shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2012年 12月 25日

#44 別れゆく道

・えー、御無沙汰してます。

・もう、ここを見てる人もいらっしゃらないでしょうが、一応、けじめということで長らく「揚」感想を再開します。中断していた理由は色々あるのですが、一番、大きいのは副業の方の〆切が断続的に来ていた、ということでしょう。
 
・まあ、それもなんとか落ち着きましたので、どうにかこちらを再開することが出来るようになりました。今更な中身になるやもしれませんが、最終回までは記事を仕上げたいと思いますので、よろしくお願い致します。



・まあ、銀の杯条約で破棄された、っていうのが分かるのもなんだかなあ、という話ですが。全部捨ててしまったのなら、そのことすら分からないっていうのは自明の理なんですけどね。
 こういうことを重箱の隅、と言って軽視するのはあんまり良くないと思うのですよ。特に銀の杯条約っていうのはこの作品の世界観というか、根幹に関わって来る筈のものですから。それを軽々しく扱うっていうのは、どうにもよろしくない印象しか持ちません。
 いや、「揚」を見ているとなんだか「ナデシコ」が素晴らしい作品だったように思えて来るから不思議です。

・で、イゼルカントも本当に何を言っているのやら。当初の上手くない描写を逆手にとって上手いことやったつもりなんでしょうが、どうにもそんな風になっているようには見えません。
 立派なことを言ってるつもりなんでしょうが、もうどうにも訳が分からなくて陰謀どころか理想論にすらなっておりません。なんだか人類の選別がどうのと言っているようですが、だったらそれをきちんと見せないことには説得力がありません。
 もっとも、ここで一番凄いのはこんなんを受け入れてしまうゼハードなんですけどね。論理ではなく、情緒で丸めこまれると言うのはある意味リアルなのかもしれませんが、だとしてもその情緒がきちんと描けていないから説得力がないんですよねえ。
 いや、ホントにアセムもゼハードも2部で死んでいた方が良かったんじゃないでしょうか。

・親子三代の話もなんだかなあ、という感じ。最悪でも最終回に向けての着地点をこの辺りから探って行かねばならないんじゃないかと思うんですが、どうにもそういう方向にはいかないという。
 ただ単に復讐者であってはいけない、敵を鬼だ悪魔だと憎悪するだけではいけない、という観念がちっとも物語として描かれないというのは如何ともしがたい所です。だからこそ、アセムはゼハードと和解して手を取り合っていかねばならなかったと思いますし、キオもディーンと一緒に生き長らえて、その姿を妄執に凝り固まるフリットに見せつけねばならなかったと思います。
 それくらいしないと、フリットの転向に説得力は持たせられないでしょう-そして事実、最終回のフリットには説得力の欠片もなかったのですが。

・EXA-DBもきちんと見せて来なかったんで、単なる都合のいいボスキャラ程度でしかありません。どういうものなのかをきちんと詰めているようには思えない、あの行き当たりばったりな描写がそれに拍車をかけてます。
 多分、地球と火星の対立を誤魔化す為に存在するのがEXA-DBなのでしょうが、それにしても唐突に過ぎた印象しかありません。
 あんまり個人の役職の所為にするのもなんなんですが…やはり、こうなるとシリーズ構成の責任は問われずにはいられないでしょう。最近のインタビューでそもそもそうした観点が無いので、「揚」は成功したと言うトーンしかないんですけどね。
 けど、こうした長期的視野もなく、伏線も碌にないままのんべんだらりと1年間のお話が出来上がったという事実から目をそむけてはいけないと思います。
 今でも「揚」はキッズアニメとしての役割を果たした成功作である、という意見を目にしますがそれはあくまで「揚」という作品の立ち位置でしかなく。そしてそれは本作がキッズアニメとして成功したのか、という観点からはどうにも疑問符がつきます。
 商品として成功せず、作品としての質も決して高いとは言えない「揚」が成功作であるとは自分には到底思えません。

・話自体はゼハードとシドが戦闘を開始する、という所で引きです。まあ、あんまり期待出来ないですねえ…。
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by shunichiro0083 | 2012-12-25 18:59 | AGE「感想」


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