shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2006年 07月 17日

「種」の設定全般のこと

※最初に
:ええ、今回も結構きつい内容になるかもしれません。
 端から真っ向否定するような文章ではないと思いますが、それでも読まれる方によってはかなり不快な気持ちになるかもしれません。
 ですので、熱狂的でかつ「SF」として「種」シリーズを支持されている方は続きは読まない方が宜しいかと思います。
 警告はしました。以後の文章を読むのはここの判断であり、その結果は自己責任であることをここに明記しておきます。
 また、今回の記事は以下のリンク先を読んでからの方がより理解出来る-というかそうしないと理解出来ないと思われますので、この記事の続きを読む前に以下の記事を読んでおいて下さい。

ASTRAYなブログ SEEDの設定について思うこと(その1)

裏トミノブログ 姫様の勘違い

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by shunichiro0083 | 2006-07-17 02:06 | 設定
2006年 07月 11日

ストライクノワールに関する、幾つかの瑣末なこと

・しかし、なんで「ストライクノワール」は「ノワールストライクガンダム」じゃないんでしょうね。
 他の機体は「エールストライク」だったり、「ソードストライク」なのにねえ。
 まあ、確かに「ストライクルージュ」っていう機体もあったけど、あれは別に「ルージュストライカー」とかいうストライカーパックをつけている訳ではなかったし-ストライクノワールにはノワールストライカーが装着されていて、特性としては『近接戦闘に特化』しているのだそうです。
 ルージュのように、機体そのものがオリジナルのストライクではないから、ということにしておけば良かったのにねえ。
 
・と、思ったらHGのインストをよく読んだら『ノワール(黒)の名は、VPS装甲とパワーエクステンダーの採用により、装甲表面が黒くカワーリングされた為』とあった。
 と、言うことはノワールストライカーは関係なく、ノワールという名がついた、ということになるのだな。
 けど、その割には「ヴェルデ」バスターで、「ブル」デュエルなんだよね。別にネーミングも統一されなくてもいいんだろうけれど、作り物としてのそれらしさを出すのなら、やはりそういう部分も含めて考えるべきではなかろうかと。

・このノワール、固定兵装は頭部のガトリング砲<M2M5 トーデスシュレッケン12.5ミリ自動近接防御火器>以外は、両の裏籠手、両爪先に内蔵された<EQS1358アンカーランチャー>だけ(厳密に言うと、ノワールストライカーにもこれは搭載されているが、形式番号はEQS1358Tとなる)。
 アーマーシュナイダーがオミットされているが、このアンカー自体にそれなりの破壊力があるよう。内蔵されたロケットで自力で飛翔して機体制御の補助に使われる他、高分子製のワイヤを用いて敵を拘束したり、打撃して破壊すると多目的な用途が期待されているらしい。
 もっとも、これを雑誌で見た時には(NダガーNみたい…)と思ったものですが(苦笑)。

・そう言えば、ストライクノワールは盾を持たないそうだが、その理由は『ノワールストライカーにもPS装甲が採用されたため』とか書いてある。
 をいをい。
 だったら、PS-或いはVPS装甲を採用しているMSは皆、対ビーム防御を施した盾を持ってなくてもいいことになってしまうんですが。けど、実際にはストライクも、自由も、正義も、インパルスも盾を携行している。
 それにフラガッハ3ビームブレイドの解説で『ビームエッジも搭載しており、PS装甲化された敵に対しても打撃を与えることができる』って書いてるだろうに。
 それの設計も『(ガイアの)設計を参考にしたものと考えられる』とか書いてるが、どう好意的に考えても二、三日前に強奪されたガイアの装備を参考には出来ないでしょ。
 だって、ブレイク・ザ・ワールドの時には完成してるんですから。ここはやはり、ソードストライクの思想を取り入れ、発展させた-とかにしておくべきだったんではないかと。
 なんか、この辺りの設定、酷いような気がする-まあ、アニメが面白ければそれでいいんだけどね。
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by shunichiro0083 | 2006-07-11 00:23 | 設定
2006年 07月 10日

