shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2004年 12月 17日

ブルーコスモスのこと

・現段階で発表されている情報では、どうやらブルーコスモス(以下、ブルコスと略)には上位組織が存在するらしい。ジブリールに「ロゴス」と呼びかけられていた人々こそその構成員であり、「ロゴス」とはその組織の名であるらしい。
 僕としてはロゴスというのは「評議員」とか「幹部」の謂いで、そう呼ばれる彼らはブルコスの最高幹部連なのかなあ、と思っていた。しかし、どうやら違うらしい。だがそうなると、あの回の台詞から察するに「ロゴス」という謎の組織は世界の主な国家の中枢を握っているということになるのだが・・・。

・まあ、これ以上謎の組織について考えても無駄なので、タイトル通りブルコスについて少し考えてみる。
 当初の設定ではブルコスは自然環境保護を訴える圧力団体であり、コーディネイターに対してテロ行為に及んでいるのは一部の過激派だけ、ということになっていた。この認識は建前としては完全に機能していたようで、世界の大半の人々はブルーコスモスがあのような陰謀を企てる秘密結社だとは知らなかった。そしてそれは、「種運」の世界でも変わらないように見える。
 この辺りを常識的に考えるなら、陰謀を立案し、実行しているのはブルコスの上層部だけであり、大半の一般構成員はそういう事実を知らされてもいないのだろう。だが、「種」の画面ではこの上層部‐というか盟主とそのシンパのみが登場していた為、どうしてもブルコスというのはコーディネイター抹殺を目論む悪の組織であるようにしか見えないのだった。

・しかし、まあ、ブルコスが掲げる「青き清浄なる世界」というものを一般構成員はどのように考えているのだろう。よもや皆、アズラエルのように言うことを聞かぬコーディネイターなど抹殺してしまえばいい、と考えているとは思いたくない。
 それとも、プラント理事国というのは「コーディネイターは可哀そうな奴隷などではなく、ナチュラルに奉仕する為に生まれて来た道具なのです」とか国民に教育しているのだろうか。それなら、ブルコスが多少過激なことを言っても一般市民が納得するのも判るような気がする。その辺の事情はプラントも似たようなものだし。

・そういう風に考えて行くと、ブルコスは二つの顔を持っていたことに気付く。一つはより穏健な環境保護団体としてのブルコスであり、もう一つはコーディネイター抹殺を企む陰謀結社としてのそれである。
 後者はアズラエル財閥を通じて軍部とも太いパイプを持ち、私兵同然の部隊を大規模に組織し、動かしている。一般に産軍複合体とはお互いの利益の為に兵器産業と軍隊が癒着したものを指すが、この場合、単に金銭ではなく狂信的なまでの主義主張によって結びついているから余計に性質が悪い。
 ブルコスが一部の一般構成員による武装過激派を除いて私兵の類を持たないのも、軍組織を自由に動かせるからなのだろう。無論、それだけではなく、各国の政界にも多大な影響力を持っているのは映像からも明らかであるし、そうなれば官僚に対しても隠然たる勢力を持っているであろうことは想像に難くない。
 逆に考えるなら、ブルコスの上位団体は神の如き透徹な洞察力によって、コーディネイターの秘密が暴露されることによってより、自身の世界支配の力が増すと判断したのかもしれない。この仮説が正しければ、彼ら‐ブルコスと産軍複合体は金銭よりももっと強固な絆‐コーディネイター排斥という主義によって結合の度合いを高め、コーディネイター抹殺という愚挙によって互いに業を深めあったのである。

・そう言えば、ブルコスにはコーディネイターのメンバーもそれなりにいるらしい。こういう裏切り者の代表格がクルーゼなのは言うまでもない(クルーゼはコーディネイターではないが、ザフトの隊長なので敢えてこう書く)。ああいう風に自身の出自に絶望し、また周囲からの迫害にする側ではなくそうなる理由を作った両親た己の身体を呪い、恨んでブルコスに走る、ということらしい。
 そういう人達の気持ちも分からないでもないけれど、やっぱりちょっと短絡的なような気がする。ブルコスに入った所で白い目で見られるのに変わりはないだろうし、良くて道具扱いしかされず。挙句の果てに、用済みになったら殺されてお仕舞のような気がするのだが(実際、「MSV」に登場するジャン・キャリーという人間がそんな設定だ)。
 この逆でナチュラルなのにコーディネイターの考えに共鳴し、ザフトに入った、とかいう設定のキャラクターはまだいない。研究の為にプラントに移住していたナチュラル達が、自らの忠誠心を示す為にナチュラル部隊を結成していた、とか。その部隊が使用していたジン(当然、OSはナチュラル仕様)が鹵獲されて、連合軍はその技術を流用してMSの量産に成功した、とか。色々、遣りようはあると思うけれどねえ。

・いや、ホント。「種」は面白そうな設定や要素が山盛りでしたが、悲しいかな、それを本編の中で活かすことが出来なかった作品だったことを再確認してしまいました。
 「種運」も魅力的な設定が目白押しです。きちんと見せてくれるのを期待しましょう。ブルコス、そしてロード・ジブリールくんもどうなるのやら・・・(後半になったら「ロゴス」の親玉・ゼロ大帝に瞬殺されるに100万ガメル)。
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by shunichiro0083 | 2004-12-17 11:28 | 設定


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