shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2004年 11月 17日

PHASE‐05 癒えぬ傷痕

・アバンタイトルについて「ユニウスセブンを太陽風で動かした」というのがネットでは信じられているようですが、ちょっと違うのではないかと。
 これに関して僕はアニメ誌の各話紹介を読んでいないので何とも言えないのですが、あれは設置されているのが「フレアモーター」と呼称されていることを考えると、太陽風をエネルギー源として作動する一種のソーラーセイルなのではないかと。
 まあ「あの巨大な電卓はなんじゃあ?!」と心の中でツッコミを入れてしまったのも、紛れもない事実ですが(汗)。しかし相変わらず、見せ方というか演出が「種」は下手くそです。作動の瞬間、すぐ引くのではなく、取り付けられた装置がどんな風に働くのかを見せてから、ロングにすればもっと分かり易い「絵」になるのに。あれじゃあ、見ている方も中途半端な知識があるから、余計に混乱してしまいます。
 それにしても、フレアモーターとやら数多過ぎ。オリジナル仕様のジンマニューバー2型もそうだけど、あんなん、一介のテロ集団では揃えられません。まあ、だからこそ黒幕の存在を予感させるのかもしれませんが・・・。

・で、本編が始まると、今回最大の問題カット(微苦笑)。あれで男女の割りない仲ではないと言われても、誰も信用しませんがな。しかしまあ、前回の「種」で視聴者から抗議が殺到したのはどうでもよかったんでしょうか。それとも、少年少女だったから問題になったのだと、製作者側は高を括ってんでしょうかね。子どもには性の決定権はないから問題になっただけだ、と。これの何処が子供向けなんだろう? 言ってることとやってることがてんでちぐはぐだと思います。
 また、別の所でも指摘されていましたが、デュランダルとタリア艦長の関係が公然の秘密だとすると、第1話で彼女がアーモリーワンの司令部から軽んじられていた理由も推測出来ます。能力ではなく、色香で新鋭艦艦長の座をせしめたと思われているのかもしれません。しかしそうなると、今後のミネルバのザフト内の立場も微妙なものになりかねませんなあ。

・まあ、その後のカガリの激昂とシンの反発はどっちもどっちだと思います。立場の違いですから。そういう意味では、(ナチュラルに対する暴言も含めて)決して悪いシーンではない。ただ、シンは家族を殺されてしまった悲しみから、そこから先に進めていないことも示してしまった。
 これは繰り返しになるけれど、何故、シンはMSパイロットを目指したのかが分からない。あの後、レイとの会話の場面を入れるなら、余計にそこでシンの考えとか生き方を示すべきではなかろうか。そうでなければ、「種」での経緯を知っている視聴者はシンに感情移入し辛いだろうから。
 確かにカガリもすぐ感情的になっちゃうのは悪い癖だけれど、だからと言ってオーブが侵攻されるのを当時の国家首脳部の所為にするのも間違っている。連合“首長国”だからね、オーブは。この用語が厳密な意味で現代の地球と同じという保証はないけれど、これが現代のアラブ首長国連合と同じニュアンスで使われているのなら国民に選挙権がなくても何ら不思議じゃない。つまり、政治を行う人間は必ずしも国民に対して説明責任なんかを負っている訳ではない、ということもあり得る。議会もないような描写だったし。
 そもそも、コーディネイターであるシンが戦争勃発後の地球で曲がりなりにもあの日まで平和に暮らせていたのは、そこがオーブだったからな筈。これは奇麗事かもしれないけれど、国民には政府首脳が何をしているのかを考え、判断することが必要なのではないだろうか‐その結果、オーブがやばいとなればプラントに早めに逃げ出す、という選択肢も存在した筈。そうしたことを棚に上げて『考えが足りない』とカガリをなじるシンには、悪いけどまだ良いイメージが持てないなあ。

・で、アスランは議長特権でザクのコクピットに。まあ、この辺りの曖昧さはシリーズの伝統なのか。それとも伏線なのか。アスランではなく、アレックスという人物に対する扱い次第でどう転ぶかが決まるのではなかろうか。あくまで議長がアスランだと主張するならそのままザフトに取り込まれても不思議はないし、逆にアレックスとして遇するなら大した問題ではない‐何故なら、亡命した以上アレックスという人物はオーブの正式な国民だからである。アレックスがデュランダルの言うことを聞く謂れはないのである。

・加えて、今回のブルーコスモスの首魁たるロード・ジブリール初登場。“ロゴス”と総称される組織幹部らに対し、コーディネイターとの徹底抗戦を構える演説をぶって大勢を決定しながら、何やら苛立っている御様子。少なくとも、現状に対して満足しているのではないらしい。果たして彼が望むのは「青き清浄なる世界」なのか。それとも・・・。
 そう言えば、例の特殊部隊のことをジブリールは「ファントムペイン」と呼んでいたように聞こえた。と、言うことはやはり連合軍内のブルーコスモスのシンパによって極秘裏に‐恐らくは軍首脳部にすら‐結成された部隊なのだろう。装備はブルーコスモスの母体には「国防産業連合」が絡んでいるのはまず間違いないだろうから、ここから最新鋭のものが流れて来ているに違いない。

・今回はディアッカとイザーク。来週はキラにラクスと、そろそろ旧作のメンバーが出始めてきましたな。もう暫くするとミネルバも地上に降りてオーブに行くらしいし、そうなるとアークエンジェル組との再会も近い?

 満足度=☆☆★★★(2個):ただし、冒頭のタリアの後姿で星半個分追加(笑)
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by shunichiro0083 | 2004-11-17 02:01 | 感想


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