GSX-401FW スターゲイザーのこと

・さて、公式サイトでもMS・スターゲイザーの画像と設定が公開されました→http://www.seed-stargazer.net/mechanics/index.html
 それによるとこのスターゲイザーというMSは『火星以遠宙域の探査・開発を目的に、非戦闘用モビルスーツとして』開発したされた機体のようです。
 純白の機体のあちらこちらに、黒いラインが入っているのは単なる意匠なのか、それともΔの黄色のように何かのギミックなのか。
 目立つのは背部のリング状のパーツなのでしょうが、これは上部の真ん中から左右に分かれるようにも見受けられます。いずれにせよ、これが「惑星間推進システム」とされるヴォワチュール・リュミエールなのでしょう。
 個人的には、両腕に装着されたビームシールドらしきパーツが気になります-額の赤いパーツと三点セットで、機体前面に陽電子リフレクターとかを展開してくれると格好いいんですが。

・で、このスターゲイザーのもう一つの特徴として『高度な自律性を備えたことにより高い水準での無人運用が可能となった』ということが挙げられています。
 このことから推測するに、スターゲイザーというのは現在で言う無人の惑星探査機をMS形態にし、かつ往還に使用されるであろうエンジン部分まで一体化したもの、ということになるのではないかと。
 MSの形をしていることのメリットは多分、作業がしやすいとか、宇宙空間における緊急時の際の運動性能の確保とかそういうことなんでしょう。
 このスターゲイザーに与えられるミッションというのがどういうものなのか、までは明らかにされてはいませんが、マーズ・パスファインダーのように地表に降り立って調査するものなんではないかと。だから、「足」があり、物を摑める「手」を持つMSであることが重要だったのかな。
 ただ、とすると前の記事で推測したように加速用と、巡航用の二系統の推進システムを搭載することは無駄になりかねませんから、ヴォワチュール・リュミエールは実は加速力と比推力を兼ね備えているのかもしれませんねえ。

・と、ここまで書いてきて思ったんですが、スターゲイザーにも核エンジンって搭載されているんでしょうねえ、当然。
 だって、外惑星の探査・開発を目的とするなら当然、太陽からも遠く離れる訳で、そうなると機体の稼動に必要な電力を得る手段として太陽電池は使えません-っていうか、MSな時点でそれは無理。
 と、なると原子力電池の出番ですが、これではMSに必要なだけの電力量を発電させることは出来ない筈。
 ここで思い出されるのが「Δ」の公式サイト内にある、Δの機体解説。そこには『太陽からの距離が遠く、太陽光発電に適さない火星で作られたため、動力源には核エンジンが使用されている』と明記されています。
 そうなると、スターゲイザーに核エンジンが搭載されていないと考える方が不自然なんではないかと思います。

・しかも、スターゲイザーは地上基地から打ち上げられる、とのことですのでそうなるとNJキャンセラーが搭載されているのも、ほぼ確定でしょう。
 こうなると、何故本来ナチュラルとコーディネイター間の武力抗争には直接関係のないDSSDの計画に、ロゴス/ブルーコスモスの私兵集団・ファントムペインが関わって来るのかも分かるような気がします。
 それは…

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by shunichiro0083 | 2006-07-10 19:32 | 設定
2006年 07月 08日

陽電子砲に関する疑問のこと

・昨日今日と「B」や「X」「種運」等のASTRAYをぼちぼち読み直していたのですが、それでふと気が付いたのがブルーフレームのローエングリンランチャー。
 これはご存知の方も多いでしょうが、ブルーフレームの-そしてMS全般としてのオプション兵装としては最強の部類に入るものです。何せ、陽電子砲を携行している訳ですから。どんなビーム兵器よりも強力でしょう。
 個人的にはあの半ばイッちゃっていたアスランパパが何で、「自由」やら「正義」やら「天帝」に搭載しなかったのか不思議なくらいです。

・いや、まあ、今回の疑問はそこではなく。
 ブルーフレームはこのローエングリンランチャーを起動させるには、当然ですが圧倒的に電力が足りません。腰部後方に核エンジンをつけてはいますが、例のNジャマーに邪魔されて動かすことは出来ません。
 そこで、これを使うには他の機体に搭載されたNJキャンセラーが必要となる訳です。カナードのドレッドノートHだったり、或いは敵機に取り付くことでそのNJキャンセラーの効果範囲内に入り、核エンジンを起動させるのです。
 これによってはじめて、ローエングリンランチャー-陽電子砲は使用可能となります。

