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shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2008年 03月 02日

#21 滅びの道

・今回はアバンタイトルが短かったですね。まあ、その分本編が面白かったかと言えば…これはやはり個々人それぞれの受け止め方でしょうね。



・絹江さんの遺体が収容された警察署の場所からすると、故ラグナ・ハーヴェイの公社は天柱周辺にあったようです。そうなると、「P」でちょこっと触れられた華僑系のCB協力企業なんですかねえ。個人的には王さんちではないかと思っていますが。
 幾らなんでも、ラグナが王留美の父親、とかいうことはないと思いますけれど。 

・コーナー家はやはり、CBの立ち上げに参加しているようではあります。ただ、その主義主張に賛同して、ということではなかったようですが。

・まあ、こうなると三兄妹に指令を出していたのはラグナ・ハーヴェイのようですが、それにしても直接命令している画がない、っていうのはどうにも弱いっすよねえ。説得力が実に低くなってしまっている、と。
 だったら、先週アリーとの会談なんかさせてないで、ラグナが三兄妹に指示を出している所を出しておけば良かったのに、と思います。
 ちなみに、このハーヴェイはヴェーダをハッキング中のリボンズの台詞のタイミングを重視するなら、レベル5若しくは6のアクセス権限を持った人間である、という推測も成り立ちます。そうなると逆に『レベル1の情報ってなんだ?』という疑問も出ますが。

・コーラサワーは相変わらず、配慮もへったくれもない失礼なボクチャンぶりを遺憾なく発揮しております。マネキン大佐のフォローがなければダメな子以外の何者でもありませんね。いや、これでいい人になったら死亡フラグ確定のような気がしてしまいますが。

・で、万が一に備えてヴェーダとのデータリンクが切断された場合に対応したOSをオペレーター二人でポチポチと作っております-キラほどではありませんが、この二人も類稀なるプログラミング能力を持っているようです。
 無論、そういう感想になってしまうのも伏線も何もなくやっているからなのですが。個人的には絹江とアリーの車内のシーンは切ってでも、こちらの方を優先させておくべきだったんではないかとさえ思います。
 で、睡眠時間を削って完成させた肝腎のOSも機体に転送していなかったので、戦闘中に危機に陥ってしまうというオチ。で、それについて二人もノリエガ嬢も失敗とは考えていない、というのも凄いですな。あれで失敗を誤魔化そうとすればまだ、可愛げがあろうというものですが。

・フェルトが明るくなった、とか台詞だけで説明されてもしょうがないよね、と思います。視聴者としてはこの娘の笑顔は見た覚えがないんですが。それとも、僕の目が節穴なのかなあ-もし、一杯笑ってたらご免なさい。
 
・で、#09で露呈したセンサーとリンクした警報システムの不備はここでも継承されてました。いや、それで一回あの世に逝きかけたんですから、アラームが鳴るくらいの改修はするもんじゃないんですかね。それとも、僕の感覚がおかしいんでしょうか。
 システムと言えば、GN粒子を散布して無線をジャミングすることが前提のガンダムの制御システムが常時外部とデータリンクしていなければならない、というのはあまりに脆弱すぎるのではないでしょうか。
 っていうか、月の裏側にあるというヴェーダはどうやってガンダムらとデータリンクしていたんでしょう。二重に謎です。どうやら、ガンダム同士は装甲表面を微細に振動させることで、暗号データを視覚的に送ることが出来る、ということらしいですけれど今回の件には関係ないですしねえ。

・一人悩むティエリアに対し、ロックオンは助言するのですが-スメラギ嬢の戦術予報が当てになるとは思えないんですが。それは彼女が犯した過去の罪ではなく、CBの作戦行動中でのミスからなんですけど。
 しかし、ティエリアがデザイベイビーで俗世から隔絶した所で成長したとかなんとかの理由で人間という存在を知らないのだとして(あくまで仮定ですよ)。それをロックオンがどうして知ったのか、というのは気になる所です。
 いや、単なるかまかけだったのだとしたら、そういう部分をフォローすればいいのにねえ、とか思ってしまいました。だからキャラが立たないんじゃないかなあ。
 刹那が見る夢も、そんな感じでそれまでの伏線なんかも何もなしにやってしまうから、唐突という印象しか出て来ないと、自分は思います。いや、今回冒頭のモノローグっていうのはあまりにも弱いでしょう。

・三兄妹は人革連GN-X部隊の急襲を受けますが、こちらはなんとか先手を打って脱出に成功した模様。トレミー組と比べるとその水際立ったやり口が引き立ちますなあ。
 で、そのトレミー組は19機のユニオン・AEU合同GN-X部隊の襲撃を受けます。黒人の兄ちゃんは行動を予測されていたと誤解してくれますが、実際にはいつぞやの鹵獲作戦同様おっとり刀での出撃です。
 繰り返しになりますが、トレミー組のマイスターさんらは機体の性能差で勝利してきた方々なので、互角の性能を持つMSが相手ではどうにも歯が立ちません。これは監督が断言していたことなので、どうしようもありません-そういう観点では、監督の意志が籠められた名シーンということになるのかな。
 で、トレミー組が生き残るのもGNアーマーがやって来て、戦力が増強されたからという。本当に一貫してますなあ。いいのか、悪いのか、と言えば結局は悪いんですけれど。
 この時、四人のマイスターはそれぞれなんどうかを口にする訳ですが、個人的に大笑いしたのはロックオンの「冗談じゃねぇ!まだなにもしてねぇぞ!」でしたね。
 いや、あんたはもう充分人を殺したから。それも最前線の兵士だけじゃなくて、後方勤務の兵士や民間人もいっぱい殺している。いや、ロックオンは「俺の理想はまだ実現していない」って言いたかったのかもしれませんけどね。
 それとも、自分が民間人も巻き込んでるテロリストだって自覚は希薄なのかな、ロックオンも。単純に、他の三人よりはましなだけで。

・ヴァーチェを庇ったロックオンは今の所、生死不明。尤も「F」のスパークが生きてるなら、こっちも生きてるんじゃないかな、とも思いますが。 ここで、モレオ医師が登場。っていうか、出るの遅いっすよね。
 で、結局三陣営には疑似GNドライブやビーム兵器の小型化に関するなんかがのデータが回っていたようで、その解析が終了した段階で量産を開始するようです。
 流石にOSとか、疑似GNドライブの運用プログラムとかはデバッグして、安全性を確かめてから使っていると思いますけどねえ。だって、そうする方が自然だと思いますよ、うん。

by shunichiro0083 | 2008-03-02 04:32 | 感想「00」


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