2004年 12月 23日

レイ・ザ・バレルとネオ・ロアノークのこと

・ナニやら自分達が与り知らぬ所で因縁が生じているこの二人であるが、現状ではそれがなんなのかは全く公表されていない。しかしながら、その声が「種」での「仮面の男」と「鷹」である以上、なんらかの因果関係があると考えられても仕方のないことだろう。
 無論、それはそれとして肩透かしを食らう可能性が高いのも否定は出来ないが。しかしながら、あの世界は不完全ながら固体の複製が可能となっている。何者かが陰謀を仕掛けるべく、「鷹」と「仮面の男」のクローニングを行っていた、としても然程不自然ではあるまい。
 或いは「種」において小道具でしかなかった「フラガ家」というものが、ここにきてブルーコスモスやその上位組織と密接に結び付くということも考えられる。何せ、「鷹」も「仮面の男」も同じ人間の血を引く存在だからである。
 まあ、これをやるには十数年スパンでの長期的視野に立った上での陰謀ということになるのだが、それはそれで構わないだろう。取り敢えず、「種」の世界ではクローンの促成培養は出来ないらしいので。

・さて、「鷹」と「仮面の男」にはその出生のみならず、もう一つ重要な共通点がある。そう、言わずと知れた「空間認識能力」である。以前にも書いたが、今の所この能力はコーディネイターには見られない。これを持つのはナチュラルか、そのクローンである。そして、ネオは空間認識能力を保有している。
 では、翻ってレイである。ネオと共振する若きエースパイロットに、この能力があるかどうかはまだ画面では提示されていない。しかしながら、僕個人としてはレイにこの能力がある可能性は極めて高いと考えている。
 根拠は弱いが、この問題にカオスガンダムの存在は避けて通れない。何故なら、このカオスには無線誘導式の機動兵装ポッドが搭載されており、そのシステムは完成されていたことが画面で明らかになっているからである。それにはこのドラグーンシステムを採用しているであろう、兵装ポッドの動作確認が行われていることをも意味する。そしてそれはドラグーンシステムを使用出来るパイロットの存在をも示唆しているのだ。
 一般的な説ではザフト軍にて空間認識能力を持つパイロットは「仮面の男」しかいない、ということになっている。情報を伝達する量子通信そのものには適正も何もないであろうが、それが実際の戦闘にも耐え得るかどうかを判定するにはやはり、それを実戦さながらに運用出来るパイロットが必須だった筈なのである。
 カオスと同じセカンドステージのインパルスの専用パイロットには赤服のシンが選ばれているなら、同時期に同じ服を着ているレイがカオスの専任パイロットだったとしても不思議ではないのではなかろうか。と、言うか誰も使えないMSを造るほど、ザフトも余裕がある訳ではないだろうから。
 こうした傍証から僕はレイが空間認識能力を持っていると推測するが、そうだとすればレイとネオの関係は余計濃密なものであることとなる。

・もっとも、レイとネオの関係は別段フラガ家と絡ませる必要は‐声の問題以外は‐あまりない。それが「アストレイ」であったとは言え、連合がこの能力を持つ者のクローンを製作していたという事実は既に提示されている。
 レイとネオがこの連合が作り上げた能力者のクローンであるという可能性もまた、捨てきれないのである。仮にもしそうだとするなら、何故レイとネオは異なる陣営に属しているのか、という問題が浮上する。そこに、ブルコスやギルの思惑が絡んでくるのかもしれない。
 まあ、今の所この件は別段本編にて重要な意味合いを持つようには描かれていないので、これっきりになっても文句を言うつもりはありませんが。
 ただ、ネオが実は生き別れの「鷹」の双子の弟だった(双子は不吉とされ、幼い頃に極秘裏に捨てられていた)‐なんてオチだけは勘弁して貰いたいものです。
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by shunichiro0083 | 2004-12-23 14:41


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