shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2012年 04月 24日

#28 地球圏の動乱

・いや、今回お話を見終わってアセムがスターリンにだぶって見えましたよ。いや、それどころか自身が政治の表舞台に立ったりしない分、性質が悪いと思いました。



・なんか正当化してるけど、これってひどくぞんざいなクーデターだよね。証拠がある、とか言いつつ肝心のその証拠は提示しないし。
 後ろにあんな立派なオーロラヴィジョンがあるんだから、そこにでかでかと証拠の帳簿なり、写真なり、音声データなりを流したなら説得力も向上すると言うのに。何が何だか。
 で、自分が罪人だとばれるとぺらぺら口を割るのは社長クオリティらしいので、もうどうしようもないらしいですが。
 そこいら辺を差し引いても、この政変の一連の描写はお粗末としか言いようがない訳で。なんで、あのタイミングでヴェイガンは首相を狙ってMSテロを起こそうとしたのか、も含めて。

・いえ、普通に考えるなら敵陣営と癒着した現職の首相-最高権力者が用済みになったと言うんなら、そこは心優しく暗殺するよりも、そこはその事実を公表して敵軍の士気を削ぐというのが謀略なんじゃないかなあ、とか思うんですよ。
 確かにアセムも衆人環視の中での告発ですから、結果的には同じようなものかもしれませんが。しかし、敵陣営からリークされるのと、遅きに失したとしても浄化作用が働いて内部告発されたのを比べるなら、間違いなく後者だと思うんですよね。
 そう言う意味では相変わらず火星の絶対者・イゼルカント様の戦略はどうしようもないくらい、筋が悪いんではないかと。結局、あの3人は無駄死にだよなあ。

・で、相も変わらず何故かは知らねど、光学ステルスを使おうともしないヴェイガン連中。もう、毎度毎度の指摘ですが、今回もステルスを使って近づこうとはせず、わざわざ離れた所からやって来るという。本当に馬鹿かと。阿呆かと。
 と、お約束でした。

・そう言えば、前回のラストであれだけのヴェイガンが地球上に降下したというのに、あれから1年が経っても噂程度でしかない、というのも凄い。一体、何の為に地球に降下したんだか。
 本気でやるなら、地球上では降下したヴェイガン兵によるテロが横行して治安が悪化。それと同時に宇宙での活動は沈静化の方向にあったことから、連邦軍本部はMS部隊を地球上に派遣。対テロ作戦に従事させることになった(アセムが地上にいる理由)。
 このヴェイガンによるテロの後ろ盾となっていたのが何を隠そう、現連邦首相とその一派であったがこれは単に政治家や官僚だけではなく、軍中枢や財界をも取り込んだ一大組織であったのだ-最低でも、これくらいはやるべきなんじゃないんですかねえ。
 グルーデック死亡とチョーさんの工作員程度では全然、説得力がありませんよ。まあ、思い付きでやってるからしょうがないのかもしれませんが、せめて2度の大規模戦闘の時にそれらを匂わせるとかはしておかないと…ダメでしょ。

・とまあ、そう言う訳でフリットとロマリーの宇宙港での場面も、それまでの積み重ねがないもんだから盛り上がらない事この上ないという有様。本当ならいい場面なんでしょうけどねえ…。

・しかし、まあ、この程度の首相が敵陣営とまともな交渉が出来るとは思えませんなあ。これじゃあ、あのイゼルカントにも手玉に取られて、自国に圧倒的に不利な条件で講和を結ぶのが関の山ってとこなんじゃないかと。
 無論、敵陣営を殲滅するとかぬかすアセムにも出来るとはもっと思えませんけどね。こいつ、世が世なら『一億火の玉総玉砕』とか言うタイプですよ、うん。
 そう言う意味では本来ならアセム編というのは親父の恩讐を乗り越えて、地球とヴェイガンも分かりあう事が出来るということを描いておくべきだったんじゃないかなあ。いや、もし、仮にスタッフがその気だったとしても大ごけしてますし。
 折角、アセムが「守るべきものの為に戦う」とかいう境地に立ったのなら、それをヴェイガン人の友達であるゼハードにもそういう気持ちを持たせるべきだったんじゃないでしょうか。そうした中長期的な視点で考えるなら、ゼハードを前線指揮官にさせたのは間違いだったでしょうね。
 アセムと同じ、一パイロットとしておけば過大な戦争責任もなく、その後のキオ編での講和話の伏線にもなり得たでしょうに。惜しかったですねえ(棒読み)。

・いやあ、しかし粛清委員会ってすげえネーミングセンス。どこをどう取っても旧ソビエトの「大粛清」しかイメージ出来ません。ありがとうございました。
 
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by shunichiro0083 | 2012-04-24 01:16 | AGE「感想」


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