・で、ここからが本題なのですが、MSでは陽電子砲を稼動させる為の電力を核エンジンで賄います。
 じゃあ、アークエンジェルやミネルバ、リ・ホームなんかはどうやってその動力を得ていたんだろう、という部分になんか立ち戻ってしまったのですねえ。
 想像するに、MSに搭載するには大きすぎ、艦船のサイズではじめて積載可能な動力源-まあ、ぶっちゃけ謎なんですが。これに関してはオフィシャルでももう匙を放り投げているようなので、今更何を言っても仕方のないことなのです。わかっちゃあいるんですが…。
 やっぱり、軍艦に関しては「『レーザー核パルス融合推進システム』の成功による、核融合発電の実用化に成功」でいいんではなかろうか。爆縮による熱エネルギーを用いたジェネレーターを軍用には開発しているものの、価格が折り合わないから民生用には用いられない、という感じ。
 だから、ガルナハンの火力プラントも実は隠蔽で、地上における『レーザー核パルス融合発電システム』の実験施設だった、という方向で一つ。きのこ雲もあんなに高々と上がってしまうくらいだし-ま、それこそNJキャンセラーを使用した原子力発電所という可能性も捨てきれないですが。
 あと、C.E.世界の七不思議の一つ。核ミサイルに純粋水爆が使えないのは、MSに『レーザー核パルス融合推進システム』が使えないことからも分かるように、起爆用の高出力レーザーのダウンサイジングが出来ないから、というのはどうだろう。

 と、とりたてて結論のないまま終わる。
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by shunichiro0083 | 2006-07-08 16:39 | 設定
2006年 06月 07日

覚書このこと

・「STARGAZER」絡みで新たに起こされた「ファントム・ペイン」の設定の中に「核駆動MS」が配備されているという項目があります。
 ただ、問題は一体どの機体が「核駆動MS」なのか、ということです。ネット上ではデストロイではないか、という意見もありましたが、現実問題としてデストロイはその動力源に関する記述が全くありません。
 確かにあの図体にあの重装備ですから、普通に考えれば核駆動としか思えないのですがね。

・自分は今更ですが、ファントム・ペインが保有する「核駆動MS」とは「NダガーN」ではないかと推測します。
 その理由として、まず第一に「種運」に登場するMSの中で核駆動が確認出来る数少ないMSだから、というのが挙げられます。
 この他は打撃自由、無限正義、運命、伝説、ドレットノート、テスタメント-こんなもんではないかと(ジャンク屋の核駆動ミーティアを除く)。
 前の四つはもう完全に陣営が決定されていますし、ドレットノートとテスタメントは傭兵さんのものになってしまいました。まあ、テスタメントはファントム・ペインではなく「一族-特務情報部」のラインで使われていたと思われます。

・で、消去法で残るのがNダガーNという訳ですが、無論それだけではなく。「種運MSV戦記」第2話において『ロゴスの戦力(要約)』という形で登場しているのも、大きなポイントではないかと思います。
 確かに、NダガーN自体は連合軍の開発ですが、機材は共通ということなので別段目くじらを立てることでもないのでしょう。ウィンダムだって、連合軍が開発したMSであり、ロゴスがファントム・ペイン専用機としたものではないのですから。
 個人的には「STARGAZER」本編にNダガーNが登場するのを期待したいですね。
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by shunichiro0083 | 2006-06-07 20:22 | 設定
2006年 06月 02日

新型エンジンの正体のこと

・ええ、「シャア専用ブログさん」の6/2付けの記事によりますと、「種運」設定の最大の謎の内二つが一気かつ公式に解明されたようです。
 ネタバレなので、一応隠しておきます。

・書き忘れてた。
 今回のネタのソースはこれです。

※動力源廻りの過去の記事

・新動力源のこと、加えてデュートリオン送電システムとMSのバッテリーのこと

・ハイパーデュートリオンのこと

・核動力システムのこと

・打撃自由&無限正義の新型エンジンのこと

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by shunichiro0083 | 2006-06-02 18:57 | 設定
2006年 04月 26日

ファントム・ペインのこと

・「STARGAZER」の関係で、「種運」の設定の内「ファントム・ペイン」が練り直しを受けているようである。
 雑誌媒体では先月の「電ホ」にしか載っていなかったのだけれど、これの前文が先程正式にオープンした公式サイトにてアップされた。
 全文はこちらを参照して貰うとして、その内容については中々凄まじいものがあるのではないかと思われる。

