shunichiro0083のアイのダメヲタ日記-感想と推測と妄想の終わらない円舞曲

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2009年 01月 12日

#14 歌が聴こえる

・このままEDはあの、如何にも『素人が作りました』っぽさに満ち溢れた歌に変わってしまうのでしょうか…まあ、どっちでもいいですが。

・ちなみに自分、雑誌のストーリー紹介の類は一切読んでおりません。なので、記述にそういったものとの矛盾があるかもしれませんが、そういうことですのでご容赦下さいませ。



・「00」はライブ感覚で見れば面白い、という話は聞いてましたが今回の冒頭なんかはそれの最たるものなのだろうなあ、と感慨深くなってしまいました。
 曰く、合流地点らしき場所に、どこからともなく現れるイノベイターズ。GNフィールドも張らずに大気圏突入し、かつ地面に不時着してしまうトレミー2。そのあり様を一切、把握していない刹那。少なくとも同じタイミングでメメント・モリ宙域から撤退したネーナは、合流地点も知らないだろうに先回りしているという事実。
 極めつけはそのネーナからデータを貰ったであろうに、アルプスっぽい山岳地帯に落ちたトレミー2とは全く離れた、中東地域に降下した刹那ってとこでしょうか。無論、それを待ち伏せしていたヒロシにも驚かされますが。
 まあ、今回で一番のライブ感覚あふれるシーンはタイトルロールであることは間違いないです。これだけは譲れません。

・しかし、軍全体が一部隊の指揮下に入るっていうのは凄いとしかいいようがないような。オマージュ元のティターンズとの違いはそれが事実上なのか、明文化までされたのか、ってことでしょうか。
 
・熊さんの旧友はどうやらクーデター派で、カタロンとの会談場所に中東を指名している辺り、その中でも中枢に位置する人物のようであります。
 個人的には熊さんが安易にアロウズに殺された旧友の遺志を継いで、クーデター派になったりしないことを祈るばかりでありますよ。
 っていうか、こういう所でこそ政治をやるべきだよなあ。アロウズの一般市民への弾圧に繋がりかねない強権発動を非難し。また、クーデターを考える軍急進派をシビリアンコントロールの名の元に牽制する-そんな、硬骨漢は政治家を描くべきではないかと。
 まあ、伏線もなしに急にそういう人を出されても興醒めしてしまうのも確かでしょうが…構成が上手くないのか、それとも監督が下手糞なのか。どっちなんでしょうね。

・あんな無茶やったトレミー2が無事だったのは咄嗟に張った煙幕が超高性能断熱材兼衝撃吸収素材だったからなんでしょう、きっと。だって、GN粒子を使い切った状態ではGNフィールドは展開出来ない筈ですから。

・アレルヤとスメラギのやり取りはちょっといいなあ、と思いました。決してアレルヤがコクピットから出ない、というのも彼のいら立ちや無力さ。スメラギに対する心の壁なんかをよく表現していたと思います。
 そう言えば、この二人のやり取りって(前後の繋がりを考えなければ)いいシーンが多いような気がしますね。

・二代目は携帯で連絡してましたが、そんなことやってるからアロウズに察知されるんだよ、と思いました。
 それを置いといたとしても、冒頭の奇襲はトレミー2がネーナにすら先回りされる程度の欺瞞工作しかしてなかったからしょうがないだろうし、地上に降りてからも自由落下だったら位置の特定はそれほど難しいことではないと思います。
 どうせなら、イノベイターが考えられない奇襲を仕掛ける前には必ずアニューがぼーっとしているっていう描写がないと、これは演出としては弱いんじゃないかと。

・まあ、ね。別に戦時中だからと言って歌を作ったり、歌っちゃいけないってことはありませんよね。情操教育が必要なことは、#13のラストでクラウスが戦争を否定する発言をしていることからも明らかですし。
 ここが上手くないと思うのはそれがあたかもカタロン基地では歓迎されていないとも取られる描き方になってしまった、ということ。。
 もし、そうだとするなら姫さんが次代に伝えるものとして歌を選ぶ→そのモチーフを子供たちの言葉にする→完成し、いざ歌おうとすると保母役が『ここではそういう騒がしいものは禁止です』と姫さんを止める→けど、姫さんはそれを敢行する。
 これくらいの描写は必要だったんじゃないですかね。そうでないと、単なる御都合主義になってしまうのではないかと。
 しかし、姫さん作詞作曲も出来たんだなあ。凄い。

