shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2012年 08月 05日

#42 ジラード・スプリガン

・少しばかり、昔話をば。

・自分は「機動戦士ガンダム」をリアルタイムで見ていましたが、その後の「Z」や「ZZ」「逆シャア」は見てませんでした。正直、興味が湧かなかったんですね-この頃は菊地秀行先生や夢枕獏先生の著作を読む方が楽しかったと記憶しています。

・模型も作らないので「MSV」の類も殆ど知りませんでしたし、「センチネル」も「第四次スーパーロボット大戦」をやるまでその存在すら知りませんでした。「F91」は劇場まで見に行きましたが、「V」は本放送時は一回も見てないと思います。

・そんな自分がガンダムに復帰したのは「G」があったからでした。この作品にはまったことがきっかけで、自分はまたガンダムシリーズを見るようになったのです。

・それから色々あって同人誌を出したり、ネットで議論するようになったりして、その挙句にこんなブログをやるようになった訳です。

・まあ、ぶっちゃけてしまえば作品に対する評価とは結局主観でしかなく、俗な言い方をすれば「あばたもえくぼ」以外の何物でもないと思います。
 ちなみに、売上では商品の評価は出来ても作品としての評価は出来ないと僕は思ってます。僕が見たいと思うのは作品であり、単なる商品ではないのです。
 そういう考えを持ってる人間が書くブログですから、必然的に「種」「種運」「00」と言った諸作品に対する評価と言うのは低くならざるを得ません。単なる美形なキャラクターが見たいなら末弥先生のイラストを眺めますし、素っ頓狂なキャラクターが見たいならお笑い番組を点けます。
 そして、そういう考えの人間は僕だけではないとも思いますし、面白くてよく出来たアニメとそれら前述の要素は両立出来ると信じてもいます。

・然るに「揚」はどうでしょう。もう、行きつくとこまで行ってしまっているのではないか、とすら思います。いや、自分はそんなに多くのアニメを見ている訳ではありませんが、現時点でのマイワーストアニメはこの「揚」だろうと断言出来ます。
 友人も言ってましたが「ガンダム」って金看板を背負っていなかったら、とっくに視聴を止めていますよね。

・と、まあ、そんな思いをブログ主は抱いているのだということを頭の片隅にでも置いていて頂ければ幸いです。



・最初以外のガンダムは往々にして最前線で政治が動くので今更言っても仕方ないのですが、御多分に漏れず「揚」も戦争終結という政治が最前線で動いて行くようです。
 が、「揚」の凄い所はなんかこう、一番やっては行けない形で戦闘が政治を主導して行く感じが強いという所でしょうか。
 そりゃあ、何の証拠もなければゼハードだってアセムの言う事を信じたりはしないでしょう。これが普通に話の積み重ねがあり、二人の友情がちゃんと育まれていたという描写があったら別だったのでしょうが、そんなものはありません。
 いや、むしろこの方が自然であり、アセム編の方がおかしかったとも言えるでしょう。

・まあ、今回はタイトル通りジラード女史の話なのですが、なんだってこの差し迫った時期にこんなぽっと出のキャラの話なんぞをしているのやら。
 裏切る側にもそれぞれの事情がある、ということなのかもしれませんがそれをこのタイミングで入れた所で、お話に広がりや深みが出るということでもありません。っていうか、無駄なんじゃないかなあ。
 これは既にネットで指摘されてましたが、ここで新たな女裏切り者を出すくらいなら、シャナルアを生き延びさせておく方がまだ良かったのではないかと。確かにこれには同意せざるを得ません。

・しかし、なんでこうも執拗に連邦は腐ってる、っていう描写を続けるんでしょうねえ。しかも、アセム編の最後で連邦の腐敗は一掃された、みたいな前振りがあるのに。
 その反面、火星圏も指導部が相当におかしくて民衆は自覚していないけれど、えらく酷い目に会っているという描写な訳です。しかも、キオは火星の実情は知っていても、地球側の腐敗についてはほぼ無知に等しいようです。
 「種」や「種運」はこうした図式にしても主役が乗る戦艦をまるごと主役の主義主張に染め上げることで、主役こそ正義である!という風に話を持って行ってなんとか誤魔化したのでした。
 しかしながら「揚」ではそこまで強固な一枚岩にディーヴァ=主人公の居場所がなっていないので、無理矢理力技で話を収束させると言う手法もうまく行っていないのではなかろうか-そんな風に思いました。

・ま、このジラードの過去にしても、そこから一足飛びに祖国を売るという展開になってしまうのが飛躍しすぎなのだなあ、と思うのですけれど。
 どうやって収集つけるのかなあ(現時点ではまだ#43は見てません)。ワクワク。
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by shunichiro0083 | 2012-08-05 20:00 | AGE「感想」


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