カテゴリ:設定( 79 )


2007年 01月 22日

GAT-Xシリーズ再生計画のこと

・やはり、と言うべきか、当方の記憶は間違っていなかったようです。
 今日、HJ誌´06年11月号をブックオフで手に入れたのですが、そこの記事にはユニウス条約締結を受けてファントムペインがGAT-Xシリーズをベースにしたワンオフのエース専用機の開発に着手したことが書かれていますね。
 今後、どちらの設定が公式になるかは分かりませんが、どうせならいいとこ取りをした新規設定が出ることを祈ります。

蛇足
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by shunichiro0083 | 2007-01-22 22:25 | 設定
2006年 12月 26日

ストライクフリーダム 森田氏解説のこと

・今月の「電ホ」のMS打撃自由作例記事の所に、「種」シリーズの特殊設定-要はSF考証-を行っている森田氏の打撃自由に関する解説が載っていました。
 それによると、打撃自由の開発自体は前大戦-C.E.71年の戦いを指す-末期から既に始まっており、その意味でこの機体は自由の後継機種であると同時に、限りなく双子機に近いものなのだとか。
 まあ、そういう意味では一応の完成を見た自由を更に進化、かつ一般化させることでワンオフ機から量産機にへと昇華させるということだったのでしょう。
 しかしながら、高推力スラスターと次世代型ドラグーンの開発が難航している内にユニウス条約が締結され、開発は凍結。ある程度製作されていたフレーム及びパーツ類は倉庫にて保管されることとなったのだとか。

・これ以降の経緯はMGのインストとほぼ同じで、ターミナルによって盗み出され、ファクトリーで完成された、という感じ。
 さて、この解説とインストの整合性を考えてみるなら、一旦は開発は凍結されたものの条約締結後新たに就任したデュランダル議長の指示で、極秘裏に開発が続行したという感じでしょうか-インストには開発終了直前に強奪された、となっている-。
 それはどうよ、という向きもおられるかもしれませんが、実際あの議長はロゴスとの開戦に間に合うように運命と伝説を開発させていたお方です。これくらいのことをしていても、別段、驚くことはないと思います。
 まあ、前回の記事と絡めて話をするなら、キラ・ヤマト専用機とすべく政治的配慮で中断されていた打撃自由の開発を再開させたものの、完成直前にターミナルの手によって強奪。
 この一件の背後にラクス派の影を見た議長はキラの懐柔を断念する一方、打撃自由が(想定されていたパイロットごと)敵に回ったことを想定し、それを撃破する為に敢えて打撃自由の機能を二分割したMSを開発させたのであった-という感じ。
 「種運」第1話では影も形もなかった運命や伝説と言う高性能MSが短期間でロールアウトした理由には、その元となる詳細なデータが存在していたから、ということですね。

・あと、両者の説のいいとこ取りをするなら、ザフトは前大戦末期には既にNJキャンセラーを用いた高性能MSの量産計画を二種類持っていた、ということになるのでしょうか。
 尤も、これはZGMF-X999A ザク量産試作型-通称、9ザクの開発計画が同時期に立ち上がっていた、とするならですが。
 まあ、これについては9ザクが前衛に出て格闘戦を主体とする機体であるとして、打撃自由はあくまでもビーム砲やドラグーンによる中距離からの支援攻撃を主体とする、それぞれ性格の異なる機体として開発されたということなのではないかと。
 おそらく、この時点では打撃自由に搭載されるのは通常の核エンジンではあったろうと推測します。ハイパーデュートリオンはまだ、この時点では開発されていなかったのでしょう。ひょっとしたら、これの開発の難航も打撃自由の完成が遅れた原因の一つだったのかもしれません。
 その一方で9ザクの開発が淀みなく進んだのは、これとは逆に既存の手堅い技術のみを採用した、ということも大きいのではないかと思います。

おまけ
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by shunichiro0083 | 2006-12-26 13:11 | 設定
2006年 12月 24日

