2012年 07月 19日

#40 キオの決意 ガンダムと共に

・いやあ、ここに来て平成ガンダムのお浚いになるとは夢にも思いませんでした。何せ「不殺」に「武力の均衡」ですからねえ…キラと刹那かっ、っていう。
 そうなるとやっぱり、爺サマが原理主義的タカ派になってしまったのが実に惜しい感じです。どうせなら宇宙世紀の主人公のように、そうした武装ペシミストの向こうを張って無条件に人類を信じていたなら良かったのになあ、と。



・と、まあ、そんな感じでもうやる気が音を立てて消滅して行くのが分かる30分間でした。いやあ、もう、冒頭に書いたのが全てです。

・結局、AGE-3は駄作っ機という認定を正式に受けてしまいましたね。ごっついロボットが好きな自分としては本当に残念です。

・いや、ファンネルを装備するなら火星から帰還したキオが誘導技術を入手して、くらいの整合性を取ると思っていましたが…いやはや、甘かったですね。

・あの子供らもさしたる意味もなく、退場してしまいました。ま、某種みたいに主人公の目の前でシャトルが撃沈されても困るので、あれはあれで良かったのかもしれません。

・アセム編まではヴェイガン側の機体は自爆していたんですが、隊長さんの独り言によるとどうやら最近は自爆装置は働かないそうです。
 一見、筋が通っている説明のように見えますが、だったらどうして地球側はヴェイガンの光学ステルスに代表されるロストテクノロジーを入手出来ていないのか、が説明出来なくなってしまいます。自爆しないんだったら、鹵獲することもかのうでしょう。
 某2199ではありませんが、最初の嘘が上手くなく小手先だけで嘘を積み重ねても、結局、襤褸が出て嘘を続けなくてはならなくなってしまうんですよねえ。

・そう言えば劇中の台詞からすると、キオは帰還までに三ヶ月かかっているようですね。やはり、宇宙空間での推進システムは両陣営とも化学ロケットではなく、もっと進んだものを持っているようです。
 ちなみに、2001年のマーズオデッセイは4月7日に打ち上げられ、同年の10月23日に火星周回軌道に到達しています。化学ロケットでは地球-火星間は約6ヶ月かかる訳ですね。

・しかし、あれだなあ。検査でマーズレイの罹患してるかしてないかが分かるってことは、地球でもそうした疫学的情報を知っているってことだなあ。
 だったら、さっさと研究して特効薬でも発明させて、交渉カードにすればいいのに。もっとも、何故、知っているのかという疑問もありますが。

・しかし、あれだなあ。ヴェイガン殲滅を叫ぶフリットの姿からは「鬼畜米英」とかいう言葉しか浮かんで来ませんよ。

・で、ルナベースは裏切りで敵の手に落ちたのはいいとして。ビッグリングがあんなにあっさり落とされたっていうのに、それでも宇宙空間に浮かんでる建造物に拠点を構えるっていうのもどうなんでしょうね。

・ってか、ルナベースに向かえって命令が欺瞞工作とかなんでそうなるんだろう。あの、南米のロストロウランは臨時とは言え、連邦軍の総司令部だった筈なんですが。
 そもそも、子安って現連邦軍総司令官なんだよなあ。そこから出た命令が欺瞞とか言い出したら、そりゃ、子安が内通者ってことになるんじゃないのだろうか-もう、頭痛い。

・いや、真面目な話、こんな破綻したお話を面白いとか言われても困るよなあ、というのが本音です。別に整合性が全てとは言わないですが、それでも少しくらいは気を遣ってもいいんじゃないですかねえ。
 ま、遣ったら遣ったで前後の脈絡が合わなくなってしまうんですが。
 ここまで来ると、やはり演出とか監督の問題と言うよりはシリーズ構成と脚本に多大な問題があるのではないか、という自分の疑念がむくむくと大きくなってしまうのでありますよ。トホホ。
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by shunichiro0083 | 2012-07-19 01:09 | AGE「感想」


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