shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2008年 04月 18日

GNドライブのこと 発動篇

・さて、ここからは「本編で開示された情報のみ」という縛りを本格的に取っ払い、プラモのインストやら、雑誌、ムックなどで公開されただけの、言わば未公開情報も視野に入れて書いて行きたいと思います。 
 で、ここで一つ気になったのは、GNコンデンサーという代物についてです。トレミーは言うに及ばず、4機のガンダムには標準装備されているこの便利なデバイスがスローネやGN-Xには搭載されているようには見えないんですよね。
 GN粒子の発生に制限があるという疑似GNドライブ機にこそ、GNコンデンサーは必要不可欠なんではないかと思いますが。ただ、GN-Xはそれっぽい意匠があるので、そこがGNコンデンサーという話にはなるのかもしれませんけれど。

・疑似GNドライブ機の話になったので、疑似GN粒子の話をしますとコレ、推力や機体制御、ステルスフィールドで散布された場合などは人体に無害なのですが、高出力状態になると何故か生体細胞に深刻な悪影響を及ぼすのだそうで。
 まあ、凄い御都合主義だとは思いますが、兎に角そういうことらしいです。その一方、オリジナルのGN粒子はそうした負の側面は一切なしだそうで、これもこれで御都合主義の極北というか、スタッフは何にも考えていないのではないか、と疑いたくなります。
 それでいて、この設定が本編で描かれるのはルイスだけですから。こうなるとルイスの悲劇を殊更酷いものにする為だけのものにすぎないのではないか、という疑念さえ生じてしまいますよ。なんだかなあ。

・そう言えば、スローネというのは疑似GNドライブ機の試作機だったようで、これが量産されるとGN-Xになるのだとか。その割には、スローネが登場してから間髪入れずに出撃していた-つまり、量産は完成していたようにも思えますが。
 データも採らずに量産化、というのも何やら変な感じもしますがこの辺りは人知れず何処かで、ヴェーダにも内緒で開発を続けていたということなんでしょう。この辺りを否定すると「P」も否定せねばならんことになりますし。
 ただ、やっぱりあんまり上手い設定(嘘)ではないのも事実です。元となったとされるスローネのコクピットはデザインベイビー対応の全天モニターで、GN-Xもそうなんですがタオツーの段階ではこの全天モニターは超兵=デザインベイビーにしか扱えない代物、ということになっているんですよね。
 にも関わらず、ソーマ以外のノーマルパイロットも何ら戸惑うことなく、GN-Xを操っているというのはどうかと思いました。これがセルゲイ一人なら納得も行くんですが。せめて、タクラマカン砂漠戦の段階で、エース級は全員量産型タオツーに乗ってるかという描写でもあれば活きて来るんじゃないかとも思いましたが、それでもユニオンやAEUのパイロットが問題なく乗りこなしているという矛盾は解消されないんですな。
 設定が売りの「00」なんですから、第2シーズンではこういう細かな部分ももう少し大事にしてくれたらなあ、と思います(あとで裏設定を暴露する、とかではなしに)。

・前項でガンダムはGNドライブの性能を有効に用いていないという旨のことを書きましたが、これは一つにGN粒子の便利さに眼を奪われている結果ではないかと思われます。
 どうやらGN粒子だけで推力を得るとその移動速度については既存の戦闘機には及ばない、ということが「V」では繰り返し語られていて、初回の“アヴァランチエクシア”を筆頭に“スローネアイントゥルブレンツ”“キュリオスガスト”と、半年足らずの連載にも関わらず、3機に紙幅が費やされています。
 それぞれに特色があり、アヴァランチは両肩部をはじめとする機体各部GNコンデンサー直結のGNバーニアを装備することで高機動性を確保。キュリオスガストも同様のコンセプトに変わりはないものの、より大型のGNバーニアを搭載することで高々空飛行能力を獲得。
 更にトゥルブレンツは疑似GNドライブそのものを追加装備することで、飛行能力を向上させているということのようです(トゥルブレンツとガストについては記憶で書いているので、何か間違いがあったらご指摘下さいませ)。
 これら3機の内、そもそも活動限界を持つトゥブレンツは別としても、オリジナルのGNドライブを搭載するエクシアとキュリオスならばGNコンデンサーに頼ることなく高機動性を付与することは可能だった筈ですし、CBも一度はそうした発想の機体を建造しています-そう、アブルホールです。

・アブルホールは機体の秘匿性-ステルス性ではない-を保持する為に、GNドライブとは別にプラズマエンジンを搭載しています。これは運用する「フェレシュテ」という組織の性格上、GN粒子を使わないことでガンダムと悟られないようにする、という判断に基づいていますが、結果として通常の航空機としての動きしか出来ないという欠点もあると思われます。
 しかしながら、半永久的な電力供給が可能なGNドライブを持つガンダムならば、プラズマエンジンを併用することで従来の戦闘機などを遥かに凌駕する総合飛行性能を得ることが可能となったであろうことは想像に難くありません。
 無論、燃料となる液体水素の積載についての問題などもあるのかもしれませんが、アブルホールという機体を正式に運用しているということは、そうした問題は既にクリアにされていると思われます。或るいはそうした問題からキュリオスにはオミットされたのだとしても、オプションパーツとしての使用には何ら問題なかったのではないかと推測します。
 アヴァランチの場合、増設GNバーニアは全力使用で10分しか持たないという欠点がありましたが、少なくともプラズマエンジンの場合は燃料切れはあるにせよ僅かな時間しか持たないということはないでしょう。水素エンジンはこの西暦で広く使われている技術のようですので、フラッグ程の最新技術は望むべくもないにせよ、それなりに安全で効率のいい貯蔵技術は確立しています。
 こうしたことから考えるに、ガンダムへの高機動性の付与にはGN粒子関連技術を用いるよりも、大電力を活用しての水素プラズマエンジンをオプションパーツとする方がより効率的ではなかったのかと愚考します。

・しかしながら、トレミー組のイアン-ひいては設定氏-はこうした発想には至らなかった訳で、そこにはやはりGN粒子の万能性という落とし穴があり、彼はそこに足を取られて自由な発想が出来なくなってしまっていたのではないかと推測します。
 もっと言うなら、各ガンダムにプラズマエンジンを標準装備していれば、九分九厘単独での大気圏脱出も可能となっていたことでしょう。GN粒子による無制限の推力と重量軽減効果を併用出来るのですから、これで不可能だと言う方がどうかしていると思います。
 第一、ガンダムは単体で音速の2倍から3倍の巡航速度が出せることはまず間違いなく、そうでなければエクシアがマリナが乗るSSTと仲良く並んで飛ぶ、などということは出来ない筈です。そこにプラズマジェットの推力も加わるのですから、これで大気圏離脱が出来ないというのなら、出来ないという理屈を教えて頂きたく思います。
 ちなみに、GNドライブの出力を「大電力」と表現しているのはエクシアのモーター出力がフラッグの約6倍という劇中の台詞を参考にしているからです。
 4発のプラズマエンジンを同時に稼働させるフラッグの電力も大したものですが、エクシアは単純計算でそれの6倍のパワーを持つ訳です。これを大電力と言わずして、何を大電力と言うのかと。
 それだけに、このGNドライブが生み出す大電力を活かせなかったCBの開発陣の責任と言うのはかなり重く、大きいのではないかと思いますね。GNアーマーなんて開発するんじゃなく、もっと別のオプションパーツを模索するべきだったんじゃないでしょうか。
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by shunichiro0083 | 2008-04-18 08:08 | 設定「00」


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