2005年 07月 23日

シニ・マスカさんへの返答

>シニ・マスカさん

 こちらの都合で返答が遅れてしまい、シニ・マスカさんには申し訳ありませんでした。
 もうお判り頂けていると思いますが、この「エキサイトブログ」のコメント欄は文字制限が大きい為、このような長文のやり取りには向きません。
 そこで、前項「マルチロックオンシステムのこと併せて改良型量子インターフェイスのこと」に対するコメントの返答にはエントリーを新たに立て直させて頂きました。
 ご了承下さい。

 それから、これは今回に限らずこのブログにおける大前提ではありますが、ここでの僕が書き込んでいる記事はあくまで僕が理解している内容であり、公式設定等を参考にしてはいますが、その結論は詰まる所“僕なりの解釈”でしかありません。
 ですから、これからここに書かれることもシニ・マスカさんの仰っていることを全面的に否定する、ということではなく、「こういう意見や考え、捉え方もある」程度に受け止めてもらいたいと思います。
 勿論、シニ・マスカさんの意見に僕が全面的に納得が行かない、とかそういう訳ではありません。シニ・マスカさんの意見には頷ける所がありますし、それについて納得し、受け入れることは吝かではありません。
 ですが、勝ち負けではない以上、お互いがどちらかの主張に全面的に屈する、ということもない筈です。僕はこういう風に考えているが、それを以って自分とは異なる貴方の意見を否定しようとは思わない、ということです。

 では、前置きが長くなりましたがこれから自分なりの考察を書いていこうと思います。



・さて、まず最初に僕の立ち位置をはっきりさせておきたいと思いますが、僕は「種」や「種運」について、「本編だけが全て」とは思っておりません。
 「アストレイ」「MSV」「データコレクション」「オフィシャルファイル」「インスト」等、これら発表された媒体の内容、全てが今回のような考察には付いて回ると思っております。
 勿論、全てのものを収集出来るとも考えてはいませんが、それでも出来る限りのものを集めたいと考え、実行しているつもりです。
 その上で言うなら、C.E.世界において、Nジャマーの使用によってレーダーや電波通信の使用が不可能となり、遠距離からの精密誘導兵器が不可能になっている、という世界観は僕とシニ・マスカさんは共有していると思います。
 ただ、異なっているのはその先で、僕は遠中距離の精密射撃は封じられている(近距離ではIRやレーザーセンサーが代行し、可能)と思い、シニ・マスカさんは中近距離では可能と考えている、ということではないかと考えます。

・僕はAMM-アンチミサイルミサイル:迎撃ミサイルは高性能なIRセンサーに拠るものと理解していますし、イーゲルシュテルンやCIWSによる対空迎撃はそれプラス、レーザーセンサーによるものではないかと思っています。
 具体的にはAMMならば、艦のコンピューターがミサイルに予想軌道をインプットして発射。その後はIRセンサーや磁気センサーに切り替え、精密誘導を行う。
 対空迎撃は船体上に配置されたレーザーセンサーやIRセンサーが艦周囲を索敵し、自動で発射する、という感じでしょうか。
 さて、現在現実世界で主流であるイージス戦闘システムは対艦ミサイルを攻撃機が撃墜し、接近する攻撃機や爆撃機をイージス艦のVLSから発射される対空ミサイルによって撃墜する、という役割分担が出来ていると聞き及んでおります。
 しかしながら、C.E.における戦闘はこれとは逆で、対艦ミサイルをコリントス等の対空ミサイルで撃墜し、攻撃機や爆撃機に相当するであろうMSについてはMSがこれに対抗しています。
 航空機とMSという異なる兵器体系の機動力や運動性を、同じ俎上で語るのは間違っているかもしれませんが、それでもC.E.世界で中距離精密射撃が行えるなら、現実世界のイージスシステムとその役割が逆転することはないのではないかと思います。

・また、C.E.において近距離でもレーダーや電波の使用が困難なのではないかと僕が考えるもう一つの理由に、ドラグーンシステムがあります。
 ご承知の通り、ドラグーンシステムとは量子通信を用いることでNジャマー影響下でも安定した無線誘導が行える、他に類を見ない兵器です。これに関してはほぼ、全ての書籍で一致しており、ここからも比較的近距離でも電波の使用が極端に制限されている、ということが判ると思います。
 「Xアストレイ」でもNジャマーによる電波障害に影響されないもの、として量子通信が解説されており、電磁波による精密誘導が極めて難しいからこそ、新たな技術である量子通信が導入されたと理解しております。
 こうしたことから僕は、C.E.では電波に拠る精密誘導は距離を問わず不可能であるが、比較的近距離であればIRセンサーやレーザーセンサーで肩代わり出来る、と考えるに至っています。

・次に何故、マルチロックオンシステムが艦船や量産型MSに搭載されていないのか、という点です。
 艦船については、確かに近距離についてはシニ・マスカさんの仰る通り、マルチロックオンが為されていると思います。が、これについては前述の僕の論理でも充分可能ではないかと思います。
 では、量産型MSについてですが、確かに「イージス艦」について仰るのであれば、確かにその通りです。異論はありません。
 ですが、こうしたマルチロックオン-或いは長距離多目標同時攻撃能力は何もイージス艦だけではないのも事実です。F14トムキャットという、量産された戦闘機があります。この機体は優れたレーダーシステムとそれに連動するFCSを搭載することで、長射程空対空ミサイル・フェニックスを最大6目標に対して同時に攻撃可能と言われています。
 確かに「イージス艦」の性能を量産型MSに持たせることは不可能だと思いますが、F14トムキャットの能力を持たせることが不可能であろうとは思えません。
 にも関わらず、ザフトの量産型MSにはマルチロックオンシステムが搭載されてはいません。最高級機の一つであろう、デスティニーにでさえ、です-まあ、現段階での話ですが。
 これこそ、「マルチロックオンシステムが誰にでも扱えるものではないのでは」ということの証明ではないでしょうか。 
 ちなみに、「デスティニーは近接戦闘に特化した機体であり、そもそもマルチロックオンシステムを必要とはしていない」という向きもおられるかもしれません。ですが、ザフトにはMS用オプションパーツとして「ミーティア」を建造した、という過去があります。
 だとすれば、デスティニーがこれを運用する事態も充分考えられる筈であり、その備えとしてマルチロックオンシステムを搭載していてもおかしくはないと思うのです。
 それが見えて来ないのは、残念でもあり、寂しくもあります。今後、デスティニー専用ミーティア、のような機体が出てくれるなら、それはそれで嬉しいのですがね。

・さて、これに関連してですが、「種運」になってから早期警戒機としてのMSが二種、登場しています。ムラサメ偵察型と、AWCSディンです。
 ただ、これはユニウス条約が締結され、比較的Nジャマーの影響が少なくなった、という前提で開発された機体なのか、と考えています。
 背部のレドームも単なる電波式のレーダーだけでなく、IRセンサーやレーザーセンサー等、様々なセンサー類を複合させたものなのではないかと。

 長々と書いてきましたが、以上が僕のシニ・マスカさんに対する返答です。繰り返しますが、これが唯一の正解ではなく、所詮、僕なりの考察であり設定でしかないのです。
 これをシニ・マスカさんに受け入れろ! などというつもりは全くありませんが、世の中にはこんな風に考えて面白がっている人間がいる、くらいに思って頂ければ幸いです。
 あと、コメント欄はいつでも開いているので、また、何かありましたら書き込んで頂けると嬉しいです。
 ご清聴、有り難うございました。
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by shunichiro0083 | 2005-07-23 12:14 | 設定


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