・その編成の時期については、「種」から「種運」の物語が始まるまでの間と見ていいのではないだろうか。“不正規特殊部隊”という種別がどういう意味であるかは意見が分かれる所だろうが、「種」において機動部隊の指揮権を握っていたブルーコスモスがそれを踏まえ、敢えて結成した部隊である。
 大々的に軍隊を動かす状況とは別に、小規模且つ精鋭による「低烈度紛争」(もしくはゲリラ戦)に対応出来る部隊の必要性をロゴスの首脳部は感じ取ったのではないだろうか。
 それとも、主たる任務は「一族」の水面下の工作に対抗する為のものなのかもしれない。

・一番凄いのは「ファントムペイン」はブルーコスモスの私兵集団である、としながらその機材、人材は地球連合軍に依存している、という部分であろう。
 だったら、ユニウス条約には従わねばならないとなりそうなものなのだが、あくまでも私兵集団なのでプラントと地球連合が締結した休戦条約には従わなくていい、という理屈である-確かに、これが罷り通るなら傭兵やジャンク屋ギルドにアークエンジェル、それにラクス派が核駆動機動兵器を保有していても何ら問題ない。
 だって彼らは国家の統率外にある「私兵集団」だから。この一文はそういうことなのだろうか?

・まあ、百歩譲ってファントムペインは私兵集団であるとして。なら、“地球連合軍第81独立機動群”という正式名称は何とかした方がいいのではなかろうか。
 尤も、そこいら辺が分かっているからこそ、公式サイトの文章からは記述がなくなっているんでしょうけれど。

以前はこんな妄想でした
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by shunichiro0083 | 2006-04-26 18:55 | 設定
2005年 12月 19日

MAのこと

・さて、C.E.におけるMA(モビルアーマー)とは主に体制側である地球連合軍の主力兵器であり、民主社会における必然としての人命尊重と、資本主義社会の命題であるコストパフォーマンスがすり合わされた結果、一人乗りの汎用宇宙重戦闘機として開発されたものです。
 こう書くと弱そうではありますが、そのサイズとしては充分なだけの火力と機動力、重装甲を兼ね備えた上、主な任務が小規模な紛争や威嚇行為に限定されたことを考えればまず、問題はなかった訳です。
 戦略的には長距離精密誘導弾と核兵器があることから、大局的にも戦術的にも数が揃えられるMAで充分とされたのも当然であったのでしょう。加えて地上なら兎も角、公式に外敵のない宇宙空間という政治的事情も勘案されていたに違いありません。

・しかしながら、この状況はプラント-ザフトの発足と、コーディネイターによる新型機動兵器-MSの開発と実戦配備によって終了を余儀なくされます。
 一説にはその戦力比が1:5とまでされるMSとMAではお話にならず、運動性と火力において劣るMAの新規開発が凍結され、連合も遅まきながらMS開発に本腰を入れることとなる訳です。
 その後の状況は「種」本編に詳しいわけですが、どうやらその後も連合においてはMA開発は継続されていたようです。ただ、前述の基本コンセプトは解消され、どうやら複数パイロット搭乗によるMSを上回る重武装・重装甲を搭載した少数量産型高性能機、というものに変わっているのではないかと思われます。
 これはユニウス条約締結による戦力制限を受けて、その枠内での軍事力増強を目指したものではないかと推測します。これは想像ですが、条約の項目にMAに関する規制が緩く-これはザフトが当時MAを戦略的に重視していなかったことに拠るのでしょう-、いわば盲点となっていたことを連合側が利用したのではないかと思われます。
 それでも数を揃えるのはMSの役目であり、新世代MAの傾向としては量産性を犠牲にしつつ陽電子リフレクターやそれに類似した新機能を装備した、防御性能重視があるのではないでしょうか。
 ただ、これにも例外があり、エグザスにはそうした傾向はなく、完全にメビウス・ゼロの後継機であると見て取れます。これは有線式ガンバレルやレールガンという基本武装や、ガンバレルをX型に配置する機体レイアウトからの推測ですが、ザムザザーやゲルズゲーとは一線を画していると言っても過言ではないと思われます。

・ここで考えてみたいのが、各MAに振られた形式番号です。大別すると「TB」から始まるものと、「Y」で始まるものの2種類となり、前者がメビウス・ゼロ、メビウス、エグザス、ユークリッド。後者がザムザザーとゲルズゲーということになります。
 念の為に形式番号を並べてみると、以下のようになります(一応、MAへの可変機能はあるものの、分類上MSとなるGAT-X370 レイダーやGFAS-X1 デストロイ、GAT-399/Q ワイルドダガーは除外しました)。

