2006年 04月 26日

ファントム・ペインのこと

・「STARGAZER」の関係で、「種運」の設定の内「ファントム・ペイン」が練り直しを受けているようである。
 雑誌媒体では先月の「電ホ」にしか載っていなかったのだけれど、これの前文が先程正式にオープンした公式サイトにてアップされた。
 全文はこちらを参照して貰うとして、その内容については中々凄まじいものがあるのではないかと思われる。

・その編成の時期については、「種」から「種運」の物語が始まるまでの間と見ていいのではないだろうか。“不正規特殊部隊”という種別がどういう意味であるかは意見が分かれる所だろうが、「種」において機動部隊の指揮権を握っていたブルーコスモスがそれを踏まえ、敢えて結成した部隊である。
 大々的に軍隊を動かす状況とは別に、小規模且つ精鋭による「低烈度紛争」(もしくはゲリラ戦)に対応出来る部隊の必要性をロゴスの首脳部は感じ取ったのではないだろうか。
 それとも、主たる任務は「一族」の水面下の工作に対抗する為のものなのかもしれない。

・一番凄いのは「ファントムペイン」はブルーコスモスの私兵集団である、としながらその機材、人材は地球連合軍に依存している、という部分であろう。
 だったら、ユニウス条約には従わねばならないとなりそうなものなのだが、あくまでも私兵集団なのでプラントと地球連合が締結した休戦条約には従わなくていい、という理屈である-確かに、これが罷り通るなら傭兵やジャンク屋ギルドにアークエンジェル、それにラクス派が核駆動機動兵器を保有していても何ら問題ない。
 だって彼らは国家の統率外にある「私兵集団」だから。この一文はそういうことなのだろうか?

・まあ、百歩譲ってファントムペインは私兵集団であるとして。なら、“地球連合軍第81独立機動群”という正式名称は何とかした方がいいのではなかろうか。
 尤も、そこいら辺が分かっているからこそ、公式サイトの文章からは記述がなくなっているんでしょうけれど。



・今回の「種運」で正体不明なモノというのはそりゃあ、沢山有りますがその筆頭は「ファントムペイン」でしょう。ネオの正体、というのもまあ判りませんが、今の所それがはっきりしなくてもお話に然したる影響はないのと、前回妄想してみたので今回は除外。
 で、このファントムペインはその正式名称を「第81機動軍」と言い、連合軍の中でも何故か恐れられている存在らしい。
 まあ、宇宙空間ではガーティ・ルーという専用艦を有し、地球上に有っては大型のMS搭載型強襲揚陸艦J・P・ジョーンズを使用出来る。また、MAエグザスというガンバレル付きの特殊な機体が配備されていたりと、装備の質という点ではかなり恵まれている部隊であると言えましょう。
 その反面、量については些か心許ないのは否定出来ない部分です。事実、ミネルバと随伴艦・ニーラゴンゴを攻撃する際にはインド洋基地から30機のウィンダムを半ば無理矢理、徴発しています。
 そして、それが通常考えられる軍組織の命令系統を無視して行われていることから、このファントムペインという特殊部隊がその任務のみならず、軍内部の立場も特殊なものであることが推測されます。この辺りはユニウスセブンでサトー一派の工作活動の証拠写真をジブリールに直接送っている場面で示唆されているように、多分にブルーコスモスとの結び付きが強い部隊なのでしょう。
 こうしたことから推測されるのは、ファントムペインがブルーコスモスの持つ、唯一の実働部隊ではないか、ということです。以前、PHASE‐09の感想で
>ブルーコスモス自体は独自の軍事力を保有していない
と書きましたが、そうした前回の戦いの反省から、取り敢えず少数精鋭の部隊を保有するという必要性をジブリールは持ったようです。
 無論、それにはアズラエルが編成したブーステッドマン小隊がかなりの戦績を上げたことにも拠るのでしょう。ファントムペインに新しいブーステッドマン(生体CPU)が配備されていることも、その証拠となるのではないでしょうか。
 まあ、それでも私兵を持つだけならば兎も角、それをきちんと使いこなすには既存の組織を使うのが手っ取り早いということで、「第81機動軍」なる部署を連合軍(連邦軍?)内に立ち上げ、表向きは正式な軍隊と言う形を取っているのではないかと推測します。
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by shunichiro0083 | 2006-04-26 18:55 | 設定


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