2007年 11月 27日

「P」FILE NO.2

・3機目の第二世代ガンダムの名は“サダルスード”-タロットカードの内「星」のイメージから取られたものですね。
 で、これについて少し解題しますと、タロットカードの「星」はヘブライ文字「ヘー」を介して宝瓶宮と結びつくとカバラでは解釈されており、その宝瓶宮=みずがめ座の中で最も明るいβ星の名前がサダルスード、という訳です。
 で、このサダルスードの意味がアラビア語で「最高の幸運」であることから、今回の作例の惹句では『幸運を呼ぶ水の女神』という解釈になっているのですね-実体に即している、とはあんまり言い難いような気もしますが…。

※11/28 追記しました



・今回登場した四人目のガンダムマイスター・874はモニター越しにしか人と接しない、ということで人工知能か、或るいは半身不随で脳だけが生きているって感じの存在なのかなあ、とか思ってしまいました。
 けど、MSのコックピットに長期間いなければならない、という問題も指摘されてたものの本編ではそれに近いことを8話でやってましたからねえ。あれはたまたま地上であった、というだけで必要とあれば宇宙空間でもやらねばならないのでしょうし。
 今回のガンダムのコクピットが比較的大きめなのは、そういった長期間の待機任務にある程度対応しているからなのかもしれませんね。

・今回のサダルスードはどうやら精密索敵能力という意味で、デュナメスのプロトタイプと言える機体のようです。が、実際に本編の描写を見ていると電磁波領域でのセンサーを用いているというより、カメラを用いた視認方式を使ってるッポイです。
 だからこそ、デュナメスも低軌道への精密射撃を行う際、エクシアに邪魔な雲海を吹き飛ばさせたのでしょうし。
 まあ、この機体で得られたデータから強化型とは言え電磁波帯を使ったセンサーではGN粒子散布下での実用は困難、という結論が出たということなのかもしれませんが。

・そう言えば、HJ誌の「V」ではデュナメスの追加武装で、対水中用の狙撃オプション“トルペード”が紹介されてましたが、個人的には高度1万kmまで届くビームライフルがあるなら、水中戦にも充分応用が効くんじゃなかろうか、とか思ってしまいました。
 最も、あの装備も今回のトルペードよりも輪を掛けて大きいので、単純にそのまま流用するということは難しいのかもしれませんが。
 だったら、GN粒子の圧縮率を下げ、水中での精密射撃に対応出来るレベルまで低くすることでデバイスの小型化を行う、って感じにすればより本編とのリンク感が出て来たのになあ、とか無責任にも思ってしまいました。

・で、思ったのですが、このトルペードのコンセプトは「水中の敵を地上から狙い撃つ」なのですけれど、その索敵方法が大型「ソナー」というのはどうでしょう。一応、発射したGN魚雷にもソナーが付いていて、逐一データはフィードバックされる、ということになってはいますが。それなら、最初にソノブイ射出しておけば、とか思ってしまいました。
 ちなみに、現在の科学技術では地上からソナーを水中に向けても探査は出来ません。基本的に地上から発した音波が、水中まで到達しないからです。この逆で、水中の音も地上から聴き取ることは出来ません。
 当然、殆どの電波や光も水中深くまでは到達出来ないので、この場合の索敵には使えそうにありません。考えられるものとしては水中深くまで到達するULF(極超長波)を用いたアクティブセンサーがありますが、これも現在の科学技術では発信させるのに数十kmにも及ぶ巨大なアンテナが必要になります。今回のがこれだとするなら、300年間の科学の進化でこの問題を克服したのかもしれませんね。

・あと、これは直接は関係ない話題なのですが、#08でお姫様が乗ってるSSTにエクシアが接近遭遇するのはGN粒子による電子機器障害が起きてしまうから、一歩間違えれば大惨事になっていたのではないか、という指摘をしている人がいました。
 まさしくその通りなのですが、その割にガンダムと戦っている各国軍隊の兵器はこの電子機器への阻害を受けている描写はないんですよね。おかしなものです。
 どうせなら、CBのガンダムの強さの秘密の一つは、謎の粒子が散布されることによって兵器の電子機器が阻害され、満足な稼働が行えなくなってしまうことにある。その無防備となった所をガンダムが攻撃することが、あの圧倒的なまでの戦力比の秘密の一端なのだ-くらいのことをエイフマン教授が言ってくれれば良かったんですが。
[PR]

by shunichiro0083 | 2007-11-27 09:25 | 外伝「00」


<< 「F」#F02      #08 無差別報復 >>