shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2009年 02月 03日

#17 散りゆく光の中で

・いやはや、悪い意味で度肝を抜かれっ放しの三十分でありました。あのお人は亡くなっちゃうし、どうやって収拾つけるつもりなんだろう…。

・しかし、それにしてもリボンズ以外のイノベイターって何の為に存在しているんだろう。免許皆伝ことライセンサーとしてMS/MAパイロットやってる以外に、彼らの存在理由ってあるんだろうか?



・しかし、あれですなあ。熊妻は軍人であり、それ故に軍規に従って死んで行ったのなら、それを恨みに思う小熊が軍人になったというのは解せない話です。
 これが戦争を憎んでジャーナリストになったり、平和運動家になったとでもいうのならまだ、納得が行くのですが。
 本編中の描写を重ね合わせた時、とてつもなく違和感のあるお話ではなかったかと。これが熊の判断ミスで熊妻を殺してしまったから、自分はもっと優れた軍人になることで父に対する復讐にってな感じなら、今までの本編と矛盾もないんじゃないかなあ、とかも思います。

・しかし、恒久平和と大量虐殺がイコールになるというのならそれをきちんと説明せねばならんのではなかろうか。
 だからと言って、今回のリボンズの戯言が説明になっているのかと言えば、そういうことは欠片もないというのが困った所です。

・しかし、今回のメメント・モリは人質になっていた市民が移動を開始したのを前提の攻撃だった訳で。
 ということは、アロウズはクーデター側の行動の逐一を把握していた、ということになるのだろうか。逆に言うなら、低軌道ステーションに留まっていたら、彼らはあんな惨たらしい死を迎えずには済んだ、ということになるのではないか、とも。
 訳を考えるなら、オートマトンが情報を送信していた、ってことなんですかね。だとしたら、対物ライフル数発で機能停止するオートマトンなんだから、その気になれば全部破壊することくらい難しくなかったんじゃないのかなあ。
 ってことは、少なくともクーデター兵の練度は刹那以下、ということになるのですかね。
※某所で読んだ意見に、口封じだけならステーション内に化学兵器を流すか、さもなくば空気を抜けばいいだけの話だ、と言われて納得しました。だとすれば、どう転んでも人質は殺される訳で、なおのこと軌道EVを破壊する理由が見当たらないような気がします。
 まあ、あのビーム攻撃による軌道EV破壊はアロウズの更なる増強の為の方便に使われる、というのも某所のコメト欄でありましたがそれはそれで乱暴な意見ではないかなあ、と。
 っていうか、4000万規模の部隊にこれ以上何を増強するというのだろう。キムの言う通り、正規軍を支配下に置くのか。さもなくば、連邦政府を廃止して軍政でも敷くんでしょうか。今だって、軍を顎で使っているというのにねえ。

・リボンズの言によると彼以外のイノベイターは皆、彼に作られたものらしい。だとすると、朴さん以外の個体が多かれ少なかれリボンズに似てる理由も分かりますね。
 ティエリアは不明だけど、外伝なんかを読む限りではヴェーダ謹製っぽいような。

・何故、メメント・モリ2の存在を知らない筈のカタロンがタワーから逃げ出すんだろう?

・沙慈は「守る為の戦い」とか言われて罪悪感を減じさせているようですが、少なくともそれでメメント・モリ2にいたであろう人々は死んでしまう訳で。
 ってことは、スタッフ諸兄は自分で手を汚さなければ人殺しではない、という考えの持ち主だってことなんですかねえ。

・しかし、00ライザーは一体何処まで上昇したんだろう。アロウズが発見してからすぐ、エンプラスが来たという描写なんだから、そんなに離れているとは思えないんですよね。
 なら、そんな近距離だったら足を止めずにもっと接近すれば良かったんじゃないんでしょうか。
 そうすれば、あの名称不明の超大型ビームサーベルも照射部分に直撃して、未曽有の大事故も防げていたんじゃないかと思います。
 しかしそれにしても、あんなにあっさりとGNフィールドがビームサーベルにやられてしまうと、第1期ラストのエクシアにまつわる回想シーンは一体全体、なんだったんだろうなあ~と思わずにはいられません。

