2008年 02月 02日

#17 スローネ急襲

・いや、今回吃驚したのは本編の中身云々ではなく、オチを学生カップルが持って行ったことでしたよ-チューする、しないで締める。それが「00」クォリティということなのか?!
 まあ、次回予告を見る分にはルイスの身に何か深刻な事態が起こるようではありますが、だからと言ってこれまでのコントが正当化されるとも思えないですがねえ。



・今回のアバンタイトルは80年前の木星にて大破した宇宙船をあさるトレジャーハンターのようでしたが、収穫は紫のハロのみ。これはスローネズにつき従っているものと同一なのではないかと思います。
 しかし、6年かけて木星にまで宝探しに行く民間人ってのも凄いなあ。あの台詞回しや行動でで民間人じゃない、と言われても説得力ないし。まだその頃は軌道EVは完成していないだろうから、民間人が宇宙空間に出るだけでも一苦労だと思うのですが。
 取り敢えず、納得力をフル稼働させるならあまりに危険度が高すぎるミッションだったが為に国家に所属する宇宙飛行士を任務に就かせることが出来ず。そこで止むを得ず、宇宙船は提供するものの、クルーに関しては民間人を高報酬で釣って徴用した、ってな感じでしょうか。
 けど、有人木星探査が開始したのが120年前だから、40年という時間があれば地球-木星間は何度か連絡船が往復していると考える方が自然だからなあ。それによって航路を含めた情報も経験も蓄積されている以上、民間人に任せる道理はないよなあ、とも思います。
 うーん、分からん。

・スローネズの正統性に関してヴェーダがどうこう言ってましたが、それは単に情報が公開され、組織内部で共有されていないだけでしょう(まあ、それだけでも充分真っ当な組織ではない証拠なんですが)。
 その反面、スローネズはかなりの正確さでトレミー組の個人情報なんかも知っているようですから、CBの情報セキュリティが笊ということがないのなら、ヴェーダはあの三人組にかなりの権限を与えているということなのではないかと。
 実際、妹はトレミー組ではティエリアにしか許されていない(ように描写されていた)謎のアクセスルーム-ターミナルユニットと言うらしいです-にも入室が許可されている訳で。
 まあ、今回で殉職されてしまったエイフマン教授の軍内部のGN粒子に関する研究も相当なものを摑んでいた様子ですから、スローネズはひょっとすると留美とは別個の諜報網を保有しているという可能性も高いのかな、と思います。
 最早、スローネズはセカンドチームなんていう括りではなく、ヴェーダ=シークレットチーフに直属する内陣結社に近い扱いなのかなという感じです。

・で、その教授ですがどうやらGNドライブの核心に。ひいてはイオリア翁の真の目的に迫っていた様子で、それがばれてしまったが為にスローネズの標的になってしまったのではないかと推測されます。
 長男坊も口では世界にCBの本気さを見せるとか言ってますが、少なくともあの描写ではオーバーフラッグス基地が破壊されたのは教授のみを襲撃する不自然さを誤魔化し、作戦の本当の目的を隠す為だったようにしか見えません。
 確かに本気と言えば本気ですが、これは『木の葉を隠すには森の中』の方が実際の表現には即しているのではないですかね。
 で、教授が辿り着いたGN粒子の謎はトロポジカルディフェクトにあるらしいですが、これがまた正体不明。検索したら「それ、トポロジカルディフェクト(Topological Defect:位相欠陥)の間違いぢゃね」という指摘を某掲示板で発見。
 ならば、ということでこの言葉で色々検索してみますと何やらSFガジェットに相応しい意味が出て来ます。意味は宇宙が相転移を起こした際、新しい相の中に古い相が閉じ込められて出来る相転移の落ちこぼれ、で属する次元によって分類されます。まあ、だからと言って何故、木星でなければ作れないのか、とかイオリアの真の目的は何か、とかいう疑問に対する答えには直接なっていないので、これは今後の展開次第なのでしょう。
 しかしそうなるとトレミー組の目標である「戦争行為の根絶」は建前でしかなく(まあ、これはエージェントやフェレシュテ、監視者連にも言えることですが)、兄妹はCBの本当の目的の為に動くことを使命とする精鋭部隊、ということになるのですかね。