MG ストライクフリーダムのこと

・さて、先日のヴォワチュール・リュミエール(以下、VLと略)の記事で既にちらりと触れてはいるのですが、MG打撃自由のインストがネット上で公開されました。
 本当ならインストの実物を手に入れてから、と思っていたのですがリクエストもあったことですし-有り難いことです-、また、色々突っ込みどころも満載な文章でしたので少し妄想してみようと思います。
 なお、今回参考にさせて頂いたリンクはこちらです。有り難うございました。

※ホビーサーチさん http://www.1999.co.jp/asp/link.asp?It_c=10051947&Typ1_c=109

※シャア専用ブログさん http://char.2log.net/archives/blog1274.html

・それでは、順を追って「概説」から。
 ここでは開発の経緯が説明されていますが、それによると打撃自由はもともとザフト自体で開発が進められていた機体のようです。それが開発終了直前に秘密機関ターミナルによって強奪され、そこで改めてキラ専用に極限までチューンナップされたとのこと。
 ザフトはこの打撃自由を量産し、その圧倒的な火力で連合軍を迎え撃ち、殲滅するつもりだったそうですが、だとすれば完全なディアッカやイザークなどのエースパイロット専用機という扱いだったのでしょうか-そうではないような気もしますが。
 その割には、本編には量産型打撃自由が出て来ないのはどうよ、という気もします。何せ、C.E.世界も設計段階での完成度が高く、実機が作製されることにはもう殆ど開発は終了しているという世界観です。
 打撃自由の開発がもし、そこまで行っていたなら残されたデータを元にもう一度造ればいいんじゃないでしょうか。それこそ、ルナマリア辺りの乗機になっていてもおかしくはないと思いますけどね-まあ、強奪する際にデータも抹消した、ということなのかもしれませんが。
 とまれ。そういう経緯でターミナルが入手した打撃自由はスーパーコーディネイターたるキラ・ヤマト以外のパイロットでは扱えない、C.E.戦史上最強の万能機に仕上がったそうです。

・続いて〔頭部〕〔胸部〕解説より。
 頭部の複合センサーは機能の強化と、処理情報量を増加させる為に多層マルチアレイ化されているそうですが、これは大量に搭載した火砲、特にドラグーンシステムに対応する為ということになっています。
 と、いうことは索敵に関しても機体側が行っていることとなり、次世代型のドラグーンの操作は完全に機械制御の自動式であり、個人の空間認識能力には依存していない、ということになります。
 が、ひとまずこれはおいておいて胸部に関する設定で、コクピット直下にカリドゥス複相ビーム砲を搭載したことから、パイロットを不測の事態から保護する為に高精度の鏡面壁とエネルギー防壁によって厳重に遮蔽したそうです。
 この文章を読んで『単純に設計ミスなのではないか』と思ってしまいました。まあ、真実味があるかどうかはともかく、字義通り妄想するなら前者はヤタノカガミの技術の転用でしょうし、後者も光波防御帯/ビームシールドの応用でしょう。

・〔脚部〕の解説では打撃自由の装甲が細かく分割され、稼動することで究極の運動性-目標は被弾率0-の獲得に大きく付与したと書かれています。人間の足と同じ動きが可能なのだそうです。
 しかしながら、そもそもPS装甲と言うのは素材の厚みという物理的手段に頼らずに防御力を高める、という発想から取り入れられたものの筈です(データコレクション上より)。そう考えるなら、隙間が生じる部分にもPS装甲を施せば耐弾性能はさほど落ちることはなかったのではないか、と思いました。
 無論、PS装甲材にも最小限度の厚さが必要であり、そうすることによって運動性が低下する、というのであれば仕方ないのかもしれません。が、PS装甲と言うのは乗用車のフレームにも用いられる程度の厚さでも充分に効果を発揮するらしいので、ならばそういうことも可能なのではないか、と思った次第です。
 
