shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2007年 01月 26日

「Δ」第8話の感想のこと

・今月号読みました。感想を一言で言うならTVアニメ版『魁!男塾』の最終回直前の話を見たあの時の想いが甦りました、ということになりましょうか。
 
※「魁!男塾」のTVアニメの最終回直前の展開について気になる方はこちら↓を参照して下さい。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%81!!%E7%94%B7%E5%A1%BE

※1/29、追記しました。



・まあ、色々あってアキダリアは地上の国家-確認出来るのは大西洋連邦と南アメリカ合衆国だけで、あとの一国は不明ですね、多分。今まで出て来た、何処の国のお偉いさんでもないと思います-を訪問。草の根運動を始めます。しかし、戦争中だっていうのによく会ってくれたなあ、コープランド大統領。
 これ以外には万能艦という特性を生かして衛星軌道上のアメノミハシラに行ったり、ジャンク屋ギルドの新本拠地たる「ジャンクα」にも顔を出してリーアムとも面談したようです。
 と、まあ、ここでセトナはプロフェッサーとめでたく再会したのでしょうから、そういう意味でもこの辺がばっさりと切られてしまったのは非常に残念ですね。
 で、この辺りのラインから補給にロウのリ・ホームが来たりしたんでしょう-そう言えば、リ・ホームが火星から帰って来た時には推進用ビームを受けるお椀型のパーツがなかったんでしたね。これは地球圏に帰還した際に切り離したのか。それとも、惑星間移動用の使い捨てエンジンを付けて(つまり、火星圏で入手して)来たのか。どっちなんでしょうね。
 見開きの頁からはこれだけの情報がある訳で、素人考えでも半年分以上のネタがあったのだろうなあ、と思います。

・アグニスと議長の問答は多分、第1話の折のものでしょうね。流石にこのタイミングで部外者でしかない火星圏の人間に会うほど、議長も暇ではなかったでしょうから。
 しかし、ここの問答はどういう意味を持つのか。少々気になります。
 議長はあくまで仮想の質問をしているのであり、実際には-その為の方法はどうあれ-アグニスの思想は議長と同じなのですから。これは一つには自分自身への問いかけであり、と、同時にいささか理想主義にも見えるアグニスを揶揄している、ということなのではないでしょうか。
 事実、議長は表向きには自らの手を汚すことなく相手から手を出させることで、自分を善であるという図式に持ち込んでいます。
 そうした観点から考えるなら、議長はアグニスを駒として取り込もうとし、その布石がアイザックだったのではないか、と考えることも出来ます。何せ、アスランなどと違いアグニスはその思想や思考が最初から議長と近しいのですから。
 また、取り込めることが出来れば火星圏に対する独自のパイプとすることも出来たでしょう。細工を施すだけに足る理由があります-尤も、数ある工作の内の一つ、以上の価値はないのでしょうが。

・しかし、こうして考えるとアグニスの行動に議長のロゴス非難の演説がどう関わったかが判らない、というのはかえすがえすも残念ですね。
 アキダリアに期せずして歴代アストレイの主人公三人が揃い踏みした訳ですから、あの議長の歴史的な演説に対してそれぞれがどういう反応を示したのか、はかなり面白いネタになったのではないかと思います。
 思うにジェスは報道の力を、単なるプロパガンダに使われたことに憤り。ロウは物事を安易に善悪に切り分ける議長に不快感を隠そうともせず。
 アグニスは意外と議長の言葉にころっと騙されて、ロゴス討つべし。我慢ならん! とか言って焼き払いに参加しようとして皆に窘められるとか-いや、そこまで酷くはないか。
 けど、アグニスは議長に信を置いているようだったし、事実、「Δ」の中でアグニス一行と戦っているのは地球側のファントムペインしかいないからなあ(現段階では)。議長もそうだけれど、ザフトに好意を持っていてもおかしくはないと思います。
 まあ、その後の世界情勢から議長に疑いの目を向け始めているようでもありますが。

・Δは最初、ロウが造った後に火星側で改造を受けたらしい。尤も、あの言い回しだと改造は核爆発の件だけだのようですが。
 多分、ロウがターンΔを造った段階ではアキダリアと合流した時に核エンジン(とNJキャンセラー)を移植するつもりだったのだろう。で、この辺りの話を考えるとVLを完全な形で使用するには核エンジン-若しくは、それに匹敵する発電システム-が必要になるようなので、スターゲイザーも核エンジンを積んでいたということになるのではないですかね。
 尤も、現代でさえ外惑星を探査する宇宙機には原子力電池が搭載されているんですから、それを同じ用途のスターゲイザーが積んでいない方がおかしい、と言えばおかしい訳なんですが。
 或るいは主機はハイパーデュートリオンなのかもしれませんが、スターゲイザー。