・ちなみにGNドライブに「トポロジカルディフェクト」が応用されていたとするなら、これはもうまさに超科学の産物ということになります。何せ、作品によっては超光速航法を可能にすらするものと定義されているくらいですから。
 と、いう訳でGNドライブにはモノポール若しくはそれに類するものが採用されている可能性が非常に高いです。このモノポール類は時空の高いエネルギー密度を保持していますが、これが崩壊する際に非常に大きいエネルギーを放出すると予測されています。
 これは妄想ですが、GNドライブ内には相当量のモノポールが蓄えられており、この崩壊時に発生するエネルギーがGN粒子なのではないかと推測します。GNドライブの数が少ないのは動力源となるモノポールが圧倒的に少ないからであり、その建造に時間がかかるのは実働に耐えるだけの量を集めるの為にはそれだけ長々期に渡らざるを得ないからなのではないかと思われます。

・アレハンドロはリボンズからナニやら情報を入手した様子ですが、この二人も謎ですね。今回の口ぶりではアレハンドロがリボンズを拾ったのはCBの監視者になるよりも前だったようにも見えますが、それも果たして。
 意外と、リボンズを拾ったことによって監視者に選ばれた、ということなのかもしれませんし-いや、これでリボンズが探って来た情報がCBとは全く無縁だったらそれはそれで笑いますが。
 
・沙慈姉は現地の生き残り兵からの噂に耳をそばだて、教えてくれた若い子にアポを取れとか言ってますが…凄いなあ。噂の元が特定出来て、しかもアポイントが取れるんだ。
 各国軍から正式に発表がない以上、スローネズの存在は今の所軍事機密扱いになっていると考えるべきなんだと思います。にも関わらず、そんなものがあっさり他国の報道機関に噂レベルとは言え流れて来るだからなあ。
 いや、まあ、尺がないから巻きに入っているという可能性は高いのかもしれませんが、これもあんまり上手な嘘ではないと思いました。どうせなら、そうした噂を聞きつけたフリーランスの。けど、身元の確かな戦場カメラマンがいて、その人から情報が流れて来るくらいにしておけばいいのに。
 いちいち細かいと思われるかもしれませんが、リアルさを売りにするならディテールは大切だと思います、自分。

・優秀なフラッグファイター、とか言われても全然ピンと来ないのが笑えます。何せ、今回死亡した眼鏡パイロットも1クール以上画面に出ていながら活躍する機会がなく、長台詞があったと思ったら殉職と言う、セオリー通りの展開でしたから-それとも、お約束と言うべきなのだろうか。
 まあ、確かに名パイロットを十何人も映像で見せる、というのは難しいでしょうがそれなら幾人かをピックアップして、各地の戦場で活躍している場面を入れることで他の人については類推してもらうくらいのことはあっても良かったんじゃないですかね。
 折角のアニメなんだから、台詞ではなく映像で見せて欲しい、というのは贅沢なんでしょうか。とか言いつつ、映像があったとは言え冒頭みたいに説得力に乏しいとそれはそれで逆効果になってしまう、という問題もありますし…難しいです。
 まあ、幾らエースパイロットとは言え二つ名が所属基地名という点で厳しいし、そもそもグラハム自体にないもんなあ。

・最後に。変なしぐさだけでキャラクターを立たせられる、ってことはないような気がします-個人的には寧ろ、逆効果なんじゃないかと思ったくらいでしたが。
 何と言うか、上辺だけ繕ってる、という感じが強くしたんですよ…まあ、「00」だけに限った話でもないんですが。
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by shunichiro0083 | 2008-02-02 22:10 | 感想「00」


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