2007年 04月 28日

機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人 第12話のこと

・いやあ、「歪みの手」というサブタイトルがまさか、あそこまでそのものズバリ!だとは夢にも思いませんでした。
 12話にて最終の木星軌道決戦に突入した訳ですが、個人的には来月から4回はかかるのではないかと思っています。いや、それくらいのボリュームは必要でしょう。
 さあ、コロニーレーザー“シンヴァツ”を巡る攻防戦はいよいよ最終局面を迎えます。





・しかし、木星圏到着がシンヴァツ発射20分前と言う、まさにギリギリの時間だったというのが凄い。「影」があと、もう少し粘っていたら。トビアが思い、悩んでいたら地球はレーザーの光に。ゼウスの雷に焼かれていたのですねえ。

・鋼鉄の七人を運んだ光の翼ですが、木星帝国軍のビーム攻撃を展開したミノフスキードライブで完全に防いでいます。
 が、しかしながらこの機能はクロスボーン本編では使っていないんですね。と、いうことはMドライブの防御機能というのはAE社によって確立された、という言い方が出来るのかもしれません。
 V2自体もどうやらAE社で開発されたと思われる節もありますし、ひょっとしたら「V」最終回のあの使い方もプログラムとしては存在したのかもしれませんね。ただ、そこまで使いこなせるパイロットがウッソ以外にはいなかった、とか。

・エウロペはトビアにかっての己の恋人、カーティスの身分証明書を渡していました。それは、それならば確実にトビアが心に秘めた想いの力となるであろうから。
 この辺りのことを考えると、今回のこのお話が「クロスボーン」最終章というのも頷けてしまいます。

・あと、戦闘前の各人の細かい描写がそれぞれらしくていいですね。バーンズはここでヘルメットをかぶってますから、そう簡単には死なないでしょうし、ギリとトビアのやり取りも悪友然としていい感じです。
 もし、物語の結末が皆の想像している通りになるとしたら、ギリはトビアのことを公私共に支える人間になるのではないかと思います。

・と、いう訳で最終決戦の火蓋は切られました。7機のMSはそれぞれの能力を最大限に発揮しつつ、抜群のコンビネーションで物量において優る木星帝国軍に立ち向かっていきます。
 X1フルクロスはその優れた対ビーム防御能力で。また、F91はヴェスバーでF90Iを護り。バーラ・トトゥガはより強化されたであろうビームシールドと、ハンマーハンドの代わりに装備された二連装ビームキャノンで。また、アラナ・アビジョは追加された火砲と、それに伴う運動性の低下をバーニアの追加とノッセルの使用によって補いつつ、ビギナ・ギナIIを援護します。
 また、F90Iとビギナ・ギナIIが持ってるランサー状の武器はどうやら、海賊軍による新装備の可能性が高いですね-少なくとも、ギリ機の方はその筈。この武器はなんでも、ピーコックスマッシャーの流用、とのことなので脇にある火器は旧クロスボーン・バンガードのショットランサーとは異なり、ビーム兵器なんではないかと思います。

・この六人の奮戦で木星帝国軍の布陣に隙が出来、そこにエウロペはアンヘル・ディオナを切り離したMドライブを撃ち出します。いわばこれが文字通りの切り札であり、直撃すれば確実にシンヴァツの射線を変更させることが出来たでしょう-エウロペの心は真実を告げることで陽動となる筈でした。
 が、この最強の光の刃の特攻を二つの掌が受け止めます。それはかっての木星戦役の折、トビアが駆るX3のIフィールド・ハンドがエレゴレラの振り下ろしたムラサメ・バスターをしっかと受け止めたの口径の再現です。
 この直後、ローズマリーも言ってますが、カリスト二人が操るこの“指”はMS形態が攻撃に特化したもので、MA形態になるとIフィールドが展開可となり、防御力が格段にUpするのではないかと思います。
 というのも、どうやらMS形態時にはビームシールドが腕部についていいないッポイので。あっさり、ノッセルを破壊したあのコンビネーションから見ても、一方が防御し、残る機体が攻撃すると言う、流動的に攻守を交代するというやり方なのではないかと。

・シンヴァツ発射まで、残り時間はあと7分。果たして、鋼鉄の七人は“カリスト”を突破し、地球を救うことは出来るのでしょうか。
 個人的にはトビアとギリのコンビで“カリスト”に対抗する一方、謎の装備を積んだアンヘル・ディオナは残る3機とともに“シンヴァツ”の破壊に成功、ってな感じじゃないかな、と。
 けど、長谷川先生はいい意味で期待を裏切ってくれるお人なので、今回もこちらの想像の斜め上を行ってくれるのではないかと思います。
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by shunichiro0083 | 2007-04-28 09:22 | コミック


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