2004年 10月 24日

世界観?

・さて、今日からここで細々と「機動戦士ガンダムSEED DESTINY‐略して種運」に関するアレコレを書いてゆこう。

・そういう訳で、まずはセオリー通り、第1話から…と思ったのですが、「種運」の事前に発表された設定や「種」の世界観について少し異議を唱えてみましょう。

 まず、「種」の戦争がひとしきり終わった後に締結されたと言うユニウス条約ですが、これの中には『ミラージュコロイドの使用禁止』『Nジャマーキャンセラーの使用禁止』が盛り込まれているそうで。
 実際、ミラージュコロイドはこの世界ではありふれたものにすぎない、という設定が「外伝」で提示されております。その上、「種」世界におけるビームサーベルにはミラージュコロイドの技術が応用されているとか。
 そうなると、何故、ミラージュコロイド技術の利用が禁止されるのかが全く分かりません。まあ、この辺りはかの『南極条約』宜しく、稼動状態が異なるから、とかいう理由で逃げるのではないかと思いますが。

 で、もう一つのNジャマーキャンセラーの使用禁止についても、まあ、これも百歩譲って軍事利用の禁止なのだと思いたいところ。そうしないと、地球のエネルギー供給は依然深刻なままになってしまうからである。
 これを禁止したのは核兵器の使用を制限し、MS同士の戦闘を描くということなのだろうが、却って矛盾を引き起こしているのではないかと思う。
 何故なら、この条項がある為に「種」の時から取り沙汰されていた『艦船の動力源問題』が一向に解決されないままなのである。ごく少数のガンダムは兎も角、基本的に「種」世界のMSはバッテリーで駆動している。ということは、アークエンジェルやミネルバなどのMS母艦には大規模な発電能力が要求されると言うことなのだ。
 前作より、C.E.世界では核融合の実用化に失敗しており、唯一実用できているのは艦船の推進源としての『レーザー核パルス融合推進』だけである、ということになっている。しかしながら、これではどうやって艦の動力を確保しているかの説明にはなっていない。ミネルバは知らず、少なくともアークエンジェルにはパレット装甲やブラックホールシステムという、大電力を必要とするであろう各種装備があったのだ。
 また、誰も言わないことではあるが、『レーザー核パルス融合推進システム』が実用化されているなら、これが攻撃兵器に転用されないことこと問題であろう‐連合も、ザフトも。これは俗に言う『核パスル推進』のことであろうが、だとすればこのシステムは核燃料ペレットを高出力レーザーで断続的に燃やして反応を起こさせ、そこに生じる衝撃波を推進力とするというものである。
 言い換えるなら、ミサイルの弾頭にこの『レーザー核パルス融合推進システム』を積んでしまえば、それは純粋水爆として機能する筈なのである。その威力はNジャマーで無効化される原爆の比ではない。ザフトも連合も、どうしてこれをやらないのだろう? 真に禁止すべきは『レーザー核パルス融合推進システム』の攻撃兵器への転用の禁止ではないのだろうか。
 全てを説明する義務がある、とまでは言わないがNジャマーの説明を本編でしたのなら、この件に対してもそれなりの注釈を入れるのが大人の態度というものではないかと思うのだが…。

つづく
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by shunichiro0083 | 2004-10-24 02:05 | 設定


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