・メビウス:TS-MA2
・メビスウス・ゼロ:TS-MA2mod,00
・エグザス:TS-MA4F
・ザムザザー:YMAF-X6BD
・ゲルズゲー:YMAG-X7F
・ユークリッド:TS-MB1B(参考)
・ミストラル:MAW-01(参考)
※ユークリッド及びミストラルの形式番号については「種サーチ」さんの「SEED&DESTINY大事典」を参考にさせて頂きました。

 この内、TS-MAはTheater Suppression-Mobile Armorの略で、前線鎮圧用機動兵器という意味です。また、modはmodifiedで「改修型」の意ですから、形式番号上は現在の通説とは裏腹にメビス・ゼロはメビウスの改修型であることになってしまうから不思議です-メビウスはメビウス・ゼロからの派生機ということに、公式設定ではなっているのです。

・残念ながら、これ以外の形式番号の詳細については不明です。ザムザザーやゲルズゲーの頭の「Y」は試作機を意味するのではないかと思うのですが、これは「X」ナンバーを実験機と解釈すれば問題ないのかな、と。試作機でありながら、最新鋭の陽電子リフレクターを実験的に搭載している為に「X」が付いている、ということですね。
 そうなると、画面に登場したザムザザーやゲルズゲーはそれぞれ「F-fighting:汎用戦闘型」と「G-guard:汎用防御型」でのトライアル途中の試作機が、開戦の為に急遽実戦配備された、という風に考えることも出来るのではないでしょうかね。ひょっとしたら、地上の何処かには別のYMFAナンバーやYMAGナンバーのMAが配備されていたのかもしれません。
 また、ユークリッドの「MB」も不明ですが、元々の「MA」の「A」もArmor:兵器くらいの意味合いしかないようですから、Buttler程度の意味に「A」から進化したことを表す「B」という掛け言葉程度ではないかと推測します。
 最後のミストラルですが、これは最初期のMAらしいですし、用途としても戦闘に特化しているのではなく、宇宙空間での作業にも使用出来るような設計になっていたようです。なので、この後戦闘機として新規設計されたメビウスは、ミストラルとは異なる形式番号が与えられたのではないでしょうか。末尾の「W」はworkの意味なんでしょうね、多分。

・こうして考えると、一旦はエグザス系とザムザザー・ゲルズゲー系に別れて開発された次世代型MAは、ユークリッドにおいて再び融合、統一されたという流れになるのではないかと思います。
 ユークリッドは格闘戦能力と有線式ガンバレルを排除し、その一方でビーム兵器を搭載して射撃戦能力を向上させる。加えて、小型ながら陽電子リフレクターを装備することで防御力も飛躍的にアップするという、まさしく最初期のMAの理念に立ち返った機体となった訳です。
 その上、地上、宇宙空間を問わずに活動可能という量産型全領域汎用重戦闘機の名が相応しい、大型MA(全長 54,08m)-これが連合軍が最終的に出した答えだったのでしょう。本編での出番がごくごく、限られたものだったのが本当に惜しまれます。
 ひょっとしたら、ブレイク・ザ・ワールド事件があと3年遅かったら、連合軍の主流は再びMAに戻っていたのかもしれません。何せ水中と地中以外は、正真正銘ユークリッド1種類で済むのですから。
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by shunichiro0083 | 2005-12-19 23:19 | 設定
2005年 12月 14日