・〔武器〕の解説では二丁ビームライフルにビームサーベル、それにビームシールドの記事が書かれています。
 特筆すべきはビームシールドの解説で、ここではこれまで曖昧にされて来た技術的源泉がはっきりとハイペリオンのモノフェース光波シールドであると明記されました。過程は相変わらず謎のままですが、個人的にはアクタイオン社からリークされたものなんではないかな、とか思っております。何でも、かって独立宣言前まではプラントに武器を供給していたらしいですから。
 肝心のモノフェース機能ですが、改良の結果形状の変化が自由に行えるということで、これによってビームシールドを構えたまま攻撃も出来るようになり、余剰機能として削除されたのではないかと推測します。
 ひょっとしたら、打撃自由/無限正義のビームシールドと運命/伝説/ドムのそれと形式番号が違うというのは、モノフェース機能がオミットされているか、いないかの違いなのかもしれません-尤も、本編中にそんな描写はありませんが。
 また、原子炉から動力を得る、とも書かれていますが新型エンジンが実はハイパーデュートリオンだった、ということになった今では当然という感じでしょうか。

・さて、今回一番の目玉の〔EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング〕ですが、ここには惑星間航行用光パルス推進システムたるVLを発展させた高推力スラスターが搭載されています。が、高機動戦闘におけるこれの操作には繊細さと熟練が必要とされる為、キラ以外には非常な困難なのだそうです。
 まあ、これもスーパードラグーンを全機射出しなければフル稼働出来ないという、そもそもの基本設計が間違っているのではないか、と疑ってしまうような仕様ですが。
 ただ、ここでも曖昧な記述があり、打撃自由にVLを応用した高推力スラスターを搭載したのは元々の開発時なのか。それともターミナルによるチューンナップにおいてなのかが、今ひとつはっきりしません。
 まあ、後から無理矢理付け加えた為に設計に無理が生じ、前述のような事態に陥ってしまった、と考えるべきなのか。それとも、これは本来の仕様であり、地上での運用は考えられていなかったから構わない、とすべきなのか…結論は容易には出ないようです。
 一方、スーパードラグーンは空間認識能力のない普通のパイロットでも使用が可能になった次世代型とされている反面、マルチロックオンとオールレンジ攻撃を巧みに切り替えつつ-それとも文字通りこの両者を同時にする攻撃、という意味なのでしょうか-戦闘を行う為にパイロットに必要とされる情報処理能力は常人に可能な域を遥かに凌駕しているそうです。
 故に、この機能を十全に発揮するにはスーパーコーディネイターたるキラの卓越した情報処理能力が必要不可欠である、ということらしいですが、ということは強化された機体そのもの情報処理システムでは足らず、パイロット自身による操作も必要だということなのでしょう、多分。
 ここから推測するに、ドラグーンによるオールレンジ攻撃は機械によって肩代わり出来ても、マルチロックオンはパイロットの技量に依存する、ということなのでしょうか-まあ、断定は出来ませんけれど。

・最後にこれは完全な僕の妄想ですが、運命と伝説というのは本来ザフトで開発されていたキラ専用打撃自由が強奪後、その機能を二つに分けて再設計されたMSなのかな、と思いました。
 どうやら、高推力スラスターで高機動戦闘を行うことも。また、スーパードラグーンを用いたマルチロックオン及びオールレンジ攻撃はどちらもスーパーコーディネイターたるキラにしか不可能なものだからです。まして、これらを同時に扱うことなどキラでも難しいことなのかもしれません。
 これも推量ですが、議長は打撃自由の開発を指示した段階ではキラを自分の手駒として取り込めると思っていたのではないでしょうか。だからこそ、余人には扱いきれない超高性能万能機の開発を命じたのでしょう。
 しかしながら、打撃自由が強奪され、かつキラが自分の人形とならないことを知ったことから、今度はキラとまでは行かなくとも優れたパイロットであればその性能を引き出せるであろう機体の開発を急がせたのではないですかね。
 そしてそれは、2機によるコンビネーションを前提とした、打撃自由の持つ二つの特色-一つは高推力スラスターを搭載した高運動性による白兵戦能力であり、もう一つはスーパードラグーンを搭載した中距離からの同時及びオールレンジ攻撃能力-を分け持つ運命と伝説だった、と。
 更に、その議長の動きを察知したターミナルは打撃自由と対となって対抗する為の機体として、無限正義を開発したってな感じでしょうか。脚部の設計が一部のエースパイロット用機体に流用されている、という記述を無限正義のものと解するならそれほど荒唐無稽でもないような気もしています。
 この場合、無限正義には高推力スラスターがないじゃないか! という声もあるとは思いますが、無限正義の元となった正義は本来装備換装型強襲用MSです。開発が間に合わなかったものの、戦いが長引くようであれば高推力スラスターを搭載したファトゥム-02が装備されていたものと妄想します。

