2008年 10月 26日

#04 戦う理由

・アバンでは今更のように入る幼いアレルヤとなる少年と、マリーが出会うシーンが描かれてます。まあ、視点の切り替えが唐突だったよなあ、とか思いますがそれでも今までの演出に比べると意図は分かり易かったんではないでしょうか。
 けど、これもやっぱり第1期の段階でやっておくエピソードの筈ですよね。なんでほったらかしにしてしまうんだろうなあ。

※10/27 追記しました



・やっぱり、何も考えずに助け出されていたマリナ王女でありました。うーん、政治家というか組織のトップに立つべき人材ではないんじゃないでしょうか、彼女。勉強もしてないみたいですし。
 まあ、そうした諸々の足らない部分を補っていたのがシーリンだったのに、その彼女が離れてしまってはマリナが何も出来ず、理解も出来ないのだということはありなのかもしれませんが、とても残酷でもあるのではないかと。
 そもそも、何故、アザディスタンが連邦に参加しないのかについても描かれている訳ではないですしね-いや、これは第1期の時も同じか。

・二代目はフェルトの気持ちを当然ながら、快くは思っていないし、それを知った上で受け止めてやれる程の余裕もない、ってことでしょうか。

・アーサー親爺は自分は二度も宇宙でCBにやり込められたことは棚に上げ、マネキンさんに説教をかましております。素晴らしいなあ。
 で、マネキンさんに変わって対CB戦の指揮を執ることなったのは掃討戦が得意と言うリント少佐-結果論で言えば無能なんですがね。ただ、今のCBが私情で動いていると看破した辺りは切れ者なのかなあ、と思わせた部分もありました。
 
・トレミー2はあの後も地道に潜航してたらしいですが、そんなもん、さっさと行き先を決めたら弾道飛行で中東に行ってしまえば良かったんじゃないですかねえ。
 今回みたいに手酷い損傷を食らっていた訳ではないでしょうに。

・マネキンさんは今更のようにCBの戦術に過去の記憶を呼び覚まされているようです。何故、4年前に思い出せなかったかは訊かない約束なのでしょうねえ。

・ソーマの台詞からするに、MAはやはり時代遅れの産物ということになっているようです。しかし、ルイスはどれだけの額を軍に寄付したのやら。
 けど、これも僕が事前に雑誌での情報プラモの箱書きを知っていたから分かるのであって、何も知らなかったらここまで理解出来たどうかは分からんです。ちょっと、分かりにくいような気がします。
※この後他人様のブログを覘いたら、やっぱり王留美がスポンサーだと思っている人がいましたね。

・で、疑問に思ったのは何故、あのトリロバイトとかいう水中用MAは馬鹿正直に海中を進んで行ったのかということ。折角、疑似GNドライブを搭載しているんですから、空飛んで行けばいいんじゃないですかねえ。
 よもや、水中用だから空が飛べない、などとは言わないと思いますが。

・カタロンの描写もよく分からないんですが、これは二代目から通報を受けていると同時に、アロウズの作戦行動に関する情報も王留美辺りから提供されている、ってことなんですかね。
 そうでないと、あの支援活動があのタイイミングで出来ることにはならないじゃないかと思いますが。
 しかし、王女がカタロンに保護されるって、それはそれでアザディスタンに連邦が介入するいい口実になるような。やっぱり、マリナはあの収容施設に残ってるべきだったんだよなあ、と今更のように思います。

・しかし、どうやって二代目はクラウスらと連絡を取り合ってるんだろう。潜水艦深度でも通信が可能らしいからなあ。まさか、本当にこの世界では個人で携帯出来るサイズのULF通信機が実用化されているのだろうか。

・で、その王女は帰国に際して刹那を誘うっていうのはやっぱり、シーリンの代わりになる側近を求めて、ということだったんでしょうか。
 まあ、建前はこんな人殺しのテロ集団にいちゃだめですよってことなのかもしれませんが。
 これに対する刹那の返答も酷くて、完全にテロリストの自己正当化になってしまっているという(これはBパート頭のイアンの台詞もそうですけど)。確かに抵抗権っていうのはありますが、これなんかもうそれの病的な拡大解釈でしかないという感じです。
 本気で視聴者に刹那らの正当性をアピールするのなら沙慈は拷問の末、刹那に恨み言を言って死に。マリナもまた、刹那達の力及ばず、目の前でアロウズによって殺害される、くらいのことはしないとだめでしょうね。
 無論、後味は悪いですが、それくらいやらないと刹那らの立ち位置をアピールすることは出来ないのではないでしょうか。

