shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2007年 10月 09日

ミノフスキー・フライトのこと(かなり、こじつけなカテゴリー)

・ミノフスキー・フライト(以下、Mフライトと略)はU.C.0150年代に相争ったリガ・ミリティア及びザンスカール帝国両陣営のMSに搭載され、一躍脚光を浴びたデバイスである。これは15m級MSが常時供給可能な電力で、暫定的ながら1G下での飛行を可能とした。
 ミノフスキー・クラフト(以下、Mクラフトと略)と比して高々度は取れないものの、低高度での飛行-MS単体での長距離移動には充分すぎる程であった。具体的にはMクラフトであれば重力圏脱出が可能であるが、Mフライトでは不可能ということである。
 しかしながら、このMフライトというシステムそのものはそう新しいものではなく、U.C.0080年代後半の一部艦艇には試験的に搭載されていたと思われる。
 その内の一隻がエウーゴの旗艦・アーガマである。アーガマは大気圏突入をバリュートを用いて決行しているが、その後は1G下を飛行している。これは通常の航空機の原理では考えられないものである。
 だからと言ってアーガマにMクラフトが搭載されていた、とするには何故大気圏突入にバリュートが必要だったのかが問題になる。だが、アーガマに装備されていたものがMフライトであったとするなら整合がつく。当然、Mクラフト同様、初期のMフライトは大型であり、艦船にしか積めないものだったのだろう。
 
・この時期のMフライトは使い勝手が悪かったようで、現にアーガマは地上で使用されたものの二度と宇宙に上がることはなかった。同級のペガサスIIIがブースターを用いて重力圏を脱出したのもむべなるかな、である。
 アーガマの後継艦であったネェル・アーガマにも搭載されていたかどうかも怪しいと言わざるを得ない。或るいは建造当初は搭載されていたものの、大規模近代化改修が施された段階で取り外された、という可能性もある。その一方、ネェル・アーガマを要するロンド・ベルの艦船にMクラフトが標準装備されているとすれば、そのまま取り付けられていると考えることも出来る。
 尤も、この高々度が取れない、という欠点は最後まで解消されなかったようで、MSに搭載されるようになった時点でもこの点はそのままに残されている。こうした中途半端さが、ネェル・アーガマにして半ば鬼子扱いされている理由の一つなのかもしれない。
 かくしてMクラフトの小型化に成功したこともあり、一度は歴史の表舞台から消え去ったMフライトであったが、サナリィ(とその前身の戦略戦術研究所)ではその後も研究が続けられていたのだろう。こうしてMフライトはMS用として再び日の目を見ることとなったのである。

・さて、このMフライトの基本原理はMクラフトと同じく、周囲の空間に散布されたミノフスキー粒子(以下、M粒子と略)に反発するフィールドを発生させることで自重を減免させる、というものである。
 これだけ書くとMフライトとMクラフトの違いはないように見える。実際の違いはMフライトが用いるフィールドがMクラフトよりも弱いフィールドしか展開しないという点にあり、その結果Mフライト単体では運動性に関しては飛行船並みであり、浮遊性能についても数十秒しか保つことが出来ないということになる(逆に言えば、だからこそMSでも運用可能になった、とも言える)。
 これは余談だが、システム的にはMフライトはMクラフトのように自らM粒子を散布するのではなく、既に存在するM粒子を用いる、という違いもあるがこれは本質的なものではない。あくまでもこれはMSに搭載する為の仕様の変更であり、最初期のMフライトはM粒子散布とセットで用いられていたと推測される。
 しかしながらMフライトが用いるフィールドには整流効果があることも確認されており、これを用いることで通常の航空機では不可能な形状のものに揚力を与えたり、また、低速での安全な飛行を実現している-前者はMSや分離したMA形態時の飛行に。後者はVガンダムの合体時に、それぞれ発揮された。無論、Mフライトが持つ元々の浮遊性能を組み合わされていたことは言うまでもない。
 
・一説にはMフライトはザンスカール帝国軍がビーム・ローターの開発時にその基本原理が発見された、ということになっているがこれは些か怪しいと言わざるを得ない。それでは、ほぼ同時期に敵対する二つの勢力が同じ新技術を持っていた、ということを矛盾なく説明出来ないからである。
 原理そのものがMクラフトと同一であることを考慮するなら、Mフライトとは簡易版Mクラフトとして開発が進められていたものと解するべきではないかと愚考する。Mクラフトの方がより古い技術であり、ビーム・ローターとはU.C.0120年代にビームシールドが実用化された以降に研究、開発されたものとする方がすっきりするのではないだろうか。
 これは推測であるが、おそらくはビームシールドの省電力化を研究を進める内に、偶然発見された現象だったのだろう。
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by shunichiro0083 | 2007-10-09 18:53


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