズをちっちゃくミーアがしているのも。

 満足度=☆☆★★★(二個)
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by shunichiro0083 | 2005-07-09 23:48 | 感想