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shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2004年 12月 08日

「ファイヤーウーマン纏組」というゲームのこと

・何故、こんなタイトルかというと、このゲームには今をときめく三人もの「種運」声優が出演していたからであります。
 おっと。そもそもこの「ファイターウーマン纏組とは何ぞや?!」という少年少女紳士淑女の方々の為に説明すると、このゲームは最初PC‐FX(というハードがあったと思いねえ)で出た後、PSに移植されたという、少々得意な経緯を辿っている。ジャンル的には当時流行っていた恋愛シミュレーションということになるのだろうが、この作品が他と一線を画していたのは自由度の高さ。喧嘩に明け暮れるもよし、部活動に専念するもよし。勿論、女の子に声をかけまくるのも問題なし。文字通り、甘酸っぱい高校生活を追体験出来るソフトだったのだ。
 特異と言えば、そもそもこの作品は徳間書店が角川宜しくメディアミックスを狙って仕掛けたものだったのではないか、という見方もある。だが、徳間書店は経営の不振からオタク向け商売から撤退(除く、アニメージュ)。小説やコミックといったマルチ展開も必然的に終息してしまったのであった。せめて攻略本の一冊くらい出しておいて欲しかったと思うのは自分だけではないだろう‐このゲーム、自由度が高い分ムービーやイベントを見る為のフラグが分かり辛いのだ。
 
・で、本題に戻ると、「種運」の声優さんでこの「纏組」に出演していたのは以下の三名。

 藤川わたる‐保志総一郎
 桂木さやか‐三石琴乃
 式岐 宗久‐鈴村健一

 そう、シン・アスカ役の鈴村健一までもが出演していたのであった。ちなみにこの式岐宗久(しきむねひさ)はゲーム中盤から登場するライバルキャラで、ニヒルな二枚目に加えて腕っ節も滅法強いのだが、無口なのが珠に瑕・・・って、無口なんだよなあ。
 まあ、出て来る時は出番がある時なので、必然的に喋るようになるのだけれど。プレイ中の声も格好良かったし、演技も豪華声優陣の中でも一歩もひいてはいなかった(キャストはこの他にも林原めぐみや天野由梨さん、男では二又一成・高木渉など錚々たるメンバーだったのである)。
 なので、この「鈴村健一」という名は僕の脳裏に焼き付いて離れなかったのであった。その後、順調に声優としてその着実な成長を見るに付け、
 「ああ、オレの耳に間違いはなかった」
と一人感慨にふけったものだ。それでも、まさか「種運」の主役をやるようになるとは夢にも思わなかったけど。

 ・しかしながら、ここまで書いておいて申し訳ないのだが、現在鈴村健一が「纏組」に出ていたという有力な証拠はネット上ではみつからない。引っ越しのどさくさでソフトも何処かにいってしまった。
 同姓同名の別人である可能性もゼロではないと断わりつつ、この項はこれにて。

 あ、そうそう。何処かのゲーム屋で「ファイヤーウーマン纏組」を見つけて、手ごろな値段だったら是非やって見て下さい。損はしないと思いますよ、きっと。
 

by shunichiro0083 | 2004-12-08 01:13


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