・そう言えば、結局、新型エンジンについてと金色関節に関する記述は一切なかったですねえ。残念無念。

おまけ(ターミナルとスーパーコーディネイター)
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by shunichiro0083 | 2006-12-24 13:17 | 設定
2006年 12月 22日

続 HG スターゲイザー ヴォワチュール・リュミエール設定のこと

・さて、前回記事にもした表題の件ですが、今回インストのコピーを入手したのでそれに基づいて少し書いてみようと思います-まあ、凄い内容であることに代わりはないのですが。

・背部の巨大なトーラス(円環構造体)はVL-ヴォワチュール・リュミエールのパワー受信アンテナ兼可動式スラスターだそうですが、一体何処からパワーを受け取るんでしょうね。
 これを字面通り受け取るなら、スターゲイザーはX宜しく外部からエネルギーを受け取る機能がついている、ということになるのですが。それとも、デュートリオンビームなのでしょうか。
 こうした矛盾は今回のインストの中にもあり、前回も書いた通りVLを“強大な光圧による推進力とする”システムとする一方、同梱されている別のチラシでは“太陽風を微粒子化した量子の幕で受け、それを特殊なエネルギー変換で推進力に転化する技術”とも書かれています。
 後者では単純なソーラーセイルではない、という書き方に改められていて、ここでも設定が二転三転しているとしか思えなくなって来るから不思議です。

・また、機体各部の発光スリットに関しては“VLのサブシステムとして背部トーラスとリンクし、推力バランスを補正する”という設定が公開されました。
 この文章をどういう風に解釈するかは人それぞれでしょうが、僕はこの機能は出力の差こそあれ正真正銘のVLであり、VLがもたらす高速度故に通常推進式のバーニアでは不可能な機体制御や制動に使用されている、と思いましたね。
 そう考えれば、Δの場合VLが発動した場合のみ機体のスリットが発光する、というのも納得がいくのではないかと思います。

・で、今回のインストの一番のサプライズと言えば-正確には前述のチラシ、ですが-VLの近縁種とも言うべき運命や打撃自由に搭載されたシステムが後者の場合、例の光の翼である、と断言されたことでしょう。
 とは言え、機能的にはソーラーセイルはオミットされ、光圧による推進システムのみに特化したものが搭載されているのだと思います。
 このVLを応用した高推力スラスターが背部の機動兵装ウイングに搭載されているのはまあ、いいとして。疑問なのはつけたままでも使用可能だとは言え、スーパードラグーンを射出した後でなければその能力を最大限に発揮出来ない、ということではないかと思います。
 無論、そういうものなのだ、と言われてしまえばそれまでですが、だとしてももう少しやりようがあっただろうに、と思います。別にスーパードラグーンを射出しなくても、VL方式の高出力スラスターは使用可能である、とか-全然ダメだ。

・ちなみに、打撃自由におけるVLの近縁種がこの高出力スラスターとなったことから、運命の光の翼もこれに準じるのではないかと思われます。
 これまで公開された設定ではあくまで分身機能を起こす為のものであった運命の光の翼ですが、今後出るであろうMG版インストではこの辺りの設定が新たに起こされるのではないかと推測されます-それがいいことか、悪いことなのかはさておき。
 取り敢えず、何故運命や打撃自由がVLの近縁種を使っても空間干渉が起きないのか、を説明して貰いたいものでありますなあ(近縁種だから、っていうのはそれをきちんと説明していない現状では免罪符にはならないと思うので)。

