2009年 03月 16日

#23 命の華

・なんだか、本当に「00」のスタッフというのは構成が下手糞というか何というか。どうしてこのアバンタイトルで先週のような次回予告になるのかが理解出来ないですなあ。
 やはり、納期の前には作品の質というのは二の次、三の次なんでしょうか。


※コーラサワーの生死に関する画像の追記を行いました。




・結局、リボンズは二人目になったようです。ヴェーダ云々という理屈は「F」でこそ出て来てますが、本編では初公開。伏線もへったくれもありませんな。
 こういうことをやるなら、せめて序盤でリボンズが一回やられて、その後何故か復活しているというのを描いておかないと単なる御都合主義になってしまうと思います。
 あれならまだ、脳量子波による鳳凰幻魔拳の方が良かったんじゃないかな、と。

・で、女ティエリア退場。本当に意味のないキャラクターだったなあ、という感じ。

・コーラサワーの屈託のなさというか、何も考えていないというか。今まで、同僚を幾人もガンダムに殺されているだろうに、その辺りについて何も言わなくても違和感がないというのは凄いなあ。
 これも人徳というんだろうか。

・で、先週とは打って変わって大攻勢のCB&マネキン組&カタロン。まあ、もともと4機と1隻で世界に喧嘩を売る組織があの程度の戦力比で窮地に陥る、というのもどうかとは思いますが。
 それに00ガンダムらは敵さんの量産型が疑似ドライブ搭載機になってるのを前提に設計されている筈なのだから、その辺りを考慮されていないようにしか見える=安易に苦戦するというのはどうなのかなあ、とも思いますよ。
 量産機相手には無類の強さを誇る、という描写があってこそオンオフ機には苦戦する、というのが生きて来るのではないかなあ、と。ま、今更何を言っても後の祭りですが。

・マネキンは強気ですね。自分達もまた、反乱分子として連邦政府から断罪されるという可能性を全否定しております。それならそれで、マネキンが閣僚の反リボンズ派と手を組んでいる-みたいなのをやらないと説得力がないんじゃないのでしょうか。

・なんて悠長にやっていると、リボンズの切り札たるコロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」から疑似粒子砲が発射されて、主にアロウズ艦隊とMSの大半が消滅した様子で、生き残りは撤退を開始とは…指揮官が死亡している割には整然かつ迅速な行動です。
 この辺りがはっきりと描かれないのも問題だよなあ。

・で、この期に及んでも「来るべき種」とか「対話」が何なのかは語られず。こういう部分を疎かにして、きっちり描かないからリボンズは安い三流の悪役ということにしかならないのではないかな、と思います。
 どんなに強引な理屈でもいいから、その信念や信条をきちんと画面で見せていたのなら、もっと別の方向に「00」という作品は行ったと思うのですよ。少なくとも、「種」とか「種運」くらいにはなれたのではないかな、と。

・しかし、本当に凄い艦だなあ、ソレスタルビーイング。重力制御が完全に行われているとしか思えないもんなあ(幾らなんでも、管制室が人口重力区画にある、なんてことはないと信じたい)。
 多分、あの艦の超絶技術を手土産にすればCBだろうとクーデター派だろうと、政治取引で罪状はチャラとかになるでしょうね。

・まあ、結局、第2期のCBの戦いっていうのは戦争根絶ではなかったってことなんですね。アロウズ&イノベイターと戦い、これを殲滅するということだったようで。
 しかし、だったらヴェーダなんて奪還も破壊も意味ないじゃん、とか思いますよ。CBが戦争根絶を目指すからこそ必要な代物であって、敵を殲滅するだけでいいのだったらヴェーダなんか特にはいりませんからねえ。
 事実、ヴェーダ抜きで5年間近くを戦い抜いて来たのですから。戦争根絶というミッションを遂行するにはヴェーダの情報分析能力とか、高度情報統制機能というのは必須だとは思いますけれど。
 こういう風に勘違いする人が指揮官で、それに疑いを持たない連中が下っ端であるにも拘らずCBを倒すことが出来なかったリボンズ&イノベイターって無能以外の何物でもないですよねえ。

・ガガ部隊っていうのはこの量産型MSの名前からでしょうね。アニューが乗っていた例のMSの名前もガッデスとか言うらしいですし。まあ、やってることは桜花か回天か、っていう特攻兵器ですが。