プラントの独立が「ごたごた」と呼ばれてしまうのは何故なのか? のこと

・まあ、サンライズの公式サイトの中にある「種運」公式サイトの一コーナー『D-I.Q.』の文章を書く人間は軽いノリで書いているのだろうけれど、やっぱりそういう態度っていうのはそこかしこから滲み出てしまう。
 まして、今回の「種」や「種運」みたいに比較的最初っから設定やら、年表を作ってしまっている作品でよくよく調べずに文章を書くのは致命傷になりかねない-とは言え、コスミックリージョンやライトニングエディションの解説などはその典型みたいなものであるが。
 確かに「設定と膏薬はどこにでも付く」という名言もあるが、それはあくまでもまっさらな状態のものにのみ通用する言葉であろう。まして、「種運」みたいに設定が先行しがちな作り方をしているのなら、出来るだけ最初に起こした設定通りやっておかないとどういう食い違いが起きてしまうか分からない-そしてこれを逆手に取ったのが言うまでもなく「ミノフスキー物理学」だなと思うのだが。
 「種」や「種運」も必要最低限の用語の定義だけにしておいて、それ以外はその場の勢いでやってしまった結果を尊重するというスタンスにしておけば良かったのではないかと思うのだが、なんであんなに設定に拘ったんだろうと思う。
 あそこまでインタビュー等でメインターゲットが子どもだ、と言っていたのなら従来のガノタなど、一切無視した作りで良かったのだから。詳細な設定が先行するのは子ども向けではないにも関わらず、そうせざるを得なかったのは「そうではない層」にもアピールしなければならなかったからだろうが、そういう不徹底が今日の結果を招いた一端だったのだろう。
 無論、低年齢向けの作品でも詳細な設定を作りこんで成功した「勇者王ガオガイガー」という例もあり、一概に「種運」のやり方だけが悪かったと言う気は毛頭ない。ただ、「種」や「種運」は失敗したのではないか、ということだけである。

・さて、思わず枕が長くなったが今回の記事は前述の「D-I.Q.」の内、これの最後で触れられた「ユニウス条約のごたごたに便乗して、独立したのでしょうか?」について考えてみたいと思う。
 ただ、この文に対する検証は既に「蒼い風の眠る場所-はてなダイアリー出張版-」さんにおいて行われているので、今回の記事はそれを全面的に参考にさせて貰いつつ、プラント独立に至る経緯を考えてみたい。

・さて、プラントの独立の前に、かの国が主権国民国家に相応しいかどうかを考えてみる。ちなみに、この場合の主権国民国家とはフランス革命によって確立したとされる「近代国民国家」をその定義とする。
 その近代国民国家の定義としては主に三つ。国家主権・領土・国民であり、これに国際承認を加えた四要素が一応、現代の独立国家に必要なものとされている。
 第一の国家主権が統治権とも言われ、国を治める最高の権力のこと。主権国家は他の主権国家に支配されたり干渉されない権利-内政不干渉の原則-や、他の主権国家と対等である権利-主権平等の原則-を持つのであり、だからこそコーディネイターは自らの国家を作り上げることでナチュラルの旧宗主国に対抗しようとしたのである。
 この国家主権が及ぶ範囲が国家の領域-領土であり、C.E.世界ならば領土・領海・領空・領宙ということになるのだろう。具体的にはコロニーが浮かぶL5宙域と、地上の諸基地地域ということになるだろうか。
 第三が国民であり、国民主権とは統治権を持つ者が君主なのではなく、一般大衆にあるということである。そしてそれを一時的に仮託されているのが所謂政治家なのだ。これが結局の所、パトリックやデュランダルがプラントの最高権力者であったとは言え、自身が不可侵な存在=絶対君主にはなり得なかった理由である。

・こうしてプラントは近代国民国家に必要な要件の内、三つまでを備えながら最後の一つが得られなかったが為に、「地球連合」との戦争へ突入することを余儀なくされたのであった。
 その最後の一つこそ「蒼い風が眠る場所」さんが問題にした、「国際承認」である。この「国際承認」とはそれが国家の要件を備えているかどうかを、第三国が個別に判断して行うものであり、『国家の裁量的な一方的行為』であるからこそ「承認しない」という選択肢もありえる。
 その基準は「軍事的・安全保障上の理由」であったり、「国際平和・人権保護の理由」や「民族独立の支持」である。国際連合はプラントの上記の全てについて否定するスタンスを採っていたのであり、そんな連合が独立を支持する筈がなかった。
 その一方、非プラント理事国である程度の実力を保有していたと思われる大洋州連合と南アメリカ合衆国はプラントの独立宣言を好意的に受け止め、同時に出された『クライン議長による積極的中立勧告』を受諾している。
 その結果、南アメリカ合衆国は連合の武力侵攻を受けて大西洋連邦の領土となり、これに反発した大洋州連合は正式にプラント支援を表明したが、その結果連合より宣戦布告されることとなった。
 この時期、具体的にどれだけの主権国家があったかは不明であるが、プラントがコーディネイターによる、コーディネイターの為の国家であった以上、その民族独立を支持しなかった国家があっても不思議ではない。また、プラント独立を承認して、世界における最大の軍事力を保有する地球連合を敵に回すことを是としなかった国家も少なからずあったろう。
 つまり、たった一つ大洋州連合が独立を承認しただけの状態では、プラントが独立主権国家であると国際社会が認めたとは到底言い難いのである。連合とプラントとの戦争が始まったこの段階では、実質は兎も角、形式上はプラントの独立は公に承認されていたとは言えないだろう。
※蛇足だが、中立国であるオーブが積極的にプラント独立を支持しなかった理由は、先の理由の内「軍事的・安全保障上の理由」であると推測される。
 中立国であることが国是であるオーブがプラント独立を承認することは、取りも直さず中立と言う立場を捨ててしまうことである。それまで自国が中立であることを国家の基本方針として来た以上、そう簡単にその方針と国策を転換させることは難しいという現実的な判断が働いたものと推測される。

