shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2012年 12月 26日

#48 絶望の煌き

・うーん、「揚」に限らずこの所のガンダムって大概そうなんですが、どうにもシリーズ構成と脚本がメタメタ、という印象が強いです。
 その中でも特に「揚」はダメダメでした。まあ、実際、「種」からこっちはやる度に底を抜かして行くと言う凄まじさだった訳ですが。やはり、素人にシリーズ構成とメインライターをやらせる、っていうのがもう大問題だったんでしょうねえ。サンライズさんは-如何に親会社のバンダイからのプッシュもあったにせよ-日野社長の起用についてはもう少し、なんとかならなかったんでしょうかねえ。
 素人が口出ししても、往々にして碌な目に合わないっていうのは単なる通説ではなく、疑いようのない世の真理だと思います(勿論、何事にも例外はあるにせよ、です)。
 これについては大問題だと思いますので、何度でも書かせて頂きます。

・外伝との連携も無きに等しかったですしねえ。本来ならばコロコロできちんとしたコミカライズをやるべきだったと思いますが、それが出来ないならもっとTVと密接にリンクした話で勝負すべきだったんじゃないでしょうか。
 まあ、キオ編に相当する未来からやって来たとかいう話の割には作ったガンダムがAGE-1とかいうお粗末ぶりなんですけど。そこは少し無理してでもAGE-3を出すべきだったと思います。
 シドの追憶もTVの方では無かったことになってしまいましたし。いやあ、如何にノウハウがないとは言え、もうちょっと他にやりようがあったのではないかあ、と。
 余談ですが、トレジャースターではばっちり、タイムパラドックスが起きてます。そりゃあ、もう、正々堂々と。幾ら時間ネタが本筋ではないし、読ませる相手がコロコロの読者とは言えもう少し捻りがあっても良かったんじゃないですかねえ…。



・「銀英伝」では「人は思想の為には死なない。思想を体現した人の為に死ぬ」みたいな台詞がありましたが、イゼルカントはどうもそこまで立派な人だったとは到底、思えません。それはフリットやゼハードも同様です-ちなみに、冒頭の台詞を言われた人は〝魔術師〟ことヤン・ウェンリー(だった筈)です。
 イゼルカントがゼハードらから狂信的な指示を得ていると言われても、それが具体的な描写がなかったから全然ピント来なかったんですよね。本来ならもっと早い段階でイゼルカントが何をしたのかを描写しておけば、もっとゼハードらの盲信ぶりにも説得力が出たと思うんですけどねえ。そういう意味でも三世代っていうのは貢献しなかったというか、意味がなかったというか。
 フラムの自己犠牲がぎりぎり納得出来るかなあ、と思えたのは個人的な男女の恋愛関係に落とし込んだからでしょうかねえ。

・逆にこのフラムと刺し違えて散った公然猥褻カットことオブライトに文句が無いのは、描写は薄いものの3クールを通してのトータルがあったからこそ、でしょうね。
 確かにきちんとした描写があったとは言い難いですが、それでもアセム編でヴェイガンの攻撃で恋人を失い、それ以降、死に場所を探して来た男と言うイメージが朧気ながら伝わって来ていましたから-それがスタッフの意図した所だとしたら大問題ですが。
 視聴者に甘えているのは問題ですが、それ以外はそうしたことすら出来ていないので、多少でも描写のある公然猥褻カットが引き立ってしまうと言う哀しい現実なのでした。

・ディーヴァもここでようやくお役御免です。数少ない、本編で艦名が呼ばれる軍艦でしたが、ハイパーメガ粒子砲(違う)を撃つってことしか印象に残っていないのは何故でしょうねえ。

・で、ゼハードも死ぬ訳ですがなんといいますか、蛇足感しか感じられませんでしたねえ。今更、高校時代の思い出とか言われてもなあ、と。
 別にゼハードが地球侵攻指揮官になる、とかいう無茶ぶりしなければ良かったんじゃないのか、とも思いますけれど。二人とも高校生なのに、高性能MSに乗って放課後はスクランブルする-そんな展開で良かったんじゃないのかなあって。
 そうすれば充分、テコ入れになったのではなかったかと、本当に今更ですがそんなことを思いました。
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by shunichiro0083 | 2012-12-26 18:21 | AGE「感想」


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