2013年 04月 09日

続、特命戦隊ゴーバスターズ・最終回のこと

・前回の記事のコメントで震災で家族を無くした子にむけてのメッセージだった、と知りました。それは失くしたものは返って来ないから、前を向いて生きよう、ということだったそうです。

・個人的にはそれはない、と思います。なので、自分の気持ちを整理する為に少し記事を書いてみようと思います。

・いつもの繰り返しですが、これは批判的な記事ですのでゴーバスターズがお好きな人は読まない方がいいですよ。



・ま、とは言え大した話ではありませんが。
 最初から亜空間に消えた人々も、陣も死んでしまうという結末にするのなら、あんなに劇中で生還を匂わせる描写をしなければ良かった。それだけです。
 エンターの口から亜空間に消えた技術者は脳髄のみがデータ化され、洗脳済み。肉体は処分されてしまっている。陣も同様になる筈だったが、Jの機転で助けられて個人的なラボで反攻の機会を待ち続けていた-こんな風にしておけばもっとメッセージははっきりしていたでしょう。
 あれではあまりにも中途半端です。もっと言えば、単に意地が悪いだけです。

・あの世界でのアバターがどういうものかは今ひとつはっきりしませんが、少なくとも生命体のデータがあれば構築出来るなら別にデータ化されたとしても、元の有機体に復元することがそう難しいとは劇中の描写からは思えません。
 終盤の陣の話も悲壮感がある割にはよく分からず、最後の自己犠牲も含めて正直、情緒に逃げた-としか思えませんでしたし。
 前回の記事ではぶれなかったと言いましたが、メインスタッフが伝えたかったメッセージと言う部分ではぶれまくりとしか言いようがないですね。

・更に言うなら、そういうメッセージを込めるならば敵は天災であるべきだったでしょうね。劇中では明かされることはありませんでしたが、メサイアはウイルスによって生じたものとされています。
 コンピューターウイルスが自然発生する訳はないので、言うなればこの騒乱は人災なんですがその元凶が明かされることはついにありませんでした。
 本当にメサイアがあの巨大地震の暗喩だとするなら、それではいけないでしょう。恨んでも、恨めないのが天災なんですから。そう言う意味では劇中で戦隊サイドが犯人捜しをしないのが不思議でした。どうして、張本人を放っておくのか、と。

・と、まあ、こんな感じでしょうか。
 こうして見るとゴーバスターズは本当に戦隊シリーズきっての異端児だったのだなあ、としみじみ思います。良くも悪くも、メインライターの色が出過ぎてしまったのだなあ、とも。
 キョウリュウジャーにはこのまま王道を走って頂きたいものです。王道、本道あってこそ異端があり得るのですから。
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by shunichiro0083 | 2013-04-09 07:27 | 特撮


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