・こうして国際社会上の通念から考えると、やはりプラントの独立は「血のバレンタイン」に端を発する一連の戦争開戦時においては果たされていなかった、と考える方が自然ではないだろうか。
 その意味において、プラントがC.E.70年から71年にかけて地球連合を相手に行った戦争とはコーディネイターの自決と、プラントの独立をかけた戦いであったと言う風にも言えるのではないかと思われる。
 この戦争の結果として、プラントはユニウス停戦条約において宗主国からの自主独立を勝ち取り、主権国家として国際社会から承認されるに至ったのであろう。
 何故なら「条約」とは「国家間、または国家と国際機関との間で結ばれる、国際上の権利・義務に関する、文書による法的な合意(大辞林)」であり、これが連合諸国とプラント間で締結されたとするなら、それは連合諸国がプラントを国家として認めたということに他ならないからである。
 そう考えるなら、終戦条約でもないただの停戦条約に過ぎない「ユニウス条約」がその締結にまで、五ヶ月以上の月日が費やされたのも納得が行く。そもそも、連合側にプラントを対等な相手-国家として認めるかどうかについての議論が行われていたからこそ、あそこまで停戦合意に至るまで時間がかかったのだろう。
 ちなみに、旧クライン派による停戦申し入れがあったのが、C.E.71年9月27日で、それから実際にユニウス条約が締結されたのが翌72年3月10日であった。

・これらを踏まえて最初に立ち返り、プラントの独立が「ユニウス条約のごたごた」という表現が適切かどうかと考えたなら、不用意かつ穿った表現で見方であるが、それほど的外れなものではない、ということになるだろう。
 確かに、より実効性の高いユニウス条約を締結させる為に、連合諸国がプラントの独立をいやいや承認したのであろうから、その意味において「便乗して」という言い方はあながち間違ってはいない。ただ、それはプラント側ではなく、連合側の視点に立っての書き方だろう。
 プラントからしてみれば、不意打ちに核ミサイルを撃ち込まれ、その後も何十万という規模の国民と膨大な資産という重大な損害の果てにようやく勝ち取った、悲願の独立である。それを「ごたごたに便乗」などと言われたらば、怒るのを通り越して悲しくなってしまうのではないだろうか。
 詰まる所、記事を書くライター氏の作品に対する理解と愛情がないと、こういう不用意で無定見なものになってしまうのではないかと思わざるを得ないのだ-どうせなら、もっと愛のある記事を期待したいものである。

おまけ
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by shunichiro0083 | 2005-12-14 15:36 | 設定
2005年 11月 30日

打撃自由&無限正義の新型エンジンのこと(12/6 追記)

・この表題の「新型エンジン」については今回、全くといっていい程情報がなく、幾つかの説が乱立しているようである。
 そこで、まずは現在当方が知る限りの説を書き上げてみよう。そのあまりの極端さに驚かれるかもしれないが、取り敢えず読んで見て欲しい。

1.核エンジンではない、新型駆動力(1/60 打撃自由ガンダム<ライトニングエディション>インストより)

2.レーザー核融合エンジン(コスミックリージョン 打撃自由 箱裏解説より-ただし、英字表記のスペック表にはNJC搭載と書かれている)

3.実は新型エンジンでもなんでもなく、自由同様NJキャンセラーを用いた核動力(コミックボンボン 05年10月号「ガンダムCLUB+」より)

