2005年 10月 08日

05年9月末時点のアストレイのこと

・結局、テスタメントはZGMF-12Aだったようです。で、アウトフレームはその予備パーツとかフレームを元に、ロウが非戦闘用として造り上げたMS。それ故に、アウトフレームは高性能を発揮していた訳です。
 テスタメントの特殊能力の内、量子コンピューターへの干渉システムも本来のものではなく、奪い去ったマティスの陣営が付与したものだったようで。この分だと、VPSに似た装甲強度の可変機構も元々備わっていたものではない可能性が高いですね。
 念の為に書いておくと、ジェネシスαを連合軍特務情報部のMS部隊が急襲し、そこに置かれていたテスタメントを強奪した訳です。その際に特務情報部部隊が使用したMSが、ミラージュコロイド搭載機であった訳です-これが電ホ05年11月号に掲載された「アストレイ」のあらすじになります。

・しかし、NダガーNがC.E.71年9月の段階でロールアウトというか、実戦配備されていたとは夢にも思いませんでした。っていうか、NJキャンセラーがアズラエルの元に届いたのはその一月半前で、そこから設計やり直したとしても少々早すぎるんではなかろうか。
 まあ、確かに核動力に関する技術は完成されているものらしいですが、MSのサイズに組み込むとなればまた別問題なのではないかと思うのですがねえ。
 この辺り、記憶だけで書いているので間違いがあったら申し訳ありません。指摘して頂けると助かります-電ホを立ち読みしてきましたが、ショートストーリーでは機種は出て来ないものの、ジオラマを見る限りではNダガーNではないかと思います。ひょっとしたらブリッツの評価試験型が転用されたのかもしれませんが。それとも、核駆動じゃないただのダガーNなのだろうか。
 
・漫画版ではどうやら高いステルス性能を持つテスタメントやNダガーNの所属は連合軍特務情報部ということらしく、そこから「種運」の一連の騒動の黒幕はこいつらではないかと疑う人もいるようです。
 ただ、マティスなる謎の少女が率いる組織がどうやら連合特務情報部に対してイニシアティブを握っていたり、テスタメントのパイロット・スカウト0984がコーディネイターで、かつメンテナンスベッドを用いての「最適化」による記憶操作を受けていることからロゴス-ファントムペインの技術が用いられていることは確実だったりします。彼が身に着けているスーツもエクステンデッド用だし。
 この辺りはロゴスの実働部隊たるファントムペインが第81独立機動群として連合軍の軍籍を持っているのと同じように、マティスの組織は特務情報部に深く食い込んでその一部を私兵化しているか、若しくは私兵を軍組織として承認させているのでしょう。
 その戦力としてNダガーNという最新鋭MSが用いられているのなら、そこにはやはりロゴスの密接な関係があるとしても然程おかしくはないと思います。
 また、マティスが映し出すシルエットの映像は議長にそっくりです。
 こうしたことを考慮に入れるなら、やはり今回-「種運」の紛争の黒幕を連合特務情報部だけに求めるのは少々筋違いなのではないか、と思う訳です。

・そうしたことから考えると、個人的には今回の紛争は単純に一人の思惑から発したのではなく、ロゴス-議長-マティスという三者が複雑に入り組んで起こしたのではないかと思う次第です。
 つまり、議長がマティスにセカンドステージの情報を流し、マティスはロゴスにその情報を提供する。これを受けたロゴスはファントムペインを出動させ・・・という具合ですね。この場合、三者全てがお互いのことを知っている必要はありません。
 ただ、この推測が成り立つ為にはマティスがそれなりの力-組織や情報収拾及び分析能力、人脈、財力といったもの-を持っていないと駄目なのですが。ただ、マティスがマティアスの血縁だとするなら、マティアスが持っているのと同等の力を有していてもおかしくはないのかもしれません(マティアスの力が特筆すべきものであることは、漫画版・SCOOP-08でのベルナデットの驚きからも察せられます)。
 こうして考えるなら、議長が事前にデストロイやレクイエムの詳細な情報を入手していたのも、ロゴスではなくマティスを通じていた、ということになるのでしょう。
 ロゴスはプラントという不確定要因かつ商売敵を排除すべく軍を動かし、議長は戦争のない理想の世界を実現すべくロゴスの殲滅を謀った。ならばマティスは、と言えばルキーニのように情報を征することによって、己が世界を操っているという満足感でも得ようというのでしょうか-今はまだ分かりません。
 
・ただ、この三者で主導権を握っていたのはやはり議長ではなかったかと思います。おそらくはテスタメントやセカンドステージの情報をマティスに流したのは議長しかあり得ませんし、そしてロゴスはマティスが議長と通じていたことを知っていた様子は見えません。
 そして最終的に己の野望に王手をかけていたのが議長だけである(らしい)ことを考えると、やはり今回の一件の黒幕の中で一番の陰謀家はデュランダル議長であったと言わざるを得ないのではないでしょうか。

・しかし、今回のジェネシスαを巡る攻防について一つ疑問が。何故、ミナはジャンク屋ギルドに降りかかろうとしていた災難を事前に察知していたのでしょうね。



・ハルさんからのコメントにあったテスタメントのPS装甲の件ですが、やはり今月号の記事ではディアクティブモードから「白」に変わるだけで、格闘戦用の「赤」には変色しませんね。
 それにVPS装甲の本来の設定を尊重するなら、その雛型はストライクルージュに用いられたものですから、今回の記事であるC.E.71年の時点ではプラント側もその技術を入手はしていないと思われます。
 そうしたことを鑑みるなら、やはりここは量子コンピューターウイルスシステム同様、マティスの手による後付と考えるべきではないかと思うのですが。どうでしょう。
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by shunichiro0083 | 2005-10-08 12:36 | アストレイ


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