shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2008年 02月 17日

#19 絆

・なんというか、こう、激しく巻きに入っている感じを強く感じましたね、今回。幾ら第1シーズン終了が近づいているとはいえ、ちょっと違和感がありました。一部のキャラなんか、立ち位置が極端に変更されたっぽいですし-まあ、今どきのアニメならこんなもの、ということなら仕方ないですが。



・エクシアの楯はビーム攻撃で破壊されてしまったので、どうやらスローネアインのものとは違ってGN粒子の場は展開されていなかった模様。
 なんでソードには出来るのに、シールドには出来ないというか施さなかったのでしょうね。謎であります。

・ヴァーチェは劣勢のエクシアを救うべく、急遽参戦。って、先週の出番の時には確かにトレミーにいましたよね、彼。尺が足らないというか、回想シーンなんか入れてるから描くべき部分も描けなくなってしまうという典型でしょうか。
 ここはやはり、三兄妹を亡き者に出来る好機(決して刹那を救う為ではない)とトレミーを飛び出して限界以上のスピードで大気圏に突入するティエリア、というシーンがあって然るべきなんではないですかね。
 そこいら辺をしっかりやらないから、単なる御都合主義になってると感じられてしまうんですよ、きっと。

・GN粒子がバンバン散布されまくっている筈の戦場の様子を、リアルタイムで衛星軌道上からモニタリングしているトレミーですが、以前同じような状況では出来なかったんですよね。
 細かいことを気にするな、という向きもいらっしゃるでしょうが、だったらそんな作劇に持て余すような設定は最初っから使わなければいいだけのお話。
 身の丈に合ったものを取捨選択すればいいだけなんじゃないでしょうか。大体、GN粒子の電波攪乱なんてガンダムを罠にかける時くらいにしか効果的に使われていないんですから。SF以前の問題でしょう、これ。

・アレルヤは出撃せず。こうなると冷静というか、あくまでもCBの組織人であるという自覚を持っているのはイアンおじさんだけ、ということになりますな。
 
・そして王留美もまた、イアンとは異なる覚悟を内に秘めているようにも見えます。が、それは三兄妹と同種のものとしか思えません。
 トレミー組でもそれなりに手段を選んでいないように見えましたが、やはりお嬢様はあれでも満足していなかったようです。勝手ですな。残り僅かですが、三兄妹と手を組む、なんて展開もあるんでしょうかね。
 もし、それなら壮絶に犬死して欲しいものであります。

・で、アレハンドロさん登場な訳ですがもうこの方も壮絶に立ち位置が改変されております。いや、僕の個人的な感想に過ぎませんがね。
 ただ、アレハンドロが今回示した黒幕的ものはリボンズこそが負うべき役割であったと今でも思います。もし、アレハンドロが最初からそうだったとするならあまりにもミスリードしすぎでしょう。
 #17のリボンズとの会話を証拠に挙げられる方もおられるかもしれません。だとしても、もう少し情報を出してからでないとフェアな謎解きである、とは言えないでしょうね。確かにアレハンドロがリボンズからもたらされる情報によって優位に立っている、ということはあるでしょうが、それが何なのかは視聴者にすらきちんと明示されていません。
 これはちょっとないのではないですかね。どうせやるなら、留美との面談の時に、もう少しそれらしい描写を入れておかねばならなかったのではないかと愚考します。

・ナドレの隠された能力とはヴェーダとリンクする全機体を制御下に置くという、もの。と、いうことは取りも直さずスローネズはヴェーダと正式に繋がっており、単なるハッキングによる横入りであるということは考えにくいのでは。
 寧ろ、このトライアルシステムの存在を知っていたことも含めてCBの計画通り、ということの方が矛盾が少なくてすむのではないかと思います。或るいは横入りにせよ、CBに順ずるほどの長い準備期間を経ている、とも。
 ちなみに、ドライがエクシアとシステム発動後もエクシアと交戦していたところを見ると、トライアルシステムの有効範囲はかなり狭められているようです。あんまり、使い勝手が良くないというか。それとも、一度使ったら二度目は逃げられる可能性が高い必殺技、とでも言うべきなのでしょうか。

・刹那の本名はソランで、所属していた組織の名はKPSA-クルジスの反政府ゲリラ。しかしだからと言って、ロックオンの復讐する相手にはならないと思いますがね。坊主憎けりゃ、ってことなんでしょうか。
 ロックオンが冷静さを欠いていたからなんとかなりましたが、そうでなかったら三兄妹はあそこで始末されていたでしょうね。
 しかし、なんでロックオンは旧クルジスを任務で訪れた時には平静を保っていたんでしょうね。自分の大切な人達がKPSAの自爆テロで失われたというのなら、それなりの動揺なり、戸惑いがあってもおかしくないと思うのですが。
 後、個人的には自爆テロって自国の侵略者(と仕掛ける方が判断した)にするものなので、わざわざ外国に行ってまですることなのか、という疑問は正直あります。勿論、911など例がない訳ではないですが、それは数少ない例外なんではないかと思うので。

・しかし、この物語の柱の一つには刹那の成長というか変化というものがあるかと思っていましたが、それはどうやらこちらの思い込みに過ぎなかったようです。
 今回のロックオンとのやり取りの中で刹那は徹頭徹尾、自分の信念を変えていないことが分かりました。どうやら監督やシリーズ構成、局プロデューサーの方々はトレミー組は絶対に正しく、間違っていないと確信しているのでしょう。いやはや、凄いものです。
 ただ、スタッフの皆さんが間違っていると確信しているのは残念ながら西暦2307年という架空の地球ではなく、現在進行中のこの世界のようであります。だからこそ、CBが変革せねばならない地球の現状は殆ど描かれていないのでしょう。今の地球の有り様を見ろ、ということなのんでしょうね。
 いや、だったら硬派なニュース番組やノンフィクション、新聞雑誌を見たり読んだりすればいい訳で。残念ながら、「00」はそうしたものに興味を抱いて貰う為の取っ掛かりとしても充分には機能していないように思えます。だって、現実を仮託した西暦2037年の世界がどんなに戦火に塗れているのかをきちんと描写してないんですから。

・さて、ここに来て唐突に“ラグナ”の正体っぽい人が出て来ましたね。どうやら、リニアトレイン事業の総裁で、国際経済団とやらのトップ。MSを独自に建造する財力もあれば、軌道EVを自在に使えるという、まさにジョーカー。
 この人が各国家連合の首脳にメッセージを贈り、南極に建造されていた秘密基地に貯蔵されている何かを提供する、という急展開に-最後のシーンに出て来たアレはおそらくGNドライブでしょうね。
 しかし、少なくともAEUの情報機関はそんな組織だった動きを摑むことは出来なかった訳でして。幾ら“ラグナ”というキーワードが分からなかったとは言え、宇宙基地二ヶ所に二隻の宇宙船。加えて(「F」の分を合わせれば)12機のMSが建造されているといるのにですよ。
 おそらくこの辺りの事情はユニオンや人革連の方も変わらない筈で、だからこそタクラマカンでの合同作戦が実施された訳で。いやあ、あの世界最強の情報収集能力はJNNが保有しているという自画自賛ですか。
 なんて嫌味を言わずとも、これも巻きに入った証の一つなのかもしれませんね。
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by shunichiro0083 | 2008-02-17 22:44 | 感想「00」


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