おまけ
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by shunichiro0083 | 2006-12-22 14:44 | 設定
2006年 11月 24日

HG スターゲイザー ヴォワチュール・リュミエール設定のこと

・ネットで公表されたものによると、ヴォワチュール・リュミエール(以下、VLと略)は結局の所ソーラーセイルではなく、一種の光子エンジンということで落ち着いたようです-詳しくは、下の「おまけ」を参照して下さい。
 とは言え、実際にはソーラーセイルとしての機能を持っているのは映像からも確実な訳で、より正確には二つの機能を使い分け出来るシステム、ということなんではないでしょうか。
 或いは、光子エンジンとしての機能の副産物がソーラーセイルなのかもしれません。

・何でも、例の攻撃にも転用出来る光のリングは『(VLが稼動すると)周囲の空間構造に対して干渉をおこなうため、その副作用として』起きる発光現象なんだとか。
 その割にはその挙動を制御していたようにも見えましたから、あれを用いてソーラーセイルとして展開しているとしても然程駄法螺には聞こえないような気がします。
 しかし、ここまで科学が進化しているならエネルギー危機なんかちょいちょいのちょいっ、で解決してしまうんぢゃないのか、という考えが頭から離れません。そんなにやる気がないんですかね、DSSDの連中は。

・しかし、VLは結局従来のC.E.の世界観からは遠く離れた所に軟着陸してしまった、という感じが強いですね。
 なんと言うか、力業で設定だけは纏め上げたものの、オーパーツ的な扱いになってしまったというか。けど、その割には運命や打撃自由なんかにもVLの基本原理と近似のシステムが搭載されているという。
 せめて、打撃自由と無限正義だけにしておけば、実はやっぱり新型エンジンっていうのはこのVLを用いたものだった、くらいのことは言えたでしょうに。
 それとも、ハイパーデュートリオンには空間干渉に関する基本原理が応用されているのだろうか-謎は深まるばかりのようです。

 

おまけ
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by shunichiro0083 | 2006-11-24 19:55 | 設定
2006年 11月 22日

ライトニングストライカーパックのこと その他

・さて、「Δ」に登場したライトニングストライカーパックは劇中の台詞通り、一回ムウ機に装備された時遭遇戦となり、そのあおりで破壊されてしまいました。
 以前のキャプションでは「失われた」ということになっていたのですが、取り敢えず修理可能な程度の損傷だったようです。まあ、クサナギでは組み立てることは出来ても、部品等の関係で修理することは出来なかったんでしょう。
 停戦後、オーブ本国の工場で修理したものと思われます。
 では、わざわざこれを修理した理由としては、パワーパックの更なる高性能化を模索して、という所ではないかと推測します。
 ご存知の通り、ライトニングストライカーパックとは事実上の大容量パワーパックです。その豊富な電力は自機の活動時間の延伸は勿論、友軍機への電力補給すら可能としています。軍の仕様要求はストライクの活動時間150%増しだったそうですが、このことから考えるとモルゲンレーテが開発したパワーパックは、250%増量くらいの域にまで達していたのではないかとさえ思えます。

・で、このライトニングの固定兵装として選択されたのが70-31式電磁加農砲-要はレールガンです。
 携行用ビーム兵器が実用化されていなかった時期でもバクゥの武装にレールガンがあったことから、断言は出来ませんがレールガンはビーム兵器よりも消費電力が少ないと考えることも可能でしょう。
 また、ビームライフルやアグニというMS用ビーム兵器が開発された後であるにも関わらず、レールガンが兵装として採用されたということは、ストライクの活動時間を延伸する、というそもそもの命題をクリアする為、と考えても差し支えないように思います。
 思うに、活動時間の大幅な延伸を可能とする為にパワーパックが大型化し、それに伴ってスラスターも増設せねばならず、これによってより強力かつ小型の冷却システムを搭載せねばならなかったことが、このライトニングストライクを超長距離精密射撃用とせざるを得なかった理由なのでしょう。
 機体バランスの悪さと、運動性の劣化が白兵戦を断念させ、超長距離からの精密射撃-後方支援機であることを決定付けたのではないかと思います。
 尤も、だからこそ友軍機への戦域パワー補給をもこなせるのですが-弾丸飛び交う戦闘宙域ではそんな呑気なことはやってられないでしょうから。