・イアンの話によるとスメラギ女史はどこかの軍にいて、最前線に送り込まれていたらしい。マネキンさんが覚えがある、というのもその辺りのことなのではないかと思います。
 しかし、激しく今更感を感じるのも事実なんですよね。もっと前でやっておいて下さい、と。累計29話目にもなってやることではないでしょ、と。

・まあ、MAがいるから魚がいないことと、どっからアロウズの空母が追っかけたのかは丸飲みするとして。今回のアロウズの作戦で驚きなのは対潜哨戒機との連動が見えないことでしょうか。よもや、空母が単独で探索してた、とかは言わないと思いますが。
 そう言えば、あの空母は単体で行動しているようですが、よくよく考えたらガンダム世界の艦船は宇宙地上敵味方を問わず単独行動が原則なのでした(除く、モトラッド艦隊と各シリーズの最終決戦)。
 それとも、あのトリロバイトとかいう水中用MAが命令された海域を駆けずり回っていた、とでも言うのでしょうかね。
 ちなみに、リント少佐がアーサー親爺に指し示した海域はホルムズ海峡をペルシャ湾内に少し入った辺りでした。で、こちらのブログによりますとホルムズ海峡の幅は40kmで、その内タンカーや原潜など大型艦船が通れるのは四分の一程度と考えられるとか。このことから考えると、リント少佐の読みも戦術の基本であるようです。

・GNフィールドは魚雷の直撃による衝撃は防げませんでした。原則なしで水面に突っ込んでも平気なのだから、これくらいは大したことないっていう方が良かったんじゃないですかね。

・対GNフィールド魚雷は虎の子ということなので、いずれは量産されるのでしょう(対GNフィールドミサイルでも可)。
※で、これって実は第1期ラストの完全否定ですよね。言動不一致とはいえ、GNフィールドに対抗出来るのはエクシアのソードだけって話だったのに。
 しかし、GNフィールドが展開出来る敵に対してケミカルボムとやらでは意味がないのではないですかね-っていうか、なんで効果があったんでしょう。
 いや、そもそも何故、トレミー2は空飛んで逃げないのか、と。

※そう言えば、セラヴィーとアリオスがトランザムを使ってましたね。と、いうことは新型ガンダムには全てGNドライブが搭載されているんですな。
 なんで、あのやどかりデザインを廃止しちゃったんだろう。だったら、00ガンダムのデザインだってもっと別のものになれたような気がします。

・と、まあ、そんなこんなでトリロバイトは駆逐され、空母に狙いを定めた刹那ではありましたが、何故か1機だけ事前に出撃していたMr.ブシドーの専用アヘッドに邪魔されてしまいます。
 うーん、このシーン、実にご都合主義になってしまってますが、演出が足らないからそう思えてしまうという例でしょう。これなんぞは予め爆雷中の空母の上空に待機しているアヘッドの絵を入れ、「哨戒任務を兼ねて待機して貰ったが、どうやら君の出番はなかったようだよ、Mr.ブシドー」と話すリント少佐でも入れておけば印象が随分と違ったのでしょうが。

・あと、もうひとつ野暮を承知で突っ込むなら、今回アロウズが使ったEソナーを無効化する重化合物とやらは「F」に出て来た人革連の水中用MAが使ったものですね-防御用に。
 と、言うことは敵もトレミー2の位置を掴めなくなってしまった筈なんですが、どういうことかアロウズ空母側は問題無し。やれやれ。
 ちなみに、MSやらMAは目視が出来るのでOKということなんでしょう。

・で、最後の締めはCBの制服に身を包んだスメラギ(へそ出しとはまた、姑息な…)と、アロウズのMS開発主任に就任したビリー・カタギリ。
 カタギリは振られた腹いせか、某ゲリオンのシンちゃん状態になってしまった様子。個人的にはそれでもなお、スメラギ女史に思いを寄せる献身的な人であって欲しいと願っていたのですが。
 けど、肝心のスメラギ女子がエミリオとかいう昔の男に囚われているのだから、意味はないのかもしれませんがね。
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by shunichiro0083 | 2008-10-26 22:01 | 感想「00」


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