2007年 02月 26日

「Δ」第9話の感想のこと

・さて、ときた・千葉両氏のブログによると「Δ」が次号で最終回なのだそうです。全9話ということで、これは数え方次第では「X」よりも短かったということにもなります(カナードと謎の男の邂逅を描いた外伝を入れれば、の話-これは勘違いで「X」は本編だけで10話あります)。
 だからどうした、ということでもないのですが「X」が登場人物の数は兎も角、お話としてはカナードとプレアという二人に焦点を絞り込んでいた為、まとまっているという印象がありました。
 が、申し訳ないですが「Δ」は思わせぶりなキャラクターが多かった割に、それぞれを掘り下げることが(当たり前ですが)なかったので、どうにも中途半端な造りだった、という印象しか残っていないのが残念です。

※今月号のタイトルが間違えているんですね。公式サイトでは第9話「ターンデルタ」となっております。
 が、表紙にDELTA8「デスティニープラン」の文字が! 上の記述がこんがらがっているのはその所為です。トホホ。
 ブラックさん、ご指摘有り難うございました。



・さて、議長のデスティニープランにアキダリアクルーの殆どが反発します。しかし、ここで注目したいのはマウの反応です。
 以前、こんな記事を書いたのですが、今回のこの展開はまさしく本編でプラント市民がデスティニープランを問題としなかったことの傍証でしょう。
 まあ、そのマウにせよ多少の驚きはあったようですが-ディアゴの後ろで呆然とした顔をしています-立ち直ってしまえば、ジェスらの意見に対し猛然と反論を展開するのですから。これはやはり、プラント市民が常日頃より遺伝子による統制に慣れ親しんでいた、ということなのでしょう。
 勿論、そこに葛藤や苦悩がない訳ではないのでしょうが(グラディス艦長と議長がいい例)、概ねの市民は受け入れているようです。
 だからこそ、自分達の政策を更に推し進めている火星圏から来たアグニスらに反対されたことが意外だったようです。まあ、無理もないですが。

・しかし、前回でもそう思ったのだがアキダリアはどこに寄港しているのだろう?

・どうでもいいが、ファントムペインの連中はアキダリアを襲っている場合ではないのではなかろうか。
 どう考えても、火星からやって来た艦一隻にあんな勢力を向けるよりも、今まさにブルコスの理念に真っ向から対立するであろうデスティニープランを発動させている議長を亡き者にする方が先だと思うのだが。
 まあ、そういう高所大局に立った判断が出来ないボンクラ揃いだったからこそ、ブルコスもロゴスも、ファントムペインも歴史の表舞台から退場せねばならなかったんだろうけれど。
 それとも何か、ファントムペインに命令を出せるのはジブリールしかいなかった、とでも言うのだろうか、製作サイドは。うーん、ムウ-じゃなくて、ネオがもしいたら前線指揮官としてそれなりの判断を下したろうに。

・ロッソイージス、高速巡航形態の時、ビームライフルを後方に向けてます。何故だろう-と思って調べてみたら、これはオリジナルのイージスからの伝統だったんですね。
 いや、何もそこまで…と思います。駄目な所は改良すればいいんじゃないでしょうか。

・味方機を犠牲にし、ターンΔのエネルギーの消耗を計るというエミリオの策略は大したものです。正直、ブルコスの首魁をジブリールと交換した方が良かったのではないかと思う程に。
 しかし、ここまでコーディネイターを忌み嫌うのに、全人類が遺伝子で振り分けられるというデスティニープランについてはスルーするのかな、この人。
 それとも、遺伝子を調整するコーディネイトは容認出来なくても、遺伝子は調べても調整はしないからデスティニープランはOKなんだろうか。まあ、そう考えれば一応の辻褄は合うのかな。
 けど、それは結局遺伝子調整を是とすることだろうから、詰まる所ブルコスの理念とは相容れないものではないかと思います。
 あと、考えられるのはこんな火星から来た艦一隻、自分達の実力であれば鎧袖一触だから先にさっさと片付け、議長へのMSテロはその後じっくりと時間と準備をかけて進める、とかいうことでしょうかね。

・ネロブリッツの背部パーツのクリスタル化についての予想も半分当たりで半分外れ、という感じでした。
 クリスタル化しての不意打ちに加え、単にビームを跳ね返すのではなく、某水晶のとっちゃん坊やのように内部で乱反射させて、任意の方向に弾き返すという代物。尤も、原理は不明ですが-いくらなんでもこれはミラコロでは無理があるだろうと。
 それとも、これもVPSの恩恵なのでしょうか。

・ガードシェル、最後の最後でMS形態登場です。実はもう、登場しないのではないかと思っていました、MS形態。
 設定によるとMS形態はMA時に比して攻撃力と機動力が上がり、防御力が落ちるとのこと。これはMA時の追加装甲がなくなるので、その分装甲が薄くなるということが一つ。その一方でシールドが武器として使えるようになるので、攻撃力が上がるということなんでしょう。
 個人的にはガードシェル(MS)の背部の足が隠し腕よろしく股の間からにょっきりと出て、ネロブリッツを倒すんではないかと期待しています。
 しかし、至近距離からのスキュラの一撃にも耐える自由の盾並みに硬いガードシェルですが、曲がって撃てるフレスベルグには敵わないようです-その直撃に耐えるターンΔの装甲も大したものですが。

・アウトフレームの武装は間に合わない、とロウは言ってますがケルベロスザクのウィザード奪ってマルチパックでくっつけちゃえばいいんでないかい、とか言ってはいけないんでしょうね、多分。

・来月の最終回ではアグニス達がデスティニープランにどのような答えを出すのかが主軸になるような次回予告でしたが、それはそれとして今回の赤黒との戦いはきっちりと描いて欲しいものです。
 その上で、「種運」本編の最終回とリンクするようになればいいなあ、と思います。あくまで、希望的観測ですが。
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by shunichiro0083 | 2007-02-26 18:55 | アストレイ


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