・で、あんな隠し芸があるんなら、メメント・モリ1を破壊するのにトランザムに頼りきりで出来の悪いミッションなんかやる理由がないんですよね。
 今回の00ライザー、トランザム使ってないんですから。にも関わらず、あれだけの破壊力を見せた訳でこれ、事実誤認でした。一瞬しか赤く光らなかったので、見落としてました。ってことは、あれ、取りも直さず僕がマスラオにやらせようとしたトランザムサーベルだったようです。しかし、粒子切れ起こして地上に落下してるのに、なんで無事なんだ刹那らは-そういうこともあってトランザムじゃない、別の何かだと思ったんですが…。
 あれが普通に出来るんなら、最初っから00ライザーが陽動で、トレミー2のトランザム特攻が本命なんて作戦はくず以外の何物でもないでしょう。
 この体たらくでは、自分がこれまで、どんな仕掛けをやって来たのかについて憶えていない脚本氏、と言われても仕方ないんじゃないでしょうかね。
 どうしてもこれをやりたかったのなら、せめてイアンに
『前回の攻略戦には間に合わなかったが、00ガンダムの新兵器・ライザーシステムを搭載出来た。だが、これを使うには刹那以外にもう一人、オーライザーでシステム制御を行う人間が必要だ云々』
みたいな台詞でも入れておけばまだ、違ったんでしょうけれど。

・で、見てて思ったんですが、軌道EVの外装云々って順番が変ですよね。あれって、攻撃で壊れて、欠損した下部の外装の質量の分だけ反対側にあるバランス調整用の重り=アンカーを切り離せばいい、ってことなんじゃないでしょうか。
 あの描写だと、アンカーを一切合財切り離してしまうから、ピラーの外装部を軒並みパージしなくてはならなくなったんじゃないかな、と。
 だとすれば、これって重大なシステムエラーじゃないんですかね。スタッフ諸兄がタワー倒壊-というか外装落着による危機を描きたかったのなら、まず最初にアンカーが失われるということからはじめるべきじゃなかったかと愚考します。

・しかし、あんだけロングで見ていたのにタワー周辺に部隊が展開していたのも分からなければ、周囲に都市があるっていうのも全然分かりませんでしたよ…。

・マリーもあっさりとGNアーチャーで出撃。何の盛り上がりもないよなあ。

・で、この突然の災厄にカタロン、クーデター部隊は勿論、マネキンの独断でアロウズ部隊も破片攻撃に参加。
 けど、これって明白な命令違反ですよね。メメント・モリの使用がカタギリ司令の判断であったことはビリーの台詞でも裏打ちされているのですから。
 とって付けたように「命」とか「父とは」云々と小熊は言ってましたが、これまでの言動から考えれば小熊は命令違反をしている正規軍部隊こそ攻撃して然るべきなんですよね。
 だったらここは「本部の命令には背くが目の前で救える命があるのを見捨てることは出来ない」みたいな台詞を言わせるべきだったんではないでしょうか。

・と、まあ、本当に取って付けたような共闘でありましたが、やっぱり、ここに至るまでがぐだぐだだから全然感動的なシーンではありませんでした。
 取って付けたと言えば、今回のお姫様のシーンも唐突でしたねえ。敵味方なく共闘しているのに、それは無視して「歌が届けばいいのに…」とか言わせちゃう脚本って本当に凄いと思いますよ。いや、マジで。
 流れから言えばそこは「人はこうやって手と手を取り合うことも出来るのに、何故、戦争をなくすことが出来ないの…」ってな台詞になるべきなんじゃないんですかねえ。

・で、小熊は錯乱して首謀者を即死させるは、勘違いして話も聞かずに実の父親を手にかけるという、実に軍人にあるまじき行為を連発してしまいましたとさ。
 これで小熊が熊さんの無実を知らされて対話の重要性を認識し、沙慈のことを思い込みで討とうとしているルイスにまずは話し合うべきだ、とか諭す-なんてえ展開になればまだ、散って行った熊さんの魂も少しは救われるのでしょうが…九分九厘、そんな話にはならないだろうからなあ。

・で、次回は飛んで四ヶ月後だそうで…世界はもっと悲惨になっているんだろうなあ。
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by shunichiro0083 | 2009-02-03 00:03 | 感想「00」


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