2005年 05月 29日

PHASE-32 ステラ

・今週のデストロイの虐殺&大破壊のシーンは先週に比べると結構良かったですね。泣く子どもをザフト兵が抱き止めた瞬間、デストロイのビームで焼かれてしまったり。結構、心に残りました。

・どうやらザフトは各地の反連合の各都市に、駐留軍を送り込んでいると思われる節がありました-評議会のシーン。
 そうして考えると、ザフトは地上の幾つかの都市に軍を駐留させているようです。それが住民からの依頼でそうなっているのか。それとも、各国の軍を実力で排除して居座っているのかまでは分かりませんが。
 ディオキアなんかもそういうパターンなのでしょう。これも「積極的自衛権」なのでしょうか。

・さて、今回のこのデストロイの反連合都市の襲撃によって、図らずともセイラン親子による世界安全保障条約への加盟の正当性が傍証されてしまった、と思ったのは僕だけでしょうか。
 もし、あの時カガリが強行して条約加盟を拒んでいたら、デストロイはないとしても遅かれ早かれ連合軍による再びのオーブ侵攻を招いてしまったのではないかとは想像に難くありません。
 これまでこうした仮説は「種」は兎も角「種運」では推測に過ぎなかったのですが、今回のデストロイのユーラシア西部地域への侵攻がジブリールのあの考えから起きたのであれば、かなり可能性の高い可能性であったと思います。
 それじゃあ、オーブがプラントと組む、という選択肢はどうだったかと言えばやはり今回のザフト都市駐留軍の敗北からも、その戦力はやはり反連合地域を守るに足るものではないのではないかと愚考します。
 なお、今回のザフト軍の敗北はデストロイという規格外の兵器によるものだ、という意見もあるかと思います。が、基本的に連合とザフトの戦闘は自分に有利なフィールドで戦った方が勝利しています(除く、ミネルバ)。まあ、兵法の基本と言えば基本ですが。
 そういう意味でも、やはり宇宙を本来のフィールドとするザフトは地上においては連合に遅れを取るのも仕方のないことではないかと思います。そして、そこいら辺を冷静にセイラン親子は計算しており、プラントにつくよりも連合に与する方がより自国の為になると判断したとしても、誰も責められないと思うのです-無論、セイラン親子が連合高官と誼を通じていた可能性も低くはないのですが。

・やはり、キラはネオに何かを感じ取っていますね。捕虜にするように指示していますし。
 しかし、やっぱりキラのあのやり方は不殺じゃないよねえ。空飛んでる機体を落とせば、例えコクピットを潰していなくても衝撃でお亡くなりになってしまいますよ。
 次回予告を見ると、ネオも何とか一命は取り留めたようですが医務室のベッドの上だったし。名のあるネオでさえそうなら、他のパイロットの皆さんの運命は・・・ブルブル。

・いや、まあ、なんだかんだと書き連ねてきましたが、やっぱり一番ショックだったのはオクレ兄さんでしょう。
 唐突に出てきたムラサメ3機に翻弄され、しかも1機も撃墜出来ず。形勢が不利になったのを見て戦線離脱しようとしたのも束の間。とうとうビームの直撃を喰らってしまい、小破した所を小隊長機-であろう-のビームサーベル龍槌閃で機体もろとも真っ二つにされてジ・エンド-あ、あんまりだあ?!
 それでも他の二人のエクステンデッドは主人公やもう一人の主人公に討たれて散ったし、そこに至るまで多少のドラマもあったというのに。何でオクレ兄さんだけがあんなぽっと出の脇役に斃されなければならなかったのだろう。一人、碌なエピソードもなく、ブロックワードも分からないまま。納得が行きません。
 先週から嫌な予感はしていましたが、幾らなんでもこんなあんまりな死に方をするとは・・・絶句です。合掌-それとも、生きているのかな、オクレ兄さん。ちゃんとした描写、なかったから。だとしたら凄いけど。