・閑話休題。
 ユニウス条約が締結されるのを待つまでもなく、NJキャンセラーが大量生産され得ぬ代物であるのなら、暫くの間軍用品はバッテリー駆動が続くこととなります。
 と、いうことはバッテリーはどれだけ高性能であっても構わない訳です。その研究には既にあるものを使うのが一番でしょうから、当時の最先端技術である実用型パワーパックを搭載したI.W.S.P.や、ライトニングストライカーパックは研究者の間では引っ張りだこだったとしても、不思議ではないのではないかと思います。
 「種運」の冒頭でカガリはオーブの難民がプラントに受け入れらた結果、オーブの技術がザフトの兵器開発に流用されている事実を憂慮しているシーンがありました。こうして考えると、オーブからプラントに流出した技術はVPSだけでなく、パワーパックの基礎研究も含まれていたのでしょう。
 
・一例を挙げるなら、セイバーに搭載されていたMA-7Bスーパーフォルティスビーム砲や、M106アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲、ということになるでしょうか。
 前者はジャスティスの主兵装であったMA-4Bフォルティスのパワーアップバージョンであり、後者はフリーダムの最強兵装であったM100パラエーナの改良型です。これらは本来、核エンジンによる豊富な電力供給を前提に運用されていたものを、エネルギー変換効率の向上などによってバッテリー駆動機たるセイバーでも威力を落とすことなく、使用が可能になったとされています。
 ですがファルティスはいざ知らず、旧来のバッテリーでは二発撃てば干上がるとまで言われたパラエーナがそのような小手先の改良だけで使用が可能になったとは眉唾もいい所です。
 セイバーのフリーダム並みの稼働時間の長さも鑑みるなら、ここはやはりオーブから流出したパワーパック技術がプラントでより洗練され、小型かつ高性能の次世代型パワーパックが完成している、と考えてもいいのではないでしょうか。
 ああ、まあそうではなく、艦船に使用されている謎の動力源Xがダウンサイジングされたものを搭載している、でもいいんでしょうが。

おまけ
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by shunichiro0083 | 2006-11-22 20:16 | 設定
2006年 10月 24日

「設定」のこと

・枕、ということではないのですが、HJ誌の記述によるとアクタイオン社は5機のGAT-Xシリーズを再製作したそうで、その内の3機がストライクノワール、ブルデュエル、ヴェルデバスターとなったらしいです。
 と、いうことは種運世界の何処かでミラージュコロイド武装理論による新たな兵器を搭載したネロブリッツとか、全身にビーム兵器を装備したアマラントイージスなんてぇ機体が反体制ゲリラやザフトの皆さんと戦っていた可能性もある訳ですな。
 いや、意外と反体制ゲリラに強奪され、ファントムペインに敵対しているでもいいかな。だから、物語には登場出来なかったとか。そうなると、強奪された2機のGは圧政に苦しむ地上の人々を助けていることになりますな。
 で、当然眼の敵とする連合-ロゴスと、解放者は一つでいいとする議長の命で極秘に特殊部隊が派遣され、二つの陣営から狙われてしまっていることになるのですねえ。
 作例で遊ぶのなら、こういう所で遊べばいいんじゃないかと思いますね。クレームがつくと思ったら、アクタイオン社が行ったシミュレーション上の架空の機体、という風に言い訳出来るようにしておけばいいんですから。

※追記(12/24):
:ネロブリッツに関する妄想はこちらにどうぞ。

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by shunichiro0083 | 2006-10-24 16:11 | 設定
2006年 10月 15日

