shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2005年 09月 04日

PHASE-46 真実の歌

・アバンタイトルから察するに、議長はテロリスト呼ばわりしていましたが大西洋連邦大統領がアルザッヘル基地にいたということは、本来かなりやばい戦闘だった可能性が高いですね、月での攻防は。
 まあ、月基地に逃げ込んでいた大統領が実は罷免されているか、若しくはそれがほぼ決定していて肩書きに(前)とつくのが確定だったから、事実上のテロリストだったとかいう風に言い逃れるのか。
 それとも、どっかの中東の大統領みたいに、ならず者国家と認定されてしまっているから、そいつはテロリストだ、という大国の論理なのか-「種運」が現代社会を色濃く反映しているという制作サイドの談話を信用するなら、後者ということになるのでしょうね。

・ルナマリアはいよいよレイに対する不信感を隠し切れなくなってしまっているような、そんな感じ。だからその腰巾着状態に成り下がってしまっているシンにも、親愛の情を抱きつつも慎重にならざるを得ないのかな、と。

・ミネルバもここに来て疲労困憊の様子。タリア艦長も着替えもせず、軍服のまま椅子でお休みです。
 けど、アーサーは頑張って艦橋に。艦長を楽にさせてあげたいという、副長としての意地と思いやりなのでしょうね。

・さて、偽ラクスことミーアですが、結局は非業の死を遂げてしまいました。ただ、それでも単なる駒として利用しつくされ、そうして捨てられて、という転落人生でなかったことは良かったと思いたいです。
 あれでアスランのように使われるだけ使われて、言うこと聞かなくなったから用済みと謀殺されるのではあんまりでしたから。
 ミーアはアスランと違い、自らの意志でそれでもいい、と議長の駒として生きる決心をした人です。ある意味、アスランのように議長から裏切られなかった分だけ、彼女の決断は間違っていなかったと言えるでしょう-それが幸せだったかどうかはまた別問題ですが。
 けど、ミーアをここで死なす理由はどこにあったのかな、とか思います。どうやら、あの策略もサラとかいう女の独断専行みたいですし-シリーズ構成上の問題だったのですかね、やっぱり。
 ただ、ミーアがラクスを庇って死んだ、というのは単なるお約束を超えた、それなりの意味があったと思います。
 もし、あそこでミーアがラクスが狙われてるのを知りつつも無視し、サラの銃弾に撃たれるに任せていれば、ミーアは偽者から本物になれていたかもしれません。それこそ、今ここでラクスに死なれたり入院とかされては困る反議長陣営から、ラクスの影武者として生きることを強いられた可能性もあります。
 どちらに付くにせよ、あの時何もしなければミーアは自分が望んだ「ラクス・クラインである」ことを手に入れられていた可能性が高いのです。
 しかし、彼女はそれをしなかった。自分の今の地位が脅かされるのを恐れると同時に、大好きだったラクスが殺されるのも嫌だった彼女は自分しかラクスを助けられないと思った瞬間、銃弾の前にその身を投げ出したのです。
 これはこの時、ミーアは議長の駒であることを拒否し、己の意志で生きたことを意味します。その結果が死であったことは非常に残念ですが、彼女の死は「種運」の物語の中でこの上なく意味のあるものであったと思います。

・マリューとネオはすっかり出来上がってますな。いいことです。

・しっかし、ここ数回のミネルバ内の描写は甘いですねえ。先週は月面の重力下で抱き合ってクルクル回ったと思ったら、今度は月軌道辺りにいると思しいのに廊下をドタドタと歩いているし。
 まあ、タンホイザーを撃つと月面に埃が舞って、ガンマ線レーザーが軍事基地に直撃すればキノコ雲が上がる世界なのだから、そういう細かいことは抜きなのかもしれませんな。
 いや、ねえ、アニメ的表現なのは分かっているつもりなんですけどね。それでも、一定の線引きは必要なんではないかと。ダイダロス基地に向かうミネルバの中と、今回の月面都市での描写がかけ離れてしまっているから混乱も大きくなってしまうのじゃないかな、とか思ったり。

・しかしあのサラっていう人も、あんまり上等な作戦を立てていなかったような気がします。ラクスらがまんまとおびき出された所をMSのビームライフルかCIWSを一斉射しれば、それでもうミッションコンプリートだったような気がするのですが。
 キラの連絡一本でアークエンジェルからアカツキが発進してこれるのですから、それこそプラント側も出来るのではないかと思うのですがね。
 どうやらコペルニクスは中立で、何処の艦船でも入れるようですし。いくら月軌道でロゴスとの最終決戦をやっていると言っても、ミーアもいるんだからMSを積んだ軍艦の一隻や二隻いても別段おかしくないと思うのですがねえ。

・そう言えば、クサナギと思しき艦がアークエンジェルの隣にいましたね。イズモ、ってことはまずないでしょうから、やっぱりクサナギでしょう。
 だとすると、何故アークエンジェルを同じ時期に、同じ場所に偵察任務に派遣するのかが判らないですね。国を焼かれて、そんなに国力に余裕のある時期ではないでしょうに、二隻の艦を同じ場所に派遣するのは無駄なような気がします。
 アークエンジェルが月に行くなら、それこそクサナギはプラントに救援物資でも積んで行くべきではなかったんですかね。そうすれば、プラントの様子が多少なりとも判ったと思うのですが。

・シンのことについてキラとアスランが話していましたが、まあ、確かに議長の言葉というのは正しいし、(画面の外でちゃんと証拠を提示していると仮定するなら)間違っていない訳です。そうした議長の言動を信じるなら、レイの言葉も多少過激ではあるけれどやはり間違ってはいない。
 問題はキラやアスラン、ラクスらが疑問に思っているのは議長のそうした部分ではなく、それ以外の所にあることなのでしょう。そして、彼らは今の所一冊の古びたノート以外はきちんとした物証がないように見えます。
 逆に言うと、シンは議長やレイの言葉に正しさと真実があると思うからこそつき従っているのであって、それが欺瞞であったことが判明してしまえば離反するのは結構容易いのかな、とも思います。
 けどそうだとすると、それはシンがザフトという軍事組織の一員になりきれていない、ということの裏返しでもあるのですが。普通に軍人していれば、内心、不満や疑問を持つことはあっても上からの命令には絶対服従ですからね。あんな風な心理操作は不要なんですよ。それが一兵卒というものなんじゃないんですかね。
 そうして考えると、フィクションとは言え議長が考える「DESTINY PLAN」というものの実行が如何に難しいかが分かるような、そんな気がして来るから不思議です。っていうか、実行される前にそれを証明してしまうのはどうかと。

・来週は「ミーア」ですか・・・次回予告を見る限りでは総集編にしか思えないのですが。新規作画、殆どなかったし。
 いや、あれで素材となる映像は使い回しでも、全編ミーアのモノローグで知られざることが暴露される、とかいうのならそれならそれでいいと思うのですが-どうなりますか。

・個人的には整形前のミーアは好きですね。彼女はむしろ、プラントではなくてオーブとかの方が幸せに暮らせたのではないか-そんなこともふと思いました。

 満足度=☆☆☆/2★★(二個半)
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by shunichiro0083 | 2005-09-04 08:40 | 感想


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