・かくしてステラも死に、ファントムペインは崩壊寸前ですね。今やかの部隊で捕虜にもならず、ちゃんと生き残っているであろう名のある人物はイアン・リーしかいなくなってしまったという。
 もうこのままブルーコスモスの私兵も、連合軍部隊もごっちゃになってしまうのでしょうか。それで指揮系統が乱れる訳でもなさそうですから、不都合はないんでしょうけどね。

・なんかシンはおのまま増長してしまったら、その内レイ以外の友達がいなくなってしまうのでは、という気もします。
 少なくとも上司であるアスランとは完全に不仲になってしまいそうです。で、デストロイを破壊した-その結果、ステラを殺したキラとフリーダムを憎むようになる、と。
 けど、シンがステラをミネルバから連れ出さなかったら、少なくともデストロイには乗らずにすんだのは事実。幾らあのままにしておけば死ぬに任せるしかなかったかもしれないけれど、それでもシンはステラを連合に返すべきではなかった。
 結果論かもしれないけれど、実はそれを回避出来たかもしれなかったのは前回のアスランの台詞からでも分かる通り。一人で思い悩み、一人で突っ走ってしまったシンはやはり責められても仕方ないだろう。
 けれど、そういう自己批判とか反省とかもないまま、キラ憎しでいっちゃうんだろうなあ、シンは。そしてそれはキラを重大な不確定因子と認識している議長の思う壺である、と。
 けど、今回のこの一連の出来事が全て議長の掌の上、ということはないでしょう。っていうか、無理、絶対。
 いや、ひょっとしたら『多少の手違いはあったが、概ね私の思い描いた通りに皆動いてくれたよ。有り難う』くらい言ってしまうかもしれない-『多少の手違い』について、具体的に言及することなく。

・さあ、来週は議長が動きそうです。物語も本格的に動き始めるのか?

 満足度=☆☆/2★★★(一個半)

※ちなみに、「続き」には大したことは書いてありません。少々の愚痴と、ほんの一つまみの「毒」くらいです。
 それでもいい、という奇特な方だけどうぞ。



・いやあ、1時間かけてかいた感想が飛んでしまいました。すっげえ、ショックっす。なんか、モチベーションが下がりまくりですよ。
 いつもと文体が違うように感じられたとしたら、それはそういう理由です。トホホ。

・今日の回を見て思ったのですが、シン=カミーユで、ステラ=フォウならばルナマリア=ファってことになるのでしょうか。
 個人的にはステラツーが出るのかと思っていたのですが、だとするならロザミアに相当するエクステンデッドがこの先登場するんですかね。
 で、それがマユそっくりだと。うーん、どうなるんだろう。そうなったら、あっさりシンがザフトを裏切ってしまいそうで怖い(笑)。

・あのシンとステラの魂の触れ合いに見せかけたイメージシーンは果たしてどちらが見た幻想だったのだろう。
 その後のカットからするとステラが見た夢だったようであるけれど。

・ステラも死んでしまいましたね。シンの民衆の虐殺を憎む心と、ステラを愛する心の葛藤があまり表現されていなかったのが残念ですが、スピーディな展開の為には仕方なかったのでしょう。

・ザムザザーの時も書きましたがもう一回「デストロイ、量産されないかなあ」

・タリア艦長のシンに対する限りなく社交儀礼に近いお言葉が素敵でした。決して自分は期待している、と言わない辺り。
 あれでは個人的な心情としては、シンよりもアークエンジェルの方に親近感を抱いているのかもしれませんね、タリア艦長は。

・ネオの素顔って、ムウに似てるんですか。あんまり似ていないような気がするんですが。

・ストライクルージュ、戦闘には直接参加せず、奇跡的に生き残ったベルリン市民を楯で流れ弾から庇っていましたが、その人達は戦闘終結後どうなったんでしょうね。
 アークエンジェルが助けてくれてればいいんですが。それとも、ミネルバが助けるのか。若しくは、遅れて到着するであろう、ザフトの部隊に助けられるのか-それまで、冬のあの廃墟と化した街で持つのか。
 最悪の場合は連合軍によってサーチ&デストロイされることですか。
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by shunichiro0083 | 2005-05-29 13:45 | 感想


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