shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2012年 12月 26日

#46 宇宙要塞ラ・グラミス

・頑張って寝る前にあと一本。

・そう言えば「バクマン」で連載初期の描写を拾って、あたかも伏線であったかのように見せるというテクニックが紹介されてましたが、「揚」でこれをやったのが生きるチャンスを与えた、ってやつなんでしょうね。
 しかしながら、一見、いいアイデアのように見えてもそれ以外がグダグダで、そちらには手当をしなかったから底が浅く、すぐに見透かされてしまうという体たらく。
 こんなことなら最初っからストレートに、火星圏国家・ヴェイガンを名乗って地球連邦政府に宣戦布告をし、侵略戦争を仕掛けたのであった、ってやっておいた方がまだましだったと思うんですがねえ。



・TV版では通常動力で火星-地球間を航行して来たとしか語られないセカンドムーンですが、小説版ではなんとワームホールを用いた空間跳躍をしたことになってます。凄いですね。
 まあ、どちらにせよそれが出来るようになった段階で、とっとと火星から逃げてこれば良かったんじゃないの、と思いますが。
 何せ火星圏は風土病である-かのように見えて、実は強力な磁気嵐による人体への悪影響だった-マーズレイが蔓延していているのですから、わざわざこんな所に居残る理由はないんですよねえ。
 本当にイゼルカントは人民のことを自分の信念を達成する為の道具としか考えてはいないのでしょう。

※ちなみに、実際には火星の磁気圏はとても弱いのです。火星への植民を現実問題として考えた場合、全惑星規模の地磁気が存在しないことと、薄い大気圏とによって有害な宇宙線が減衰せずに地表にまで届く、という問題が指摘されているくらいです。
 なので、火星で強力な磁気嵐というのは科学的にはあまり説得力のない設定ということになります。しかしながら、それでも自分はヴェイガンのコロニーは火星地表に建設されていると思ってました。
 何故かと言えば、ヴェイガン市民は現在進行形でマーズレイに苦しめられているという描写であったからです。幾らなんでも、火星圏と地球圏で宇宙空間における磁気の強さにそこまでの差があるとは思えませんでしたから、火星圏のスペースコロニーでマーズレイが発症するなどということは常識外だったのです。
 ならば、マーズレイに冒される危険を知りつつも、建設材などの理由から火星表面に植民都市を建設しているのだろう-そう考えていたのでした。
 しかし、実際はどういう訳か火星圏には強力な磁気嵐が吹き荒れており、宇宙空間に存在するセカンドムーンでさえその影響下にあると言う恐ろしさ。さしずめ月は地獄だ!、ならぬ火星兼圏は地獄だ!ということになるのでしょう。

・閑話休題。
 まあ、キオに説教するセリックのこの言葉もどうにも今一つという感じが否めません。そんな言葉を濁さず、効率が悪いから止めろ、と言った方がいいんじゃないかなあ、とも思います。
 それでもその戦い方が戦争を終結させることに通じる、というのならまだいいのですが、どうやらそういうことではな様ですし-ま、これは「種」や「種運」のキラの不殺にも同じことが言えるのですが。結局、キラは変態仮面や議長は殺してしまってますからねえ。
 リアルロボットもので殺さずは格好いいものではなく、それはあくまでたった一人で全ての敵を倒すことが出来るスーパーヒーローにのみ与えられる特権ではないかとも思うのです。そして、それをやってしまったらリアルロボットものではなくなってしまうという、矛盾。
 次のガンダムをやる方は、この辺りを真剣に考えないといけないんじゃないんですかねえ。

・敵でも殺したくないキオと、味方ごと敵を撃つゼハード。これで優劣もしくは正邪を見せているつもりなのかなあ、と思いつつ。どっちも別方向を向いてるだけで、頭が悪いと言うか、気違いなのには変わらないんじゃないかなあ、と。
 そんな風に思います。
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by shunichiro0083 | 2012-12-26 02:30 | AGE「感想」


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