shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

taneunn.exblog.jp
ブログトップ
2005年 04月 16日

ボンボン版種運・05年5月号を読んで ネタバレあり!

・今月、先月と独自の展開を見せているボンボン版「種運」ですが、これがなかなか僕好みでいい感じです。
 基本的に物語の流れがミネルバ寄りに整理されているので、分かり易くなっているのもその一因かと。幹に当たる部分がしっかりしている上、枝葉もちゃんと剪定されていますからストレスなく読めるのも嬉しいですね。

・しかしながら、ハイネにまつわるエピソードがあそこまで変更になるとは思いませんでしたよ。



・実はボンボン版ではシンとステラの邂逅について、あそこまできちんと描くとは思っていませんでした。
 きりのいい所で「次号に続く」だったので、てっきり自室で物思いに耽るシンの回想-ってな感じで頁数を節約するんだとばかり。
 ところがそんなことはなく、サービスシーンこそカットされているものの(僕としてはそれが正解だと思います)、きちんと「死ぬ」というブロックワードと、それに抗う「守る」というシンの言葉が描写されていて、いいアレンジだったと思います。
 錯乱するステラの横顔がちょっと怖かったですが(苦笑)。

・ネオと大人の会話をするユウナも、TV本編よりもちゃんとした政治家として描かれていて好感が持てました。
 しかしこのシーンでネオがムラサメのことを「MSと戦闘機の能力を兼ね備えた優秀な機体(ウロ憶え)」と言っていたということは、オーブのことを連合が脅威に感じている、ということの現われなのかな、とも思ったり。
 まあ、実際は用兵思想の差なんでしょうが。そう言えば、オーブの軍事力ってユニウス条約での取り決めに含まれるのかなあ。

・ハイネ、こちらでも出番は二ヶ月と短いものでしたが、その印象の強烈さはTV本編の比ではないと思います。
 ファントムペインの奇襲を受けたミネルバを救い、ブリーフィングに遅刻したシンを何気に庇い。そして、インパルスを怨敵と狙うガイアよりの一撃より身を挺して楯となり、散って行ったハイネ。
 不謹慎かもしれませんが、最高に格好良かったと思います。
 本編のあらすじでよくあった「アスランとミネルバ隊の潤滑油」とはちょっと違いましたが、あのまま行けばムードメーカー兼世話役としてC.E.のリュウさんの異名を恣にしていたかもしれないのに・・・返す返すも残念でありません-まあ、ボンボン版での話ですが。

・しかし、ここまで話が変わって来ると来月号も本編とは違ったボンボン版独自の展開となるのは必定ですね。それとも、ロドニアの辺りで何とか折り合いを付けるのでしょうか。興味は尽きません。

・それにしても、幾ら独自の展開とは言え回想シーンをなくすとここまで話がまとめられてしまう、というのはショックですね。無論、議長の演説などもカットされているのですが。
 実はこうした所々の改変というのは「V」以降のボンボン連載ガンダム漫画では実に(苦笑)よくあることでもあります。
 「V」などはその典型-というか極北で、そもそもカテジナさんが出て来ない罠。その癖、騎士Vガンダムとかは出て来るという(苦笑)。宇宙空間で座禅しているヴェスパの名のあるパイロットとかも出て来るし(註:TV本編にはいません)。
 個人的にはときた先生が「G」ではなく、「V」のコミカライズをされていたら現在はなかったのではないか、とも思っています。
 そのときた先生はボンボンのガンダムコミカライズの一時代を築いた方だと僕は思っているのですが、そういうときた先生でさえも「W」や「X」では大胆なまでの独自展開を行っておられます。
 「W」ではサンクキングダム再興の前後であったり、ゼクスがニュータイプと看做されていたり(これは初期設定の名残りなのだけれど)。「X」ではなんと、エスタルド編が丸々なくなったりとかしてましたしね。
 けど、漫画としての面白さは損なわれていなかったし、本編とのリンクもそんなに問題にはなっていなかったように記憶しています。
 考えてみれば、四週分を一回の漫画にまとめねばならない訳で。そりゃあ、尋常でない苦労がおありなのだろうと思います。
 そういう中で僕ら読者に面白いものを提供してくれている高山先生には、本当に頭が下がります。後半年、頑張って欲しいです。
[PR]

by shunichiro0083 | 2005-04-16 10:03 | コミック


<< PHASE-26 約束      スーパーフリーダムガンダムのこと >>