shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2005年 11月 18日

ボンボン版種運・05年12月号を読んで ネタバレあり!

・コミックボンボンも来月号からリニューアルだそうですが、我らが高山先生版「種運」はその記念すべき号が最終回、ということになります。
 ですが、「真実の歌」も「ミーア」もすっ飛ばしたお陰で、月での戦闘とデスティニープラン発動。そして、ラクス一派との最終最後の決戦の幕開けまで過不足なく、しかし一気に進んでおります。
 うーん、やっぱり高山先生は凄い!

※11/21 加筆・修正あり。

※こちらの未熟さから「蒼い風の眠る場所-はてなダイアリー出張版-」のmiduki-sさんにはご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
 また、以上のことを踏まえ、当該箇所に加筆及び修正をいたしましたことをご報告させて頂きます。
 



・個人的に思うに高山先生の凄い所は、レクイエムシステムの解説で、ゲシュマイディッヒ・パンツァーの説明をする際にちゃんとフォビドゥンの絵を入れて来る所ですよね。
 これで、見ている方は前作のことを忘れていても、思い出し易くなるし、憶えている人には『あれの応用なんだ』と分からせることも出来る。当たり前なのかもしれませんが、本編ではそういう回想の使い方をしていなかったと思うのですよね(やってたらご免なさい)。

・月・ダイダロス基地での戦闘もダラダラしたものではなく、きちんと整理されてすっきりとしたものに仕上がっています。
 それでいてザムザザーが量産されているのを見せたり、どうしてルナマリアの奇襲が成功したのかを緊迫感を持たせつつ、描写していると思います。
 その中でロゴスが情報戦において既に-ザフト、ではなく-デュランダルに敗れていたことを示唆するジブリールの台詞があり、これは最終回に向けての大きな伏線なのではないですかね。
 人によってはここに来てデュランダルが陳腐な悪役になってしまった、と解する向きもあるようですが、それは本編でも同じことな訳で。むしろ、たんなる偶然と幸運に乗っただけの小物ではなく、綿密に知略を張り巡らせた上で陰謀を企む黒幕であると表現されているのではないでしょうか。
 少なくとも、自分はそう思います。そして最期の瞬間、ジブリールはようやくそのことを知るのですね。

・デスティニープランについても、本編ではそれが果たして世界の人々から受け入れたものだったのかはどうかは結局不明でしたが、高山版では明確に人々の支持を受けたことが描かれています。
 また、プラント市民やザフトの軍人も積極的にこれを指示した、とも読み取れます。何故なら、374頁でデスティニープランの窓口になっているのはザフト軍人ですし、また、その大規模な遺伝子解析をするのに戦後処理も行わねばならないザフトではなく、プラント市民の協力があったと考える方が自然なのではないでしょうか。
 また、興味深いのは議長がデスティニープランを掌るコンピューター群に、自己の政策を問い質しているのではないか、と思われるシーンですね。
 本編でも議長にはブレーンがいるようには見えませんでしたが、高山版でのこの描写からはその代わりを高度に発達した量子コンピューター群が行っていた、と解釈することも出来そうです。

・そう言えば、とうとうシンが「デステニニープランの象徴」とレイから名指しされましたね。と、言うことは議長はシンの遺伝子情報を解析し、インパルスのパイロットに最適である、という結論を出していた、ということになるのでしょう。
 しかしそうなると、少なくとも議長はインパルスのテストパイロットを選ぶ段階で既に、ザフト全隊員及びアカデミー全生徒の遺伝子情報を入手、解析して最適者を選定していた、ということになるのでしょうか。
 それとも、来るべきデスティニープラン発動のその日の為の試験運用に利用され、その結果が良好だったということなのでしょうかね。だからこそ、デスティニープランの成功例として、「象徴」となりえた、と。