GSX‐401FW スターゲイザーの減速のこと

・先日、友人達と話している時に出た話題(このパターン、結構多い)なのですが、GSX‐401FW スターゲイザーは地球に帰還する際、どうやって減速したのかという話題になりました。
 ヴォワチュール・リュミエールはソーラーセイルなので、劇中の台詞を文字通り受け取ってしまうとそのまま加速して、地球圏を通り抜けてしまうのではないか、みたいな話になった訳です。ぶっちゃけ、単体では減速出来ないのではないか、ということですね。
 確かに、当然と言えば当然の疑問です。今回はこのことについて考えてみようと思います。

・まあ、とは言え、劇中でGSX‐401FW スターゲイザー(以下、401と略)は現実にDSSDの皆さんに発見、回収されているので減速は可能だったと考えるのが妥当だと思います。
 では、どうやって減速したのか、については幾つかの理由が考えられるでしょう。
 第一に、401には減速に使用出来るだけの十分な量の推進剤が搭載されており、機体のコンピューターがこれを使って自動的にスピードを落とした、というもの。
 そんな大量の推進剤が積めるのかどうかはともかく、401単体だけで考えるならこれが唯一の方策ということになるのでしょうか-なんてことはなく。
 それでは、第二の方法として挙げられるのは何かというとソーラーセイルとしてではなく、高Gの推力を発生させるものとしてのヴォワチュール・リュミエールを考えたらなら問題ない、ということになるのではないか、ということです。
 AMBACによって機体の裏表を反転させてヴォワチュール・リュミエールを作動させれば、問題なく制動力を発揮すると考えられます。推進剤云々も関係ありませんし。
 問題があるとすれば、スターゲイザーの劇中でそれらしい描写がなかったように思える、ということでしょうか。

・この他のアイデアとしては、月や地球を用いたスイングバイ減速というのもあるのではないかと。
 SFや現実の宇宙開発では、もっぱら加速手段として用いられるスイングバイですが、同じ要領で減速手段として使用することも可能です。どれだけ有効かは分かりませんが、推進剤なんかも併用すれば作劇中の嘘としてそれなりの説得力を持たせることは出来るのではないですかね。
 また、DSSDの施設であるアポロン1のレーザーを使えば、最悪本体にヴォワチュール・リュミエールを展開する電力が残っていれば、これを用いた減速も可能ではないかと思います。
 その時には急減速にならないよう、前述のスイングバイ減速を用いるとか、断続的にレーザーを照射する、などのそれなりの工夫が必要ではないかと思いますが-まあ、地球と金星の間にまで飛ばされるほどの急加速をされてもお亡くなりにならなかったコーディネイターと特殊部隊兵士の組み合わせですから、問題はないのかもしれませんが。

・基本的に401というのは外惑星系に行って帰って来るデバイスの試作機だと捉えていたので、地球に帰還するということが基本設計に盛り込まれていると理解しています。
 401以降の正式採用型探査機は行ったきりかもしれませんが、それを開発する為の基礎データを採取するなら、実機が帰ってこないと支障があるのではないか、と考えた訳です。
 しかし、このC.E.世界で戦乱やら混乱やらが当面の間続くのだという「アストレイ」の記述をそのまま受け入れるなら、Nジャマーが散布された遠距離通信が阻害される状況というのもすぐには改善されそうにありません。
 と、なるとあの世界の惑星探査機というのは無線でデータが送れないということで、地球に帰還するというのが求められる最低限の性能の一つになるのかもしれませんね。
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by shunichiro0083 | 2006-10-15 11:38 | 設定
2006年 10月 10日

スターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールのこと

・公式サイトによれば、GSX-401FWスターゲイザーに搭載されたヴォワチュール・リュミエールは「光り輝ける運び手」という意味で、強烈な閃光を伴う高Gの推力を長時間発生させられるそうで。
 この説明が正しいのであれば、Δのそれと共通したデバイスである、としても別段おかしくはなさそうです。
 しかし、ここで問題になるのはこれだと第3話でスターゲイザーが見せた能力を説明出来ていないというか、そもそもそこに触れられていない、という印象を持ってしまうことでしょう。
 実際、セレーネが説明した内容はソーラーセイルとしてのヴォワチュール・リュミエールだった訳ですし。また、今回の追記では複数の光のリングが機体周囲に発生する現象についてもきちんとした説明がされていません。
 それとも、今後再度追加の説明が出るのでしょうか。今度出るというプラモのインストに、より詳しい解説でもつくといいのですが。まあ、いずれにせよ困ったものです。

