2007年 07月 26日

機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人 最終回のこと

・と、まあ、そういうことで「鋼鉄の七人」は無事完結しました。まずは長谷川先生にどうもお疲れ様でした、と言いたいです。
 いや、これでもうお仕舞いなのだな、と思うと少し悲しくもなりますが、一度は「終わりのない冒険への旅立ち」という形で終了した作品が再度完結するのなら、それはきちんとした結末を描かねばならないということなのでしょうね。
 今はそれが描かれたことを素直に喜びたいと思います。

※8/4 追記しました。



・エウロペの最後は「クロノアイズ」の冥王の最期を思い出させてくれました。自己犠牲というのは基本的に嫌いなんですが、生命が消える寸前に他者を救うというのはやはり泣けるシチュエーションです。
 たとえそれが贖罪であったとしても、死の直前にあってなお他の誰かを思い遣れるというのは素晴らしいことだと思うので。

・結局、公式に生き残ったのは教官とローズマリーで、あの宣言通り結婚しちゃいましたね、二人。変なところで律儀だよなあ、ローズマリーって。

・ハリソンは結局、今までのツケもあって連邦軍を辞めざるを得なかった感じですね。ただ、今回の話が「V」での地球連邦政府の首都機能の月移転に絡ませるとは夢にも思いませんでした。
 こうしてみると、「クロスボーンガンダム」本編が「F91」の後日談」というべき物語だったのに対し、「鋼鉄の七人」は完結編であると同時に、「V」の間を埋めるミッシングリングとしての役割も果たしていたのだなあ、と思います。
 カガチとかの関わりはなかったですが、僕個人としてはそれの方がいいかな、と。ビ-ムローターで十分です。

・あの二人も落ち着く所に落ち着いたので、もうこれでいいのかな、と。木星の査察官となったスズキさんからも話は行っているでしょうから、ブラッククローの皆さんも心配はしてないでしょうし。
 なんかこう、感無量ですね。

・最後になりましたが、こんな素晴らしい物語を僕らに提供してくれた長谷川先生に宇宙の深淵よりも深い感謝を。
 本当に有難うございました。出来ればなるたけ早く「ダムA」に帰還して下さい。

※追記
:テテニスは父の遺産の一部を受け継ぎ、木星圏を経済の面から支える、という形で落ち着いたようです。
 とは言え、小国である木星圏では政治と経済はより密接な関係にあるでしょうから、その血筋や政権を掌握したであろうレジスタンス軍との結びつきを考えるなら、テテニスは政治の向きにも多大な影響力を持っていたのではないかと思います。
 逆に言うなら、だからこそ「V」の時代、カガチやズガンは地球圏に出て来なければならなかったのではないでしょうか。木星圏が健全であったからこそ、彼らが巡らせた謀も成功せず、志半ばで地球圏に新天地を求めねばならなかった、ということですね。
 この解釈の場合、エンジェル・ハイロウはカリスト兄弟が遺した未完成の兵器、ということになります。シンヴァツが失敗した場合の、次の一手だった訳ですが、木星帝国(当時)の中堅幹部であったカガチらはこれを流用したのであろう、と。
 こうして考えれば、ザンスカール帝国に木星圏の陰はあってもそこに住む人々は無関係である、とすることが出来ると思います。現に木星船団は無関係、ということになってますしね(「V外伝」の描写)。
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by shunichiro0083 | 2007-07-26 18:20 | コミック


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