2012年 06月 19日

#36 奪われたガンダム

・今回の件でフリットのことを「老害」なんて言ってる人もいるけど、そういう姿は2部から受け継いでいるのだからそういうものでしかなく、むしろここまで人物描写がぶれてないのは凄いなあ、くらいには思ってました。

・なので、逆に今回、キオが攫われそうになってうろたえたり、攫われちゃって周囲に当たり散らす姿の方がピンと来なかったですね。

・ちなみに地球-火星間は化学ロケットしか使えない現在こそ数ヶ月かかりますが、プラズマロケットや原子力ロケットが実用化されれば2週間程度で着けるようになるだろうと言われてます。
 だとすれば、来週の話は十日から1週間くら後の話としても問題はないじゃないかなあ、と思ってます。



・まあ、今回の問題はどう考えてもオービタルで出撃させたことですけどね。細かい部分はさておけば、戦術的にはキオ編最初の戦闘と状況は酷似してます-こちらは少数だが、相手は数に勝る上に軍艦まで揃えている。
 で、この時に何をしたかと言えば不完全なオプションパーツで強力なビームを敵艦へと放ち、損傷させることで敵を撤退に追い込んだのでした。
 なので、本当に勝つ気があったなら前方はフォントンブラスターで撃退し、後方はブラスティアキャノン或いはフォートレスのシグマシスキャノンで攻撃することで敵中を突破するのが最善の策だったのではないですかね。

・勿論、360°に進路が広がっている宇宙空間でたかだが前後から挟撃を受けたというだけで焦る艦長やら、迎撃にMSを出すしかないフリットもどうかしているとしか言いようがないんですけれど。
 挟み撃ちという戦術を活かすなら、それ以外の空間には自立式砲台なり自動機雷が配置されていてそっちへは行けない、くらいの前提をしておくべきだったんじゃないでしょうか。
 そういう部分をおろそかにするのは非常によろしくないと思います。こういう部分が甘いから「揚」は子供向け以前の子供騙しにすらなってない、という感想しか出て来ないんだよなあ。

・まあ、一応、艦長はフォトンブラスターで活路を切り開こうとしてはいるんだけど、その時間が過去に比べると時間がかかり過ぎているのではないか、という印象。
 っていうか、どう考えてもシグマシスライフルはオプションパーツ込みで量産しておかないとまずいだろうに。ただでさえ、MSの数が少ない所に裏切り者が出ちゃったのに補充もなかったんだから。
 だったらせめて、各MSの火力くらいは向上させないとどうしようもないと思うんですよ-しかし、こうして書くとディーヴァ単艦で制宙権を握られた状態にも関わらず、月に行こうなんていうのは自殺行為以外の何物でもないですな。

・で、この辺りの描写で爺が取り戻そうとしたのがガンダムではなくキオだったことを評価している向きもありますが、個人的にはぶれたなあと思いました。
 いや、少なくとも表向きは冷徹に振る舞うって方がらしいよなあ、と思うのです。で、その上でユノアが誤解を解くって方がらしかったよなあ、と。

・しかし、あのゼハード専用機が出すビットはなんかこう、説明も理屈も一切を拒絶しているファンタジーっぷりが凄いよなあ。
 けど、AGE-3も曲射かつ自動追尾式のビームラーフルとか撃ってるからどっちもどっちなのだろう。
 で、火星圏に拉致されたキオがどうやってかこのXラウンダー能力による複数無線誘導の技術を入手することで、最終形態AGE-FXに標準装備されるCファンネルが開発される、という流れなのではないかと。
 もっとも、センサーもレーダーも普通に使用できる「揚」にあって、どうしてそんな個人の技量に依存した誘導兵器が開発されねばならないかが全く以って不明な訳ですが。
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by shunichiro0083 | 2012-06-19 19:19 | AGE「感想」


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