・以上、当方が把握している「新型エンジン」について言及された文章は上記の三種類である。
 それでは、この三つについて考えてみよう。ただし、全く手がかりのない1は考えようがないので、取り敢えず2の「レーザー核融合エンジン」から取り上げることとする。
 で、この「レーザー核融合エンジン」であるが、これはC.E.世界の軍艦の動力源とされる「レーザー核融合パルス推進」が一応の元ネタであると考えられる。
 だが、これは「C.E.世界では核融合炉の実用化に失敗している」という世界観が前提のものであり、だからこそ融合炉を必要としない「核パルス推進」という表記になっているのである。如何にファクトリーが連合、ザフト双方の最新鋭技術を入手しているからとは言え、一足飛びにMSサイズの実用型核融合炉を完成させたとは考えにくいのである。
 これで、ミネルバと言った最新鋭艦が核融合炉を搭載しているのであれば話は別だが、そういう設定も特にない以上、この説を積極的に採用するのはちょっと苦しいだろう。

・次に1の「完全新型駆動力」説であるが、核分裂炉でも核融合炉でもない、となるなら現状C.E.の科学技術で考えられるのは陽電子エンジン、ということになるのだろうか。
 実際、陽電子砲や陽電子リフレクターという名称がある以上、陽電子を制御する技術は確立していると考えるのが自然である。そして、核融合技術に進展が見られないのであれば、それ以外のものに研究の矛先が向いたとしても不自然ではあるまい。
 しかしながら、これも少々突拍子もないものに感じられるが、とすればそれも2と同様により大型の艦船や発電所などで実用化されている、という前提もなしにいきなりMSに搭載されている、という点だろう。
 ちなみに、この場合の「反陽子エンジン」とは水素-反陽子の対消滅反応によって生じる熱エネルギーを動力として用いるものである。

・では、「新型エンジン」とは何ぞや・・・ということになるのだろうが、ここに来て有力な候補となるのが意外や意外、3である。
 こう書くと『既存の技術しか用いていない3が何故、新型エンジンなのか?』と思われる向きも多いであろうが、従来枯れた技術であると言われて来た原子力工学にも、どうやら幾許かの改善の余地が残されていると思われる。
 「新型エンジン」とはそうした新技術を導入し、旧来の核エンジンに比して数倍の出力を得ることに成功した新型の核動力ではないかと推測する。
 では、以下に推論を述べる。

・結論から書けば、「新型エンジン」の正体とは「光子生成原子炉:Photoproducing Nuclear Reactor」及び「核励起レーザー:Nuclear Pumped Laser」からなる、複合システムではないかと推測される。
 これはC.E.における従来の核分裂炉がMHD発電システムを用いて熱エネルギーを直接、電力に変換する方式を採っているのに対し、光子生成原子炉は核分裂によって生じたエネルギーを直接、光子に変換するシステムのことである。
 クローズドサイクルMHD発電単独での発電効率は35%程度であるが、この光子生成原子炉は生じた光子を高効率光電池で発電させることにより、MHDを上回る約80%の効率で電力に変換出来るのである。
 この両者の熱効率を比較すれば、「核エンジンよりも数倍の出力を持つ」という記述にも納得が行く。
 また、「核励起レーザー」であるが、これも光子生成型同様、核分裂エネルギーを直接レーザーに変換するシステムのことである。これによって効率よく推進剤が加速され、且つクリーンな原子力ジェット/ロケットエンジンが実現していると考えられる。
 これら二つの新開発核エンジンをハイブリッド若しくは複数搭載することで、打撃自由及び無限正義は従来の核動力を超えた出力を実現しているのではないだろうか。

・ちなみに、「光子生成原子炉」も、「核励起レーザー」も慣性核融合-すなわち、「「レーザー核融合パルス推進」の基幹技術として現実に研究されている分野である。
 にも関わらず、核エンジンにMHD発電が使用されていたことを鑑みると実用化に失敗したものと考えられる。こうした一度は捨てられた技術をファクトリーの技術陣は再検討し、「新型エンジン」として再生させたのではないだろうか。
 補足であるが、慣性核融合のドライバーとしては短波長レーザーがより適しているという研究結果もあり、「核励起レーザー」はこの点で適しなかったのではないか、というのがおとし所ではないかと愚考する。

※今回、参考にさせて頂いたリンク

1133.光子生成原子炉による直接発電

「MHD発電って何?」

「核励起レーザー」に関する検索結果一覧

追記(12/6)
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by shunichiro0083 | 2005-11-30 10:39 | 設定