・で、突然語られるリボンズ秘話。Oガンダムのパイロット云々については小説版でばれてたっぽいので今更な感じですが、まさか刹那をマイスターに推薦したとは思いませんでした。
 しかし、これはリボンズに限った話ではないんですが、彼の交渉は基本的に恐喝者のそれなんですな。相手の弱み。或いは知らない重要な情報をカードに持ち、それをちらつかせながら強圧的な態度に出ることによって相手を屈服させるという。
 なので、そうした手札を意に介しない。若しくはそれを無効化する相手が出て来てしまうと、鍍金が剥げて姑息な悪役と言う地金が出てしまうのですな。そう言う意味ではイノベイターvsCBというのは頭脳戦ではなく、単なる力押しでしかないというのも仕方のないことなんでしょう。

・艦のEセンサーが使用不可能なのに、なんでそんなにブリッジにいるんでしょうね。ワッチはスメラギとフェルトに任せて、アニューはエンジニアとして艦の修理を手伝えばいいのに。で、作業中にまた変な感覚に襲われると、敵襲を知らせるブザーが鳴る、とかすれないいのになあ。
 二代目はEセンサーが使えないトレミー2の耳目となる為のセンサー代わりになっているので残らざるを得ず、不得手を承知でヴァーチェが出るしかない、っていうことなんでしょうか。だとしてもこっちの描写も上手くないよなあ。
 普通に考えたら速射性に勝るデュナメスの方がまだ、一対一の勝負には向いているだろうし。そういう具体的な指示って、スラギは出さないような気がしますよ。

・久々のアリオスの出番ですが、こちらは何故かMA形態だけでMSにはならず。なので、戦闘が単なるヒットアンドアウェイになってしまう。
 アリオスの魅力を見せるなら、高速で突撃してすれ違った瞬間に変形し、急制動と方向転換。敵のビーム攻撃は肩のビ-ムシールドで防御しつつ肉薄して、相手の不得手な白兵戦に持ち込む-とかじゃないんでしょうか。
 折角の可変機なんですから、そうした魅力をもっともっと作中で見せるべきではないかと思います。

・今回のビックリドッキリメカはセラヴィーの背中にいたのはセラフィムでした、ということのようです。この描写を見る限りでは、コクピット及びGNドライブはセラフィム側にあるようですね。しかし、GNドライブ小さいなあ。アリオスは股間だっていうし、そうとう小型化がされております。
 で、ティエリアが今更のようにヴェーダの名前を出して来たということは、ナドレ同様トライアルシステムが搭載されているのでしょうね。ただ、ヴェーダからのバックアップがないから使用は出来ない、と。
 その代償としてGNフィールドをすり抜けるデバイスがあるようで、これがブリングが駆るガラッゾにとどめを刺しました。しかし、これとてセラフィム固有のものではなく、アロウズも持っている技術ですからねえ。あんまり驚くことではないのかもしれません。ブリングは驚いちゃって、上手く脱出出来なかったみたいですが。
 あ、僕にはティエリアの叫びはあんまり心に響きませんでした。

・アルケーにも脱出システムが装備されていた。

・冒頭、トレミー2を襲ったMAは試作型でエンプレス(女帝)。完成するとジャネラとかいう名前になるんでしょうか。

・カタギリ渾身のMSはマスラオと命名されたようです。エイフマン教授の手書きメモとやらのお陰で、なんか凄い機能も搭載されているとのこと。普通に考えるならトランザムじゃないかな、と思いますが。まさか、量子化システムじゃあないよねえ…。
 こうしてハムじゃなくてMr.武士道を満足させたカタギリは胸からスメラギとのツーショット写真を取り出すと、ビリビリに破いて捨ててしまいます。
 彼の心理を考えるならどうしてここで、と思いますが、これは単にED内で流れた歌を聞いて家族の写真を見たカタロン兵士との対比なんでしょうね。それ以上でも、それ以下でもないと僕は思います。

・で、歌が聞こえた件についてですが。繰り返しになりますが、#10の起動実験では何事も起こらずにいたものが、戦場に出ると不可思議な現象を起こすというのは本当に理解に苦しみます。そういうものなのだ、と言ってしまえばそれまでですが。
 更に不可解なのは何故、戦場にいる人間の声を拾うのではなくて、遠く離れたカタロン基地で歌っている姫さんの声を拾って流すのか、ということです。エセファンタジーならそれでもいいのでしょうが、残念ながら「00」はそういうものではない筈なので。
 後の回できちんと説得力のある描写なり、演出なりがあるものと期待しております。
 
・念の為に書きますが、僕は別に歌が戦争を止めても、それはそれでいいじゃない、と思います。勿論、それに説得力が持たせられるなら、ですが。演出の力押しにせよ、理論的な説明にせよ、十分なものが提示されるのなら問題はないんですけどねえ。
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by shunichiro0083 | 2009-01-12 15:59 | 感想「00」


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