2004年 11月 29日

対ビーム防御について

・さて、先の「PHASE ‐06 世界の終わる時」で見事、2次装甲でビームを弾いたアビスガンダムでしたがこれに類似した描写が「DESTINY ASTRAY(以下、種運アストレイと略)」であったのに気が付かれたでしょうか。
 「種運アストレイ」コミック版第3話では、エースパイロット同士の戦いと、その顛末が描かれた訳ですが、ここで登場したのはフォビドゥンブルーとソードカラミティ‐白鯨ジェーンと切り裂きエドの一騎討ちです。
 ちなみに「SEED  MSV」をご存じない方の為に解説しておきますと、「フォビドゥンブルー」はその名の通りフォビドゥンガンダムを元にした水中戦用MSで、例のエネルギー偏向装甲・ゲシュマイディッヒパンツァーを耐圧殻へと転用した機体です。もう一方のソードカラミティですが、こちらもカラミティガンダムの機体フレームを元に試作された白兵戦用MSで、背部に対艦刀二口を標準装備しています(「SEED MSV」は一応、ここで簡単にまとめられているので興味のある方はどうぞ)。
 で、ジェーンのフォビドゥンブルーはエドのソードカラミティの一刀を機体の脇に張り出した楯状のパーツで受け止めるのですが、この時対艦刀が形成するビーム刃を拡散し、斬撃を無効化するという特殊な防御を見せるのです。PHASE‐06の時のアビスとそっくりですね。
 では何故、こうしたことが可能かですが、コミック本編では残念ながらその答えは出ていません。設定資料の頁でも言及されていないので推測になるのですが、やはりゲシュマイディッヒパンツァーとなるでしょう。ビームを弾くか、水圧に対抗するかは素人考えでは大違いのような気もしますが、設定がそうなっている以上仕方ありません。そして、後者が前者の転用であるのなら、ビームを拡散させてもそうおかしくないような気もします。

・で、ことの真相がこれならアビスが肩装甲でビームを弾いたのも納得がいきます。そう、アビスもまた対水圧偏向装甲を装備しているのです。まあ、その方がむしろ自然ではあります。そもそも「種」と「種運」の間を繋ぐ「MSV」にあった機能が、時間軸的には未来となる「種運」で活用されないのがおかしい訳ですし。
 ゲシュマイディッヒパンツアーが至近距離でしかビーム攻撃を無効化出来ないのは、ミラージュコロイドの調整が対水圧に主眼を置いて調整されているからでしょう。ゲシュマイディッヒパンツァーではステルス性能が発揮出来ないように、対水圧偏向機能ではビームの長距離偏向は不可能な訳です。事実、アビスには誘導プラズマ砲「フレスベルグ」は搭載されていないのですし。

・と、まあ、色々推測してきた訳ですが、フォビドゥンブルーに関してはもう一つ解釈が残されています。それは単に、あの脇のパーツが対ビームシールドだった、というものです。それならば、対艦刀の一撃を拡散させたのも別段、不思議ではありません。
 けど、そうだとするとアビスの一件についての合理的な説明は取り敢えず棚上げですね。いやはや、なんとも。
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by shunichiro0083 | 2004-11-29 22:39 | 設定


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