・しかし、こんな量産機でまでトランザムが出来るようになるとは…。そのあおりか、ガデッサ&ガラッゾまで可能になっているし。うーむ、ビリー・カタギリ恐るべし。
 まあ、冷静に戦略として考えるなら、アロウズ部隊のMSもトランザム可能にしておくべきだったんでしょうけどね。それじゃあ、盛り上がらないではなく、それから先を考えておくべきだったんじゃないのかなあ、と。
 たとえば、トランザムとイノベイターならではの脳量子波による寸分の狂いもない連携攻撃を組み合わせ、ガンダムを圧倒するとか。或いは疑似ドライブを弾頭に用いたGN爆弾とか。
 もっと安易でいいのなら、通常のトランザムの10倍の効果を発揮するトランザム・スカーレットパワーというのでも良かったんじゃないかな、と。
 兎に角、プロなのだからもっともっと凄い、こちらを唸らせるようなものを作って欲しいです。数出せばいいってもんでもないでしょうから。

・案の定、人が乗っていたCB輸送艦。何の為について来たのやら。無駄死にと言うか、犬死というか…。あと、イアン妻だけ乗り移ってる理由が全く以って分かりません。

・何故か当初、CBの作戦を傍観していたマネキン姐さん一派とカタロンが、一拍間をおいて援護攻撃開始。別にヴェーダ奪還とか言われたからと言って、彼らが攻撃を控える理由にはならないんだよなあ、とか思ったり。
 この二派はそれぞれ別の立場でアロウズに反旗を翻した訳で、そしてここまで来てしまった以上後戻りも手加減もあり得ない。行きつくとこまで行ってしまわねば死あるのみ、なんですよね。
 ぶっちゃけ、盛り上げる為の手法でしかないのだろうけれど、なんだかこう上滑りというか小手先だけに終始してしまっている、というのが正直な所ですね。

・そんな中、コーラサワーがエースの意地とマテキン姐さんへの愛を貫いて死亡。ただ、これもどこまでが本当なのかが分からないから今イチ感動とかが出来ないという罠。
 ま、今までのつけが回って来たってことなんですが。これで生きてたらどうしようもないな、うん。
※なんかコーラサワーのGN-XIIIが爆発した直後、あやしい物体が飛んで行ったという話が。下の画像を見る限り、なんだか破片とも言い難い何かが飛んで行ってるようです。流星になって燃え尽きなければいいんですが。

b0050826_16393367.jpg


・何故か電池なしでトランザムをかますトレミー。確かに、細かな設定よりも流れや勢いを重視するということは分かりますが、そもそもこの作品にそんな流れも勢いもないからなあ。
 イアン妻がそういう新装備を持って来たとかにしておけばいいのに。それこそ、例の輸送艦と合体することで単独トランザムが可能になる、とかね。
 遣り様は幾らでもある筈だけどなあ。ぎちぎちで余裕がない作劇も困りものだけれど、本当に必要なシーンを入れないで、お遊びみたいな部分ばっかりになってしまうのもどうかと思います。

・ライフルビットを使わない二代目には笑った。そりゃあ、あれだと打撃自由のフルバーストと瓜二つになってしまうけれど、それを心配するのなら最初からそういうデザインというかアイデアにしなければいいだけの話だからなあ。
 で、アルケーに一方的にやられてますが、白兵戦に原則対応していないという機体が敵地に潜入するという時点でどうにかしてるのかも。

・しかし、OガンダムはあのカラーリングであのポーズだとまるっきりRX-78-2にしか見えませんな。
 あと、ラッセよ。トランザムは別にスピードだけを上げるデバイスではないぞ。出力も防御力も向上してるのだから、場所が狭い広いは関係なく効果があるなのだが…。

・対人用火器しかない筈のオートマトンで隔壁が突破されるって、トレミー2の隔壁はどんだけ薄いのかと。だったらせめて、オートマトンが疑似GNコンデンサーを暴走、自爆させて破壊するくらいの芸は見せて欲しいものです。
 若しくは、何故か付いて来ていたビリーがそういう操作をする、とかね。

・トランザムを使わせて貰えない小熊はやっぱり役立たずでした。一方、ルイスのレグナントは窮地に陥ったら、やっぱりトランザムをかますのであろうか。
 その結果、00ライザーがやられそうになると全裸空間が発動。ルイスの洗脳が解ける、ってな感じかなあ。で、それを邪魔しようとした小熊は何故か飛んで来たソーマにやられる、と。

・で、最後は何故かノーマルスーツを着てるリボンズの姿が…って、あれ? イノベイターは生身で真空でも活動出来るとばかり思ってましたよ。女ティエリアの描写がありましたから。
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by shunichiro0083 | 2009-03-16 14:12 | 感想「00」


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