2005年 06月 05日

「桑島フォーエバー」御礼のこと

・どうも、ここ数日季節外れの風邪に罹り、重篤な状態に陥っていた管理人のshunichiro0083です。
 
・さて、本日は東京は秋葉原で開催されました種運女キャラオンリーイベント「GIRLSーPHASE」にて当サークルにお立ち寄り下さった皆様、本当に有り難うございました。
 ・・・と、言ってもここを覘かれていらっしゃる方々の大半にはお判りにならないことでしょうから、事情を簡単に説明いたしますと。種運の女キャラーカガリやラクス、タリアなどを扱った同人誌を中心とした、即売会があり、それにここの管理人が参加していた、ということです。
 名義は「桑島フォーエバー」というものになってはいたのですが、イベントの公式サイトをクリックするとここに飛ぶ仕様になっていたらしいです。

・本日のイベントは小規模ながら、スタッフ・サークル・一般参加者の皆が一体となって盛り上がった、近年にない和気藹々とした楽しいイベントであったと思います。
 次回は早くて来春ということでしたが、その時にはもっとちゃんと参加したいと思っております。
 参加された皆様、本当にお疲れ様でした。再会出来る日を楽しみにしております。



・それでは、当日配布したペーパーの文章をUpしてみましょう。テーマは「良かった探し」ということで。
 明らかな誤字脱字や、分かりにくい表現の手直しを除いて基本的にはペーパーと同じ文章です。あと、前後のご挨拶は省いてあります。予めご了承下さい。

 「種運」はまあ、御蔭様でアニメ誌はおろか、日経キャラクターズ! に毎回取り上げられるまでのヒット作となった訳です。クールごとに変わるOP・EDも毎回オリコンチャートの上位にランクインし、そういう意味では「機動戦士ガンダム」以来の話題作と言っても過言ではないでしょう。
 ここまでヒットした要因を考えるなら、やはりそれは「ガンダム」という金看板があることを避けては通れないでしょう。勿論、「ガンダム」と名が付けば全てがヒットする、と言っている訳ではありません。事実、時間変更の上打ち切りを喰らった「X」もあれば、良質のドラマでありながらヒット作とはなり得なかった「∀」というものもありました。
 では、それらの作品と「種」や「種運」が異なるものは何か-と、問われれば第一にはキャラクター、第二にはメカニック、それぞれのデザインであったと思います。「X」も「∀」もそれぞれに個性的なキャラクターではありましたが、残念ながら10代のファンにアピールするまでにはいかなかったのではないかと思います。
 個人的には「∀」のシンプルな、しかし明確に個別化が図られたキャラクター達は大好きなのですが、それは残念ながら若い子達には受け入れられなかったようです。この点、「種」と「種運」はキャラクターデザイナーに平井久司氏を起用し、これまで「無限のリヴァイアス」や「スクライド」で若い世代に好評だったデザインを取り込んだ、と言えるでしょう。
 メカデザインはメインデザイナーに大河原邦男氏を採用し、「∀」のような「可能性としてのデザイン」ではなく、手堅い「基調路線」としてのガンダムを見せることで従来のファン層にもアピールしているようにも思えます。また、艦船などMS以外のメカデザインには山根公利氏を起用することで、大河原デザインにはあき足らぬコアなファン層を取り込んだ、と見るのは穿った見方でしょうか。
 こうした「手堅い造り」は何もデザイン部分だけではなく、ドラマ部分にも言えるのではないかと思います。「種」において「親友同士が戦場ににて敵味方となって再会し、戦わねばならない」という深刻な問題を導入部に持ち込みながら、それを徹底的に追求するのではなく群像劇の一部に敢えて埋没させることで深刻化させず、さらりと流して更なる展開への引きとさせた手並みは「種運」でも健在です。
 こうした「今風」のドラマ仕立てにすることで、現代の重厚な物語にあまり慣れていない世代にもアピール出来るストーリーとなったのではないでしょうか。反面、それは年長のファンからは不評となって現れたりもしましたが、「21世紀のファースト」たらんとする「種」や「種運」が目指さねばならない境地を慮るなら、それはそれで仕方のないことなのかもしれません。
 この現代風のドラマが「種」「種運」の三番目のセールスポイントだとすれば、第四のそれは人気声優の惜しみない起用、ということになるでしょうか。これによってともすれば「ガンダム」には見向きもしなかった-或いは離れてしまっていたファン層を取り込むことに成功した、ということになるのでしょう。また、バイプレーヤーとしてさり気なくベテラン声優を起用しているのも評価が高いです。
 ですから、そういう意味において、「ナチュッラウとコーディネイター=人種差別と遺伝子問題」や「ロゴス=非戦・戦争の終わらせ方」というのは優れた物語の取っかかりであったと思うのです。
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by shunichiro0083 | 2005-06-05 23:41


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