・あと、「Δ」の公式サイトでは質問コーナーが更新されてました。この説明だと、氏族というのは他所からの移民ではなれないもののようです。あくまで、オーブ建国当時からの国民しかなれない、ということのようで。
 あと、五大氏族というのは固定ではない上、人数もその時々で変動するとのこと。某重戦機の「十三人衆」のように、そうは言っても13人以上いる、言わば慣例のようなものなのでしょう。
 で、その下には五大氏族になれないその他の氏族もいて、これの俗称として「下級氏族」があるとセトナは説明しています。
 これを額面通り受け入れるなら、「五大氏族」というのはそこに選ばれるような上級氏族全体を含めての総称、ということになるのでしょうかね-それもおかしな話のような気がしますが。
 どうせなら、五大氏族>上級氏族>下級氏族という風にしておいた方が、混乱が少ないと思いました。あと、キサカ或いはトダカなんかも下級氏族の出身、ということにしておけば、彼らオムコVの功名心にもより裏付けが出来たかもしれませんね。
 「キサカに続け!」とか「トダカに出来て、俺に出来ない筈がない!」とか、なんとか。

・あと、セトナは
>カガリさんと結婚して、出世しようというのはちょっと無茶ですよね
と言っていますが、過去の歴史を振り返るなら無茶でもなんでもありません。と、言うか、身分制度の抜け穴として婚姻制度が機能していた、という側面もあるからです。
 身分制度が固定すると新しい才能を取り入れることが出来なくなってしまいますから、これは為政者にとっても不都合なことです。
 そこで、階級外にあっても優れた人材を取り入れる為に、自分の娘の婿養子とするということは江戸時代においても頻繁に行われていました。そうすることで、制度の硬直を防いだのでしょう。
 確かに、平時では首長の娘-というか、現首長と下級氏族の息子が結婚するというのは難しいかもしれませんが、今は戦時で国内もかなり混乱しています。そういう状況下においては、カガリが手柄を立てたオムコVの誰かと結婚してもそんなにありえない話ではないと思うのですが。
 まあ、逆に言えば、カガリとアスランが結婚するのも-周囲の理解とフォローがあれば意外に容易いのではないか、と言うことでもあるのですがね。
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by shunichiro0083 | 2006-10-10 03:06 | 設定
2006年 09月 28日

2機ののI.W.S.P.のこと

・先日、I.W.S.P.に関することを取り上げたのだけれど、そこで提示した疑問に対し千葉氏のブログが偶然にも答えを出してくれました。
 それによると、ワイド機に取り付けられたI.W.S.P.は71年当時に製作されたオリジナルで、何らかの理由があって下級氏族のワイドに貸し与えられたということらしいです-この理由は次回の「Δ」で明らかにされる、とのこと。
 つまり、これまで公表されていたお話以外の所で決定されたということなので、推測もしようがないと言い訳させて貰います(苦笑)。

・そう言えば、ライトニングストライカーは壊れていたものを修理して使っているそうです。まあ、宇宙では修理している暇がなくて、戦後地上に帰還してからぼちぼちと直したという感じなんでしょうね。

※9/29追記
:同じく千葉氏のブログで『ノワールストライカーは新規製作された』という見解が発表されました。
 これで少なくとも「Δ」世界では2機あることが確定した訳ですね。だったら、わざわざオリジナルを使用することはないような気もしますが、それについての経緯も次回で語られるんでしょうかね。
 まあ、「本編(星見含む)」「MSV」「アストレイ」はリンクしているようで、それでいて細かい部分では差異が出て来てしまっていますから、これが公式見解となるかどうかは微妙ですが…。
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by shunichiro0083 | 2006-09-28 09:48 | 設定