・ラクス一派との最終決戦も「虎」が『真の歌姫が戻った!』と呼びかけると、メサイア宙域に展開しているザフト艦隊の約2割が寝返る始末。些かストレート過ぎるきらいもありますが、これくらいやってくれれば議長がラクスを危険視していた、というのにも納得が行きます。
 と、言うか。議長が当初からあそこまでラクスを排斥しようとしていたというのも、プラントのデータベースから引き出したラクスの遺伝子情報を解析した結果、自分に力を用いて仇なす可能性が非常に高かったから、とか言っていれば良かったのになあ、と思いました。
 キラは当のラクスを守護する最強のナイトな訳で、そういう意味では確かにあの二人をほったらかしにしておくのはデュランダルの野望からすれば決して得策ではないでしょう。
 折角、デスティニープランというジョーカーを考案したのだから、もっと積極的にストーリー全体に絡ませて行くべきだったのではないかと思います。そうすれば、作品の説得力も上がったのではないですかねえ。

・閑話休題。議長は心中にてこう呟きます-戦うのだね・・・結局はあなたも・・・。このモノローグが意味するものとは何でしょう。
 ぶっ茶けて言えば来月の最終回で明らかになるのでしょうが、ひょっとしたら議長はラクスがオーブ代表に返り咲いたカガリと協調して国際政治の表舞台に立ち、正々堂々と言論で自分に立ち向かって来ることを期待していたのではないでしょうか?
 そして、もし、それが出来たなら、デスティニープランの結果を覆す人の可能性をもう一度、信じられると、そう思っていたのではないかと思うのです。
 まあ、妄想でしかないのですが、高山版ではそういう推論が組み立てられるくらい、きちんと人物描写や伏線が張られていたということではないでしょうか。ただ、そうなるとTVで見せたあの、レイの突然の変心をどうやって描くのかが、非常に不安でもあり楽しみでもあるのですが・・・。

・さあ、泣いても笑ってもあと一回。どういうラストになるのか、来月号が本当に待ち遠しいです。

ちなみに、レイがアル・ダ・フラガのクローンであることを明記した最初の書籍は「SEED DESTINY ASTRAY スペシャルガイド」ではなく、先月号のボンボンの「ガンダムCLUB+」であることを書き加えておきます。
 ちなみに、レイがアル・ダ・フラガのクローンであることを明記したと思われる最初の書籍は「SEED DESTINY ASTRAY スペシャルガイド」ではなく、先月号のボンボンの「ガンダムCLUB+」であろうと思われる。
 ただし、これによって「SEED DESTINY ASTRAY スペシャルガイド」の資料的な価値が減ずることではないことも事実であります。

・今回の一件について、当方にはmiduki-sさんを貶めたり、批判すると言う意図は一切なく、単純に設定の出所としてはムックよりも「ボンボン」の方が先立ったのではなかろうか、ということであったことは氏が推測されている通りであります。
 そして、今後のことを考えるなら、時間が経てば入手困難になる雑誌よりも手に取られ易い資料本-ムックの方が資料価値が高いのではないか、という考えにも全面的に同意する所です。
 ただ、こちらの文章の練り込みが足らず、結果として乱暴な印象を与えてしまうものになってしまったのは、当方の不徳の致す所であります。
 本当に申し訳ありませんでした。
 ご存知の方も多いと思いますが、miduki-sさんの「蒼い風の眠る場所-はてなダイアリー出張版-」は骨太な考察をされている、「SEED DESTINY」考察の第一人者であります。にもかかわらず、今回のこの一件について非常に寛大な措置を取って頂き、感謝の言葉もございません。
 今後はもっと推敲を重ね、これまで以上にどなたにも迷惑をかけないネット活動を目指していくつもりです。
 このような不始末をしでかす当ブログではありますが、願わくば今暫くお付き合いしていただけたらと、思っております。
 最後になりますが、当方の未熟さからmiduki-sさん、「シャア専用ブログ」の管理人さん、そして当ブログを見に来て下さっている方々にご迷惑をおかけしたこと、重ねて深くお詫びいたします。

11/21 管理人拝
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by shunichiro0083 | 2005-11-18 22:32 | コミック


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