2005年 05月 27日

ボンボン版種運・05年6月号を読んで ネタバレあり!

・この所オリジナル展開を見せつつある「高山版種運」な訳ですが、それがどうにも微妙にいい感じです。
 前々から書いていることですが、ストーリーの取捨選択がなかなかに大胆で、小気味良いのでこっちとしてもかなり爽快感があります。ネームでかなり苦しんでいらっしゃるのでしょうね。ときた先生が「W」の連載を振り返られたインタビューで、そのようなことを話しておられましたのを思い出します。

・しかしながら、高山先生の話は行きつ戻りつはしても、TV本編であった要素は漏れなく押えるので、来月で今回出て来なかった部分も何らかのフォローがあるのかな、とも。



・今回のお話もロドニアの一件がなくなり、ハイネの戦死からそのままTVで言う所のクレタ島沖海戦に突入しています。いやあ、いくら順当なものだったとは言え、前回の予想がこうまで当たるとは夢にも思いませんでした(苦笑)。
 それでもアウルは討ち死にし、アスランも敗れ、カガリは説得に失敗し、キラは不殺するという、概ねTV本編に準じた展開と言っても差し支えないと思います。
 そんな中、シンはガイアのコクピットを切り裂き、自分が再会を約束した少女-ステラと戦場にて再会するまでをきっちりと描き切って今月は幕。いやあ、本当に凄いお手並みだと思います、高山先生。
 冒頭のシンの便所掃除が最高にイカしてました。

・今月は「種」の総集編も発売されていて、その表紙やポスターなんかも書き下ろされていましたから、さぞや大変だったろうと思います。
 コミックス持っているから買うのに二の足を踏んでしまいましたが、やっぱり買っとこうかな、総集編。
 以前、特撮ファンの後輩がその作品が好きならば、それの玩具を買うことは直接にその作品を支援していることなんですよ-そう言っていたのを思い出されます。そのシリーズのスポンサーが出している玩具をきちんと買う、ということはその作品は人気があるのだとスポンサーに声を届けるのと同じなんですね。
 まあ、そういう意味合いもあって「種」の時には買っていなかった“OFFICIALFAILE”も買うようにしているのですが。ここはもう少し踏み込んでいかなきゃいけないかな、と。

・そう言えば、以前「Amazon」で「種運」のDVD紹介のコーナーのカスタマー・レビューが紛糾していると書きましたが、規模は圧倒的に小さいものの似たようなことがこの高山先生版コミックスでも起きているようです。
 ただ、こちらは本編DVDのように内容に関する批判や擁護の応酬というよりも、どちらかと言うと絵柄が嫌いだとか、キャラが違う、とかいう風な感じです。
 僕は高山先生のファンなので、絵が下手で汚いとか、デッサンが狂っているとか、言われてもピンと来ないですけどねえ。むしろ、昨今の作家さんの中では上位に入る方ではないかと思っているのですが。
 まあ、そういうのは個人個人の感じ方ですので、とやかく言うのは野暮ですかね。ただ、高山先生の「種運」を批判するのに、マガジンZの岩瀬先生のものを持って来るのはどうかと思いました。

・ちなみに、2chでは高山先生の「種運」はかなり評価が高いのだそうで。
 僕はあそこは殆ど見ないので懇意にしている方からの又聞きなのですが、それも分かるような気がします。
 個人的には高山先生に一年間という制約なしにじっくりと、腰を据えて「種運」という物語を再構成して漫画化して欲しいとまで思っちゃいますね。
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by shunichiro0083 | 2005-05-27 20:25 | コミック


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