・ディアゴとアイザックは喧嘩友達になった様子。

・下級氏族五人の内、生き残ったのはファンフェルトにワイド、サースの三人でした。中でもファンフェルトはデストロイのコクピットを任されていることから、生体CPU乃至エクステンデッドとしての処置を受けているのではないかと思われます。
 と、いうか、あの情緒不安定ぶりはまず間違いないのではないかと。時間的に養成に比較的時間のかかる後者ではなく、理論上促成が可能な生体CPUではないでしょうか。
 意外だったのはΔ撃墜寸前で裏切られたファンフェルトが、ワイドに対して恨みを抱いていないことでした。ああいう性格なら、真っ先に恨むのはワイドに対してかと思いましたから。
 あと、ワイドの予想外のサースに対する面倒見の良さも。スウェンに付き従った戦いの後もチームを組まされていたのでしょうから、その中で戦友としての友誼が芽生えていたのでしょうか。
※ときた先生のブログによると、ファンフェルトは「調整」されているそうで、ワイドに対して恨みを抱いていないのもその所為なのだとか。
 そうなると、記憶の操作だけならば比較的短時間で行えるようですね。確かに、ムウも記憶を操作されて別人になってましたしね。

・しかし、ロゴスの首脳部は拘束され、ジブリールも戦死したという状態で一体誰がファントムペインの各部隊に指示を出しているんでしょう。
 ただ単に各部隊が課せられた指令を、組織瓦解後も忠実に実行している、というこであるというなら今回のデストロイは妙ですね。それとも、ヘブンズベース戦を無傷で脱出したか、小破で済んだので修理されたのがファンフェルト機、ということなんでしょうか。
 まあ、今もワイドとサースの機体がエールスローターダガーな所を見ると、完全にファントムペインの隊員として頑張っていたようですし。セイランの命令で出向していた、って感じかと。
 なので、そういう人達に命令を聞かせるにはきちんと上意解脱がしていないと無理なんではないかと思うのです。事実、ワイドはこの命令を無視しようとしているのですから。
 それとも、それが「Δ」の落とし所になるのですかね。

・リュミエール・シールド-何か、変だ。ここまで仏語に拘ってきたのだから、最後まできちんとして欲しかったなあ。リュミエール・ボゥクリエ(bouclier)とか-発音はいい加減。

・対デストロイ戦でこれまで混乱の元の一つであった、ヴォワチュール・リュミエールの機能がはっきりと描写されました。どうやら、ヴォワチュール・リュミエールは同一のシステムにならエネルギーを転送することが出来るようです。
 スターゲイザーの設定でしきりに「トーラス状の構造体はパワー受信アンテナ」という、前後の文脈(と本編の描写)を無視した一文が挿入されていたのですが、ここに来てそれが補完されたということですね。
 V字型に背部パーツを展開したターンΔがデストロイの猛攻を正面から受けても平気なのは、例の空間干渉リングにも似た効果が発揮されているのではないかと推測します。ことによると、上腕部のビームサーベルもこれの応用なのかもしれません。
 
・しかし、それならそれで問題はやはり発生して、どうしてVL搭載機の母艦、或るいは基地となる施設にはこのエネルギー送信機能がないのか、ということになってしまいます。具体的にはミネルバであり、トロヤステーションですね。
 どちらも、交戦時にVLを積んだ機体がエネルギー切れになってしまっています。まあ、ミネルバは急なことだったから、と言い訳が出来るのかもしれませんが、問題はDSSDのトロヤステーションの方でしょう。
 こちらは最初からスターゲイザーの運用母体となるべき所であり、VLというシステムに最も熟知していた筈です。ならば、万が一の不測の事態に備えて予備のVLを用意しておけば良かったのではないですかね。
 実際、VLのもう一つの機能であるソーラーセイル用のレーザー発振ステーションはあった訳ですから。だったら、VLシステムを搭載した衛星か何かがあっても良かったんじゃないでしょうか。
 なにせ、DSSDとは何の関係もない筈のロウでさえ最初からそれを知っていたんですから。核エンジン-ハイパーデュートリオンを搭載していて、理論上エネルギー切れを起こさないであろう、Δや運命ならば仕方のないことだと思います。
 が、あの段階でエネルギー切れを起こすことが予測出来ていたスターゲイザーがどうしてそれを怠ってしまったのか。発進する前に一言、VLの予備機を用意させてと博士どもに頼んでおけば、あんな結果にはならなかったのではないでしょうか。
 ただ、これでスターゲイザーがどうやって減速したかについては説明がつきます。地球圏に帰還したスターゲイザーを捕捉したDSSDがVLを照射し、エネルギーを回復させた上で遠隔操作で速度を落とさせたんですね、きっと-ちなみに、スターゲイザー各部にもパワー受信アンテナは配置されているそうです。

・さて、来月は議長のデスティニープランに対してどういう反応をアグニス一行は見せるのか。気にせず、タイムリミットだと火星に帰ってしまうのか。ロウは。ジェスは。
 おそらくはその前に、ロッソイージスとネロブリッツとの戦いが待っているのでしょうが-楽しみなような、そうでないような(終わっちゃうから)。
 どうやら、イージスのパイロット・エミリオは極度のアンチコーディネイターのようですし、ネロのパイロット・ダナはダナで残虐な性格破綻者らしいですから。今回のエピソードでもその辺がよく表れていると思います。
 一コマ漫画ではミューディー、シャムス、ダナが揃って談笑しているのに対し、スウェンとエミリオは暗い顔で三人に背を向けているという図。いや、いずれにせよ五人が五人とも壊れているのに代わりはないんですが。
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by shunichiro0083 | 2007-01-26 15:51 | アストレイ


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